「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2016年12月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2016年版までの記録
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【 2016年 12月 発売 】
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの12月文庫化作品 >>
福家警部補の報告
/ 大倉崇裕 <<感想記事はこちら!>>
書楼弔堂 破暁
/ 京極夏彦 <<感想記事はこちら!>>
双孔堂の殺人 ~Double Torus~
/ 周木律 <<感想記事はこちら!>>
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【 「このミス2017年版」で1~40位に入った文庫オリジナル作品 】
<< 2017年版 2位 >>
・「ミステリが読みたい!」 5位
・「週刊文春ミステリーベスト10」 11位
・「本格ミステリ・ベスト10」 18位
★ 「プレゼント」「依頼人は死んだ」
「悪いうさぎ」「さよならの手口」に続く
“葉村晶シリーズ”の5作目
(2作目も2001版16位、
4作目も2016版4位にランクイン)
★ ひき逃げで息子に
重傷を負わせた男の素行調査。
疎遠になっている従妹の消息。
依頼が順調に解決する真夏の日。
晶はある疑問を抱く(「静かな炎天」)。
イブのイベントの目玉である
初版サイン本を入手するため、
翻弄される晶の過酷な一日(「聖夜プラス1」)。
タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。
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松谷警部と向島の血
/ 平石貴樹
<< 2017年版 22位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 9位
★ 「松谷警部と目黒の雨」「松谷警部と三鷹の石」
「松谷警部と三ノ輪の鏡」に続く
“松谷警部シリーズ”の4作目
★ 必ず解決して、
警部のご退職に間に合わせます―
とは言ったものの、
白石巡査部長は
真相解明の糸口を掴めず焦っていた。
犠牲者は力士ばかり、
現場の共通項から同一犯と思われるが、
アリバイと動機を考え合わせても
有力な容疑者は浮かんでこない。
迫る松谷警部定年の日。
現場百遍の教えに従って調べ直す
白石が見出した手掛かりとは…。
フーダニットの極限に挑むシリーズ第四作。
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アンデッドガール・マーダーファルス 1
/ 青崎有吾
<< 2017年版 24位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 20位
★ 吸血鬼に人造人間、
怪盗・人狼・切り裂き魔、
そして名探偵。
異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、
人間親和派の吸血鬼が、
銀の杭に貫かれ惨殺された…!?
解決のために呼ばれたのは、
人が忌避する“怪物事件”専門の探偵・輪堂鴉夜と、
奇妙な鳥篭を持つ男・真打津軽。
彼らは残された手がかりや怪物故の特性から、
推理を導き出す。
謎に満ちた悪夢のような笑劇…
ここに開幕!
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金田一耕助、パノラマ島へ行く
/ 芦辺拓
<< 2017年版 29位 >>
・「本格ミステリ・ベスト10」 21位
★ 「金田一耕助VS明智小五郎」
「金田一耕助VS明智小五郎ふたたび」に続く
“金田一耕助VS明智小五郎シリーズ”の3作目
★ 志摩半島の近くに浮かぶ小島・パノラマ島。
菰田家の当主である源三郎が造り上げた
巨大な楽園は今や廃墟となっていた。
建設会社社長の風間は、
この地を一大ワンダーランドとする計画のもとに、
旧友の金田一耕助を連れて島に渡った。
翌朝、身元不明の殺人死体が発見される。
唯一の手がかりは、
帽子に刺繍された「…I KOGORO」の金文字。
果たして殺されたのは、
明智小五郎なのか―!?
二大名探偵による、
夢の競演!大好評パスティーシュ・シリーズ。
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雨の日も神様と相撲を
/ 城平京
<< 2017年版 29位 >>
★ 「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」
神様がそう言った。
子供の頃から相撲漬けの生活を送ってきた
僕が転校したド田舎。
そこは何と、相撲好きのカエルの神様が
崇められている村だった!
村を治める一族の娘・真夏と、
喋るカエルに出会った僕は、
知恵と知識を見込まれ、
外来種のカエルとの相撲勝負を手助けすることに。
同時に、隣村で死体が発見され、
もつれ合った事件は思わぬ方向へ!?
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