「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2018年1月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2018年版までの記録
<< この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>
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【 2018年 1月 発売 】
鳩の撃退法(上・下)
/ 佐藤正午 <<感想記事はこちら!>>
<< 2016年版 11位 >>
・「山田風太郎賞」 受賞
・「週刊文春ミステリーベスト10」 8位
・「ミステリが読みたい!」 16位
★ かつての売れっ子作家・津田伸一は、
無店舗型性風俗店「女優倶楽部」の
送迎ドライバーとして
地方都市で暮らしている。
街で古書店を営んでいた老人の訃報が届き、
形見の鞄を受け取ったところ、
中には数冊の絵本と古本のピーターパン、
それに三千万円を超える現金が詰め込まれていた。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
転がりこんだ大金に歓喜したのも束の間、
思いもよらぬ事実が判明する。
偽札の動向には、
一年前に家族三人が失踪した事件をはじめ、
街で起きる騒ぎに必ず関わっているという裏社会の
“あのひと"も目を光らせていた。
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インドクリスタル(上・下)
/ 篠田節子 <<感想記事はこちら!>>
<< 2016年版 32位 >>
・「中央公論文芸賞」 受賞
★ 人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡は、
惑星探査機用の人工水晶の核となる
マザークリスタルを求め、インドの寒村に赴く。
宿泊先で使用人兼売春婦として働いていた
謎めいた少女ロサとの出会いを機に、
インドの闇の奥へと足を踏み入れてゆく。
商業倫理や契約概念のない部族相手の
ビジネスに悪戦苦闘しながら直面するのは、
貧富の格差、男尊女卑、
中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造―
まさに世界の縮図というべき過酷な現実だった。
そして採掘に関わる人々に次々と災いが起こり始める。
果たしてこれは現地民の言う通り、
森の神の祟りなのか?
古き因習と最先端ビジネスの狭間でうごめく巨大国家を、
綿密な取材と圧倒的筆力で描きだした
社会派エンタメ大作。
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの1月文庫化作品 >>
透明カメレオン
/ 道尾秀介 <<感想記事はこちら!>>
叛徒
/ 下村敦史 <<感想記事はこちら!>>
がん消滅の罠 完全寛解の謎
/ 岩木一麻 <<感想記事はこちら!>>
* 宝島社の作品なので「このミス」では集計対象外
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>>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<
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