2012年5~10月に発売された作品を対象とした、「このミステリーがすごい!2013年版」下半期のランクイン候補作品を予想をしてみたいと思います。
ただ、まだ対象作品が全て出揃う前の時点で順位まで予想してしまうのはさすがに無茶なので、今回は、自分がこれまで読み終えることが出来た作品から、「ベスト10入りが確実と予想される作品」「ベスト20入りする可能性が高いのではと予想される作品」などの項目ごとに該当する作品を入れてみたいと思います。
そして、11月の半ば頃に、「上半期~」「下半期~」を元に、最終的な“ランキング(順位)予想”の記事を書く予定です(後日追記:記事を更新しました→「このミステリーがすごい!2013年版」ランキング(順位)予想)。
なお、対象となる下半期(2012年5~10月)に発売された中ですでに読み終えた作品は以下の通り(この対象作品は、読み終えるごとに追加していく予定です)。
* このリストのみ、タイトル部分のリンク先は当ブログの感想記事となっています。
【 これまでに読み終えた対象作品一覧 】
> 「カラット探偵事務所の事件簿2」 乾くるみ > 「光」 道尾秀介
> 「ビブリア古書堂の事件手帖3」 三上延 > 「ふたり、幸村」 山田正紀
> 「ダウン・バイ・ロー」 深町秋生 > 「トラップ・ハウス」 石持浅海
> 「カラマーゾフの妹」 高野史緒 > 「回廊封鎖」 佐々木譲
> 「言霊たちの夜」 深水黎一郎 > 「二十五の瞳」 樋口毅宏
> 「鍵のない夢を見る」 辻村深月 > 「微笑む人」 貫井徳郎
> 「ラバー・ソウル」 井上夢人 > 「猫ノ眼時計」 津村泰水
> 「クエーサーと13番目の柱」 阿部和重 > 「残 穢」 小野不由美
> 「静おばあちゃんにおまかせ」 中山七里
> 「147ヘルツの警鐘」 川瀬七緒 > 「猫間地獄のわらべ歌」 幡大介
> 「屍者の帝国」 伊藤計劃・円城塔 > 「虚像の道化師」 東野圭吾
> 「ノエル -a story of stories-」 道尾秀介 > 「確 証」 今野敏
> 「機龍警察 暗黒市場」 月村了衛 > 「黄色い水着の謎」 奥泉光
> 「アルカトラズ幻想」 島田荘司 > 「ソロモンの偽証」 宮部みゆき
> 「泡坂妻夫引退公演」 泡坂妻夫 > 「夜明け遠き街よ」 高城高
> 「不可能楽園<蒼色館>」 倉阪鬼一郎 > 「64」 横山秀夫
> 「JORGE JOESTAR」 舞城王太郎 > 「うそつき」 戸松淳矩
> 「密室蒐集家」 大山誠一郎 > 「禁断の魔術」 東野圭吾
> 「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」 東川篤哉
> 「夏服パースペクティヴ」 長沢樹 > 「空耳の森」 七河迦南
> 「謎の謎その他の謎」 山口雅也
なお、これはあくまで素人である当ブログ管理人が個人的に予想しているものです。
なので、「ベスト10入り確実」と言った作品が実際には1票も入らなかったりとか、名前を挙げなかった作品が10位以内に入るなどの可能性は大いに有り得ますので、その点をご了承の上で参考にしていただければと思います。
ちなみに、過去の最終的な予想実績に関しては、以下の記事にて確認ください。
・ 「このミス2012年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
・ 「このミス2011年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
・ 「このミス2010年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
・ 「このミス2009年版」ランキング(順位)予想 <反省会>
* 「ランク入り確率」は、(自分が予想する)ベスト20にランクインする可能性をパーセンテージで表したものです。つまり、100%に近いほど、ベスト20にランクインする可能性が高いと自分が予想している、ということです。なお、数字は適当なので、大体の目安程度に思ってください。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです。
* 上半期(11年11月~12年4月)に発売された作品に関しては、「このミス2013年版」上半期のランクイン候補作品をご覧ください。
* 「このミス2013年版」のベスト10作品をみんなで予想しよう!という企画用に、「このミス2013年版」対象作品の中から102作激選リストというまとめページも作ってありますので、そちらも参考にしてみてください。
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【 ベスト10入りが確実と予想される作品 】
ここでは、ベスト10入りが確実で、場合によっては1位も狙えるのでは?と自分が予想した作品を挙げてみました。
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ソロモンの偽証 第I・II・III部 / 宮部みゆき ・・・ランク入り確率 : 90%
構想15年&連載9年&作家生活25年という、宮部みゆきの集大成ともいえる大作です。
いずれも700ページを超える3分冊で3ヶ月連続刊行という超特大ボリュームもあり、発売前からかなり話題を集めていた作品ですが、大きな期待を軽々と越えてしまうほどの面白さだったので、ここ4年はド本命作品が順当に1位となっているだけに、本作が1位となる可能性は限りなく高いのではないでしょうか。
ただ、1位はもう100%間違いない、というわけではなくて、「64」(横山秀夫)の2位に甘んじる可能性を残す“隙”はあったように思いました。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.589 『ソロモンの偽証』 宮部みゆき
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64(ロクヨン) / 横山秀夫 ・・・ランク入り確率 : 90%
現在の警察小説ブームを生み出すきっかけを作った横山秀夫の、7年ぶりとなる待望の復活作です。
体調不良による休養前には「このミス」でもほぼ毎年上位にランクインさせていた実績がありますし、元々休業前から予告されていた作品なので作品自体も“待望”ですし、読んでみたらやはり他作家の警察小説とは別格ともいうべき圧倒的な警察組織ドラマ&高いミステリ度があったので、本作が上位に入るのは間違いないでしょう。
あとは宮部みゆきの「ソロモンの偽証」とどちらが1位になるのか、といったところが焦点となりますが、票数では「ソロモンの偽証」の方が多そうなものの、本作の方が1位票を稼ぎ、結果的に得点数では逆転して本作の方が1位に、といった可能性も大いにありそうなので、この2作品による1位争いによってランキング発表への興味と楽しみがかなり上がりましたねェ。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.594 『64(ロクヨン)』 横山秀夫
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機龍警察 暗黒市場 / 月村了衛 ・・・ランク入り確率 : 70%
“機龍警察シリーズ”の3作目です。
昨年発売された2作目No.492「機龍警察 自爆条項」がいきなりの9位にランクインとなるほどに評価を得たわけですが、本作は前作以上とも言える読み応えで、警察小説としての魅力は確実にアップしていますし、このシリーズの注目も前作発売時以上に上がっているので、2作連続ベスト10入りは堅いのではないでしょうか。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.586 『機龍警察 暗黒市場』 月村了衛
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【 ベスト20入りするのではないかと予想される作品 】
ここでは、ベスト20にランクインする可能性が高そうな作品を挙げてみました。
ただ、例年11~20位と21~40位辺りの作品の得票数というのはそれほど変わりはなくて、たった1人の投票者のさじ加減一つで大きく順位が変動してしまうほどの差しかないので、ここら辺になってくるとランクインするかどうかは運の要素も大きく関わってくるといってもよいでしょう。
なので、この項目に挙げたのは、「40位以内には確実に入ってくると予想される作品」といった認識で参考にしてもらう感じでちょうど良いのではないでしょうかね。
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アルカトラズ幻想 / 島田荘司 ・・・ランク入り確率 : 60%
「このミス」的には2年前のNo.357「写楽 閉じた国の幻」で2位に入り大復活を遂げた島田御大の最新長編です。
本作は、二十世紀前半のアメリカで起きた猟奇殺人事件から始まって、想定外の展開が次々と巻き起り、作品冒頭からすると予想だにしなかった結末を迎えるという、かなり異色で唖然とさせられる本格ミステリ作品なのですが、そういった常識破りな作品は「このミス」に好まれると思うので、確実に票を稼いでくるのではないでしょうか。
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>> No.588 『アルカトラズ幻想』 島田荘司
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残 穢 / 小野不由美 ・・・ランク入り確率 : 55%
小野不由美の9年ぶりとなる新作です。
この“○年ぶり”というのも「このミス」でプラスになりそうですし、「このミス」に初ランクインした「東亰異聞」(1995年14位)以降のホラーミステリ系作品をみていくと、「屍鬼」が4位(1999年版)、「黒祠の島」が29位(2002年版)、「くらのかみ」が24位(2004年版)と全ての作品が安定して票を集めているので、本作もランクインするほどに票を集める可能性は高いのではないかと思います。
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>> No.576 『残穢』 小野不由美
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夜明け遠き街よ / 高城高 ・・・ランク入り確率 : 45%
“幻のハードボイルド作家”と呼ばれていた高城高ですが、37年ぶりに復活した後はNo.499「函館水上警察」が12位、「ウラジオストクから来た女」が33位と2作共に票を集めています。
そして本作はバブル期におけるススキノの街の雰囲気が魅力的に描かれたハードボイルド作品だったので、今回も“一般受けはしないけどマニアに受ける作品”枠として安定した票を集めるのではないでしょうか。
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>> No.591 『夜明け遠き街よ』 高城高
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【 ベスト20入りする可能性もあるかもと予想される作品 】
ここでは、ベスト20入り確実!とは言えなさそうだけど、入らないとは強く言えないような、穴馬的な作品を挙げてみました。
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屍者の帝国 / 伊藤計劃・円城塔 ・・・ランク入り確率 : 30%
伊藤計劃が遺した冒頭部分を、盟友・円城塔が書き継いで完成させた作品です。
一応SF作品に分類されますが、ストーリー展開は完全にエンタメ的で、しかし作中で繰り広げられる会話や思考はかなりSF的ということで、SF作品のランクインは定期的にあるものの上位に入るほどではない「このミス」で本作がどのような評価になるのかは予想が難しいです。
ただ、SFの枠を超えた話題性がありますし、伊藤計劃作品としては「虐殺器官」が21位、No.198「ハーモニー」が45位と、生前に発表したオリジナル長編2作共にランクインこそ逃したものの多くの票を得ていたので、もしかしたらランクインどころかかなり上位に入ってくる可能性すらあるかもしれないですね。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.579 『屍者の帝国』 伊藤計劃・円城塔
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密室蒐集家 / 大山誠一郎 ・・・ランク入り確率 : 25%
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>> No.597 『密室蒐集家』 大山誠一郎
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空耳の森 / 七河迦南 ・・・ランク入り確率 : 25%
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>> No.601 『空耳の森』 七河迦南
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猫ノ眼時計 / 津原泰水 ・・・ランク入り確率 : 25%
1作目が14位にランクイン、2作目が1票入ったのみと、前2作の「このミス」評価が大きく分かれた“幽明志怪シリーズ”の3作目です。
今回は猿渡&伯爵コンビ復活ということで1作目に近い内容でしたし、本作にてこのシリーズも完結、そして作者自身は2年連続で「このミス」ランクイン中ということもあり、ある程度の票は確実に稼いでくるのではないでしょうか。
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>> No.574 『猫ノ眼時計』 津原泰水
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泡坂妻夫引退公演 / 泡坂妻夫 ・・・ランク入り確率 : 20%
2009年に亡くなった泡坂妻夫の単行本未収録作品を集めた作品集です。
「このミス」が創刊された80年代後半から90年代前半には8年間で8作もランクインさせ、No.29「奇術探偵曾我佳城全集」は見事2001年版の1位に輝いてるという、「このミス」と縁の深い作家ということで、票が入りそうではあるのですが、ミステリ的な作品が思ったよりも収録されていなかったので、どのような票数になりますかね。
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>> No.590 『泡坂妻夫引退公演』 泡坂妻夫
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鍵のない夢を見る / 辻村深月 ・・・ランク入り確率 : 20%
昨年は「このミス」初ランクインにして2作同時ランクインを果たし、本作では直木賞受賞と、今勢いに乗っている辻村深月の作品です。
今回は短編集ということで票を集めにくいかもしれませんが、いずれの話にも犯罪の要素が組み込まれていることから「このミス」的とも言える内容なので、女性投票者を中心に票を集める可能性はありそうです。
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>> No.572 『鍵のない夢を見る』 辻村深月
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ラバー・ソウル / 井上夢人 ・・・ランク入り確率 : 15%
クライマックスでのアッと驚くどんでん返しが魅力の作品で、その評価は賛否両論分かれている感じですが、こういったランキングではマイナス票は全く影響しないので、プラス票を積み重ねてランクインするかもしれませんね。
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>> No.571 『ラバー・ソウル』 井上夢人
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147ヘルツの警鐘 / 川瀬七緒 ・・・ランク入り確率 : 15%
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>> No.578 『147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査』 川瀬七緒
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カラマーゾフの妹 / 高野史緒 ・・・ランク入り確率 : 15%
今年の江戸川乱歩賞受賞作品です。
乱歩賞受賞作の「このミス」ランクインは2001年版8位の「13階段」(高野和明)まで遡るのですが、本作はあのドストエフスキーの世界的名著『カラマーゾフの兄弟』の続編という設定で話題になっていますし、ミステリ作品としても評価されているようなので、久々の乱歩賞ランクインの可能性は、あくまでも近年の受賞作と比べるならば高いかも。
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>> No.566 『カラマーゾフの妹』 高野史緒
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夏服パースペクティヴ / 長沢樹 ・・・ランク入り確率 : 15%
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>> No.600 『夏服パースペクティヴ』 長沢樹
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黄色い水着の謎 / 奥泉光 ・・・ランク入り確率 : 15%
“クワコーシリーズ”の3作目です。
このシリーズは2作連続で17位にランクインしているので、本作で3作連続17位の偉業が懸かるのですが、1・2作目が大きく作風が変わっていたのに対し、本作は2作目と作風自体は共通していて、しかも2作目から1年での発売ということで、シリーズ最大の魅力である主人公の特異なキャラクターにも免疫が抜けていないと思うので、今回はランクインするほどのインパクトはなかったかな~と感じました。
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>> No.566 『黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2』 奥泉光
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確 証 / 今野敏 ・・・ランク入り確率 : 15%
新シリーズの幕開けとなる作品で、盗犯係の刑事を主役に据えた警察小説としても、ベテラン刑事と若手女性刑事との師弟物語としても面白いのですが、“隠蔽捜査シリーズ”と比べてもランクインするには物語の厚みが少し足りなかったかな~とも思ってしまいました。
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>> No.587 『確証』 今野敏
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禁断の魔術 ガリレオ8 / 東野圭吾 ・・・ランク入り確率 : 10%
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>> No.598 『禁断の魔術 ガリレオ8』 東野圭吾
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謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) / 山口雅也 ・・・ランク入り確率 : 10%
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>> No.604 『謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル)』 山口雅也
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ダウン・バイ・ロー / 深町秋生 ・・・ランク入り確率 : 10%
荒んだ田舎町を舞台にしたハードボイルドミステリ作品ですが、深町作品らしいバイオレンスなアグレッシブさが全開に放たれていて評判も良いようなので、昨年45位だった“組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ”1作目の続編No.541「アウトクラッシュ」よりも本作の方が票を稼ぐのでは。
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>> No.557 『ダウン・バイ・ロー』 深町秋生
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【 未読のランクイン確率が高そうな作品 】
ここでは、まだ読んでいない作品の中で、過去の実績や評判などからランクインする可能性のありそうな作品を挙げてみました。
なお、ここに挙げた作品は、読み終えた後には削除し、ランクインしそうだと思ったら上のいずれかの項目に追加する予定です。
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江神二郎の洞察 / 有栖川有栖
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