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2019年3月19日 (火)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年4月)


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 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2019年版までの記録

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 【 2019年 4月 発売 】


  アリス殺し / 小林泰三  <<感想記事はこちら!>>

 < 2014年版 4位 >

   ・「啓文堂大賞」 受賞
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 6位
   ・「ミステリが読みたい!」 8位
   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 13位

 ★ “『アリス殺し』シリーズ”の1作目

 ★ 大学院生・栗栖川亜理は、
   最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。
   ある日ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後
   大学に行ってみると、
   玉子という綽名の男が屋上から転げ落ちていた。
   次に見た夢の中で
   グリフォンが生牡蠣で窒息死すると、
   現実でも牡蠣を食べた教授が急死。
   そして不思議の国では、
   三月兎と頭のおかしい帽子屋が
   犯人捜しに乗り出していたが、
   なんとアリスが最重要容疑者に……。
   悪夢的メルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ!

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  望み / 雫井脩介

 < 2017年版 13位 >

   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 9位
   ・「ミステリが読みたい!」 20位

 ★ 年頃の息子と娘を育てながら
   平穏に暮らしていた石川一登・貴代美夫妻。
   9月のある週末、
   息子の規士が帰宅せず連絡が途絶えてしまう。
   警察に相談した矢先、
   規士の友人が殺害されたと聞き、
   一登は胸騒ぎを覚える。
   逃走中の少年は二人だが、行方不明者は三人。
   息子は犯人か、それとも……。
   規士の無実を望む一登と、
   犯人でも生きていて欲しいと願う貴代美。
   揺れ動く父と母の思いーー。
   心に深く突き刺さる衝撃のサスペンスミステリー。

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  毒薬の輪舞 / 泡坂妻夫  <<感想記事はこちら!>>

 < 1991年版 17位 >

 ★ 「死者の輪舞」に続く
   “海方・小湊シリーズ”の2作目

 ★ 鳴らないはずの病院の鐘楼の音が
   聞こえたとき事件が起きたー
   夢遊病者、自称億万長者、狂信者、
   誰も見たことがない特別室の入院患者など、
   怪しい人物が集う精神科病院で続発する
   毒物混入事件。
   そして遂に犠牲者が…
   犯人は、使用された毒物は?
   病棟に潜入した海方と小湊は
   事件を解決できるか?
   海方シリーズ第2弾!

 ★ 版元を変えて再文庫化

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  泡坂妻夫引退公演(絡繰篇/手妻篇) / 泡坂妻夫  <<感想記事はこちら!>>

 < 2013年版 20位 >

 ★ 緻密な伏線と論理展開の妙、
   愛すべきキャラクターなどで読者を魅了する、
   ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。
   著者の生前、
   単行本に収録されなかった
   短編小説などを収めた作品集を、
   二分冊にした文庫化でお届けする。

 ★ 「絡繰篇」「手妻篇」の2冊に分けて文庫化

 ★ 「手妻篇」には
   初書籍化となる「酔象秘曲」を追加収録

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  慈雨 / 柚月裕子

 < 2017年版 33位 >

   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 19位

 ★ 警察官を定年退職し、
   妻と共に四国遍路の旅に出た神場。
   旅先で知った少女誘拐事件は、
   16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。
   手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、
   神場の胸には過去の事件への悔恨があった。
   場所を隔て、時を経て、
   世代をまたぎ、織り成される物語。
   事件の真相、そして明らかになる事実とは。
   安易なジャンル分けを許さない、
   芳醇たる味わいのミステリー。

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  サブマリン / 伊坂幸太郎

 < 2017年版 37位 >

 ★ 「チルドレン」に続くシリーズの2作目
   .(1作目が2005年版16位にランクイン)

 ★ 家裁調査官の武藤は
   貧乏くじを引くタイプらしい。
   無免許事故を起こした19歳は、
   近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。
   また15歳のパソコン少年は
   「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。
   だが一番の問題は
   傍迷惑な上司・陣内の存在だった!
   読み終えた瞬間、
   今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。
   伊坂ワールドでは、
   どんなに孤独な魂にも光が注ぐ!!

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの4月文庫化作品 >>

 喧嘩 / 黒川博行  <<感想記事はこちら!>>
 コクーン / 葉真中顕
 レゾンデートル / 知念実希人  <<感想記事はこちら!>>
      * 『誰がための刃 レゾンデートル』を改題して文庫化

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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