「仄見える少年」 後藤冬吾 松浦健人 > 週刊少年ジャンプ読切!
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“J金未来杯(ジャンプゴールドフューチャーカップ)50周年記念大会(第13回) “のエントリーNo.1として週刊少年ジャンプの2018年39号(8月27日〈月〉発売)に掲載の読切作品が、「仄見える少年(ほのみえる・しょうねん)」です。
主人公の画像 → 「週刊少年ジャンプ」公式サイト
原作担当の後藤冬吾(ごとう・とうご)は、「神の仮宿」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2013年2月期)”、「Stellar」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2014年1月期)”の最終候補に。
続いて、「仄見える少年」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2016年10月期)”の佳作&グランドトレジャー賞を受賞し(同じ“2016年10月期”では「浮いてるよ芝崎くん」も最終候補に)、その受賞作「仄見える少年」を原作担当として“ジャンプGIGA 2017 vol.1”に掲載してデビュー(漫画担当:甲斐基博/「仄見える少年」 後藤冬吾 甲斐基博 > ジャンプGIGA 2017 vol.1参照)。
漫画担当の松浦健人(まつうら・けんと)は、「プロローグ」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2015年2月期)”の最終候補となった後、「ギゾク屋ケルベロス」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2015年9月期)”の佳作を受賞(この作品はWeb掲載されています→集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト)。
そんな2人が初めてコンビを組んだ「ミイラ伍式」を“ジャンプGIGA 2017 vol.4”に掲載して後藤冬吾は2度目の読切掲載、松浦健人はデビューを果たし(「ミイラ伍式」 後藤冬吾 松浦健人 > ジャンプGIGA 2017 vol.4参照)、さらにはコンビを継続して「水球どんぶらこ」を“ジャンプGIGA 2018 WINTER”で連載(全3回/「水球どんぶらこ」 後藤冬吾 松浦健人 > ジャンプGIGA 2018 WINTER 新連載!参照)。
そして今回は、後藤冬吾のデビュー作を基にして今度は松浦健人が漫画を担当した本作にて、二人共に本誌デビューとなりました(担当編集・村越)。
内容の方は、霊感少年が悪霊を退治する除霊ホラーコメディ漫画です。
七瀬宮子(ななせ・みやこ)は、とある相談にのってもらうため、“不可解・不可思議・奇妙なことがおきたなら「彼」を頼れ”という校内での噂の主である伊織景(いおり・けい)の元を訪れることに。
しかし景は“僕は普通の高校生だから怪奇現象なんて厄介ごとに関わる気はない”と断るも、宮子が語る“遭う度に頭が大きくなっている黒猫”の話が本物であると感じたため、人間ながら化け物みたいな能力を持つ姉を頼ることに。
しかし姉は景に対し、「お前が対処(解決)するんだよ」と命令してきて....。
「GIGA版」と「金未来杯版」との比較をしてみますと、やはり漫画担当が変わっているので全体的な絵柄や主人公の容姿なども大幅に変わっていまして、主人公の名前も「GIGA版」での伏世生夜(ふせ・せいや)から「金未来杯版」では伊織景(いおり・けい)に変更。
その他にも、相談者(「GIGA版」では隣のクラスの阿南舞)や相談内容(「GIGA版」では心霊写真)、襲ってくる霊(「GIGA版」では“口裂け”)、姉の容姿(「GIGA版」ではお札のようなもので目隠しはしておらず普通の格好)などの変化があり、主人公の除霊方法も「GIGA版」での“言霊使い”から「金未来杯版」では“主人公に憑いているモノたち(任せ)”に変わって、「金未来杯版」には新たに“霊怪”という呼び名が作られていました。
ただ、“相談者が主人公の元に” → “主人公は一度は断るも危険を察知したため電話で姉に相談” → “姉は主人公に自分で対処しろと命令” → “霊(霊怪)と出遭い主人公が除霊” → “解決して一安心している二人の前に新たな相談者が....”という大まかなストーリーの流れは共通していましたね。
<< 扉絵に付けられている煽り文 >>
「霊怪は、 誰にだって仄見える。」
「☆J金未来杯創刊50周年記念大会エントリーNo.1!!
巷で噂の霊感少年は少しだけしか見えない人!? 戦慄ホラー47P!!」
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