「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年8月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2020年版までの記録
* 発売された月ではなく奥付に記載の月ごとにまとめています
(なので奥付確認後に他の月の記事へ移動させることがあるかも)
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【 2020年 8月 発売 】
凍てつく太陽 / 葉真中顕
<< 2019年版 9位 >>
・「日本推理作家協会賞」 受賞
・「大藪春彦賞」 受賞
・「ミステリが読みたい!」 8位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 9位
★ 昭和二十年ー終戦間際の北海道・室蘭。
逼迫した戦況を一変させるという
陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、
軍需工場の関係者が次々と毒殺される。
アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は、
「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の
三影らとともに捜査に加わることになるが、
事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されてゆく。
陰謀渦巻く北の大地で、
八尋は特高刑事としての「己の使命」を全うできるのかー。
民族とは何か、国家とは何か、人間とは何か。
魂に突き刺さる、骨太のエンターテイメント!
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天使の牙(上・下) / 大沢在昌
<< 1996年版 10位 >>
★ 覚醒剤に替わり、日本全土を脅かすようになった
新型麻薬「アフター・バーナー」。
その元締である「クライン」を牛耳る
君国辰郎の愛人・神崎はつみが逃亡した。
組織内部のことを知りつくしたはつみが、
警察に保護を求めたのだ。
極秘指令を受けた女性刑事・明日香は、
はつみとホテルで接触するが、ヘリからの銃撃を受け、
はつみもろとも瀕死の重体に。
だが、奇跡は起こった。
脳移植により、
脳死したはつみの体に明日香の精神が宿ったのだーー。
冒険小説の新しい可能性に挑戦した
ノンストップ・アクション。
★ 新装版として再文庫化
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柳生十兵衛死す(上・下) / 山田風太郎
<< 1993年版 17位 >>
★ 茫々と薄墨に染まる木津川の河原に
一人の男があおむけに倒れていた。
「こんなことが!我らの殿をかくも見事に斬るとは!」
死者は天下無敵の剣豪・柳生十兵衛であった。
が、開かぬはずの方の目がかっと見開いていた!
室町と慶安を舞台に250年の時空を超えて飛び交う
柳生十兵衛二人・満厳と三厳。
剣の奥義と能を媒介とした壮絶無比の大幻魔伝。
伝奇小説の大御所が放つ畢生の大傑作といえよう。
★ “山田風太郎傑作選 室町篇”として版元を変えて再文庫化
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの8月文庫化作品 >>
棲月 隠蔽捜査7 / 今野敏 <<感想記事はこちら!>>
ヒストリア(上・下) / 池上永一
満月の泥枕 / 道尾秀介
事故調 / 伊兼源太郎 <<感想記事はこちら!>>
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