「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年12月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2020年版までの記録
* 発売された月ではなく奥付に記載の月ごとにまとめています
(なので奥付確認後に他の月の記事へ移動させることがあるかも)
<< この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>
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【 2020年 12月 発売 】
機龍警察 暗黒市場(上・下) / 月村了衛 <<感想記事はこちら!>>
<< 2013年版 3位 >>
・「吉川英治文学新人賞」受賞
・「ミステリが読みたい!」 4位
・「ベストSF2012」 5位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 9位
★ 「機龍警察」
「機龍警察 自爆条項」
に続く機龍警察シリーズの3作目
(2作目も2012年版9位
4作目「機龍警察 未亡旅団」も2015年版5位
6作目「機龍警察 狼眼殺手」も2018年版3位
にランクイン)
★ 警視庁との契約を解除された
ユーリ・オズノフ元警部は、
旧知のロシアン・マフィアと組んで
武器密売に手を染める。
一方、市場に流出した新型機甲兵装が
“龍機兵”の同型機では
との疑念を抱く沖津特捜部長は、
ブラックマーケット壊滅作戦に着手した。
ロシアの歴史と腐敗が生んだ最悪の犯罪社会に
特捜部はどう立ち向かうのか。
吉川英治文学新人賞に輝く
世界標準の大河警察小説。
警察官の魂の遍歴を描く、
白熱と興奮の第3弾。
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雪の階(上・下) / 奥泉光
<< 2019年版 7位 >>
・「毎日出版文化賞」受賞
・「柴田錬三郎賞」受賞
・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位
・「ミステリが読みたい!」 6位
★ 昭和十年、秋。
笹宮惟重伯爵を父に持ち、
女子学習院高等科に通う惟佐子は、
親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱く。
冨士の樹海で陸軍士官・久慈とともに
遺体となって発見されたのだが、
「できるだけはやく電話をしますね」
という寿子の手による
仙台消印の葉書が届いたのだーー。
富士で発見された寿子が、なぜ、
仙台から葉書を出せたのか?
この心中事件の謎を軸に、
ドイツ人ピアニスト、
探偵役を務める惟佐子の
「おあいてさん」だった女カメラマンと新聞記者、
軍人である惟佐子の兄・惟秀ら
多彩な人物が登場し、
物語のラスト、
二・二六事件へと繋がっていくーー。
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蒼き山嶺 / 馳星周
<< 2019年版 18位 >>
★ 山岳ガイドの得丸志郎は、
白馬岳で大学山岳部の同期・
池谷博史と再会した。
卒業後、警視庁の公安刑事となった池谷は、
久しぶりの山でだいぶバテている。
山頂まで一緒に登ることにしたが、
ペースは上がらない。
下山が遅れそうだと麓に電話を入れる得丸に、
池谷が拳銃を突きつけたー!!
友情、ライバル、極限の決死行。
著者の新境地となる傑作山岳冒険小説!
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<< 1992年版 20位 >>
★ 足利将軍家の姫君・香具耶を
手中にした者に南蛮銃三百挺を与えよう。
飯綱使いの妖女・玉藻の画策に応じるは、
信長、謙信、信玄、松永弾正!
明智光秀、山本勘介、武田信虎、
千宗易らの思惑も錯綜するなか、
少年・日吉丸は姫を護るために奮戦する!
果たして争奪戦の行方や如何に!
無類に楽しい戦国オールスター伝奇活劇。
★ “山田風太郎傑作選 室町篇”の一作として
版元を変えて再文庫化
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少女を殺す100の方法 / 白井智之 <<感想記事はこちら!>>
<< 2019年版 25位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 8位
・「ミステリが読みたい!」 16位
★ 「死んでる?誰が?」「みんなです」
とある女子中学校で
二年A組の生徒全員が殺された。
教頭のクサカベは警察より先に
犯人を見つけ出そうとするが…。
(「少女教室」)
ミロが夏休みを過ごすことになったウラ地区では、
年に一度、空から少女が降ってくるという…。
(「少女が町に降ってくる」)
グロテスクなのにロジカル。
本格ミステリ界の鬼才が贈る
「少女の大量死」全八編!
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緋色の囁き / 綾辻行人
<< 1988年 39位 >>
★ 囁きシリーズの1作目
★ 名門・聖真女学園高校の「開かずの間」で、
少女が死んだ。
「魔女」という謎の言葉を残してー。
美しくも残酷な連続殺人劇の、
それが幕開けとなる。
転入生・冴子の心にひそむ “赤い記憶”の秘密。
夜ごとに少女たちを襲う殺人者の正体は?
鮮血と狂気に彩られた
「囁き」シリーズ第一弾、
待望の新装改訂版。
★ 新装改訂版として再文庫化
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの12月文庫化作品 >>
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