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2016年7月11日 (月)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2016年8月)

 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2016年版までの記録

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 【 2016年 8月 発売 】


  闇に香る嘘 / 下村敦史  <<感想記事はこちら!>>

 << 2015年版 3位 >>  ・「江戸川乱歩賞」受賞
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 2位
                ・「ミステリが読みたい!」 11位
                ・「本格ミステリ・ベスト10」 17位

 ★ 27年間兄だと信じていた男は何者なのか?
   村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、
   検査の結果、適さないことが分かる。
   和久は兄の竜彦に移植を頼むが、
   検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に
   違和感を覚える。
   中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、
   既に失明していた和久は
   兄の顔を確認していない。
   竜彦は偽者なのではないか?
   全盲の和久が、
   兄の正体に迫るべく真相を追う―。
   第60回江戸川乱歩賞受賞。

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  小さな異邦人 / 連城三紀彦  <<感想記事はこちら!>>

 << 2015年版 4位 >>  ・「本格ミステリ・ベスト10」 3位
                ・「ミステリが読みたい!」 4位
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位

 ★ 高校二年生から三歳児まで、
   八人の子供と母親からなる家族の元へ
   かかってきた一本の脅迫電話。
   「子供の命は俺が預かっている。三千万円を用意しろ」。
   だが、家の中には子供全員が揃っていた。
   果たして誘拐された子供とは誰なのか?
   連城ミステリーのエッセンスが満載された、
   最後のオリジナル短篇集。

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  土漠の花 / 月村了衛  <<感想記事はこちら!>>

 << 2015年版 6位 >>  ・「日本推理作家協会賞」受賞作
                ・「本屋大賞」 5位
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 15位

 ★ ソマリアの国境付近で活動する
   陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。
   そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、
   自衛官達の命を賭けた戦闘が始まった。
   一人の女性を守ることは
   自分達の誇りを取り戻すことでもあった。
   極限状況での男達の確執と友情。
   次々と試練が降りかかる中、
   生きて帰ることはできるか?
   一気読み必至の日本推理作家協会賞受賞作!

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  十八の夏 / 光原百合  <<感想記事はこちら!>>

 << 2003年版 6位 >>  ・「日本推理作家協会賞(短編部門)」受賞作収録
                ・「本格ミステリ・ベスト10」 11位

 ★ 大学受験に失敗し、
   予備校に通う信也はある日、
   河川敷で絵を描いていた紅美子と出会う。
   やがて同じアパートに住むようになり、
   信也は紅美子と親しくなるが、
   信也は〝ある事情〟を抱えていたのだった……。
   「恋しくて恋しくて、その分憎くて憎くて、
    誰かを殺さなければとてもこの気持ち、
    収まらないと思った」
   切なすぎる結末が感動を呼ぶ物語。
   第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を
   受賞した表題作を含む、珠玉の短編集。

 ★ 新装版として再文庫化

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  蓬莱 / 今野敏

 << 1995年版 18位 >>

 ★ 「東京ベイエリア分署」「虚構の殺人者」
   「硝子の殺人者」に続く“安積班シリーズ”の4作目

 ★ この中に「日本」が封印されている―。
   ゲーム「蓬莱(ほうらい)」の
   発売中止を迫る不可解な恫喝。
   なぜ圧力がかかるのか、
   ゲームに何らかの秘密が隠されているのか!?
   混乱の中、製作スタッフが変死する。
   だが事件に関わる人々と安積警部補は
   謎と苦闘し続ける。
   今野敏警察小説の原型となった
   不朽の傑作、新装版。

 ★ 新装版として再文庫化

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  星読島に星は流れた / 久住四季  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 26位 >>  ・「本格ミステリ・ベスト10」 10位
                 ・「ミステリが読みたい!」 17位

 ★ 天文学者ローウェル博士は、
   自分の住む孤島で毎年、
   天体観測の集いを開いていた。
   ネット上の天文フォーラムで参加者を募り、
   招待される客は毎年、
   ほぼ異なる顔ぶれになるという。
   この集いへの応募が毎回凄まじい倍率になるのには、
   ある理由があった。
   招待客たちのあいだに静かな緊張が走るなか、
   滞在3日目、
   ひとりが死体となって海に浮かぶ。
   犯人は、この6人のなかにいる──。
   奇蹟の島の殺人事件を、
   俊英が満を持して描いた快作長編推理、
   早くも文庫で登場!

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  顔のない肖像画 / 連城三紀彦

 << 1994年版 34位 >>

 ★ 死後に注目された萩生仙太郎の絵画が、
   30年ぶりにオークションへ出品されることになった。
   そこには幻の傑作も出品されるらしい。
   萩生の絵に魅せられた美大生の旗野康彦は
   『顔のない肖像画』という絵を必ず競り落とすよう
   未亡人から依頼される。
   その肖像画は幻の傑作なのか、
   それとも知られざる理由が……?(表題作)
   究極の逆転ミステリー全7編。

 ★ 版元を変えて再文庫化

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  水底の棘 法医昆虫学捜査官 / 川瀬七緒  <<感想記事はこちら!>>

 << 2015年版 36位 >>

 ★ 「147ヘルツの警鐘(法医昆虫学捜査官)
   「シンクロニシティ」に続く“法医昆虫学捜査官シリーズ”の3作目

 ★ 水死体の第一発見者は、
   法医昆虫学者の赤堀涼子本人。
   東京湾の荒川河口で
   彼女が見つけた遺体は、
   虫や動物による損傷が激しく、
   身元特定は困難を極めた。
   解剖医と鑑識は、
   絞殺後に川に捨てられたものと推定するが、
   赤堀は全く別の見解を打ち出す。
   付着したウジと微物から割り出した、
   思いもよらぬ真相とは?

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの8月文庫化作品 >>

  GIVER 復讐の贈与者 / 日野草  <<感想記事はこちら!>>
      * タイトルを変えて文庫化
  武家屋敷の殺人 / 小島正樹  <<感想記事はこちら!>>

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 “「このミス」ランクイン作品文庫化リスト”の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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