<JC1巻買い> 「ニセコイ」 古味直志
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2012年5月期(5月2日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻が、「ニセコイ」です。
「鏡の国の針栖川」(叶恭弘)に次いで投入されたラブコメ新連載ですが、その「~針栖川」が2月で終了となったため、ジャンプで唯一のラブコメ作品となりました。
しかしそれも束の間、2月末に「パジャマの彼女。」、5月に「恋染紅葉」とラブコメ新連載が連続投入され、それまで以上にラブコメ作品の生き残りレースは激しくなったのですね。
とはいえ本作の場合、単行本の売上は1巻にしては上々だったようだし、6月には1周年記念でもないのに表紙を飾るなど、ラブコメという枠に限定しないでもここ数年の新連載の中ではかなりの好調となっているので、頭一つ以上抜け出している状況のように見受けられます。
そんな好調の要因の一つとして、ラブコメの“コメ(コメディ)”部分の面白さが挙げられますかね。
とにかく登場人物たちのやり取りがドタバタ系で楽しい雰囲気に満ち溢れていますし、ラブコメにありがちなギスギスした感じやすれ違いのモヤモヤ感などもないので、そんな所から“ラブ”の部分が強いラブコメ作品に興味がない読者をも惹きつける魅力が生まれているのではないでしょうか。
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単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「始まる、偽恋(ニセコイ)物語!!」と書かれています。
裏帯の方は、作中の4つのコマをバックに簡単な作品の説明。
カバーを外した部分は、桐崎が一条を押しのけて小野寺と2人で並ぶ、カバー絵の数秒後設定の絵(ラフ画)。
中身の方ですが、1-3話の後には、その話に関連した1コマ漫画(ラフ画)。
4-6話の後には、“ジャンプNEXT! WINTER”に掲載された「一条君ってこんな人」「桐崎さんってこんな人」「小野寺さんってこんな人」(それぞれ4×2の8コマ漫画で、3作繋がったストーリー)が各1ページ。
本編の後には、ラフ画によるおまけマンガ(7話の後日譚)1ページと、“本誌2012年5・6合併号”に掲載された4コマ漫画「特技」を収録。
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