「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年2月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2020年版までの記録
<< この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【 2020年 2月 発売 】
新しい十五匹のネズミのフライ / 島田荘司
<< 2016年版 18位 >>
・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位
・「本格ミステリ・ベスト10」 15位
★ 「赤毛組合」の犯人一味が脱獄した!
ワトソン博士のもとに、
驚天動地の知らせが舞い込んだ。
だが肝心のホームズは
重度のコカイン中毒で幻覚を見る状態…。
犯人たちの仰天の大計画とは。
その陰で囁かれた謎の言葉
「新しい十五匹のネズミのフライ」とは。
そして「赤毛組合」事件の書かれざる真相とは。
果たして、われらがホームズが復活する時は来るのか―。
さまざまなホームズ作品のエッセンスを、
英国流のユーモアあふれる冒険譚に昇華させた大作。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<< 2018年版 21位 >>
・「ミステリが読みたい!」 6位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位
★ 「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く
“殺し屋シリーズ”の3作目
.(1作目が2005年版18位
2作目が2011年版6位にランクイン)
★ 「兜」は超一流の殺し屋だが、
家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、
克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、
仕方なく仕事を続けていたある日、
爆弾職人を軽々と始末した兜は、
意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、
家族はもちろん、知らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クララ殺し / 小林泰三
<< 2017年版 27位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 23位
★ 「アリス殺し」に続く
“『アリス殺し』シリーズ”の2作目
.(1作目が2014年版4位にランクイン)
★ 大学院生・井森建は、
ここ最近妙な夢をよく見ていた。
自分がビルという名前の蜥蜴で、
アリスという少女や異様な生き物が存在する
不思議の国に棲んでいるというものだ。
だがある夜、ビルは緑豊かな山中で、
車椅子の美少女クララと“お爺さん”なる男と出会った。
夢の中で「向うでも会おう」と告げられた通り、
翌朝井森は大学の校門前で“くらら”と出会う。
彼女は、何者かに命を狙われていると
助けを求めてきた……。
夢の“クララ”と現実の“くらら”を巡る
冷酷な殺人ゲーム!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
犯人のいない殺人の夜 / 東野圭吾
<< 1991年版 29位 >>
★ 親友が死んだ。
枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。
刑事たちが自殺の可能性を考えていることは
俺にもわかった。
しかし…。
高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。
犯人がいないのに殺人があった。
でも犯人はいる…。
さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。
人間心理のドラマと、
ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。
★ 新装版として再文庫化
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
BUTTER / 柚木麻子
<< 2018年版 37位 >>
・「直木三十五賞」 候補
★ 結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる
容疑者・梶井真奈子。
世間を騒がせたのは、
彼女の決して若くも美しくもない容姿と、
女性としての自信に満ち溢れた言動だった。
週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、
親友の伶子からのアドバイスでカジマナとの面会を取り付ける。
だが、取材を重ねるうち、
欲望と快楽に忠実な彼女の言動に、
翻弄されるようになっていく―。
読み進むほどに濃厚な、圧倒的長編小説。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<< 2018年版 40位 >>
・「本格ミステリ大賞」 候補
・「日本推理作家協会賞(短編部門)」候補作収録
・「本格ミステリ・ベスト10」 18位
★ 画廊の息子で幼い頃から画家を目指している緑川礼(僕)は、
期待外れな高校生活を送っていた。
友人は筋肉マニアの変わり者一人。
美術展の公募にも落選続きで、
画家としての一歩も踏み出せず、
冴えない毎日だった。
だが高校生活も半ばを過ぎた頃、
僕は学校の絵画損壊事件の犯人にされそうになる。
その窮地を救ってくれたのは、
無口で謎めいた同学年の美少女、千坂桜だった。
千坂は有名絵画をヒントに事件の真相を解き明かし、
それから僕の日々は一変する。
僕は高校・芸大・社会人と、
天才的な美術センスを持つ千坂と共に、
絵画にまつわる事件に巻き込まれていくことになり……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの2月文庫化作品 >>
夜明けまで眠らない / 大沢在昌 <<感想記事はこちら!>>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
NEXT >>> 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年3月)
「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年1月) <<< PREV
“「このミス」ランクイン作品文庫化リスト”の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。
>>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<
« ◎船橋記念(2020年)穴馬予想&結果 | トップページ | 「この邦楽ソングが(個人的に)すごい!」月別候補曲リスト(2019年11月/その1) »
「01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」カテゴリの記事
- 「このミステリーがすごい!2022年版」ランキング(順位)予想(2021.02.03)
- 「このミス2022年版」月別ランクイン候補作品(2021年2月)(2021.01.31)
- 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2021年1月)(2021.01.21)
- 「このミス2022年版」月別ランクイン候補作品(2021年1月)(2021.01.09)
- 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年12月)(2020.12.20)