「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2014年7-8月)
「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。
なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別(2ヶ月ごと)にまとめてみたいと思います。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
* シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
* シリーズ作品のランクイン実績は、2014年版までの記録
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【 2014年 7月 発売 】
<< 1998年版 10位 >> ・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位
★ 「新宿鮫」「毒猿」「屍蘭」「無間人形」「炎蛹」
に続く“新宿鮫シリーズ”の6作目
(1作目も1991年版1位、2作目も1992年版2位、
3作目も1994年版15位、4作目も1994年版16位、
9作目「狼花」も2007年版4位、
10作目「絆回廊」も2012年版4位にランクイン)
★ 西新宿のホテルで
元CIAアメリカ人が殺された。
事件の鍵を握る
平出組の前岡に迫る鮫島。
しかし、
なぜか公安警察が立ちはだかった。
その背後には
元公安秘密刑事・立花の影が。
捜査の過程で鮫島は、
美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、
惹かれていく…。
江見里と事件の関わりが浮上するなか、
鮫島は“核心”に挑む。
興奮と感動の傑作シリーズ第6弾。
* 新装版として再発売
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マスカレード・ホテル
/ 東野圭吾 <<当ブログ感想記事>>
<< 2012年版 22位 >> ・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位
★ 都内で起きた不可解な連続殺人事件。
現場に残されたある手がかりから、
次の現場が超一流のホテル・
コルテシア東京と割り出された。
容疑者もターゲットも不明のまま、
警察は大胆にも潜入捜査を開始。
やり手の刑事・新田浩介は
一流のフロントスタッフ・山岸尚美と
コンビを組むことに。
そこへ、次々と怪しげな客たちがやってくる。
ターゲットは、そして犯人は誰なのか。
誰も予想しえなかった驚愕の真相とは?
東野圭吾史上最高に華麗な
傑作長編ミステリ。
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<< 2013年版 29位 >>
★ “特命捜査対策室シリーズ”の1作目
(2作目「代官山コールドケース」が
2014年版14位にランクイン)
★ 公訴時効の廃止を受けて
再捜査となった
15年前の老女殺人事件。
当時の捜査本部は
バブル期の土地トラブルに目を向け、
元刑事・加納も
その線を辿ろうとするが、
謹慎明けの刑事・水戸部は、
かつて荒木町の芸妓だった
老女の「過去」に目を向ける―。
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの7月文庫化作品 >>
生霊の如き重るもの
/ 三津田信三 <<当ブログ感想記事>>
約束の森
/ 沢木冬吾 <<当ブログ感想記事>>
闇の喇叭
/ 有栖川有栖 <<当ブログ感想記事>>
白 虹
/ 大倉崇裕 <<当ブログ感想記事>>
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【 2014年 8月 発売 】
<< 2013年版 7位 >> ・江戸川乱歩賞受賞
・「週刊文春ミステリーベスト10」 3位
・「ミステリが読みたい!」 3位
・「SFが読みたい!」 10位
★ カラマーゾフ事件から十三年後。
モスクワで内務省未解決事件課の
特別捜査官として活躍する
カラマーゾフ家の次男、イワンが、
事件以来はじめて帰郷した。
兄ドミートリーの無罪を証明し、
事件の真相を確かめたい――
ロシアでまだ誰も試みたことのない
大胆な捜査方法を使い、
再捜査を開始するイワンだったが、
そこにまた新たな事件が起こり――。
十三年前の真犯人は誰なのか。
新たな事件は誰が、
何のために起こしているのか、
そして、謎解きの向こうに見えてくるものとは。
息詰まる展開、
そして驚愕の結末!
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<< 2012年版 13位 >>
★ 村も母親も捨てて
東京でモデルとなった由貴美。
突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、
村長選挙を巡る不正を暴き
“村を売る”ため協力する。
だが、由貴美が本当に欲しいものは
別にあった―。
辻村深月が描く一生に一度の恋。
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虐殺器官
/ 伊藤計劃
<< 2008年版 21位 >> ・「ベストSF2007」 1位
★ 9・11を経て、
“テロとの戦い”は転機を迎えていた。
先進諸国は徹底的な管理体制に移行して
テロを一掃したが、
後進諸国では内戦や大規模虐殺が
急激に増加していた。
米軍大尉クラヴィス・シェパードは、
その混乱の陰に常に存在が囁かれる
謎の男、ジョン・ポールを追って
チェコへと向かう……
彼の目的とはいったいなにか?
大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?
* 新版として再発売
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<< 2013年版 23位 >>
★ 新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。
AN通信の鷹野一彦は、
部下の田岡と共に、
その背後関係を探っていた。
商売敵のデイビッド・キムと、
謎の美女AYAKOが暗躍し、
ウイグルの反政府組織による
爆破計画の噂もあるなか、
田岡が何者かに拉致された…。
いったい何が起きているのか。
陰で糸引く黒幕の正体は?
それぞれの思惑が水面下で絡み合う、
目に見えない攻防戦。
謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、
そして迫るタイムリミット―。
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<< 「このミス」で41位以下または0票だった
当ブログ読了済みの8月文庫化作品 >>
さあ、地獄へ堕ちよう
/ 菅原和也 <<当ブログ感想記事>>
ハーモニー
/ 伊藤計劃(* 新版として再発売) <<当ブログ感想記事>>
法医昆虫学捜査官
/ 川瀬七緒 (* 改題して文庫化) <<当ブログ感想記事>>
数えずの井戸
/ 京極夏彦 <<当ブログ感想記事>>
Nのために
/ 湊かなえ <<当ブログ感想記事>>
水の柩
/ 道尾秀介 <<当ブログ感想記事>>
真夜中の探偵
/ 有栖川有栖 <<当ブログ感想記事>>
灰夜 新宿鮫7
/ 大沢在昌(* 新装版として再発売) <<当ブログ感想記事>>
今出川ルヴォワール
/ 円居挽 <<当ブログ感想記事>>
ビッチマグネット
/ 舞城王太郎 <<当ブログ感想記事>>
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