「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年5月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2019年版までの記録
<< この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>
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【 2019年 5月 発売 】
許されようとは思いません
/ 芦沢央 <<感想記事はこちら!>>
<< 2017年版 5位 >>
・「吉川英治文学新人賞」 候補
・「日本推理作家協会賞〈短編部門〉」候補作収録
・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位
・「ミステリが読みたい!」 7位
・「本格ミステリ・ベスト10」 13位
★ かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。
祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して
村から追放されたのだ。
彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を
殺さねばならなかったのか…
究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、
端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、
ミステリ短篇集の新たなるマスターピース!
磨き抜かれたプロットが、
日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇。
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<< 2017年版 7位 >>
・「山田風太郎賞」受賞
・「吉川英治文学新人賞」 候補
・「週刊文春ミステリーベスト10」 1位
・「本屋大賞」 3位
・「ミステリが読みたい!」 12位
★ 「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、
本屋大賞第3位。
圧倒的な取材と着想で、
昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。
「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也は、
ある日父の遺品からカセットテープとノートを見つける。
テープを再生すると、
自分の幼いころの声が聞こえてくる。
それは、31年前に発生して未解決のままの
「ギン萬事件」で恐喝に使われた
録音テープの音声とまったく同じものだったーー。
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<< 2016年版 9位 >>
・「ミステリが読みたい!」 7位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 18位
★ 1966年8月15日。
根津謙治は、
仲間たちと豪邸の前にトラックを止めた。
戦後の混乱期に財を成した実業家から
現金11億円を奪うためだ。
その際、根津は不本意ながら
一人の女性を射殺してしまう。
それから14年。時効が近づいた頃、
彼らの身の周りに新たな事件が続発する。
首尾よく離散したはずの男たちの軌跡が再び交差する時、
人間の業と事件の真相が明らかになる。
昭和の時代と風俗を克明に描写した熱き犯罪小説。
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虹を待つ彼女
/ 逸木裕
<< 2017年版 16位 >>
・「横溝正史ミステリ大賞」受賞
・「ミステリが読みたい!」 17位
★ 圧倒的な評価を集めた、
第36回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作!!
2020年、人工知能の研究者・工藤は、
死者を人工知能化する計画に参加する。
モデルは、6年前にテロ事件を起こして死亡した
美貌のゲームプログラマー。
謎に包まれた彼女に
惹かれていく工藤だったが――。
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キッド・ピストルズの醜態
/ 山口雅也
<< 2011年版 27位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 19位
★ 「キッド・ピストルズの冒涜」「13人目の探偵士」
「キッド・ピストルズの妄想」
「キッド・ピストルズの慢心」
「キッド・ピストルズの最低の帰還」
に続く“キッド・ピストルズシリーズ”の6作目
.(1作目が1993年版8位
2作目が1994年版11位
3作目が1994年版2位
4作目が1996年版14位にランクイン)
★ 金融業者コーエンの散らかった部屋で、
作家ノーマンは途方に暮れていた。
机には白髪の老人の生首。
自分の鞄には男のものらしき手首。
手には、この死体がコーエンのもので、
自分がその殺害にかかわったことを示唆する
マザーグースの歌詞……。
何が起こったのか?
スコットランドヤードの腕利きパンク探偵、
キッド・ピストルズが
風変わりな密室見立て殺人の真相に挑む!
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夢と魔法の国のリドル
/ 七河迦南
<< 2017年版 29位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 12位
★ 高校を卒業したばかりの空手少女、杏那と研修医の優。
人気テーマパーク“ハッピーファンタジア”のデートで
ふたりの距離は縮まるはずだった。
“それ”が起こらなければ―
突然、別々の世界に引き裂かれた二人。
魔王からもうひとつの世界を守るため、
ヒーロー“ハッピー・パピー”の命を受けて旅立つ杏那。
現実のパークで密室殺人の謎を解き、
杏那を見つけ出そうとする優。
それぞれの戦いが今始まる―。
現実と夢の国、二つの密室の犯人消失、
パズルと魔法、消去法とねじれた論理。
天文学的数字とただ一つの答え。
ミステリー・ラバーズに捧ぐ、
これは、夢の国からの挑戦状。
★ 『わたしの隣の王国』を改題して文庫化
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの5月文庫化作品 >>
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