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2014年1月 9日 (木)

「どんでん返し!ベスト5(2009-2014年版)」 > 「このミス」完全読破・700冊突破記念企画

「このミス」完全読破 700冊突破記念企画 第1弾


  >> 「 どんでん返し!ベスト5(2009-2014年版) 」 <<


 ”「このミス」完全読破”がついに700冊を突破したということで、100冊突破ごとの記念企画を今回も実施していきたいと思います。

 “「このミス」完全読破・100冊突破ごとの記念企画”のリストは、「このミス」完全読破 説明&読破本リストをご覧ください。

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 「このミス」ランクイン作品は名作揃いなので、過去のランクイン作品を読めば面白いミステリ小説に出会うことができるに違いありません。

 しかし、「このミス」も昨年(2014年版)で26年目と歴史が長く、特に初期の作品などは一昔前となるため、さすがに古すぎてこれから“読んでみよう!”という気になかなかならないのでは。

 なので、2009年版から2014年版のランクイン作品を全て読んでいるということもあり、最近6年間(2009-2014年版)にランクインした作品の中からテーマごとに5作ずつ選んで(順位付けはせずに)紹介してみましょう。

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 700冊突破記念企画の第1弾は、「どんでん返し!ベスト5(2009-2014年版)」。

 ミステリ小説の中でも、読者を騙す驚きのどんでん返しトリックが仕掛けられた作品は人気が高く、この期間にも様々などんでん返し要素のある作品が数多くランクインしています。

 ただ今回は、どれだけ驚くことが出来るか、どれだけ衝撃的なトリックが仕掛けられているか、といった部分ではなく、どんでん返しの要素を(比較的)前面に打ち出した作品を選んでみました。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

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  カラスの親指 / 道尾秀介  <<当ブログ感想記事>>

 << 2009年版 6位 >>  ・日本推理作家協会賞受賞
                ・「ミステリが読みたい!」 4位
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 10位


 現在は非ミステリ系作品を発表している道尾秀介は、かつてはミステリ作品、特にどんでん返しのトリックが仕掛けられた作品を数多く書いていて、その時期には「このミス」でも4年間で7作ランクインと高い評価を受けていました。

 そんな“どんでん返しの名手”であった道尾秀介の「2009-2014年版」の期間内における作品としては、楽しく軽快なエンタメ性溢れる物語の終盤で鮮やかにどんでん返しが決まる本作がお勧めですね。


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  儚い羊たちの祝宴 / 米澤穂信  <<当ブログ感想記事>>

 << 2010年版 17位 >>  ・「ミステリが読みたい!」 7位


 お嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」を舞台とした連作集ですが、各話のラストには必ず(どんでん返しとはちょっとタイプが違うものの)驚愕を誘う衝撃の一撃が仕掛けられています。


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  アルバトロスは羽ばたかない / 七河迦南  <<当ブログ感想記事>>

 << 2011年版 9位 >>  ・「本格ミステリ・ベスト10」 5位


 No.368「七つの海を照らす星」に続くシリーズ2作目です。

 児童養護施設で起こる日常の謎を巡っての騒動が描かれていくシリーズでして、本作のクライマックスではとんでもなく強烈な衝撃が襲ってくるのですが、前作を読んでいればさらにその衝撃度は増すと思うので、前作から順に読むことをお薦めします。


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  丸太町ルヴォワール / 円居挽  <<当ブログ感想記事>>

 << 2011年版 11位 >>  ・「本格ミステリ・ベスト10」 8位


 後に続編が次々と発売されていく“ルヴォワールシリーズ”の記念すべき1作目です。

 ラノベ的な設定で物語が進んでいくものの、中盤で私的裁判が始まると、そこからはどんでん返しの雨あられといった感じで驚きの仕掛けがこれでもかと炸裂しまくるのですね。


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  私たちが星座を盗んだ理由 / 北山猛邦  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 15位 >>


 各作品に繋がりのない短編集ですが、(本作も「儚い羊たちの祝宴」と同様にどんでん返しとはちょっとタイプが違うものの)ラストに捻りの利いた驚きの仕掛けが施されていて、様々な種類の驚きを堪能できると思います。


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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