「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年6月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2019年版までの記録
<< この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>
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【 2019年 6月 発売 】
<< 2018年版 6位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 2位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位
・「ミステリが読みたい!」 4位
★ “火村英生シリーズ”の24作目
(16作目「乱鴉の島」も2007年版19位、
23作目「鍵の掛かった男」も
2016年版8位にランクイン)
★ 「俺が撃つのは、人間だけだ」
彼は、犯罪を「狩る」男。
臨床犯罪学者・火村英生と、
相棒のミステリ作家、アリスが、
悪夢のような事件の謎を解き明かす!
人気ホラー小説家・白布施に誘われ、
ミステリ作家の有栖川有栖は、
京都・亀岡にある彼の家、
「夢守荘」を訪問することに。
そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。
しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、
白布施のアシスタントが住んでいた
「獏ハウス」と呼ばれる家で、
右手首のない女性の死体が発見されて……。
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ジェリーフィッシュは凍らない
/ 市川憂人 <<感想記事はこちら!>>
<< 2017年版 10位 >>
・「鮎川哲也賞」 受賞
・「本格ミステリ・ベスト10」 3位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 5位
・「ミステリが読みたい!」 12位
★ “〈マリア&漣〉シリーズ”の1作目
.(2作目「ブルーローズは眠らない」も2018年版11位、
3作目「グラスバードは還らない」も2019年版10位
にランクイン)
★ 特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた
小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。
その発明者であるファイファー教授を中心とした
技術開発メンバー6人は、
新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の
最終確認試験に臨んでいた。
ところが航行試験中に、
閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が
死体となって発見される。
さらに、自動航行システムが暴走し、
彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。
脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。
21世紀の『そして誰もいなくなった』登場!
精緻に描かれた本格ミステリにして
第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化。
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いまさら翼といわれても
/ 米澤穂信 <<感想記事はこちら!>>
<< 2018年版 17位 >>
・「週刊文春ミステリーベスト10」 8位
・「ミステリが読みたい!」 11位
・「本格ミステリ・ベスト10」 16位
★ 「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」
「遠まわりする雛」「ふたりの距離の概算」
に続く“〈古典部〉シリーズ”の6作目
★ 神山市が主催する合唱祭の本番前、
ソロパートを任されている千反田えるが
行方不明になってしまった。
夏休み前のえるの様子、
伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、
課題曲、ある人物がついた嘘―
折木奉太郎が導き出し、
ひとりで向かったえるの居場所は。
そして、彼女の真意とは?(表題作)。
奉太郎、える、里志、摩耶花―
“古典部”4人の過去と未来が明らかになる、
瑞々しくもビターな全6篇!
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審判
/ 深谷忠記
<< 2006年版 18位 >>
・「日本推理作家協会賞」 候補
★ 柏木喬は、女児誘拐殺人犯として
懲役十五年の判決を受けた。
刑を終えて出所した彼は、
ホームページの中で意図的に冤罪を被ったと主張。
殺された女児の母親・古畑聖子に向けて
意味深なメッセージを送り、
自白に追い込んだ元刑事・村上の周辺に
頻繁に現れる。
柏木は本当に無実なのか?
予想外の展開、衝撃の真相。
★ 新装版として再文庫化
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの6月文庫化作品 >>
ビビビ・ビ・バップ
/ 奥泉光
双蛇密室
/ 早坂吝 <<感想記事はこちら!>>
ヒッキーヒッキーシェイク
/ 津原泰水
ギフト
/ 日明恩 <<感想記事はこちら!>>
* 新装版として再文庫化
〔少女庭国〕
/ 矢部嵩 <<感想記事はこちら!>>
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「01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」カテゴリの記事
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