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2020年5月19日 (火)

【前代未聞で最先端の生配信ライブを堪能できる!】 でんぱ組.inc「THE FAMILY TOUR 2020 ONLINE」


 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりエンタメ業界は大打撃を被っていますが、アイドルグループの中では握手会やチェキ会などのいわゆる接触イベントに特化している方ではないとはいえでんぱ組.incもその例外ではありません


 3月25日にライブBlu-ray/DVD『幕張ジャンボリーコンサート』と派生ユニット・ねもぺろのCDシングル『しゅきしゅきしゅきぴがとまらないっ…!』、4月15日にCDアルバム『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』と重要作品の発売が続いたものの、発売前後のリリースイベントを行うことができず、しかもCDアルバムは緊急事態宣言中の発売だったこともあってCDショップでの購入が(通常時と比べて)困難な状況に


 さらに、5月上旬に全国6ヶ所で開催予定だったライブハウスツアー「THE FAMILY TOUR 2020」も中止となるなど、グループの活動として一年の中で一番大事であろう時期に多大なる影響を受けてしまいました....


 ただそんな中でも、メンバー6人揃ってやメンバー個人などでLINE LIVEを通じて(もちろんソーシャルディスタンスを守りながら)トークの生配信を行なったり、(リリースイベントの代わりとなる)インターネットサイン会をYouTubeを使って行うなど、この逆境な状況を活かした方法でネット越しながらファンとの交流イベントをいくつも開催


 そして、プロデューサーがTwitter上で新曲制作の提案をしたのをきっかけに、制作陣からメロディ・歌詞・振付・演奏音源・映像などが、メンバーからは歌とパフォーマンスが、さらにファンからはコーラスやイラストなどが、全てテレワークという形で集まり、提案からわずか1週間でMV(ミュージックビデオ)が完成


 しかも出来上がるまでの全工程がTwitter上で公開されていたという、まさにこの時期&この時代だからこそ、それにでんぱ組だからこそ生み出すことの出来た素晴らしい作品となったのですね

 でんぱ組.inc テレワークMV「なんと!世界公認 引きこもり!」(YouTube)

  

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 そんな“逆境の中だからこそ今しか出来ない&今までになかったことに挑戦”するでんぱ組のメンバーとスタッフが次にチャレンジしたのが、中止となったライブハウスツアーの代わりとなるオンラインライブ「THE FAMILY TOUR 2020 ONLINE」です


 これは開催予定だったツアーのセットリストをほぼ再現した有料(2,000円)での生配信ライブでして、このような有料配信形式によるライブについては1ヶ月以上前にメンバーの古川未鈴さんが自身の配信チャンネル(Twitch)やゲスト出演した「豪の部屋」(公式に黙認されているYouTube動画)などで実現の可能性について言及していたりもしました


 ただこれは簡単に出来ることではありませんでして、まず(ソーシャルディスタンスにより)6人が別々の場所でパフォーマンスをしなければならないため、音声にラグ(メンバー間での音ずれ)が生じやすいという問題があって、現に(他の配信環境ではありましたが)メンバーが出演したトーク中心の生配信時には声を揃える場面で成功することが一度もありませんでした


 それに、でんぱ組は(アイドルのダンスはその場でステップを踏む程度のものだと想像しているような人だと意外に思われるでしょうが)激しく立ち位置を入れ替えつつ連携を取ってアクロバティックに動くフォーメーションダンスがライブでの特長の一つであるため、6分割画面になってしまう今回はそんなパフォーマンスが封じられてしまいますし、コロナの影響で在宅する人が多くなり世間一般的にネット回線が不安定な状況にあるので、配信が途中で止まるなどのトラブルが起きる心配もありました


 つまり、(配信という形ではあるけれど)生でのライブを観ることが出来るという期待や喜びがある一方、(有料であることやどのようなライブになるのか不明ということも含めて)配信環境やパフォーマンスに対する不安(ファンからするとメンバーやスタッフを気遣った心配)という複雑な感情もある中で、多くの視聴者はオンラインライブ当日の5月16日を迎えたのですね(この部分の心情は憶測ではありますが)

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 そしていざライブが始まってみますと、やはり6分割された画面にメンバーそれぞれが写ってパフォーマンスするという基本形ではあったのですが、そこにVJ(ビデオジョッキーまたはビジュアルジョッキー / 映像素材をその場の雰囲気に合わせて即興で組み込んで演出するといういわばDJの映像版)の技術を採り入れることにより、今までに観たことのないような生配信ライブ空間が作り出されていたのです


 まあこれは自分の拙い文章で説明するよりは実際の映像を観てもらうのが一番なので、公式Twitterに掲載のダイジェスト動画を観てみてください


 とはいえダイジェスト動画を紹介するだけなのも味気ないので、“ステキな静止画スクショならアップオッケー”(でんぱ組.inc公式Twitterより)ということもあり、スクリーンショット(スクショ)画像を挟みつつ自分なりに説明してみましょう

 Dempa4


 6分割画面という制限がかかった中でそこにVJを使った(光や文字や映像加工を用いた)演出を組み入れたわけですが、時に鮮やかに、時に可愛らしく、時にしっとりと、時に勇ましくと、曲のタイプによって演出を変えていくことで飽きさせない絵作りがなされていましたし、その美麗さや迫力はただ単純に素晴らしき映像作品としても鑑賞できてしまうほどのハイレベルなものがあったように思います

 Dempa5


 しかも、6分割画面を利用した演出は曲によってはとんでもないことになりまして、6つの画面が分裂して動き出したり、サイコロ状になったり、メンバーの画面がCG映像に組み込まれるなどもはや芸術作品の領域ともいえるほどですし、凄いのはこれが後から加工した映像作品ではなく、生でパフォーマンスしているその場でこの映像演出をしていることなのですよね

 Dempa2


 その極めつけとなるのがアンコールで披露した「なんと!世界公認 引きこもり!」でして、メンバーがそれぞれスマホ画面に映し出される演出もさることながら、なんとリアルタイムでつぶやかれているファンのツイートまでもが画面上に表示されるという、生配信ライブだからこそ(だけど誰にでも出来るわけではない)驚くべきそして感動的な演出となっていたのです

 Dempa6


 そして、心配されていたラグ(音声のズレ)は全くなく、画質も音質も予想以上に素晴らしかったですし、ソロパートごとのカメラのスイッチングも生配信だとは思えないくらいに見事なものだったりと、普通に何気なく観ていたら気付かないような部分にも物凄く力と神経と技術を使っていたことが分かるので、とにかくスタッフのこのライブに懸ける執念や情熱が観る者の心に強く響き伝わってくる配信でした(ちなみに企画からライブ当日までの期間はたったの1週間だったそうです)


 そんな「THE FAMILY TOUR 2020 ONLINE」ですが、もちろん生配信ならではの感動はもう味わうことができないものの、このライブのチケットは5月23日(土)23:59までネットで販売していて、5月24日(日)20:00までなら何度でもアーカイブを視聴可能です


 なので、アイドルに興味がなかったり、でんぱ組に興味がなかったりする方でも充分にライブ作品または映像作品として堪能できる内容であると思いますし、2,000円という値段も面白いかどうか分からない映画を観に行くのと同じように考えればそれほど高いとは感じないと思うので、もし興味を持ちましたらこの前代未聞で最先端の生配信ライブを観てみてはいかがでしょうか(それで観て「損した!」と言われてもこちらからは何も出来ないですが...)


 【 購入サイト > THE FAMILY TOUR 2020 ONLINE / 2020.05.16(土) / TOKYO, JAPAN |Dear Stage


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 最後にファン目線での感想も書いてみますと、こんなに凄い映像技術を用いたとしても、メンバーのパフォーマンス力にも同等以上の凄さがなければ宝の持ち腐れにしかならないので、すなわち配信ライブ全体がこれだけの完成度と満足度を生み出していたということは、メンバーのパフォーマンスもそれだけ素晴らしいものであったという証明なのですね


 特に今回はいつものライブとは異なる条件が多く、配信ライブという新たな試みなうえにVJという未知数な要素も加わること、フォーメーションダンスが出来ず歌が中心となること、固定カメラなので表情や上半身のみのパフォーマンスに限られ、常にカメラを意識し続ける集中力が必要なことなど、今回ならではの苦労する部分はかなり多くあったと思います


 ただそれらを感じさせない力強くて圧倒的なパフォーマンスは観ていて強烈に惹きつけられるものがありましたし、それにそんな中でも新たなチャレンジに6人で立ち向かい乗り越えていこうという挑戦心が感じられ、ツアーが中止になりいつも通りのライブが出来ない悔しい想いやそれでも今出来る条件で最高のライブを作り上げようとする前向きな想いも胸が震えるほどに伝わって来たので、そんな様々な感情が駆け巡ることで掛けがえのない感動を貰えましたね....


 そしてやはり、メンバーみなが楽しそうにパフォーマンスしている姿を観れたのがなによりの喜びでした....


 あと長くなりましたがもうちょっとだけ書かせてもらいますと、今回のこの生配信ライブという形式は、様々な事情によって実際のライブ会場に行けないファンにとっては(以前にニコ生でライブ中継配信をした時以上に)ライブを疑似体験できたという感覚が強かったと思うので、これ以上ない嬉しさだったのではないでしょうか


 それに、でんぱ組は“あまりアイドルに興味がないけれどでんぱ組は例外的に好きだ”というファンの割合が比較的多いと思うのですが、そういったファンだと“でんぱのライブに行ってみたいけれどアイドルのライブのノリはちょっと抵抗あるかな....”と尻込みしている人もある程度いそうな気がします


 ただそういったまだでんぱ組のライブに行ったことがないファンでも、今回の生配信ライブを観たことで“今度は会場に行ってでんぱのライブを観たい!”と思った人はかなりの数になるに違いないので、会場ライブへの促進にも確実に繋がるということで、コロナの影響がなくなり普通にライブを行えるようになった後にも今回のような形でのオンラインライブを定期的に開催してほしいと思うのです


 まあそこは収益関係とかが関わってきそうではありますが、今回のライブは(観終わった後だと安すぎだと思う人が多かっただろうけれど)ファンにとっては未知な要素が多い生配信ライブだったので2,000円という値段はお試し価格といった意味でも妥当だったように思いますし、今回これだけのものを見せてもらえたのだから次回のチケット代が倍になったとしても多くのファンは必ず観るだろうから、1回だけに終わらずに2回、3回と続けてほしいし、もしそうなればオンラインライブがでんぱ組の代名詞になるのは間違いないでしょうね


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