「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2017年6月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。
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* シリーズ作品のランクイン実績は、2017年版までの記録
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【 2017年 6月 発売 】
<< 2015年版 14位 >>
・「ミステリが読みたい!」 6位
★ 1972年秋。
父親の死とともに新宿歌舞伎町の
探偵事務所を受け継いだ浜崎順一郎は、
女子大生・栄子から
生き別れの母親でバンプ女優と言われた
神納絵里香を捜してほしいと依頼される。
だが、やっと見つけ出して
栄子と会わせる約束を取り付けた矢先、
絵里香は何者かに毒殺されてしまった。
直後、栄子は姿を消し、
第一発見者として容疑者扱いされた浜崎は
事件を調べ始めるが……
直木賞・吉川賞作家が放つ
正統派ハードボイルド。
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<< 2016年版 23位 >>
★ 水楢中学校野外活動部の弓原公一らが
合宿で訪れた湖畔のキャンプ場で、
惨劇は起こった。
隠された大金を捜す半グレ集団・関帝連合が
キャンプ場を封鎖し、
宿泊客を虐殺し始めたのだ。
囚われの身となった公一たち。
だが絶体絶命の状況下、
突然何者かが凶悪集団に反撃を開始した!
謎の闘士と中学生たちが
決死の脱出に挑む。
今最も旬な著者による
戦慄と興奮の物語。
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顔に降りかかる雨 / 桐野夏生
<< 1994年版 31位 >>
・「江戸川乱歩賞」 受賞
・「週刊文春ミステリーベスト10」 2位
★ 親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、
1億円を持って消えた。
大金を預けた成瀬時男は、
暴力団上層部につながる
暗い過去を持っている。
あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、
成瀬と協力して解明に乗り出す。
二転三転する事件の真相は?
女流ハードボイルド作家誕生の
’93年度江戸川乱歩賞受賞作!
★ 新装版として再文庫化
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<< 2016年版 34位 >>
・「本屋大賞」 9位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 20位
・「ミステリが読みたい!」 20位
★ 謎のカルト教団と革命の予感。
自分の元から去った女性は、
公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。
絶対的な悪の教祖と
4人の男女の運命が絡まり合い、
やがて教団は暴走し、
この国を根幹から揺さぶり始める。
神とは何か。運命とは何か。
絶対的な闇とは、光とは何か。
著者最長にして圧倒的最高傑作。
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
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