「タイムパラドクスゴーストライター」市真ケンジ伊達恒大＞週刊少年ジャンプ新連載！: 朴念仁と居候

週刊少年ジャンプ(24) 2020年 6/1 号 [雑誌]

集英社

2020.5.18

Amazonで詳しく見る

　2020年4-5月の週刊少年ジャンプ新連載“第3弾”が、2020年24号（5月18日〈月〉発売）からスタートの「タイムパラドクスゴーストライター」です。

　原作担当の市真ケンジ（いちま・ケンジ）は、“市真時系”名義にて「ルーザーゲーム」で“JUMPトレジャー新人漫画賞（2014年5月期）”の佳作を受賞し（この作品はWeb掲載されています→集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト）、「ゲリラ食堂」を“ジャンプNEXT!! 2014 vol.5”に掲載してデビュー（「ゲリラ食堂」市真時系＞ジャンプNEXT!! 2014 vol.5参照）。

　その後は、「ぼくらのQ」を“ジャンプNEXT!! 2015 vol.1”に掲載したのに続き（「ぼくらのQ」市真時系＞ジャンプNEXT!! 2015 vol.1参照）、その「ぼくらのQ」を“裏少年サンデー（マンガワン）”でWeb連載し（全4巻/ぼくらのQ (裏少年サンデーコミックス)（Amazon.co.jp）参照）、現名義に変更して「試作神話」を“少年ジャンプ＋（プラス）”に掲載（少年ジャンプ＋参照）。

　作画担当の伊達恒大（だて・つねひろ）は、下山健人とのコンビによる「TOKYO WONDER BOYS」が“本誌2014年14号”から始まり連載デビューを果たし（10話で終了/「TOKYO WONDER BOYS」下山健人伊達恒大＞週刊少年ジャンプ新連載！参照）、「クロスアカウント」が“本誌2017年29号”から始まり2度目の連載（28話で終了/「クロスアカウント」伊達恒大＞週刊少年ジャンプ新連載！参照）。

　連載終了後は、「西森さん家のシノブ君」を“ジャンプGIGA 2018 SUMMER vol.3”に掲載したのに続き（「西森さん家のシノブ君」伊達恒大＞ジャンプGIGA 2018 SUMMER vol.3参照）、“本誌2019年11号”で行われたオムニバス企画“Jラブコメ祭り！”に「ギャルな柊さんと映えない僕」で参加。

　さらに実録ルポ漫画「『銀魂』はこうして生まれてた。」を“ジャンプGIGA 2019 WINTER vol.3”に掲載し、2019年8月には「ギャルかぞく」を“少年ジャンプ＋（プラス）”で配信（少年ジャンプ＋参照）。

　そしてこの2人が初めてコンビを組んだ本作にて、市真ケンジはジャンプ本誌で初連載、伊達恒大は3度目の連載となりました。

　なお、最初の予告掲載時における連載スタートは5月11日（月）発売予定の“2020年24号”からとなっていましたが、週刊少年ジャンプ編集部に勤務する社員に新型コロナウイルス感染の疑いがあり編集部全体で作業を一時中断することが決まり、4月20日（月）に発売予定だった“2020年21号”の発売を1週間延期（4月27日に発売）したうえで号数が“2020年21・22合併号”に変更することが発表され（少年ジャンプ公式サイト参照）、それに伴い5月11日に発売されるのは（24号から）“2020年23号”に変更。

　そのため本作の連載スタートも、当初の予定（5月11日）より1週間ズレて翌週（5月18日）発売の“2020年24号”（号数的には当初の予定通り）からとなりました。

　内容の方は、10年後のジャンプが運命を揺るがす漫画家タイムスペクタクル作品です。

　佐々木哲平（ささき・てっぺい）は、20歳の時にジャンプの新人賞で佳作を受賞したものの、その後はネームを掲載会議にすら提出されることなくボツ続きで4年が経ち、漫画家になる夢を諦める寸前のボロボロな状態に。

　そんな時に突然自宅のレンジに雷が落ち、しかもレンジの中からなんと10年後（2030年）のジャンプが出て来て驚く哲平。

　その10年後のジャンプで新連載として掲載されていた「ホワイトナイト」を読んでみたところ衝撃を受けるほどに面白く、しかし直後にそのジャンプが姿を消したことから夢か幻覚を見たのだろうと考えた哲平は、すぐさま「ホワイトナイト」のネームを書き上げ編集部に持ち込んで....。