「火ノ丸相撲」 川田 > 週刊少年ジャンプ読切!
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* 連載版の「火ノ丸相撲」に関しては「火ノ丸相撲」 川田 > 週刊少年ジャンプ新連載!(14.5.19)の方をご覧ください。
“熱帯突破のニューカマー!真夏のJ(ジャンプ)異才新人読切3連弾!!”の第1弾として、週刊少年ジャンプ2013年39号(8月26日発売)に掲載の読切作品が、「火ノ丸相撲(ひのまる・ずもう)」です。
作者の川田(かわだ)は、「ラブアンドジャスティス」で“手塚賞(2009年上半期)”の佳作を受賞し、「火ノ丸相撲」が“ジャンプNEXT! 2013SPRING”に掲載されてデビュー(週刊少年ジャンプ増刊! 「ジャンプNEXT! 2013SPRING」参照)。
そして、デビュー作の同名リニューアル版である本作にて本誌デビューとなりました。
内容の方は、相撲部高校生学園熱血スポーツ漫画です。
大太刀高校(ダチ高)に転校してきた潮火ノ丸は、休部状態が続いている相撲部を復活させるために、転校早々動き出す。
ダチ高相撲部を日本一にするためには、ダチ高(ファイトクラブ)ランキング上位をスカウトするのが一番だということで、いきなりランキング1位の五條佑真の元へと出向き、道場を賭けた相撲対決を行うことに.....。
「NEXT版」との比較ですが、大まかなストーリーや、火ノ丸・大関(小関信也)・五條レイナ・五條佑真ら主要人物の容姿やキャラクター、高校名やダチ高ランキングなどの名称は変わりありませんでした。
ただ細かな部分ではいくつか変更点がありまして、最初の場面(火ノ丸が大関と初対面&ダチ高ランキングの存在を知った場面)が「NEXT版」での通学中の電車内(遭遇するのはランキング6位の早乙女)から「本誌読切版」では高校のトイレ内(遭遇するのはランキング7位の鮫島)に、「NEXT版」では暫定1位だった佑真のランキングが「本誌読切版」では暫定のない1位に、火ノ丸と佑真の(最初の)取り組みの決まり手が「NEXT版」の“八艘飛びからの送り出し”から「本誌読切版」では“蹴手繰りからの押し出し”に変更。
そして、クライマックスにおける火ノ丸との取り組みが、「NEXT版」では真のランキング1位である(停学中の)忍との対戦(火ノ丸が土俵際の円に火を放ってその中で対決)から「本誌読切版」ではファイトクラブのメンバー多数vs火ノ丸1人の対戦の後に佑真との2度目の対決(火の輪土俵はなし)に変更(レイナに手を上げたのも「NEXT版」の忍から「本誌読切版」では佑真に変更)。
あとは、「NEXT版」にはいなかった柴木校長が「本誌読切版」では登場したり、「NEXT版」のラストではすでに相撲部のマネージャーに入部していたレイナ(ジャージ姿)が「本誌読切版」ではその気になっている段階(佑真はどちらの版でも入部済み)などの違いがありました(ちなみに「NEXT版」の方が終盤以降における佑真の好感度が断然高いです)。
<< 扉絵に付けられている煽り文 >>
「死ぬも生きるも 俵の中――!!」
「☆進むは真っ直ぐ“大銀杏”!ドラマチック高校角力ストーリー読切Cカラー47P!!」
【「火ノ丸相撲」を読んでの感想は?】
投票受付期間:2013.8.23~9.1
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