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2013年12月12日 (木)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2014年1-2月)

 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別(2ヶ月ごと)にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2014年版までの記録

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 【 2014年 1月 発売 】


  ユリゴコロ / 沼田まほかる  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 5位 >>  ・大藪春彦賞受賞
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 6位
                ・「ミステリが読みたい!」 9位

 ★ ある一家で見つかった
   「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。
   それは殺人に取り憑かれた人間の
   生々しい告白文だった。
   この一家の過去に
   いったい何があったのか―。
   絶望的な暗黒の世界から一転、
   深い愛へと辿り着くラストまで、
   ページを繰る手が止まらない
   衝撃の恋愛ミステリー!
   各誌ミステリーランキングの上位に輝き、
   第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!

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  アルバイト・アイ 王女を守れ / 大沢在昌  <<当ブログ感想記事>>

 << 1988年 15位 >>

 ★ 「アルバイト探偵」「アルバイト探偵2」に続く
   “アルバイト探偵シリーズ”の3作目

 ★ 冴木涼介、隆親子の「冴木探偵事務所」に
   内閣調査室からの依頼が。
   来日する東南アジアの島国ライールの王女・ミオの
   護衛をしてほしいというのだ。
   王位継承争いに巻き込まれた彼女は、
   命を狙われていた。
   殺し屋は2人。
   狙撃のプロ「ドリル」と爆破のプロ「ヒューズ」。
   奮戦する隆だが、
   何者かにミオをさらわれてしまう。
   決意を胸にライールに向かう隆。
   異国の地で彼を待ち受ける真実とは…!

   * 「女王陛下のアルバイト探偵」を改題して再文庫化

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  生者と死者 / 泡坂妻夫  <<当ブログ感想記事>>

 << 1996年版 17位 >>

 ★ はじめに袋とじのまま、
   短編小説の「消える短編小説」をお読みください。
   そのあと各ページを切り開くと、
   驚くべきことが起こります―。
   そして謎の超能力者と怪しい奇術師、
   次次にトリックを見破るヨギガンジーが入り乱れる
   長編ミステリー「生者と死者」が姿を現すのです。
   史上初、前代未聞驚愕の仕掛け本。

   * 特殊な装丁なため絶版となっていた名作が
    ついに復刊!

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  こめぐら 倉知淳作品集 / 倉知淳  <<当ブログ感想記事>>

 << 2011年版 17位 >>  ・「本格ミステリ・ベスト10」 10位

 ★ 必要か不必要かはどうでもいいのだ。
   したいからする。
   これは信念なのだ―
   密やかなオフ会でとんでもない事態が発生、
   一本の鍵を必死に探す男たちを描く
   「Aカップの男たち」、
   うそつきキツネ殺害事件の犯人を巡り
   どうぶつたちが推理を繰り広げる
   非本格推理童話「どうぶつの森殺人(獣?)事件」など
   ノンシリーズ作品に、
   猫丸先輩探偵譚「毒と饗宴の殺人」を
   特別収録した全六編。

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  なぎなた 倉知淳作品集 / 倉知淳  <<当ブログ感想記事>>

 << 2011年版 27位 >>

 ★ 死神を思わせる風貌の警部が、
   完璧だったはずの殺人計画を
   徐々に崩壊へと導いてゆく―
   倒叙ミステリ「運命の銀輪」をはじめ、
   残虐な場面が上映されているにもかかわらず
   観客席の闇の中で微笑を浮かべる
   女性の謎を追いかける傑作「闇ニ笑フ」、
   米大統領選挙の熱狂の最中に発見された
   ひとつの死体の謎を
   ファンタスティックな筆致で描く力作本格推理
   「幻の銃弾」など七編を収録。

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  黒猫館の殺人 / 綾辻行人

 << 1993年版 25位 >>

 ★ 「十角館の殺人」「水車館の殺人」「迷路館の殺人
   「人形館の殺人」「時計館の殺人」に続く
   “館シリーズ”の6作目
   (3作目が1988年7位、5作目が1992年版12位、
    7作目「暗黒館の殺人」が2005年版7位、
    9作目「奇面館の殺人」が2013年版9位にランクイン)

 ★ 大いなる謎を秘めた館、黒猫館。
   火災で重傷を負い、
   記憶を失った老人・鮎田冬馬の
   奇妙な依頼を受け、
   推理作家・鹿谷門実と江南孝明は、
   東京から札幌、そして阿寒へと向かう。
   深い森の中に建つその館で待ち受ける、
   “世界”が揺らぐような真実とは!?
   シリーズ屈指の大仕掛けを、
   読者は見破ることができるか?

   * 新装改訂版として再文庫化

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
             当ブログ読了済みの1月文庫化作品 >>

  虎と月 / 柳広司  <<当ブログ感想記事>>
  絶海ジェイル Kの悲劇’94 / 古野まほろ  <<当ブログ感想記事>>

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 【 2014年 2月 発売 】


  新宿鮫1 / 大沢在昌  <<当ブログ感想記事>>

 << 1991年版 1位 >>  ・日本推理作家協会賞受賞
                ・吉川英治文学新人賞受賞
                ・「週刊文春ミステリーベスト10」 3位

 ★ 新宿鮫シリーズの1作目
   (2作目「毒猿」も1992年版2位、
    3作目「屍蘭」も1994年版15位、
    4作目「無間人形」も1994年版16位、
    6作目「氷舞」も1998年版10位、
    9作目「狼花」も2007年版4位、
    10作目「絆回廊」も2012年版4位にランクイン)

 ★ ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。
   「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。
   歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。
   犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、
   鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。
   待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。
   登場人物の圧倒的な個性と
   最後まで息をつかせぬ緊迫感!
   超人気シリーズの輝ける第1作。

   * 新装版として再発売

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  消失グラデーション / 長沢樹  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 6位 >>  ・横溝正史ミステリ大賞受賞
                ・「本格ミステリ・ベスト10」 6位

 ★ 樋口真由"消失"シリーズの1作目

 ★ とある高校のバスケ部員椎名康は、
   屋上から転落した少女に出くわす。
   しかし、少女は忽然と姿を消した!?
   監視された空間で起こった
   目撃者不在の“少女消失”事件。
   絡み合う謎に、
   多感な若き探偵たちが挑む!

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  警官の条件 / 佐々木譲  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 8位 >>

 ★ 「警官の血」に続くシリーズ2作目
   (1作目も2008年版1位にランクイン)

 ★ 芸能人の薬物事件が注目される傍らで、
   裏社会の変化に対応できない警視庁。
   安城和也警部が率いるチームも、
   致命的な失策を招いてしまう。
   折しも復職した元刑事。
   彼こそは、
   かつて安城の内偵によって警察を追われた、
   加賀谷仁その人だった。
   交錯する不信、矜持、
   ラストシーンで迸る激情。
   『警官の血』の主題を極限まで追求した傑作!

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  流れ星と遊んだころ / 連城三紀彦

 << 2004年版 9位 >>

 ★ 43歳、初秋。
   職業・芸能マネージャー。
   人生なんてもうどうでもいい、と思っていた。
   ある夜、ナイフの眼を持つ男と出逢った―
   「この男をスターにしてみせる」
   男たちの最後の夢を賭けたドラマがいま始まる。

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  太平洋の薔薇(上・下) / 笹本稜平

 << 2004年版 13位 >>  ・大藪春彦賞受賞

 ★ 伝説の名船長・柚木静一郎は
   最後の航海を迎えていた。
   横浜への帰路を襲った海賊の罠。
   船を乗っ取った彼らの目的は、
   積荷や身代金ではなかった。
   裏で、悪名高いテロリストが糸を引いていたのだ。
   乗組員の命を楯に取られ、
   柚木は無謀とも言える嵐の海への航海に挑んでいく。
   同じ頃、ロシアでは100トンにも及ぶ、
   史上最悪の生物兵器が盗み出されていた―。
   大薮春彦賞受賞作。

   * 版元を変えて再文庫化

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  麒麟の翼 / 東野圭吾  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 20位 >>  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位

 ★ 「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」
   「悪意」「私が彼を殺した」「嘘をもうひとつだけ」
   「赤い指」「新参者」に続く“加賀恭一郎シリーズ”の9作目
   (3作目も1997年版13位、7作目も2007年版9位、
    8作目も2010年版1位、
    10作目「祈りの幕が下りる時」も2014年版10位にランクイン)

 ★ 寒い夜、
   日本橋の欄干にもたれかかる男に
   声をかけた巡査が見たのは、
   胸に刺さったナイフだった。
   大都会の真ん中で発生した事件の真相に、
   加賀恭一郎が挑む。

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  カササギたちの四季 / 道尾秀介  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 23位 >>

 ★ リサイクルショップ・カササギは、
   店員二人の小さな店だ。
   店長の華沙々木は謎めいた事件に
   商売そっちのけで首をつっこむし、
   副店長の日暮は
   ガラクタを高く買い取らされてばかり。
   でも、この店には、
   少しの秘密があるのだ――。
   あなたが素直に笑えるよう、
   真実をつくりかえてみせよう。
   再注目の俊英による忘れ得ぬ物語。

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  聖家族(上・下) / 古川日出男

 << 2009年版 31位 >>

 ★ 異能の者を輩出しつづける
   青森の名家・狗塚家。
   平成X年現在、孫たちは三人。
   半ば人ならざる存在の長男・牛一郎。
   死刑囚となった次男・羊二郎。
   胎児と交信する妹・カナリア。
   「異能の者」とは何か?
   「天狗」とは?「家族」とは?
   「故郷」とは?「日本」とは?
   排除され流亡せざるをえなかった者たちが、
   本州の果て・東北の地で
   七百年にわたり繋いで来た「血」と「記憶」。
   生の呪縛と未来という祝福を描く、
   異形の超大作。

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  遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか? / 詠坂雄二

 << 2009年版 35位 >>

 ★ 佐藤誠。
   八十六件の殺人を自供した殺人鬼。
   その犯罪は、いつも完璧に計画的で、
   死体を含めた証拠隠滅も徹底していた。
   ただひとつの、例外を除いては。
   有能な書店員だった彼は、
   なぜ遺体の首を切断するに至ったのか。

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  人間の尊厳と八〇〇メートル / 深水黎一郎  <<当ブログ感想記事>>

 << 2012年版 37位 >>  ・日本推理作家協会賞受賞作収録

 ★ このこぢんまりとした酒場に入ったのは、
   偶々のことだ。
   そこで初対面の男に話しかけられたのも、
   偶然のなせるわざ。
   そして、異様な“賭け”を持ちかけられたのも―。
   あまりにも意外な結末が待ち受ける、
   一夜の密室劇を描いた表題作ほか、
   極北の国々を旅する日本人青年が遭遇した
   二つの美しい謎「北欧二題」など、
   本格の気鋭が腕を揮った
   バラエティ豊かな短編ミステリの饗宴。
   第六十四回日本推理作家協会賞受賞作を含む、
   五つの謎物語。

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
             当ブログ読了済みの2月文庫化作品 >>

  夢 違 / 恩田陸  <<当ブログ感想記事>>
  汝、隣人を愛せよ / 福澤徹三  <<当ブログ感想記事>>
  タワーリング / 福田和代  <<当ブログ感想記事>>
  小説あります / 門井慶喜  <<当ブログ感想記事>>
  ひそやかな花園 / 角田光代  <<当ブログ感想記事>>


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