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2012年6月

2012年6月30日 (土)

【CBC賞&ラジオNIKKEI賞(2012年)>予想&結果】

< 7月1日に行われるCBC賞(GIII)ラジオNIKKEI賞(GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【CBC賞】

 荒れるレースなので積極的に人気薄を狙っていきたいところではありますが、ここは人気のダッシャーゴーゴーを素直に◎にしてみましょう。

 実績はもちろん素晴らしく、休み明けとはいえ調教評価は高く、ハンデ斤量59kgも昨年は58.5kgで勝利していることで問題なさそうなので、休み明けや斤量が理由で人気が少しでも落ちるのであれば逆に狙うべきかなと思いまして。

 相手も、二桁人気馬がよく馬券に絡むレースとはいえ、あまり狙いたい穴馬もいないので、人気所を中心に選んでみました。


  ◎ ダッシャーゴーゴー / 横山典弘 (12)
  ○ マジンプロスパー / 浜中俊 (16)
  ▲ グランプリエンゼル / 幸英明 (1)
  △ エーシンダックマン / 川田将雅 (4)
  △ シゲルスダチ / 高倉稜 (3)
  △ エーシンヒットマン / 藤岡康太 (17)
  △ オールブランニュー / 藤懸貴志 (6)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 16 ○ マジンプロスパー  浜中俊   2
 2着 15    スプリングサンダー 四位洋文 7
 3着 12 ◎ ダッシャーゴーゴー 横山典弘 1
 4着 13    オウケンサクラ    太宰啓介 8
 5着 17 △ エーシンヒットマン  藤岡康太 4


 ◎ダッシャーゴーゴーはなんとか3着に来てくれたのですが、相手に入れようか悩んで結局外した馬が2着に来てしまいました.....。


  (3連複:12-15-16 45.2倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【ラジオNIKKEI賞】

 ここは、メイショウカドマツを◎にしましょう。

 皐月賞→京都新聞杯と続けて◎にしてきたわけですが、やはり皐月賞での逃げて残り1ハロンの時点まで2番手に粘っていたあの走り(結果は8着)を見たら、この馬はいずれやってくれるだろうという期待が高まらざるをえませんでしたからね。

 前走の京都新聞杯も5着と馬券圏内に逃げ粘ることが出来なかったものの、次走・ダービーで3着に好走するトーセンホマレボシに直後に付かれ、早めに捲くられ、結果的にレコード決着を演出する逃げとなるなど、かなり厳しいレースでありながら掲示板に残っているのは、やはり力のある証拠なのでは。

 厳しいレースが続いたとはいえ、今回は前走から2ヶ月あきましたし、調教評価も良かったようなので体調はバッチリだろうから、絶対的な力があるわけではない逃げ馬は軸にしづらいとはいえ、この馬に三度目の期待をしてみることにしました。


  ◎ メイショウカドマツ / 藤岡佑介 (15)
  ○ サンレイレーザー / 松山弘平 (7)
  ▲ アーデント / 藤田伸二 (10)
  △ ローレルブレッド / 田辺裕信 (8)
  △ ファイナルフォーム / 戸崎圭太 (6)
  △ ヤマニンファラオ / 安藤勝己 (4)
  △ ドリームトレイン / 佐藤哲三 (9)
  △ タイセイグルーヴィ / 武士沢友治 (12)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 6  △ ファイナルフォーム 戸崎圭太 2
 2着 4  △ ヤマニンファラオ   安藤勝己 1
 3着 5     オペラダンシング  江田照男 16
 4着 15 ◎ メイショウカドマツ  藤岡佑介 5
 5着 3     クリールカイザー   吉田豊   9


 ◎メイショウカドマツは、終始後ろから突かれながらの厳しい逃げで、しかも直線入った所で早めに交わされたので、これは厳しいかな~と思っていたらゴール寸前まで3番手に粘っていたので驚きました。

 しかし最後の最後にハナ差交わされて4着.....。最下位人気馬が何もここで来なくても....。

 まあメイショウカドマツの逃げはなんか観ていて応援したくなるので、次こそは3着以内に逃げ粘ってくれるだろうと期待してまた◎にするのでしょうねェ。


  (3連複:4-5-6 636.8倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年07月 > 0/2    0.0%  -3,000円    0.0%

☆12年通算 > 27/104  26.0%  +53,380円  117.1%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●○●●☆●●● → ●●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.20  13,850円  船橋・京成盃グランドM (SIII)  <予想&結果記事>

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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週刊少年ジャンプ新連載! 「暗殺教室」 松井優征

週刊少年ジャンプ 2012年7月16日号 NO.31週刊少年ジャンプ 2012年7月16日号 NO.31
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2012
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 2012年7月に投入された新連載の第1弾が、2012年31号(7月2日発売)から始まった「暗殺教室(あんさつ・きょうしつ)です。

 作品紹介ページ → 『週刊少年ジャンプ』公式サイト

 第1話の無料配信(期間限定) → 『週刊少年ジャンプ』公式サイト

 2012年31号の本誌表紙画像 → 「集英社」公式サイト

 作者の松井優征(まつい・ゆうせい)は、「ラビングデッド」で“天下一漫画賞(2001年10月期)”の審査員特別賞(“松井憂正”名義)、「魔人探偵脳噛ネウロ」で“十二傑新人漫画賞(2004年3月期)”の準入選&十二傑賞を受賞し、“赤マルジャンプ2004SUMMER”に受賞作「魔人探偵脳噛ネウロ」が掲載されてデビュー。

 その続編の「魔人探偵脳噛ネウロ」が今度は“本誌2004年41号”に掲載され本誌デビューを飾り、読切が2度掲載された「魔人探偵脳噛ネウロ」で2005年に連載デビュー。

 2009年に連載が終了した後は、“ジャンプスクエア(2009年7月号)”に「離婚調停」、“ジャンプNEXT! 2010SPRING”に「松井優征がウーパールーパーを食べる企画」(体験ルポ漫画)、“ジャンプNEXT! 2011SUMMER”に「東京デパート戦争体験記」が掲載され(週刊少年ジャンプ増刊! 「ジャンプNEXT! 2011SUMMER」参照)、本作にて2度目の連載となりました。


 内容の方ですが、異色学園暗殺サスペンス漫画です。

 ある日突然、月が爆発して7割方蒸発する事件が起き、その犯人は来年3月に今度は地球を爆発させることを予告。

 この事実を知った各国首脳は、世界がパニックになる前に秘密裏に犯人を暗殺しようとするも、最高速度マッハ20の超スピードで移動可能な超生物である犯人に対し手も足も出ない状況。

 そんな中で犯人が提案してきたのが、なぜか椚ヶ丘中学校3年E組の担任なること。

 暗殺の成功報酬として百億円が掛けられる中、暗殺を狙う生徒たちとそれを待ち受けるのを楽しむ担任との奇妙な授業が繰り広げられることに.....。


 というわけで、「魔人探偵脳噛ネウロ」の終了から約3年ぶりの連載復帰作となりますが、相変わらずの奇妙で異色な内容となっています。

 ジャンプの連載作品の中では唯一無二の存在ですし、「魔人探偵脳噛ネウロ」で約4年も連載した実績もあるので、少なくとも早期に打ち切りとなることは考えにくいのではないでしょうか。

 ただ、前作のように一部の熱烈な読者に愛されるタイプの漫画となる可能性は高そうなものの、刺激の強いジャンプ漫画の成功例でもある「DEATH NOTE」のようにジャンプの枠を超えるほどの人気を獲得する可能性もあるのではと思うので、どう行った方向性に進んでいくのかも想像できない分、この“殺せんせー”と渚ら生徒たちとのこれからの物語に目が離せませんね。

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  投票受付期間:2012.6.30~7.8
 Ansatsu


  投票受付期間:2012.7.7~7.15
 20127

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 【「松井優征」関連記事】

  > 「Fけん」 松井優征 > 週刊少年ジャンプ読切! (19.7.29)

  > 「編集者なんてろくなもんじゃない!」 松井優征
     > 週刊少年ジャンプ読切! (18.10.22)

  > 「みんなのこち亀」 松井優征 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.11.21)

  > 「殺せんせーQ(2016年16号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (16.3.14)
  > 「殺せんせーQ(2016年10号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (16.2.2)
  > 「殺せんせーQ(2016年01号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (15.12.5)

  > 「暗殺教室」 松井優征 <JC1巻買い> (12.11.2)
  > 「暗殺教室」 松井優征 > 週刊少年ジャンプ新連載! (12.6.30)

  > 「東京デパート戦争体験記」(ジャンプNEXT! 2011 SUMMER) (11.8.12)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月29日 (金)

【MDB式“2012年第16節・名古屋戦”プレビュー】

MDB」各ファイルから分析・予想した、次戦のプレビューです!

 ★6/30(土) 18:00~ J1リーグ第16節・名古屋グランパス戦 (日産ス)

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 順位ファイル】を見よ!!


 両チームの今シーズンのJ1リーグ成績を比べ見てみると、

  マリノス:「  10位 5勝 7分 3敗 勝点 22  15得 12失 得失 +3 」
  名古屋 :「  9位 7勝 3分 5敗 勝点 24  22得 21失 得失 +1 」

 続いて両チームのJ1リーグ最近5試合順位(水曜開催の延期試合分を除く)を比べ見てみると、

  マリノス:「  6位  2勝 3分 0敗 勝点 9  4得 1失 得失 +3 」
  名古屋 :「  8位  3勝 0分 2敗 勝点 9  6得 7失 得失 -1 」


 名古屋は、ACLと並行してのリーグ戦となりましたが、第7節から第13節までの6試合(第9節はACLのため延期)でわずか1勝(1勝 1分 4敗)と結果が出ず、第7節終了時には2位だった順位がリーグ中断前には13位にまで落ちてしまいました。

 しかし、リーグ再開後は鹿島・磐田相手に連勝を飾り、水曜に行われた第9節(延期試合)こそ下位で苦しむG大阪相手に2点差を追いつかれたものの、ACLで敗退しリーグ戦に集中できることもあってか、ここにきて勢いを増してきているようですね。

 その原動力となっているのが、オリンピック代表候補でもあるFWの永井謙佑でして、オリンピック代表候補メンバーが発表されて以後は3試合で5ゴールと大暴れしています。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 対戦成績ファイル】を見よ!!


 名古屋戦は、リーグ戦通算では「18勝 9分 16敗」とやや勝ち越しているのですが、リーグ戦ホームだと「13勝 3分 6敗」、リーグ戦アウェーだと「5勝 6分 11敗」と、お互いにホームで強くアウェーで弱い傾向となっています。

 ただ、2005年以降のリーグ戦ホームでは「2勝 2分 3敗」と負け越していて、現在ホームで2連敗中なので、ここ数年はホームに強いという印象はないですね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 チームランクファイル】を見よ!!


 今回の試合で無失点だと、リーグ戦5試合連続無失点となり、「連続無失点」のマリノス歴代記録を更新します。


 ★今回の試合で勝ちか引き分けだと........
   > 9試合連続“負けなし(通算記録)”達成 (マリノス歴代 6位)
   > 9試合連続“負けなし(シーズン記録)”達成 (マリノス歴代 5位)
   > 7試合連続“ホーム負けなし”達成 (マリノス歴代 7位タイ)

 ★今回の試合で引き分けだと........
   > 2試合連続“引き分け”達成 (マリノス歴代 4位タイ)

 ★今回の試合で負ると........
   > 3試合“同一カード ホーム連敗”達成 (マリノス歴代 3位タイ)

 ★今回の試合で負けか引き分けだと........
   > 5試合連続“同一カード 勝ちなし”達成 (マリノス歴代 4位タイ)
   > 3試合連続“同一カード ホーム勝ちなし”達成 (マリノス歴代 8位タイ)


 ★今回の試合で無得点だと........
   > 2試合連続“無得点”達成 (マリノス歴代 6位タイ)

 ★今回の試合で無失点だと........
   > 5試合連続“無失点”達成 (マリノス歴代 記録更新)
   > 3試合連続“ホーム無失点”達成 (マリノス歴代 2位タイ)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 出場ランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 大黒将志が出場すると、Jリーグ戦通算250試合出場(J2も含む)を達成します。


 榎本哲也が出場すると、マリノス所属時公式戦通算185試合出場となり、兵藤慎剛と並びマリノス歴代21位タイとなります(兵藤慎剛も出場した場合は22位のまま)。

 狩野健太が出場すると、マリノス所属時公式戦通算155試合出場となり、大島秀夫(05-08)と並びマリノス歴代26位タイとなります。

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 ゴールランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 中村俊輔が3得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算46ゴールとなり、坂田大輔(01-10)と並びマリノス歴代4位タイとなります。

 中澤佑二が1得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算22ゴールとなり、小村徳男(93-01)と並びマリノス歴代16位タイとなります。

 兵藤慎剛が1得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算17ゴールとなり、松田直樹(95-10)と並びマリノス歴代20位タイとなります。

 兵藤慎剛が2得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算18ゴールとなり、山田隆裕(93-97)と並びマリノス歴代19位タイとなります。

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 というわけで、調子を上げてきている名古屋が相手となる一戦ですが、マリノスの方もリーグ戦8試合負けなしと好調ながらも、引き分けと無得点試合が多いので、ゴール&勝利を期待したいですね。

 そんなマリノスを後押しするためにも、スタジアムへ行って応援しましょう!!

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 【出場停止】  マリノス:なし、 名古屋:なし

 【怪我等で欠場予定】 マリノス:中村俊輔、小椋祥平、天野貴史

 【試合プレビュー】  J's GOAL

 【ホームゲームイベント情報】  オフィシャル

 【チケット情報】  チケットF・マリノス

 【試合関連スポーツ新聞記事】
   > 「斎藤 平常心でロンドン切符狙う「発表は意識しない」」 (6/30)
   > 「中沢、永井止める「嫌がる守備したい」…横浜M」 (6/30)
   > 「絶好調・永井、止まらん!4戦連発を宣言…名古屋」 (6/30)

   > 「横浜GK飯倉 クラブ新の5戦連続完封だ!! 」 (6/29)
   > 「横浜M・栗原、5戦連続完封狙う!」 (6/29)
   > 「楢崎が左膝外側半月板断裂で手術」 (6/29)
   > 「闘莉王&小川 衆人環視制裁「愛のムチ」」 (6/29)

   > 「闘莉王に何が…仲間の顔面を」 (6/28)

   > 「俊輔 川崎F戦で負傷 左足首捻挫で全治4週間」 (6/25)


 【TV中継】 (生) 6/30(土) 16:50~  スカチャン0

        (録) 7/01(日) 09:00~  スカチャン1

            7/02(月) 13:00~  スカチャン3D
            7/02(月) 21:10~  スカチャン2

            7/03(月) 15:30~  スカチャン3D

            7/04(火) 05:50~  スカチャン2
            7/04(火) 19:30~  スカチャン3D
            7/04(火) 25:30~  J SPORTS 1

            7/05(水) 15:30~  スカチャン0
            7/05(水) 22:15~  J SPORTS 1

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  >>> 【MDB式“2012年第16節・名古屋戦”データボックス】


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2012年6月28日 (木)

【優駿スプリント(2012年)>予想&結果】

< 6月29日に行われる優駿スプリント(SIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【優駿スプリント】

 火曜にアップした帝王賞の記事が、昨秋のブログアドレス変更後では異例なほどの特大アクセス数となったのですが、“アクセスが多い記事の予想は外れる”というウチのブログのジンクス通り、残念ながら外れてしまいました.....。

 なので、アクセス数は少ないであろうこのレースで、帝王賞の分まで当てたいところですけどね。

 というわけでこの3歳限定短距離重賞ですが、ここは最内枠に入ったコンテパルティロを◎にしてみましょう。

 この馬はずっと3番手以内での競馬だったものの、前走の優駿スプリントトライアルは出遅れて後方からの競馬になってしまいました。

 それでも直線で追い上げて3着まで来たのは力のある証拠だと思うし、今回出遅れることがなければ、それでもこの時の勝ち馬を逆転できるかはわからないけれど、より接戦を演じられる可能性は高いだろうということで、オッズの妙味も考慮してこの馬に期待してみることに。


  ◎ コンテパルティロ / 森泰斗 (1)
  ○ チャンピオンヤマト / 戸崎圭太 (9)
  ▲ コウヨウタレイア / 真島大輔 (7)
  △ オゼキング / 的場文男 (12)
  △ レイモニ / 杉村一樹 (8)
  △ カムリ / 坂井英光 (2)
  △ ラブミーファスト / 今野忠成 (16)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

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< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 10    ゴールドキャビア 御神本訓史 4
 2着 7  ▲ コウヨウタレイア  真島大輔   2
 3着 12 △ オゼキング     的場文男   3
 4着 4     メビュースラブ   町田直希   10
 5着 3     メイクアミラクル  酒井忍    11

 9着 1  ◎ コンテパルティオ 森泰斗    5


 ◎コンテパルティオは、今回もスタートが良くなく、直線に入ってからも伸びて来ずで、見せ場すらありませんでしたねェ。

 まあ、1番人気の○チャンピオンヤマトも14着と大敗しましたし、トライアル組を狙った時点で失敗だったようです.....。


  (3連複:7-10-12 40.7倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 3/14  21.4%  +70,480円  263.9%

☆12年通算 > 27/102 26.5%  +59,380円  119.3%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●○●●☆●● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.20  13,850円  船橋・京成盃グランドM (SIII)  <予想&結果記事>

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”データボックス】

MDB」の試合後更新各ファイル等をまとめた、試合の情報・データ集です!


 ★6/27(水) ナビスコカップ予選リーグ第7節・ヴィッセル神戸戦 (ホームズ)


  ●2-3 (前半1-2、後半1-1)  主審:アントニオ アリアス  観衆:5,029人

  .<得点> 0-1 河本裕之  (神戸・09分)
          1-1 小野裕二  (横浜・37分)
          1-2 森岡亮太  (神戸・41分)
          2-2 金井貢史  (横浜・80分)
          2-3 河本裕之  (神戸・87分)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【出場記録情報】


 齋藤学が、マリノス所属時公式戦通算50試合出場を達成しました。


 狩野健太が、マリノス所属時ナビスコカップ通算33試合出場となり、山瀬功治(05-10)・兵藤慎剛と並びマリノス歴代14位タイとなりました。


  <出場ランクファイル>  <選手データファイル

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【観客動員情報】


 観客動員 > 5,029人

  > 総合ランキング ワースト・22位
     (対象試合:リーグ戦、ナビスコカップ、チャンピオンシップ)

  > ヴィッセル神戸戦ランキング ワースト・2位
     (対象試合:リーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯、チャンピオンシップ)


  <観客動員ファイル> <対戦成績ファイル

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【順位情報】


 ナビスコカップ予選リーグ 全日程終了 : 4位 (前節 4位)
         < 1勝 2分 3敗  勝点 4 得点 7 失点 9 得失点差 -2 >


 <順位ファイル

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【試合記録・レポート・スポーツ新聞記事など】


 (オフィシャル) 試合記録&ゲームレポート

 (フォトレポートブログ) 「6/27 ヴィッセル神戸戦フォトレポート

 (監督コメント) J's GOAL

 (選手コメント) J's GOAL

 (J's GOAL) 「出場機会をどう生かしたか。
             このゲームにかけた各選手たちの気持ちが勝敗を左右した


 (カナロコ) 「」

 (スポニチ) 「」

 (日刊スポーツ) 「」

 (スポーツ報知) 「」

 (サンスポ) 「横浜M、敗戦も収穫「2点取れた」

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”プレビュー】 <<<


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2012年6月27日 (水)

『千年ジュリエット』 初野晴 > 「このミス」完全読破 No.550

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.550

 『千年ジュリエット』 初野晴

   「このミス」2013年版 : 投票数0

   受賞(候補) : (「日本推理作家協会賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.23 ~ 読終:2012.6.23

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年3月>

千年ジュリエット (角川文庫)千年ジュリエット (角川文庫)
初野 晴

角川書店 2013-11-22
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 No.268「退出ゲーム」No.269「初恋ソムリエ」No.386「空想オルガン」に続く、“ハルチカシリーズ”の4作目です。

 このシリーズは高校の吹奏楽部を舞台にした学園青春ミステリなのですが、数少なかった部員が様々なエピソードを経て増えていくという流れが全体を通してありますし、吹奏楽部とその部員たちの成長ストーリーが魅力の一つでもあるので、1作目から順に読んでいくことをお薦めします。

 とはいえ、本作はそんな全体的な流れ(特に吹奏楽部としての流れ)からすると番外編的な立ち位置ともいえますし、主要人物たちの過去エピソードがそれほど影響しないと思うので、本作から読んでも楽しむことはできるのではないでしょうか(ただ前作のストーリー的ネタバレにはなりますが)。

 ちなみに本作は、当初は昨年(2011年)9月に発売予定だったものが11月に延期になり、それからも毎月のように角川書店のサイトに発売予定が掲載されてはそのページが削除されていくという、何度も延期が繰り返されてきた作品だったので、発売されて嬉しいというよりもホッとした気持ちの方が大きかったですね。

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 というわけで本作ですが、イントロダクションの後に「エデンの谷」「失踪ヘビーロッカー」「決闘戯曲」「千年ジュリエット」の4作を収録。

 今回は文化祭が舞台となっていまして、準備中や開催中にハルタ&チカの主人公コンビが関わることになる騒動が語られていく連作集となっています。

 そしてこのシリーズは、“日常の謎系学園青春ミステリ”というジャンルの一般的なイメージを抱えながら読むと驚愕してしまうくらいに、本格ミステリとしてもガッツリとした読み応えがあるのですが、本作もその点での期待を裏切らないどころか、そんな高い期待を超えるほどの読み応えが。

 しかもそれが見事なまでに青春物語と結びついているため、時に微笑ましく、時に感動的に、時に考えさせられるなど、青春ミステリの枠を遥かに超えた魅力を今回も楽しむことができました。

 それに、日本推理作家協会賞・短編部門の候補となるなど評価の高かった「退出ゲーム」(1作目に収録の表題作)の第2弾ともいうべき、演劇部での即興劇によって謎を解く話(「決闘戯曲」)が収録されていますし、生徒会長や発明部部長兄弟、初恋研究会代表など懐かしの生徒たちも登場するので、このシリーズの愛読者ならば文句なく満足できるだろうし、シリーズ未読の方にもこの本格ミステリとしても青春物語としても上級な学園ミステリを味わってもらいたいですね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力 度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “初野晴”関連記事 】

  > No.754 「カマラとアマラの丘(向こう側の遊園)」

  > No.550 「千年ジュリエット」
  > No.386 「空想オルガン」
  > No.269 「初恋ソムリエ」
  > No.268 「退出ゲーム」
  > No.199 「トワイライト・ミュージアム(トワイライト博物館)」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月26日 (火)

【帝王賞(2012年)>予想&結果】

< 6月27日に行われる帝王賞(JpnI)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【帝王賞】

 交流重賞現役最強馬であるスマートファルコンだけでなく、トランセンドフリオーソも出走しないということで、メンバー的に寂しい感じもありますが、ただその分人気が分散されるし、絶対的な本命馬がいないことで予想にも力が入ることになったので、これはこれで面白いレースとなりそうです。

 それでここは、テスタマッタを◎にしてみましょう。

 今年のフェブラリーS勝ち馬ですが、JDD勝利に昨年末の東京大賞典3着と、大井での実績でも今回のメンバーの中では上位です。

 前走は3着に敗れたとはいえ、前に行った2頭がそのままなだれ込んだ形でしたし、距離も伸びて直線も長くなるということで、少なくとも3着以内には確実に飛び込んで来てくれるだろうということで、この馬に期待してみることにしました。

 ただ、ここ最近は低いオッズを当ててもちょっとつまらないな~と感じていることもあって、3連複で1番人気の組み合わせ(7-8-13)をあえて買わないのと、ランフォルセもあえて相手から外してみたいと思います。


  ◎ テスタマッタ / 岩田康誠 (8)
  ○ エスポワールシチー / 佐藤哲三 (13)
  ▲ ミラクルレジェンド / 内田博幸 (12)
  △ ゴルトブリッツ / 川田将雅 (7)
  △ シビルウォー / 吉田豊 (11)
  △ トーセンルーチェ / 張田京 (5)
  △ オオエライジン / 木村健 (1)

  << 3連複:◎-○▲△(7-8-13を除く) >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 7  △ ゴルトブリッツ     川田将雅  2
 2着 13 ○ エスポワールシチー 佐藤哲三  1
 3着 8  ◎ テスタマッタ       岩田康誠 3
 4着 11 △ シビルウォー      吉田豊   7
 5着 12 ▲ ミラクルレジェンド   内田博幸 5


 最後の直線では、まずはゴルトブリッツが抜け出して勝利をほぼ決め、2番手のエスポワールシチーを挟むようにして内のテスタマッタと外のシビルウォーが追い上げる展開に。

 自分としては、◎テスタマッタが3着以内に入るのはもちろん、3連複1番人気の組み合わせ(ゴルト-エスポ-テスタ)はあえて外しているため、テスタマッタとシビルウォーが両頭共にエスポワールシチーを追い抜かない限り、当たりはない状況でした。

 ただ結局あと一歩というところでエスポワールシチーがそのまま2着に入り、ガチガチの堅い決着となり馬券は外れたわけですが、まあ最後の最後までドキドキしながら楽しむことが出来たので、悔しさよりは“残念だけど面白かったな~”って気持ちの方が強かったですねェ。


  (3連複:7-8-13 3.9倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 3/13  23.1%  +73,480円  283.7%

☆12年通算 > 27/101 26.7%  +62,380円  120.5%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●●○●●☆● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.20  13,850円  船橋・京成盃グランドM (SIII)  <予想&結果記事>

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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<JC1巻買い> 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔

パジャマな彼女。 1 (ジャンプコミックス)パジャマな彼女。 1 (ジャンプコミックス)
濱田 浩輔

集英社 2012-06-04
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 2012年6月期(6月4日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻の3冊目が、「パジャマな彼女。」です。

 「ニセコイ」に次いで投入されたラブコメ作品ですが、同期の「ハイキュー!!」が何度もセンターカラーとなり掲載順も前の方なのに対し、センターカラーの数も少ないし掲載順もすでに後方が多くなっているので、アンケート結果はあまり芳しくないことが予想されます。

 現在のジャンプはラブコメ作品に力を入れていまして、昨年(2011年)7月の「鏡の国の針栖川」を皮きりに、11月の「ニセコイ」、今年(2012年)2月の本作に、5月の「恋染紅葉」と、続々とラブコメ新連載が始まっている状況です(そのうち「鏡の国の針栖川」は2月始めに打ち切りに)。

 読切にも同じ系統作品が比較的多いこともあり、本作が始まった頃にはラブコメ漫画に対し食傷気味になっている読者も多くなっていそうなので、始まったタイミング的にも少々不利な感じがありましたかね。

 それに本作は、ラブコメ漫画の特に“ラブ&ちょいエロ”要素における美味しい部分を積み重ねることで物語を組み立ている印象があって、ストーリー的な流れやコメディ部分の面白さがいまいち伝わって来ない感じがするので、ラブ&エロ以外の部分で本作ならではの魅力をこれから産み出すことができるかどうかが、人気上昇への鍵となるのではないでしょうか。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に、タイトルロゴと共に「幼なじみが パジャマ姿の ////に!?」(////部分は書いてあることを塗り消し)と書かれています。

 裏帯の方は、第1話の1ページ目&扉絵(どちらもカラー)をバックに作品の簡単な説明。

 カバーを外した部分は、タイトルロゴと共に4等身まくらの絵。

 中身の方ですが、各話の後には、星が帯状に並んだ絵とともにサブタイトルが。

 巻末には、“ジャンプNEXT! 2012SPRING”に掲載された番外編が2P。

 「扉絵コレクション」(2~7話の扉絵)が計6P。

 そして最終ページには、天野洋一の描き下ろしイラスト(まくら&雪姫)と共にスタッフの名前が書かれた「PAJAKANO STAFF CREDIT!!」(STAFF:赤嶺直樹・千吉良陵・名古屋拓生・渡辺博之・辰島詩織、SPECIAL THANKS:天野洋一(友情出演)・大久保彰・久保津比呂子・嵩橋ヒデキ・中村充志・長谷川つつみ・平方昌宏・渡辺一平・渡邉キャッスル(城大)・中西智子、EDITOR:大西恒平)が1P。

 なお、ちょいエロ系ラブコメによくある乳首修正(本誌掲載時には描かれていなかった乳首を単行本で描き足し)は、第4話におけるまくらの入浴シーンにて3か所行われていました。

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 【「濱田浩輔」関連記事】

  > 週刊少年ジャンプ新連載! 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔 (12.2.25)
  > <JC1巻買い> 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔 (12.6.26)

  > <JC1巻買い> 「AKABOSHI -異聞水滸伝-」 天野洋一 (09.10.14)

  > 赤マルジャンプ2009SUMMER(「戦国主義 信長×コント」) (09.8.19)

  > <JC1巻買い> 「いぬまるだしっ」 大石浩二 (09.2.9)

  > 週刊少年ジャンプ新連載! 「どがしかでん!」 濱田浩輔 (08.6.3)
  > <JC1巻買い> 「どがしかでん!」 濱田浩輔 (08.11.18)


 【「2012年の“JC1巻買い”」関連記事】

  > 「暗殺教室」 松井優征 (12.11.2)

  > 「戦星のバルジ」 堀越耕平 (12.10.17)
  > 「恋染紅葉」 坂本次郎 ミウラタダヒロ (12.10.15)

  > 「斉木楠雄のΨ難」 麻生周一 (12.9.5)

  > 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔 (12.6.26)
  > 「ハイキュー!!」 古舘春一 (12.6.18)

  > 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ (12.6.16)
  > 「ニセコイ」 古味直志 (12.6.15)

  > 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘 (12.6.13)


 その他のジャンプ作品の当ブログ記事は、こちらからどうぞ!
               ↓↓↓
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2012年6月25日 (月)

【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”プレビュー】

MDB」各ファイルから分析・予想した、次戦のプレビューです!

 ★6/27(水) 19:00~ ナビスコカップ予選リーグ第7節・ヴィッセル神戸戦 (ホームズ)

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 【ナビスコカップ予選リーグの状況】


 マリノスが所属するBグループは、すでに鹿島と清水の決勝トーナメント進出が決定しているため、今回対戦する両チーム共にすでに予選リーグ敗退が決まっている状況です。

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 順位ファイル】を見よ!!


 両チームの今シーズンのJ1リーグ成績を比べ見てみると、

  マリノス:「  9位  5勝 7分 3敗 勝点 22  15得 12失 得失 +3 」
  神戸  :「 12位 7勝 0分 8敗 勝点 21  21得 23失 得失 -2 」

 続いて両チームのJ1リーグ最近5試合順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  6位  2勝 3分 0敗 勝点 9  4得 1失 得失 +3 」
  神戸  :「 11位  2勝 0分 3敗 勝点 6  7得 7失 得失 0 」

 さらには両チームのナビスコカップ予選リーグ順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  4位  1勝 2分 2敗 勝点 5  5得 6失 得失 -1 」
  神戸  :「  7位  0勝 1分 4敗 勝点 1  3得 8失 得失 -5 」


 神戸は、Jリーグ第8節でマリノスに敗れた直後に、成績不振を理由に和田監督が解任されました。

 その後は安達ヘッドコーチが暫定監督として指揮していましたが、5月19日に元G大阪監督の西野朗氏が新監督として就任。

 就任直後は、ナビスコカップも含めて3試合勝ちがありませんでしたが(「0勝 1分 2敗」で引き分けたのは札幌戦)、現在はリーグ戦2連勝中と、ようやく結果が出てきているようですね。

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 対戦成績ファイル】を見よ!!


 神戸戦は、リーグ戦ホームでは「8勝 3分 3敗」と勝ち越していてるのに対し、アウェーでは「5勝 5分 4敗」とほぼ五分の成績となっていて、特にアウェーでの引き分け率がかなり高いです。

 そして1997年の初対戦以降、2009年までリーグ戦以外での対戦がないという、カップ戦とは縁のない相手だったのですが、2010年以降は今年も含めて3年連続でナビスコカップで対戦していて、「1勝 2分 0敗」と今のところ負けがありません。

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 出場ランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 齋藤学が出場すると、マリノス所属時公式戦通算50試合出場を達成します。


 榎本哲也が出場すると、マリノス所属時公式戦通算185試合出場となり、兵藤慎剛が出場しなかった場合にはマリノス歴代21位タイとなります。

 榎本哲也が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算37試合出場となり、遠藤彰弘(94-05)と並びマリノス歴代9位タイとなります。

 中澤佑二が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算36試合出場となり、榎本哲也と並びマリノス歴代10位タイとなります(榎本哲也が出場した場合は単独11位)。

 兵藤慎剛が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算34試合出場となり、河合竜二(03-10)と並びマリノス歴代13位タイとなります。

 狩野健太が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算33試合出場となり、山瀬功治(05-10)・兵藤慎剛と並びマリノス歴代14位タイとなります(兵藤慎剛が出場した場合は15位タイ)。

 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算30試合出場となり、三浦文丈(93-98)・榎本達也と並びマリノス歴代18位タイとなります。

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 というわけで、ナビスコカップは予選リーグでの敗退が決定しているということで、どのようなメンバー構成で挑むのかはわかりませんが、公式戦ここ5試合でわずか1得点とゴール欠乏症となっているので、リーグ戦に良い流れを作るためにも結果を出したいところですね。

 そんなマリノスを後押しするためにも、スタジアムへ行って応援しましょう!!

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 【出場停止】  マリノス:なし、 神戸:大久保嘉人

 【怪我等で欠場予定】 マリノス:中村俊輔、小椋祥平、天野貴史

 【試合プレビュー】  J's GOAL

 【ホームゲームイベント情報】  神戸オフィシャル

 【チケット情報】  神戸オフィシャル

 【試合関連スポーツ新聞記事】
   > 「斎藤、五輪18人入りへ猛アピールだ…横浜M」 (6/27)

   > 「俊輔 川崎F戦で負傷 左足首捻挫で全治4週間」 (6/25)

   > 「神戸の都倉が結婚発表!24歳の一般女性と」 (6/24)


 【TV中継】 (生) 6/27(水) 18:50~  スカチャン2

        (録) 6/28(木) 04:50~  スカチャン0

            6/29(金) 05:00~  スカチャン2

            6/30(土) 27:00~  フジテレビNEXT

            7/04(水) 04:50~  スカチャン0
            7/04(水) 14:00~  フジテレビNEXT

            7/17(火) 13:50~  フジテレビNEXT

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  >>> 【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”データボックス】


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2012年6月24日 (日)

【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”データボックス】

MDB」の試合後更新各ファイル等をまとめた、試合の情報・データ集です!


 ★6/23(土) J1リーグ第15節・川崎フロンターレ戦 (等々力)


  △0-0 (前半0-0、後半0-0)  主審:扇原健司  観衆:20,590人

  .<得点> 0-0 

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 【出場記録情報】


 中澤佑二が、マリノス所属時リーグ戦通算300試合を達成しました。

 なお、マリノス所属時のみの記録でリーグ戦300試合出場となったのは、松田直樹に次いで2人目となります。


 大黒将志が、Jリーグ通算250試合出場(J2も含む)にリーチとなりました。

 齋藤学が、マリノス所属時公式戦通算50試合出場にリーチとなりました。


 兵藤慎剛が、マリノス所属時公式戦通算184試合出場となり、榎本哲也を抜いてマリノス歴代単独21位となりました。

 ドゥトラが、マリノス所属時リーグ戦通算158試合出場となり、山瀬功治(05-10)を抜いてマリノス歴代単独13位となりました。


  <出場ランクファイル>  <選手データファイル

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【チーム記録情報】  *対象はリーグ戦のみ


 今回の試合で無失点だったため、リーグ戦4試合連続無失点となり、「連続無失点」のマリノス歴代新記録を達成しました。


 <記録更新>

  ・「負けなし(通算)」記録 > 8試合連続 達成 <マリノス歴代 6位タイ>

  ・「負けなし(シーズン)」記録 > 8試合連続 達成 <マリノス歴代 5位タイ>


  ・「連続無失点」記録 > 4試合連続 達成 <マリノス歴代 新記録達成>

  ・「アウェー無得点」記録 > 2試合連続 達成 <マリノス歴代 5位タイ>

  ・「アウェー無失点」記録 > 2試合連続 達成 <マリノス歴代 2位タイ>

  ・「同一カード アウェー無得点」記録 > 2試合連続 達成 <マリノス歴代 4位タイ>


 <記録ストップ>

  ・「同一カード アウェー失点」記録 > 8試合連続 でストップ <マリノス歴代 6位>


  <チームランクファイル

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 【順位情報】


 J1リーグ 第15節終了時(暫定) : 9位 (前節 8位)
         < 5勝 7分 3敗  勝点 22 得点 15 失点 12 得失点差 +3 >

 最近5試合(第11~15節) 順位 : 6位 (前節 4位)
         < 2勝 3分 0敗  勝点 9  得点 4 失点 1 得失点差 +3 >

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 【試合記録・レポート・スポーツ新聞記事など】


 (オフィシャル) 試合記録&ゲームレポート

 (トリコロール日記) 「」

 (フォトレポートブログ) 「6/23 川崎フロンターレ戦フォトレポート

 (監督コメント) J's GOAL

 (選手コメント) J's GOAL

 (J's GOAL) 「それぞれに収穫があり、
              それぞれに課題が出た試合はスコアレスドローで決着


 (カナロコ) 「J1神奈川ダービー、俊輔負傷で暗雲漂う/川崎戦から

 (カナロコ) 「樋口監督「攻撃の精度を上げたい」/川崎戦から

 (スポニチ) 「飯倉神セーブ 横浜、クラブ史上初のリーグ戦4連続完封

 (日刊スポーツ) 「俊輔 左足首負傷で離脱も

 (スポーツ報知) 「俊輔が前半6分に負傷交代

 (サンスポ) 「横浜Mは無得点、小野「何もできなかった」

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  【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”プレビュー】 <<<


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【宝塚記念(2012年)>予想&結果】

< 6月24日に行われる宝塚記念(GI)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【宝塚記念】

 春のグランプリレースです。

 そうそうたるメンバーが集まったので軸を決めるのすら難しいですが、しかしここは悩まずに◎エイシンフラッシュでいきましょう。

 まあこの馬は「秋天→JC→有馬記念」と昨年後半のGIでずっと◎にしていまして、レースのペースと位置取りがちぐはぐで結果が出なかった秋天&JCの走りから、舞台や枠などがドンピシャで合うだろう有馬記念で自信の◎にしたところ、見事に2着に来てくれて万馬券を獲ることができました。

 そして今回なのですが、その有馬記念からドバイWCを挟んだだけの休み明けという、他の有力馬と比べても信頼の置きにくい臨戦過程となっているのですよね。

 ただ、相変わらず東スポの調教評価は高いので状態は良いようだし、阪神コースでの複勝率も高く、昨年のこのレースも3着に好走済みということで、ここで昨年の秋天から続けてきた◎評価を変える要素が特にないこともあり、今回も勝ち切れないけれど毎度のように好走するこの馬に期待することに。

 それから、1番人気のオルフェーヴルは不安材料をささやかれているので、逆に来そうな感じがして相手から外したくなかったのですが、ただ他の狙いたい馬との兼ね合いから、ここで来てしまったら仕方ないということで、あえて相手から外すことにしました。


  ◎ エイシンフラッシュ / 内田博幸 (6)
  ○ ショウナンマイティ / 浜中俊 (2)
  ▲ ルーラーシップ / ウィリアムズ (7)
  △ トゥザグローリー / 福永祐一 (15)
  △ アーネスト / 佐藤哲三 (8)
  △ ウインバリアシオン / 岩田康誠 (1)
  △ フェデラリスト / 蛯名正義 (12)
  △ ヒットザターゲット / 古川吉洋 (3)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 11    オルフェーヴル   池添謙一   1
 2着 7  ▲ ルーラーシップ    ウィリアムズ 2
 3着 2  ○ ショウナンマイティ  浜中俊     6
 4着 2  △ ウインバリアシオン 岩田康誠   3
 5着 5     マウントシャスタ   川田将雅   12

 6着 6  ◎ エイシンフラッシュ  内田博幸   4


 ◎エイシンフラッシュは、道中の位置取りが窮屈だったのが影響してか、直線での伸びに切れがありませんでしたねェ。

 まあ、あえて外したオルフェーヴルが復活Vを遂げたこともそうですが、やはり水曜の京成盃グランドMで万馬券を当てたことと、あと競馬とは関係ないけれど“ファンサカmini”での大博打が大当たり(自分以外誰も選んでいなかったG大阪の武井が途中出場ゴール)したので、今週の運はすでに全て使い果たしていたのでしょう.....。


  (3連複:2-7-11 32.3倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 3/12  25.0%  +76,480円  306.7%

☆12年通算 > 27/100 27.0%  +65,380円  121.7%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●●●○●●☆ → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.20  13,850円  船橋・京成盃グランドM (SIII)  <予想&結果記事>

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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2012年6月23日 (土)

『ふたり、幸村』 山田正紀 > 「このミス」完全読破 No.549

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.549

 『ふたり、幸村』 山田正紀

   「このミス」2013年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.20 ~ 読終:2012.6.22

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年5月>

ふたり、幸村ふたり、幸村
山田正紀

徳間書店 2012-05-15
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 数年前から時代小説ブームが起きていて、その勢いはいまだに衰えていないようです。

 その要因の一つとして、他ジャンル作家が次々と時代小説に挑戦してきていることが挙げられるでしょう。

 今年に入ってからも、真保裕一のNo.552「猫背の虎 動乱始末」や逢坂剛のNo.540「平蔵の首」など、時代小説専門ではない「このミス」上位ランクイン経験作家の作品が話題になっているのですが、本作もそんな一つです。

 まあ、名前を挙げた2作ほどは話題になっていないし、山田正紀もミステリ作家というよりはSF作家としての活動がメインであるものの、それゆえにどのような作品に仕上がっているのか、なおのこと興味が増しましたからね。

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 タイトルに入っている“幸村”とはもちろん真田幸村のことで、説明するまでもないくらいに有名な戦国武将なのですが、その知名度に反して実は謎の多いキャラクターなのです。

 “幸村”の名前が使われている存命中の史料はこれまでに発見されていなくて(“幸村”の名前が出てくるのは江戸時代以降の史料)、そもそも真田信繁がなぜ“幸村”と呼ばれるようになったのかすら明らかになっていないのですからね。

 そんな謎から着想を得て、“幸村は二人いた”という解釈を導き出して作品に仕上げたのが本作です。

 内容の方は、幸村の少年期・青年期・壮年期・晩年期が描かれていく一代記的なものなのですが、世の中の流れはもちろん史実通りですし、武将たちや真田十勇士などお馴染みの面々も意外なキャラクターとして登場したりもするので、二人の幸村を通して見る時代小説としての魅力はもちろん面白いほどにあります。

 ただそれ以上に、戦国時代の終焉など時代の移り変わりを人智を超えた地球規模での解釈で定義付けするなど、とにかく圧倒されるほどのスケールの大きさが最大の魅力なのですよね。

 かなり幻想的な表現も多いため、正統派時代小説好きな人には受けが悪そうではありますが、SF作家ならではの奇想や演出が効果的に時代小説と結びついているので、好きな人ならば時代小説としても時代小説の枠を超えた小説としても大いに楽しむことが出来るに違いありません。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★         鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★      主キャラ魅力 度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “山田正紀”関連記事 】

  > No.669 「復活するはわれにあり」

  > No.575 「ファイナル・オペラ」
  > No.570 「マヂック・オペラ 二・二六殺人事件」
  > No.561 「ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件」
  > No.549 「ふたり、幸村」
  > No.166 「神君幻法帖」


 「衣更月家の一族」深木章子 <<< PREV/NEXT >>> 「千年ジュリエット」初野晴

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

週刊少年ジャンプ読切! 「貧乏神が!(2012年出張版)」 助野嘉昭

週刊少年ジャンプ 2012年7月9日号 NO.30週刊少年ジャンプ 2012年7月9日号 NO.30
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 週刊少年ジャンプの2012年30号(2012年6月25日発売)に掲載された読切作品が、「貧乏神が!(びんぼうがみが)です。


 作者の助野嘉昭(すけの・よしあき)は、「帰って下さい。」で“手塚賞(2006年上半期)”の入選を受賞し、その受賞作が“月刊少年ジャンプ(2006年8月特大号)”に掲載されてデビュー。

 その後は、“ジャンプスクエア(2008年5月号)”に「ハイド博士の実験ノート」が掲載され、その2ヶ月後の“ジャンプスクエア(2008年7月号)”から始まった「貧乏神が!」で連載デビュー。

 その「貧乏神が!」は現在も大好評連載中なのですが、7月4日からテレビアニメが開始されるいうことで、今回ジャンプ本誌に出張掲載となりました。

 ちなみに、“本誌2008年49号”にも単行本1巻発売記念として特別編が掲載されているので、これで本誌出張掲載は2度目となります。


 内容の方は、作品&キャラクター紹介的出張版漫画です。

 人間界の運気の流れを乱すほどの幸運の持ち主・桜市子と、市子を普通の人間にするため神の世界からやって来た貧乏神・紅葉。

 数々のバトルを繰り広げてきた二人も、その度に次第に絆を深めていつしかパートナー的存在となり、今では二人暮らしするほどの仲に。

 しかし二人の間から争いがなくなることはなく、この日もガーデニングのことで喧嘩が始まり、家から追い出された紅葉は、代わりに居候させてくれそうな知人の家を次々に訪れていくものの.....。


 なお、扉絵に付けられている煽り文は、

ジャンプSQ.連載中の大人気ハイテンションコメディ! WJにお邪魔します(ハート)

TVアニメ放送直前出張版番外編センターカラー読切26P!!

というものでした。


 ↓↓ この読切作品が収録されている単行本はこちら! ↓↓
 

貧乏神が! 神界大戦inキャラクターブック (ジャンプコミックス)貧乏神が! 神界大戦inキャラクターブック (ジャンプコミックス)
助野 嘉昭

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  投票受付期間:2012.6.23~7.1
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 【「助野嘉昭」関連記事】

  > 「双星の陰陽師(WJ出張版)」 助野嘉昭 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.3.24)

  > 「貧乏神が!(2012年出張版)」 助野嘉昭 > 週刊少年ジャンプ読切! (12.6.23)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」読切作品リスト(2012年) <<<

 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月22日 (金)

『衣更月家の一族』 深木章子 > 「このミス」完全読破 No.548

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.548

 『衣更月家の一族』 深木章子

   「このミス」2013年版 : 投票数0

   受賞(候補) : (「本格ミステリ大賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 19位

   読始:2012.6.19 ~ 読終:2012.6.19

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年3月>

衣更月家の一族 (講談社文庫)衣更月家の一族 (講談社文庫)
深木 章子

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 “第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞”をNo.474「鬼畜の家」で受賞しデビューした深木章子の、デビュー2作目となります。

 そのデビュー作は、「このミス」でこそ35位とランクインまであと一歩だったものの、それ以外の「本ミス」「文春」「早ミス」では全て20位以内にランクインするなど、デビュー作としてはかなり高い評価を受けていました。

 まあ、デビュー作が高評価であっても、2作目をなかなか出せなくて苦労している作家も多くいるわけですが、本作の作者の場合はデビュー作から約1年後にこうして早くも2作目が登場しているので、それだけでも実力のほどが窺い知れますよね。

 ちなみに、本作には前作で探偵役を務めた人物が再登場しますが、前作の話題はほんのちょっとだけ触れる程度なので、本作から読んでも全く問題ないでしょう。

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 というわけで本作ですが、プロローグの後に「廣田家の殺人」「楠原家の殺人」「鷹尾家の殺人」と続いていきます。

 これらは全く別の事件であるばかりか、事件のタイプも展開の仕方も語り口も異なっていて、しかもそれぞれが独立した面白さを持っているので、まるで連作集というか短編集のような感じで楽しむことが出来ると思います。

 ただやはり本作は本格ミステリなので、それらの無関係に思えた複数の事件が最終章の「衣更月家の一族」で一気に繋がっていくのです。

 それもただ繋がっていくだけではなく、結末や真相が不明なままだった各事件を解決しつつ事件全体に隠された謎をも解き明かしてしまうので、そんなミステリ的な仕掛けが期待以上の鮮やかさ&読み応えでした。

 そんなわけで本格ミステリとしては、前作同様に優等生的ではあるもののやはり素晴らしかったのですが、それにも増して各事件におけるサスペンス的物語に、新人とは思えぬ文章力もあって惹きつけられましたね。

 そのために逆の効果として、解決編に入った途端に「サスペンス→本格ミステリ」というように作品の色やジャンル自体がガラリと変わってしまうようにも感じられたので、作品全体のバランスとしてみたら少々もったいなかったかな~とも思ったり。

 なので、探偵的本格ミステリ作家としてもかなりの魅力があるとはいえ、本作の「楠原家~」「鷹尾家~」タイプのサスペンス風ミステリに徹した作品も読んでみたいし、そちらの方が大ヒットする可能性がかなり高いのではないでしょうかねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力 度 : ★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “深木章子”関連記事 】

  > No.1126 「欺瞞の殺意」

  > No.1066 「猫には推理がよく似合う」(後日更新予定)
  > No.0735 「殺意の構図 探偵の依頼人」
  > No.0656 「螺旋の底」
  > No.0548 「衣更月家の一族」
  > No.0474 「鬼畜の家」


 「双頭のバビロン」皆川博子 <<< PREV/NEXT >>> 「ふたり、幸村」山田正紀

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月21日 (木)

【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”プレビュー】

MDB」各ファイルから分析・予想した、次戦のプレビューです!

 ★6/23(土) 19:00~ J1リーグ第15節・川崎フロンターレ戦 (等々力)

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 順位ファイル】を見よ!!


 両チームの今シーズンのJ1リーグ成績を比べ見てみると、

  マリノス:「  8位 5勝 6分 3敗 勝点 21  15得 12失 得失 +3 」
  川崎  :「  4位 8勝 1分 5敗 勝点 25  22得 21失 得失 +1 」

 続いて両チームのJ1リーグ最近5試合順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  4位  3勝 2分 0敗 勝点 11  6得 2失 得失 +4 」
  川崎  :「  3位  4勝 0分 1敗 勝点 12  9得 6失 得失 +3 」


 川崎Fは、開幕からわずか1ヶ月で相馬監督を解任し、風間氏を新監督として迎えることになりました。

 風間監督就任直後は勝ったり負けたりを繰り返していましたが、9節以降は6試合で「5勝 0分 1敗」で現在3連勝中と結果が出てきて、順位も4位にまで上げて来ました。

 風間体制になってからの特徴としては、とにかく得点も失点も多いかつての川崎Fのイメージ通りのサッカーで、就任前の5試合では2得点以上の試合も2失点以上の試合もなかったのに、就任後9試合で2得点以上したのも2失点以上したのも6試合と大幅に増えています。

 ただここ最近の試合は、相手に試合を支配されながらも決定機を確実に決めてしたたかに勝利していることが多いので、試合を制する時間が多いのに得点力は低い今のマリノスにとっては嫌な相手となりそうですかね。

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 対戦成績ファイル】を見よ!!


 川崎F戦は、リーグ戦通算で「7勝 2分 7敗」と全くの五分なのですが、リーグ戦ホームで「5勝 1分 2敗」なのに対し、アウェーでは「2勝 1分 5敗」と、お互いにホームで強くアウェーで弱いという相性になっています。

 そして2010年以降の公式戦では、4-0、3-1、2-1、4-0、2-3、0-3と、全て両チーム合計3得点以上という派手な試合となっていますね。

 なお、2006年から昨年まで5年連続でゴールを決められていて(計12失点)、昨年の33節でも2得点されている天敵的存在のジュニーニョが今年はいないのは、マリノスにとっては大きいかもしれません。

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 チームランクファイル】を見よ!!


 今回の試合で無失点だと、リーグ戦4試合連続無失点となり、「連続無失点」のマリノス歴代新記録を達成します。


 ★今回の試合で勝ちか引き分けだと........
   > 8試合連続“負けなし(通算記録)”達成 (マリノス歴代 6位タイ)
   > 8試合連続“負けなし(シーズン記録)”達成 (マリノス歴代 5位タイ)


 ★今回の試合で失点すると........
   > 9試合連続“同一カード アウェー失点”達成 (マリノス歴代 5位タイ)

 ★今回の試合で3失点以上だと........
   > 2試合連続“同一カード 3失点以上”達成 (マリノス歴代 5位タイ)

 ★今回の試合で無得点だと........
   > 2試合連続“アウェー無得点”達成 (マリノス歴代 5位タイ)
   > 2試合連続“同一カード アウェー無得点”達成 (マリノス歴代 4位タイ)

 ★今回の試合で無失点だと........
   > 4試合連続“無失点”達成 (マリノス歴代 新記録達成)
   > 2試合連続“アウェー無失点”達成 (マリノス歴代 2位タイ)

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 出場ランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 大黒将志が出場すると、Jリーグ戦通算250試合出場(J2も含む)にリーチとなります。

 中澤佑二が出場すると、マリノス所属時リーグ戦通算300試合出場にリーチとなります。

 齋藤学が出場すると、マリノス所属時公式戦通算50試合出場にリーチとなります。


 兵藤慎剛が出場すると、マリノス所属時公式戦通算184試合出場となり、榎本哲也を抜いてマリノス歴代単独21位となります(榎本哲也も出場した場合は21位タイのまま)。

 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時リーグ戦通算158試合出場となり、山瀬功治(05-10)を抜いてマリノス歴代単独13位となります。

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 ゴールランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 中村俊輔が3得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算46ゴールとなり、坂田大輔(01-10)と並びマリノス歴代4位タイとなります。

 中澤佑二が1得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算22ゴールとなり、小村徳男(93-01)と並びマリノス歴代16位タイとなります。

 兵藤慎剛が1得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算17ゴールとなり、松田直樹(95-10)と並びマリノス歴代20位タイとなります。

 兵藤慎剛が2得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算18ゴールとなり、山田隆裕(93-97)と並びマリノス歴代19位タイとなります。

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 というわけで、現在リーグ戦7戦無敗&3連続無失点と好調ですが、今までリーグ戦で一度も無失点試合がないという相性の悪い等々力でも結果を出すことが出来れば、今後もこの調子を持続するどころかさらに加速していくと思うので、自信と慎重さを持ってこの試合に挑みたいところですね。

 そんなマリノスを後押しするためにも、スタジアムへ行って応援しましょう!!

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 【出場停止】  マリノス:なし、 川崎:なし

 【怪我等で欠場予定】 マリノス:小椋祥平、天野貴史

 【試合プレビュー】  J's GOAL

 【ホームゲームイベント情報】  川崎オフィシャル

 【チケット情報】  川崎オフィシャル

 【試合関連スポーツ新聞記事】
   > 「横浜 樋口監督 クラブ史上初へ 川崎F零封する!」 (6/23)
   > 「憲剛、発熱で練習欠席 横浜M戦欠場も…川崎」 (6/23)

   > 「栗原 横浜初4連続完封狙う!「憲剛さんつぶせば…」」 (6/22)
   > 「川崎・風間監督、チームの変化に手応え」 (6/22)


 【TV中継】 (生) 6/23(土) 18:50~  スカチャン2

        (録) 6/24(日) 12:30~  スカチャン0

            6/26(火) 11:30~  スカチャン2
            6/26(火) 20:30~  J SPORTS 1

            6/27(水) 14:20~  J SPORTS 1
            6/27(水) 16:00~  スカチャン0

            6/28(木) 13:00~  スカチャン2

            6/30(土) 07:40~  スカチャン1

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  >>> 【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”データボックス】


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2012年6月20日 (水)

『双頭のバビロン』 皆川博子 > 「このミス」完全読破 No.547

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.547

 『双頭のバビロン』 皆川博子

   「このミス」2013年版 : 12位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「SUGOI JAPAN Award 2015」 ノミネート

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 12位

   読始:2012.6.8 ~ 読終:2012.6.17

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年4月>

双頭のバビロン〈上〉 (創元推理文庫)双頭のバビロン〈上〉 (創元推理文庫)
皆川 博子

東京創元社 2015-06-22
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 昨年発売されたNo.480「開かせていただき光栄です」が「このミス」「本ミス」「文春」で全て3位にランクインした皆川博子の、2012年新作です。

 その「開かせて~」はさらに本格ミステリ大賞を受賞するほどで、かなりの高評価を受けたわけですが、年齢のことを言うのは失礼かもしれませんが、80歳を超えてなおこれだけの傑作を生み出してしまったことにも驚きでした。

 しかしそんな驚きも序の口でして、そのわずか翌年に、さらに物語のスケール感もボリュームもアップした本作を発表するのですから、もはや驚くことすら失礼なのかもしれませんね。

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 というわけで本作ですが、19世紀末のオーストリアに生まれた双子の物語となっています。

 生まれて間もなく引き離されたこの双子は、一方は名家の跡取りとして、一方は抹消された存在として、それぞれ数奇な人生を歩んでいくことになるのですが、そんな物語が、欧州戦乱に向かっていく世紀末のオーストリア、サイレント映画からトーキーへの変革直前のハリウッド、そして中華社会と欧米社会が混在する大都市・上海を舞台に繰り広げられていくのです。

 この双子の出生の秘密自体がゴスチックな妖艶さがあるのですが、それ以後の物語も、重厚な翻訳小説のような読み応えがありつつ、色気の漂う艶麗で退廃的で狂騒的な幻想雰囲気に溢れた、これぞ皆川作品といった世界観で包まれているのですね。

 そういった妖美で幻想的な世界観や少年同性愛的な雰囲気(あくまで“雰囲気”です)など、「開かせて~」以上に濃厚となっているため、作品のボリューム(ページ数)もあって、やはり人を選ぶ作品だと思います(特に男性読者は好き嫌いが激しく分かれるかも)。

 しかし、この圧倒的な作品世界と運命的なストーリー展開は圧巻ですし、ミステリ要素は「開かせて~」と比べれば薄めですが、別方向に向かっていた物語が次第に濃密に絡み合っていく仕掛けが物語にさらなる厚みをもたらしているので、こういった世界観が好きな人ならばこの物語にどっぷりと浸かってしまうくらいに堪能できるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力 度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “皆川博子”関連記事 】

  > No.777 「ミステリマガジン700 【国内篇】」
  > No.776 「影を買う店」
  > No.723 「アルモニカ・ディアボリカ」

  > No.692 「海賊女王」
  > No.547 「双頭のバビロン」
  > No.480 「開かせていただき光栄です」
  > No.137 「倒立する塔の殺人」
  > No.007 「死の泉」


 「光」道尾秀介 <<< PREV/NEXT >>> 「衣更月家の一族」深木章子

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月19日 (火)

【京成盃グランドM(2012年)>予想&結果】

< 6月20日に行われる京成盃グランドマイラーズ(SIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【京成盃グランドマイラーズ】

 軸として狙ってみたい馬が何頭もいて悩みましたが、ここはトーセンピングスを◎にしてみましょう。

 中央から移籍後は前々走まで全て馬券圏内で、移籍初戦を除けば全連対という安定感があります。

 前走はさすがに交流重賞ということもあってか移籍後初の馬券圏外となりましたが、それでも中央馬相手に4着と好走しましたし、勝ったセイクリムズンにこそ差を付けられたものの、2着のナイキマドリードとクビ+3/4差、3着のトウショウカズンと3/4差で、スーニに先着しているのですからね。

 今年に入ってからこれだけの結果を出した馬は今回のメンバーではいないので、今現在の勢いを重視してこの馬に期待してみることにしました。

 ただ、人気馬も穴馬も相手に入れたい馬が多すぎるので、◎馬が来たとしてもあえて外した馬が1頭飛び込んで来そうで仕方ないのですよねェ。


  ◎ トーセンピングス / 張田京 (3)
  ○ カキツバタロイヤル / 石崎駿 (10)
  ▲ ディアーウィッシュ / 今野忠成 (5)
  △ ルクレルク / 今野忠成 (13)
  △ ウツミランカスター / 坂井英光 (1)
  △ シャア / 町田直希 (9)
  △ マグニフィカ / 的場文男 (11)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

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< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 11 △ マグニフィカ     的場文男   8
 2着 3  ◎ トーセンピングス  張田京    1
 3着 5  ▲ ディアーウィッシュ 今野忠成   5
 4着 4     ケイアイライジン  川島正太郎 6
 5着 6     シーズザゴールド  真島大輔   7


 マグニフィカは、3歳時の交流GI・JDD制覇の実績があってか、その後は一度も馬券に絡んでいないのに重賞で過剰人気していたので、いつもシメシメと思いつつ買い目に入れていませんでした。

 ただ今回は、3連複の人気上位20位までに全く入っていないほどに人気が落ちていましたし、斤量がここ数戦よりも大きく下がり、按上が的場文男に替わるということで、狙うならここしかないだろうと今回相手に入れたら、好走どころか勝ってしまうのだからホントに驚きました.....。

 というわけで、◎馬がきっちりと2着を確保したり、今月2度目の万馬券を当てることが出来たこと以上に、マグニフィカの取捨が見事ドンピシャに当たったことがなにより嬉しかったですねェ。


  (3連複:3-5-11 138.5倍)  ☆的中!  3,000円 → 13,850円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 3/11  27.3%  +79,480円  333.8%

☆12年通算 > 27/99  27.3%  +68,380円  122.9%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ☆●●●●●○●● → ☆
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.20  13,850円  船橋・京成盃グランドM (SIII)  <予想&結果記事>

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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  【函館スプリントS&マーメイドS(2012年)>予想&結果】 <<< PREV

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2012年6月18日 (月)

<JC1巻買い> 「ハイキュー!!」 古舘春一

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)
古舘 春一

集英社 2012-06-04
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 2012年6月期(6月4日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻の2冊目が、「ハイキュー!!」です。

 スポーツ漫画はここ数年のジャンプでは早期打ち切りがほとんどとなっているわけですが、センターカラーの数や掲載順などを見ても、本作の場合は好調な滑り出しとなっているようですね。

 多くの人に馴染みがありながらもそれほど漫画の題材に使われないバレーボールという競技を扱っていることで、野球やサッカーなどのメジャー競技やテレビで観る機会のないようなマイナー競技を題材とするよりも読者へのアピール度は高そうです。

 それに主人公たちのキャラクターやチーム内での役割、新1年生となって間もなく強豪校と練習試合を行う展開など、スポーツ漫画の定番をきっちりと押さえながらも、個性的な絵柄で他のスポーツ漫画との違いを生み出しているので、そんな「メジャーとマイナー」「定番と個性」の間を上手く突いた設定や持ち味が今の所の高評価に繋がっているのではないでしょうか。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「―独りじゃないから、信じて飛べ!!!」と書かれています。

 裏帯の方は、作中の3コマを使った簡単な作品紹介。

 カバーを外した部分は、表紙側が走っている日向の絵で、裏表紙側が走っている影山の絵

 中身の方ですが、1話の後には、日向の中学卒業式直後の場面が描かれた絵(ラフ画)。

 2-6話の間には、日向翔陽・影山飛雄・田中龍之介・澤村大地・菅原孝支のキャラクタープロフィール(学年組・ポジション・身長・体重・誕生日・好物・最近の悩み・能力パラメーター<5段階>)が1人1ページ。

 巻末には、2巻(8月発売予定)の予告が2ページ

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「古舘春一」関連記事】

  > 「ハイキュー!! 番外編」 古舘春一 > 週刊少年ジャンプ読切!  (16.4.25)

  > 「ハイキュー!!」 古舘春一 <JC1巻買い> (12.6.18)
  > 「ハイキュー!!」 古舘春一 > 週刊少年ジャンプ新連載! (12.2.18)
  > 「ハイキュー!!」 古舘春一 > 週刊少年ジャンプ読切! (11.4.24)
  > 「ハイキュー!!」(ジャンプNEXT! 2011WINTER) (11.1.9)

  > 「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」 古舘春一 <JC1巻買い> (10.6.9)
  > 「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」 古舘春一 > 週刊少年ジャンプ新連載! (10.3.1)
  > 「詭弁学派、四ッ谷先生の怪談」 古舘春一 > 週刊少年ジャンプ読切! (09.6.8)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月17日 (日)

【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”データボックス】

MDB」の試合後更新各ファイル等をまとめた、試合の情報・データ集です!


 ★6/16(土) J1リーグ第14節・FC東京戦 (日産ス)


  ○1-0 (前半1-0、後半0-0)  主審:家本政明  観衆:23,273人

  .<得点> 1-0 兵藤慎剛  (横浜・31分)

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 【出場停止情報】


 中村俊輔が、リーグ戦通算3回目の警告を受けたため、次にリーグ戦で警告を受けると、1試合の出場停止処分となります。

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 【出場記録情報】


 ドゥトラが、マリノス所属時公式戦通算215試合出場となり、清水範久(02-10)を抜いてマリノス歴代単独14位となりました。

 兵藤慎剛が、マリノス所属時公式戦通算184試合出場となり、榎本哲也と並びマリノス歴代21位タイとなりました。

 ドゥトラが、マリノス所属時リーグ戦通算157試合出場となり、山瀬功治(05-10)と並びマリノス歴代13位タイとなりました。


  <出場ランクファイル>  <選手データファイル

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 【チーム記録情報】  *対象はリーグ戦のみ


 <記録更新>

  ・「負けなし(通算)」記録 > 7試合連続 達成 <マリノス歴代 8位タイ>

  ・「負けなし(シーズン)」記録 > 7試合連続 達成 <マリノス歴代 7位タイ>

  ・「ホーム負けなし(シーズン)」記録 > 6試合連続 達成 <マリノス歴代 9位タイ>


  ・「連続無失点」記録 > 3試合連続 達成 <マリノス歴代 1位タイ>


 <記録ストップ>

  ・「連続引き分け」記録 > 2試合連続 でストップ <マリノス歴代 4位タイ>

  ・「同一カード 勝ちなし」記録 > 5試合連続 でストップ <マリノス歴代 4位タイ>


  ・「連続無得点」記録 > 2試合連続 でストップ <マリノス歴代 6位タイ>


  <チームランクファイル

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 【順位情報】


 J1リーグ 第14節終了時(暫定) : 8位 (前節 9位)
         < 5勝 6分 3敗  勝点 21 得点 15 失点 12 得失点差 +3 >

 最近5試合(第10~14節) 順位 : 4位 (前節 2位)
         < 3勝 2分 0敗  勝点 11  得点 6 失点 2 得失点差 +4 >

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 【試合記録・レポート・スポーツ新聞記事など】


 (オフィシャル) 試合記録&ゲームレポート

 (トリコロール日記) 「」

 (フォトレポートブログ) 「6/16 FC東京戦フォトレポート

 (フォトレポートブログ) 「6/16 FC東京戦イベントフォトレポート

 (監督コメント) J's GOAL

 (選手コメント) J's GOAL

 (J's GOAL) 「横浜FMが盤石の試合運びで『1-0の快勝』。
                  F東京は不完全燃焼で『悲しい試合』を演じてしまう


 (カナロコ) 「中断明け会心の勝利/FC東京戦から

 (カナロコ) 「兵藤「やっと取れた」/FC東京戦から

 (カナロコ) 「樋口監督「課題はやはり2点目」/FC東京戦から

 (スポニチ) 「“栗原効果”で4戦連続完封 兵藤「勇気をもらった」

 (日刊スポーツ) 「【横浜】「完璧」7試合負けなし

 (スポーツ報知) 「栗原、今季初の完封白星に笑顔

 (サンスポ) 「横浜M“栗原効果”で0封

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  【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”プレビュー】 <<<


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【函館スプリントS&マーメイドS(2012年)>予想&結果】

< 6月17日に行われる函館スプリントステークス(GIII)マーメイドステークス(GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【函館スプリントステークス】

 予想に「洋芝適性が~」と出てくると、夏競馬が始まったんだな~と改めて実感できますね。

 そしてこのレースは、5連勝で迎えたGI・高松宮記念で0.1秒差3着と好走したロードカナロアが圧倒的な人気を集めていまして、果たして素直にこの馬を◎にすべきかがまず最初の悩み所となります。

 3連複ならばこの馬が来てもあと2頭分枠があるので、万が一を考えて他の馬を◎にして大荒れ決着にも対応するのもいいのですが、ここは軸は確実にいくとしてロードカナロア◎にしたいと思います。

 ただ、相手はこれを書いている時点で単勝3番人気のパドトロワをあえて入れないのと、あとオッズの関係で買う中で一番オッズの低い組み合わせ(1-2-3)も外してしまいましょう。


  ◎ ロードカナロア / 福永祐一 (1)
  ○ レオンビスティー / 国分優作 (5)
  ▲ ドリームバレンチノ / 松山弘平 (2)
  △ エーシンリジル / 藤田伸二 (3)
  △ ブルーミンバー / 川須栄彦 (8)
  △ ナイアード / 大野拓弥 (4)
  △ ドラゴンファング / 藤岡佑介 (9)

  << 3連複:◎-○▲△(1-2-3以外) >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 2  ▲ ドリームバレンチノ 松山弘平  2
 2着 1  ◎ ロードカナロア    福永祐一  1
 3着 10    ビスカヤ        荻野琢真 11
 4着 7     パドトロワ       安藤勝己  3
 5着 8  △ エーシンリジル    藤田伸二 5


 ▲◎馬が1・2着となりそうだったものの、あえて外したパドトロワが3着に残りそうでした。

 なので「何か他の馬が3着に突っ込んで来てくれ~」と祈るような気持ちで観ていたところ、本当に凄い勢いで1頭飛ぶ込んできたので喜んでいたら、相手に入れていない最下位人気の馬でした.....。

 それにしても、先週の東京ジャンプSといいこのレースといい、東スポの“山河の一撃”のポツン◎馬に的中を阻まれるケースが最近多いので、これからしばらく“山河◎馬”は無条件で相手に入れておいた方が良さそうですかねェ。


  (3連複:1-2-10 131.8倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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 【マーメイドステークス】

 条件戦を勝ち上がったばかりの馬が人気上位となっていますが、ここは実績馬であるアカンサスを◎にしてみましょう。

 昨年のGI・秋華賞では0.5秒差5着と好走していますし、それ以後も前々走の福島牝馬S3着など成績は比較的安定していますからね。

 ただ道悪予想ということもあり、脚質的にこの馬は不利になりそうではあるものの、稍重だった秋華賞では最終コーナー15番手から5着まで追い込んできたわけですし、脚質から人気を下げているのであれば逆にそこをあえて狙ってみたいと思います。


  ◎ アカンサス / 幸英明 (14)
  ○ グルヴェイグ / ウィリアムズ (3)
  ▲ スマートシルエット / 武豊 (2)
  △ クリスマスキャロル / 藤懸貴志 (6)
  △ シースナイプ / 川田将雅 (13)
  △ エリンコート / 浜中俊 (9)
  △ ベストクルーズ / 北村友一 (10)
  △ アグネスワルツ / 国分恭介 (4)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 3  ○ グルヴェイグ     ウィリアムズ 1
 2着 6  △ クリスマスキャロル 藤懸貴志   7
 3着 7     メルヴェイユドール 酒井学    10
 4着 13 △ シースナイプ     川田将雅   3
 5着 14 ◎ アカンサス      幸英明    5


 ◎アカンサスは、直線に入った所で内から寄られて外に膨らんだのが痛かったですかねェ。

 まあ、「みんなのKEIBA」でのヒロシ◎とかぶっていた時点で、(馬券が外れる)覚悟は出来ていたのですが.....。


  (3連複:3-6-7 129.3倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 2/10  20.0%  +68,630円  321.4%

☆12年通算 > 26/98  26.5%  +57,530円  119.5%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●☆●●●●●○ → ●●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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2012年6月16日 (土)

<JC1巻買い> 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ

現存! 古代生物史 パッキー 1 (ジャンプコミックス)現存! 古代生物史 パッキー 1 (ジャンプコミックス)
レツ

集英社 2012-06-04
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 2012年6月期(6月4日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻の1冊目が、「現存! 古代生物史 パッキー」です。

 デビューから半年での初連載という大抜擢的な新連載でしたが、残念ながらこの1巻が発売されるよりも前に打ち切りとなってしまいました。

 近年のジャンプでは成功例が少ないギャグ漫画である本作は、少年一家と居候主人公(パッキー)の元に毎回のように脇役キャラ(古代生物)たちがやって来て騒動が起きるという、数十年前のギャグ漫画によくあるパターンでした。

 それに、絵柄もそうだし、最近のギャグ漫画に多いパロディやシュールギャグなどがほとんどない所なども、古き良き時代のギャグ漫画といった感じがありましたが、そんな部分が年配の読者には懐古的な面白さがあったかもしれないものの、今の少年読者には受けがイマイチだったのでしょうかね。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、「バクマン。」のキャラクター・真城最高&高木秋人がこの1巻を見ながら会話している絵と共に「『バクマン。』の小畑先生絶賛!! 亜城木先生も熟読!?」と書かれています。

 裏帯の方は、作中のコマを使ったパッキーの4種類の表情紹介と、2巻(7月4日発売)の告知。

 カバーを外した部分は、「幻存! タケルの理想のパッキー」と題した、タケルが想像している様々なタイプのパッキー(かわいくて無害、モコモコ、デカくて操作できるなど)の絵が描かれています。

 中身の方ですが、各話の間には、パッキー(パキケファオサウルス)、プテリゴートゥス&ケントロサウルス、ギガピー(ギガントピテクス)&シルエットしか出なかったキャラたち、ケラコ(トリケラトプス)、ティラノブナリ(ティラノサウルス)、チンタ(チンタオサウルス)、杉田中花夫(人間)、スティギー(スティギモロク)、エンポくん(エンポロテリウム)&ケツァルくん(ケツァルコアトルス)、三太(ファコプス・スペキュレーター)&葉子(イレヌス・タウリコルニス)&虫郎(ネオアサフス・コワレフスキー)のキャラクターや元になった古代生物の説明、創作秘話などが書かれた「レツ監修 古代生物図鑑」が各1ページ。

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 【「レツ」関連記事】

  > 「少数!ミンゾくん」 レツ > ジャンプX(クロス) (16.12.22)

  > 「れっつ!ハイキュー!?」 レツ > 週刊少年ジャンプ読切! (14.5.29)

  > 「世界遺産大戦パルテノンくん」 レツ > 週刊少年ジャンプ読切! (14.1.4)

  > 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ <JC1巻買い> (12.6.16)
  > 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ > 週刊少年ジャンプ新連載! (11.11.13)
  > 「現存! 古代生物史 パッキー」(ジャンプNEXT! 2011SPRING) (11.4.3)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月15日 (金)

<JC1巻買い> 「ニセコイ」 古味直志

ニセコイ 1 (ジャンプコミックス)ニセコイ 1 (ジャンプコミックス)
古味 直志

集英社 2012-05-02
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 2012年5月期(5月2日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻が、「ニセコイ」です。

 「鏡の国の針栖川」(叶恭弘)に次いで投入されたラブコメ新連載ですが、その「~針栖川」が2月で終了となったため、ジャンプで唯一のラブコメ作品となりました。

 しかしそれも束の間、2月末に「パジャマの彼女。」、5月に「恋染紅葉」とラブコメ新連載が連続投入され、それまで以上にラブコメ作品の生き残りレースは激しくなったのですね。

 とはいえ本作の場合、単行本の売上は1巻にしては上々だったようだし、6月には1周年記念でもないのに表紙を飾るなど、ラブコメという枠に限定しないでもここ数年の新連載の中ではかなりの好調となっているので、頭一つ以上抜け出している状況のように見受けられます。

 そんな好調の要因の一つとして、ラブコメの“コメ(コメディ)”部分の面白さが挙げられますかね。

 とにかく登場人物たちのやり取りがドタバタ系で楽しい雰囲気に満ち溢れていますし、ラブコメにありがちなギスギスした感じやすれ違いのモヤモヤ感などもないので、そんな所から“ラブ”の部分が強いラブコメ作品に興味がない読者をも惹きつける魅力が生まれているのではないでしょうか。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「始まる、偽恋(ニセコイ)物語!!」と書かれています。

 裏帯の方は、作中の4つのコマをバックに簡単な作品の説明。

 カバーを外した部分は、桐崎が一条を押しのけて小野寺と2人で並ぶ、カバー絵の数秒後設定の絵(ラフ画)。

 中身の方ですが、1-3話の後には、その話に関連した1コマ漫画(ラフ画)。

 4-6話の後には、“ジャンプNEXT! WINTER”に掲載された「一条君ってこんな人」「桐崎さんってこんな人」「小野寺さんってこんな人」(それぞれ4×2の8コマ漫画で、3作繋がったストーリー)が各1ページ。

 本編の後には、ラフ画によるおまけマンガ(7話の後日譚)1ページと、“本誌2012年5・6合併号”に掲載された4コマ漫画「特技」を収録。

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 【「古味直志」関連記事】

  > 「eの原典」 古味直志 > 週刊少年ジャンプ読切! (17.12.25)

  > 「みんなのこち亀」 古味直志 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.10.31)

  > 「刻どキ」 古味直志 > ジャンプGIGA vol.4 (16.10.11)

  > 「俺コイ!! ニセコイ×俺物語!! ~Boys side~」
       古味直志×アルコ×河原和音 > 週刊少年ジャンプ読切! (13.8.30)

  > 「ニセコイ」 古味直志 <JC1巻買い> (12.6.15)
  > 「ニセコイ」 古味直志 > 週刊少年ジャンプ新連載! (11.11.6)
  > 「ニセコイ」(ジャンプNEXT! 2011WINTER) (11.1.9)

  > 「ダブルアーツ」 古味直志 <JC1巻買い> (08.8.9)
  > 「ダブルアーツ」 古味直志 > 週刊少年ジャンプ新連載!  (08.3.24)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月14日 (木)

【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”プレビュー】

MDB」各ファイルから分析・予想した、次戦のプレビューです!

 ★6/16(土) 19:00~ J1リーグ第14節・FC東京戦 (日産ス)

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 順位ファイル】を見よ!!


 両チームの今シーズンのJ1リーグ成績を比べ見てみると、

  マリノス:「  9位 4勝 6分 3敗 勝点 18  14得 12失 得失 +2 」
  東京  :「  6位 7勝 1分 4敗 勝点 22  15得 13失 得失 +2 」

 続いて両チームのJ1リーグ最近5試合順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  2位  3勝 2分 0敗 勝点 11  7得 3失 得失 +4 」
  東京  :「  4位  3勝 1分 1敗 勝点 10  7得 4失 得失 +3 」


 FC東京は、今年からJ1に復帰したわけですが、天皇杯で優勝したためACLと並行した日程となりました。

 そんな厳しいスケジュールの影響もあってか、開幕当初こそ3連勝と好調でしたが、第6節から3連敗するなど結果が出なくなってきたのです。

 とはいえ、5月に入ると4戦無敗(3勝 1分 0敗)と再び勝つようになり、しかもACL敗退のためリーグ戦に専念できるようになったので、さらに調子を上げて来そうで怖いですね。

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 対戦成績ファイル】を見よ!!


 FC東京とは、2000年のリーグ初対戦から3連敗&5試合勝ちなしと、典型的な天敵クラブでした。

 しかし、2002年2ndステージでリーグ初勝利をあげると、それから2008年まで「6勝 3分 4敗」と逆に勝ち越すほどで、苦手意識はなくなった感じです。

 ただ、2009年以降は「0勝 1分 3敗」で現在2連敗中と再び勝てなくなり、“天敵復活”となっている現状ですかね。

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 チームランクファイル】を見よ!!


 ★今回の試合で勝ちか引き分けだと........
   > 7試合連続“負けなし(通算記録)”達成 (マリノス歴代 8位タイ)
   > 7試合連続“負けなし(シーズン記録)”達成 (マリノス歴代 7位タイ)
   > 6試合連続“ホーム負けなし”達成 (マリノス歴代 9位タイ)

 ★今回の試合で引き分けだと........
   > 3試合連続“引き分け”達成 (マリノス歴代 1位タイ)

 ★今回の試合で負けると........
   > 3試合“同一カード 連敗”達成 (マリノス歴代 7位タイ)
   > 3試合“同一カード ホーム連敗”達成 (マリノス歴代 3位タイ)

 ★今回の試合で負けか引き分けだと........
   > 6試合連続“同一カード 勝ちなし”達成 (マリノス歴代 4位)
   > 3試合連続“同一カード ホーム勝ちなし”達成 (マリノス歴代 8位タイ)


 ★今回の試合で無得点だと........
   > 3試合連続“無得点”達成 (マリノス歴代 2位タイ)
   > 2試合連続“ホーム無得点”達成 (マリノス歴代 3位タイ)

 ★今回の試合で無失点だと........
   > 3試合連続“無失点”達成 (マリノス歴代 1位タイ)
   > 2試合連続“ホーム無失点”達成 (マリノス歴代 8位タイ)

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 出場ランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時公式戦通算215試合出場となり、清水範久(02-10)を抜いてマリノス歴代単独14位となります。

 兵藤慎剛が出場すると、マリノス所属時公式戦通算184試合出場となり、榎本哲也と並びマリノス歴代21位タイとなります(榎本哲也も出場した場合は22位のまま)。

 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時リーグ戦通算157試合出場となり、山瀬功治(05-10)と並びマリノス歴代13位タイとなります。

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 ゴールランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 中村俊輔が3得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算46ゴールとなり、坂田大輔(01-10)と並びマリノス歴代4位タイとなります。

 中澤佑二が1得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算22ゴールとなり、小村徳男(93-01)と並びマリノス歴代16位タイとなります。

 兵藤慎剛が2得点すると、マリノス所属時リーグ戦通算17ゴールとなり、松田直樹(95-10)と並びマリノス歴代20位タイとなります。

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 というわけで、リーグ戦が再開となりますが、中断前は6戦負けなしだったこともあり、この再開初戦でも結果を出して勢いを持続したいところですね。

 そんなマリノスを後押しするためにも、スタジアムへ行って応援しましょう!!

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 【出場停止】  マリノス:なし、 東京:なし

 【怪我等で欠場予定】 マリノス:小椋祥平、天野貴史

 【試合プレビュー】  J's GOAL

 【ホームゲームイベント情報】  オフィシャル

 【チケット情報】  チケットF・マリノス

 【試合関連スポーツ新聞記事】
   > 「俊輔 今季初の代名詞弾へFK再確認」 (6/16)
   > 「栗原“3戦連発”で4戦ぶりに勝つ!…横浜M」 (6/16)
   > 「徳永 “五輪予行”CBで横浜戦先発へ」 (6/16)
   > 「長谷川 “ピルロ流”パスで古巣討ちだ 」 (6/16)

   > 「栗原 元同僚討つ!FC東京戦“3戦連発”の期待」 (6/15)
   > 「横浜M・栗原、FC東京戦強行先発へ」 (6/15)

   > 「FC東京&広島、デルピエロ獲得に名乗り」 (6/12)


 【TV中継】 (生) 6/16(土) 18:50~  スカチャン1
            6/16(土) 19:00~  BS1

        (録) 6/17(日) 10:10~  スカチャン2
            6/17(日) 15:10~  スカチャン0
            6/17(日) 20:00~  J SPORTS 1

            6/19(火) 18:00~  スカチャン2

            6/20(水) 12:00~  スカチャン0
            6/20(水) 14:30~  J SPORTS 1

            6/21(木) 14:20~  スカチャン2

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  >>> 【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”データボックス】


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<JC1巻買い> 「クロガネ」 池沢春人

クロガネ 1 (ジャンプコミックス)クロガネ 1 (ジャンプコミックス)
池沢 春人

集英社 2011-12-02
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 2011年12月期(12月2日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻が、「クロガネ」です。

 ジャンプでは鬼門ジャンルであるスポーツものの新連載として始まりましたが、人気の目安となるセンターカラーを何度もゲットしていたので、スタートダッシュには成功していたのではないかと思われます。

 その勢いはこの1巻が発売されるまでは続いていたものの、その後は徐々に掲載順を下げているので、この記事を書いている2012年6月時点では正念場を迎えているといったところでしょうか。

 連載開始当初は、剣道漫画が基本なのは明らかでしたが、ファンタジー的な要素があったり、ラブコメ的な雰囲気もあったりと、異色のスポーツものになるのではないかと予想していました。

 ところがふたを開けてみると、驚くほどにド直球な青春スポーツ漫画が展開されていくのですね。

 さくさくと話が進んでいきますし、友情・努力・勝利といった昔からのジャンプの精神も熱く込められていたので、スタートダッシュの成功も頷けるのですが、登場人物たちのやり取りや展開など直球過ぎる感じもあるので、さらに連載を続けていくには何かインパクトのある変化球がここら辺で必要となるのかもしれません。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「僕は―― ヒーローになる!!!!」と書かれています。

 裏帯の方は、黒鉄&さゆり(人形)の絵と共に「大好評連載中!!」という煽り文と、2巻(2月3日発売)の告知、そしてツバメの絵と共におまけマンガの宣伝。

 カバーを外した部分は、カバー絵と全く同じ。

 中身の方ですが、各話の間には、黒鉄博人・刀条さゆり・葉桜士道・白鳥乙鳥・黒鉄悟&黒鉄陽子のキャラクタープロフィール「クロガネの人々」(年齢、身長<悟&陽子以外>、誕生日、血液型、スリーサイズ<さゆり・白鳥のみ>、好きなもの<悟&陽子以外>、休日の過ごし方<黒鉄・葉桜・白鳥のみ>)が、各1ページ。

 6-7話の間のみ、さゆり(人形)のロゴ絵。

 そして本編の後には、女子剣道部ロッカールームでツバメを中心としたガールズトークが繰り広げられるおまけマンガ「桜夏女子部-おうかじょしぶ-」(2ページ)を収録。

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 【「池沢春人」関連記事】

  > 「ノアズノーツ」 池沢春人 > 週刊少年ジャンプ新連載! (18.2.26)

  > 「ものの歩 番外編 将棋部文化祭!」 池沢春人
     > 週刊少年ジャンプ読切! (16.4.18)

  > 「ものの歩」 池沢春人 > 週刊少年ジャンプ新連載! (15.9.7)

  > 「カミドリ」 池沢春人 > 週刊少年ジャンプ読切! (14.4.28)

  > 「クロガネ」 池沢春人 <JC1巻買い> (12.6.14)
  > 「クロガネ」 池沢春人 > 週刊少年ジャンプ新連載! (11.9.4)

  > 「黒鉄 -クロガネ-」 池沢春人 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.12.19)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2012年6月13日 (水)

【北海道スプリントC(2012年)>予想&結果】

< 6月14日に行われる北海道スプリントカップ(JpnIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【北海道スプリントカップ】

 黒潮賞(3月)→東京スプリント(4月)→かきつばた記念(5月)→さきたま杯(5月)と続いた短距離交流重賞の5戦目となりますが、4戦全てを勝ったセイクリムズンを始めスーニダイショウジェットなどお馴染みのメンバーが抜けたものの、あまりメンバー的に新鮮味が感じられませんかね。

 まあ堅軸が抜けただけでも予想が難しくなりましたが、ここはタイセイレジェンドを◎にしてみましょう。

 交流重賞実績でいうとトウショウカズンセレスハント、そしてかつての王者であるサマーウインドの方が上ですが、いずれの馬もどうも勝ち切れない感じがあるので、交流重賞初挑戦となるタイセイレジェンドに期待してみることに。

 そして相手や買い方ですが、前日オッズが出ないので決め辛いので、当日オッズがある程度固まってからここに出来たら追記したいと思います。


  ◎ タイセイレジェンド / 内田博幸 (2)
  ○  / ()
  ▲  / ()
  △  / ()

  << : >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 10    セレスハント    岩田康誠   3
 2着 2  ◎ タイセイレジェンド 内田博幸   2
 3着 9     トウショウカズン  川田将雅   1
 4着 13    サマーウインド   藤岡佑介   4
 5着 8     プリティゴールド  五十嵐冬樹 6


 結局、◎馬から人気2頭への馬複流しがオッズ的に分配しやすかったので、馬複2頭流しで購入しました。

 なので、早めに抜け出したサマーウインドが残ってしまうのではないかとドキドキし、そのサマーウインドを交わした後は後ろから追い上げてきたトウショウカズンに抜かれてしまうのではないかとドキドキしましたが、なんとか2着に入ってくれてヤレヤレでしたねェ。


  (馬複:2-10 7.1倍)  ○的中!  3,000円 → 7,100円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 2/8   25.0%  +74,630円  398.5%

☆12年通算 > 26/96  27.1%  +63,530円  122.0%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●☆●●●● ●→ ○
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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<JC1巻買い> 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘

鏡の国の針栖川 1 (ジャンプコミックス)鏡の国の針栖川 1 (ジャンプコミックス)
叶 恭弘

集英社 2012-01-04
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 2012年1月期(1月4日発売)のJC(ジャンプコミックス)1巻が、「鏡の国の針栖川」です。

 ジャンプでは久々となるラブコメの新連載として始まったわけですが、その後に始まった「ニセコイ」との同ジャンル競争に敗れたためか、この1巻が発売された約1ヶ月後に打ち切りとなってしまいました。

 まあ、その後にもラブコメ新連載が次々と投入されているところを見ると、ラブコメ枠争いはかなり厳しい戦いだったことが窺い知れます。

 というわけで、全28話+番外編1話で終了となったものの、“主人公が鏡の中に閉じ込められる”という、作者自身も表紙折り返し部分で書いているように“話を広げにくい”という基本設定があったので、あまりダラダラと引き伸ばすよりはこのくらいの話数ですっきりと終わる方が、一つの作品として見た場合は正解だったようにも思いますね。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「不思議な鏡に閉じ込められて 好きな娘に急接近!!」と書かれています。

 裏帯の方は、第1話の扉絵をバックに、作品の説明と針栖川哲&里見真桜の紹介が少々。

 カバーを外した部分は、カバー絵と全く同じ。

 中身の方ですが、第1話の扉絵の次ページ&各話の間には、その前の話に出てくる2ページ分のネーム絵を掲載(第1話扉絵の次ページは扉絵の下描き絵)。

 本編の後には、“ジャンプNEXT! 2011SUMMER”に掲載された「番外編 真桜の裏日常編」(2ページ)を収録。

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 【「叶恭弘」関連記事】

  > 週刊少年ジャンプ読切! 「ぶらんにゅー SCHOOL DAY」 叶恭弘 (13.4.19)

  > 週刊少年ジャンプ新連載! 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘 (11.7.10)
  > <JC1巻買い> 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘 (12.6.13)

  > ジャンプNEXT! 2010SUMMER(「ゴースト・ジム」) (10.8.16)


 【「2012年の“JC1巻買い”」関連記事】

  > 「暗殺教室」 松井優征 (12.11.2)

  > 「戦星のバルジ」 堀越耕平 (12.10.17)
  > 「恋染紅葉」 坂本次郎 ミウラタダヒロ (12.10.15)

  > 「斉木楠雄のΨ難」 麻生周一 (12.9.5)

  > 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔 (12.6.26)
  > 「ハイキュー!!」 古舘春一 (12.6.18)

  > 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ (12.6.16)
  > 「ニセコイ」 古味直志 (12.6.15)

  > 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘 (12.6.13)


 その他のジャンプ作品の当ブログ記事は、こちらからどうぞ!
               ↓↓↓
 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<


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2012年6月12日 (火)

【関東オークス(2012年)>予想&結果】

< 6月13日に行われる関東オークス(JpnII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【関東オークス】

 3歳牝馬のダート頂上決定戦です。

 とはいえ、ここに至るまでの路線が確立されているわけではないので、中央馬同士の力関係はわかりにくいし、南関馬との比較も難しいので、人気所では決まりにくいレースということもあって予想も難解ですね。

 それでここは、エイシンキンチェムを◎にしてみましょう。

 初ダート挑戦だった前走・兵庫CSは、結果は4着も、直線では思ったよりも粘りを見せていました。

 それに、1・2着馬がユニコーンSで2・3着、3着馬が東京ダービーで2着と、上位馬が次走で結果を出していることからレースレベルは高かったと思うので、勝てなかったとしても3着までに逃げ粘ってほしいなと期待してみたいと思います。

 相手も人気馬中心ですが、ここ最近のこのレースでは逃げ先行で粘り込んだ南関馬が穴をあけるパターンが多い感じなので、コテキタイも押さえておきましょう。


  ◎ エイシンキンチェム / 岩田康誠 (7)
  ○ オールドパサデナ / 横山典弘 (14)
  ▲ サトノジョリー / ウィリアムズ (10)
  △ マシュマロ / 川田将雅 (9)
  △ アスカリーブス / 今野忠成 (4)
  △ コテキタイ / 張田京 (8)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 4  △ アスカリーブル    今野忠成   3
 2着 10 ▲ サトノジョリー    ウィリアムズ 2
 3着 6     シラヤマヒメ      戸崎圭太  8
 4着 9  △ マシュマロ       川田将雅  4
 5着 3     ショコラヴェリーヌ  的場文男  9

 8着 7  ◎ エイシンキンチェム 岩田康誠  5


 ◎エイシンキンチェムは、初ダートだった前走が逃げだったため、今回逃げることが出来なければ初めて砂をかぶるレースになるということで厳しくなるかな~と思っていたのですが、それが原因なのかはわからないものの、案の定な結果となってしまいました.....。

 まあ、軸馬決めもそうだし、穴馬狙いも完全に外れてしまったので、やはりこのレースは難解でしたねェ。


  (3連複:4-6-10 138.5倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 1/7   14.3%  +70,530円  420.6%

☆12年通算 > 25/95  26.3%  +59,430円  120.8%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●●☆●●●● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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『光』 道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.546

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.546

 『光』 道尾秀介

   「このミス」2013年版 : 85位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.9 ~ 読終:2012.6.11

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年6月>

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道尾 秀介

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 道尾秀介の2012年最初の新作は、“光シリーズ”と題して雑誌に連載されていた連作的作品です。

 道尾作品といえば、読者を騙すどんでん返しが特徴でしたが、2009年のNo.294「球体の蛇」以降はどんでん返しのない文芸的な作風にチェンジしています。

 そして本作も例に漏れず、ミステリ要素が限りなく少ない文芸的な作品に仕上がっていましたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 あと道尾作品の特徴として“少年が主人公”というのがありまして、本作も小学4年生の少年が主人公。

 舞台は田舎町で、いつも行動を共にするクラスメイトやその姉との冒険物語が繰り広げられていきます。

 少年が主人公といっても、いつもの道尾作品に見られる青春時代特有の暗欝さやエグさなどは今回はなくて、そういった展開を匂わしながらもそうはならない所など、これまでの作品の読者に向けた遊び心のようでもありましたね。

 なので、過去の道尾作品と比べても少年時代の純粋さや前向きさや活き活きとした感じが前面に押し出されていますし、読み応えは驚くほどに爽やかさに満ち溢れていて、そこに心の中からノスタルジーさが湧いてくるような情景や会話ややり取りが散りばめられているので、ちょっとした場面であっても懐古的・望郷的な感動が呼び起こされてくるのです。

 というわけで、どんでん返しや切なく哀しい物語などを期待してしまうと物足りなさを感じてしまいそうですが、そういった要素のないほのぼの系青春物語という新境地的作品といえるだろうし、“大人のための少年物語”としてもこれ以上ないくらいのじんわりとくる感動を味わえるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★        鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度  : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★         気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “道尾秀介” 関連記事 】

  > No.0947 「いけない」
  > No.1042 「スケルトン・キー」(後日更新予定)

  > No.0983 「満月の泥枕」(後日更新予定)
  > No.0947 「サーモン・キャッチャー the Novel」
  > No.0910 「スタフ staph」(後日更新予定)
  > No.0827 「透明カメレオン」
  > No.0749 「貘の檻」

  > No.0682 「鏡の花」
  > No.0617 「笑うハーレキン」
  > No.0583 「ノエル -a story of stories-」
  > No.0546 「光」
  > No.0498 「水の柩」

  > No.0432 「カササギたちの四季」
  > No.0396 「月と蟹」
  > No.0340 「月の恋人~Moon Lovers~」
  > No.0312 「蝦蟇倉市事件 1」
  > No.0311 「光媒の花」

  > No.0294 「球体の蛇」
  > No.0233 「花と流れ星」
  > No.0186 「龍神の雨」
  > No.0169 「鬼の跫音」
  > No.0121 「ラットマン」

  > No.0117 「カラスの親指」
  > No.0097 「ソロモンの犬」
  > No.0058 「片眼の猿」
  > No.0049 「シャドウ」
  > No.0041 「向日葵の咲かない夏」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月11日 (月)

『ミスター・グッド・ドクターをさがして』 東山彰良 > 「このミス」完全読破 No.545

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.545

 『ミスター・グッド・ドクターをさがして』 東山彰良

   「このミス」2013年版 : 85位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.2 ~ 読終:2012.6.7

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年1月>

ミスター・グッド・ドクターをさがして (幻冬舎文庫)ミスター・グッド・ドクターをさがして (幻冬舎文庫)
東山 彰良

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 No.176「ジョニー・ザ・ラビット」で“「このミス」大賞”出身作家初の「このミス」ランクインを果たした東山彰良の、2012年最初の新作です。

 東山彰良といえば、これまでは硬派なクライムノベル的な作品を発表してきたわけですが、本作は医療ミステリということで、題材に大きな変化が見られました。

 ただ実際に読んでみれば、まあ予想通りといいますか、普通の医療ミステリには仕上がっていませんでしたね。

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 主人公は、医師の転職を斡旋する医師転職サポートセンターに務める国本いずみ。

 なので、医療業界を舞台にして内幕や職業的蘊蓄も絡めた医療ミステリなのかと思いきや、主人公の心情語りが作品の多くを占める連作的作品なのです。

 その心情というのが、アラサー独身女性の男女観(男って.....、女って.....)が中心なので、ミステリやエンタメというよりは文芸書に近い読み応えがあります。

 そんな“女性からの男性観”が連ねられている作品なので、男性受けは悪そうですが、それを書いているのが男性作家ということもあり、女性受けも悪そうという、誰の得にもならなそうな設定というか作風なのですね。

 ただ、ミステリ要素はあまりないけれど、主人公の行動というのがハードボイルド的な刺激やカッコ良さがありますし、それを考えると男女観に悩んでいる所もハードボイルド的といえるのかも。

 というわけで、その読みやすさに反して人を選ぶ作品であるし、過去の東山作品が好きな人にも賛否あると思うのですが、医療サスペンスとしてもアラフォー女性物語としても東山彰良にしか書くことのできない魅力があるので、この作品を好きになる人は少数派かもしれないけれど、(自分も含めて)好きな人なら何とも言えない愛着が湧くような作品となるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “東山彰良” 関連記事 】

  > No.1054 「夜汐」
  > No.0984 「僕が殺した人と僕を殺した人」(後日更新予定)
  > No.0889 「罪の終わり」
  > No.0829 「流」

  > No.0689 「ブラックライダー」
  > No.0545 「ミスター・グッド・ドクターをさがして」
  > No.0496 「ファミリー・レストラン」
  > No.0283 「ライフ・ゴーズ・オン」
  > No.0176 「ジョニー・ザ・ラビット」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月10日 (日)

【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”データボックス】

MDB」の試合後更新各ファイル等をまとめた、試合の情報・データ集です!


 ★6/9(土) ナビスコカップ予選リーグ第6節・アルビレックス新潟戦 (ニッパ球)


  △0-0 (前半0-0、後半0-0)  主審:山本雄大  観衆:5,345人

  .<得点> 0-0 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【出場記録情報】


 中澤佑二が、マリノス所属時ナビスコカップ通算37試合出場となり、遠藤彰弘(94-05)と並びマリノス歴代9位タイとなりました。

 兵藤慎剛が、マリノス所属時ナビスコカップ通算33試合出場となり、山瀬功治(05-10)と並びマリノス歴代14位タイとなりました。


  <出場ランクファイル>  <選手データファイル

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【観客動員情報】


 観客動員 > 5,345人

  > 総合ランキング ワースト・29位
  > ニッパ球ランキング ワースト・9位
     (対象試合:リーグ戦、ナビスコカップ、チャンピオンシップ)

  > アルビレックス新潟戦ランキング ワースト・1位
     (対象試合:リーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯、チャンピオンシップ)


  <観客動員ファイル> <対戦成績ファイル

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 【順位情報】


 ナビスコカップ予選リーグ 第6節終了時 : 4位 (前節 5位)
         < 1勝 2分 2敗  勝点 4 得点 5 失点 6 得失点差 -1 >


 <順位ファイル

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 【試合記録・レポート・スポーツ新聞記事など】


 (オフィシャル) 試合記録&ゲームレポート

 (トリコロール日記) 「」

 (フォトレポートブログ) 「6/9 アルビレックス新潟戦フォトレポート

 (フォトレポートブログ) 「6/9 アルビレックス新潟戦イベントフォトレポート

 (監督コメント) J's GOAL

 (選手コメント) J's GOAL

 (J's GOAL) 「横浜FMは公式戦3試合連続スコアレスドロー。
                新潟は大器・鈴木武蔵を先発起用も不発に終わる


 (カナロコ) 「」

 (スポニチ) 「」

 (日刊スポーツ) 「」

 (スポーツ報知) 「」

 (サンスポ) 「横浜M、8戦無敗も3戦連続0-0

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”プレビュー】 <<<


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【エプソムC(2012年)>予想&結果】

< 6月10日に行われるエプソムカップ(GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【エプソムカップ】

 先週のマイルGI・安田記念が歴代GIの中でもトップに近い(オッズ的な)超混戦状態でしたが、翌週に行われるこのレースも、距離的に近いだけあってやはり混戦状態となっていますね。

 それでまあ、その安田記念は珍しくボックス買いしたら自己最高の9万馬券を当てることができたので、今回も軸決めに自信がないのでまたボックス買いでいってみましょう。

 ただ、これを書いている時点での単勝3・4番人気を外しているので、この2頭のうちどちらかがハナorクビ差の3着争いを制して馬券が外れ、というここ最近の自分にとってお決まりのパターンになりそうですが.....。


  ◎ トーセンレーヴ / ウィリアムズ (6)
  ○ ダイワファルコン / 北村宏司 (13)
  ▲ シルクアーネスト / 池添謙一 (17)
  △ ダノンシャーク / 福永祐一 (14)
  △ ヤマカツハクリュウ / 田中勝春 (11)
  △ レディアルバローザ / 内田博幸 (5)
  △ モンテエン / 松岡正海 (15)

  << 3連複:◎○▲△ボックス >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 6  ◎ トーセンレーヴ    ウィリアムズ 1
 2着 14 △ ダノンシャーク    福永祐一   2
 3着 3     マイネルスターリー 柴田大知  15
 4着 1     セイクレットレーヴ  横山典弘   4
 5着 17 ▲ シルクアーネスト  池添謙一   8


 ◎馬が勝ち、あえて外した3・4番人気馬がどちらも来なかったものの、3着馬が抜けてしまいました.....。

 これで2日連続で柴田大知に的中を阻まれてしまったわけですが、ただ今回はどうやっても相手に入れられそうもなかったので、昨日ほどの悔しさはなかったですけどね。


  (3連複:3-6-14 438.5倍)  ●不的中  3,500円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 1/6   16.7%  +73,530円  487.0%

☆12年通算 > 25/94  26.6%  +62,430円  122.1%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ◎●●●●☆●●● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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2012年6月 9日 (土)

2012年06月の記事一覧

 2012年6月に更新した、当ブログ(朴念仁と居候)の記事&リンク一覧です。

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01日 : 『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ』 深町秋生
                                > 「このミス」完全読破 No.541

02日 : 「バナナマンのバナナムーンGOLD」本編&Podcast プレイリスト(2012年6月)
02日 : 【鳴尾記念(2012年)>予想&結果】

03日 : 【安田記念&ユニコーンS(2012年)>予想&結果】
03日 : 週刊少年ジャンプ短期集中連載! 「こがねいろ」 横田卓馬

04日 : 「このミス2013年版」月別ランクイン候補作品(2012年6月)

05日 : 『頼子のために』 法月綸太郎 > 「このミス」完全読破 No.542
05日 : 【東京ダービー(2012年)>予想&結果】

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06日 : 『震える牛』 相場英雄 > 「このミス」完全読破 No.543

07日 : 【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”プレビュー】

08日 : 『玩具店の英雄 座間味くんの推理』 石持浅海 > 「このミス」完全読破 No.544

09日 : 【東京ジャンプS(2012年)>予想&結果】
09日 : 2012年06月の記事一覧

10日 : 【エプソムC(2012年)>予想&結果】
10日 : 【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”データボックス】

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11日 : 『ミスター・グッド・ドクターをさがして』 東山彰良 > 「このミス」完全読破 No.545

12日 : 『光』 道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.546
12日 : 【関東オークス(2012年)>予想&結果】

13日 : <JC1巻買い> 「鏡の国の針栖川」 叶恭弘
13日 : 【北海道スプリントC(2012年)>予想&結果】

14日 : <JC1巻買い> 「クロガネ」 池沢春人
14日 : 【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”プレビュー】

15日 : <JC1巻買い> 「ニセコイ」 古味直志

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

16日 : <JC1巻買い> 「現存! 古代生物史 パッキー」 レツ

17日 : 【函館スプリントS&マーメイドS(2012年)>予想&結果】
17日 : 【MDB式“2012年第14節・FC東京戦”データボックス】

18日 : <JC1巻買い> 「ハイキュー!!」 古舘春一

19日 : 【京成盃グランドM(2012年)>予想&結果】

20日 : 『双頭のバビロン』 皆川博子 > 「このミス」完全読破 No.547

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21日 : 【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”プレビュー】

22日 : 『衣更月家の一族』 深木章子 > 「このミス」完全読破 No.548

23日 : 週刊少年ジャンプ読切! 「貧乏神が!(2012年出張版)」 助野嘉昭
23日 : 『ふたり、幸村』 山田正紀 > 「このミス」完全読破 No.549

24日 : 【宝塚記念(2012年)>予想&結果】
24日 : 【MDB式“2012年第15節・川崎F戦”データボックス】

25日 : 【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”プレビュー】

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26日 : <JC1巻買い> 「パジャマな彼女。」 濱田浩輔
26日 : 【帝王賞(2012年)>予想&結果】

27日 : 『千年ジュリエット』 初野晴 > 「このミス」完全読破 No.550

28日 : 【MDB式“2012年ナビスコ予選第7節・神戸戦”データボックス】
28日 : 【優駿スプリント(2012年)>予想&結果】

29日 : 【MDB式“2012年第16節・名古屋戦”プレビュー】

30日 : 週刊少年ジャンプ新連載! 「暗殺教室」 松井優征
30日 : 【CBC賞&ラジオNIKKEI賞(2012年)>予想&結果】

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【東京ジャンプS(2012年)>予想&結果】

< 6月9日に行われる東京ジャンプステークス(J・GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【東京ジャンプステークス】

 雨の中でのレースとなりそうですが、重賞で馬券圏内に来たことのある馬がゼロということもあって、一筋縄ではいかないレースとなりそうですねェ。

 それでここは、人気所ですんなり決まらない方に賭けるとして、トウシンボルトを◎にしてみましょう。

 障害未勝利戦を勝って以降の2戦は、勝てないながらも3・4着と安定していますし、前走でほぼ同じコースを好走(0.4秒差4着)しているのも信頼できそうです。

 まあその前走での勝ち馬も出ているわけですが、その馬も含めた今回の人気馬のうち3頭が近走で逃げた時しか結果を出していないので、それらの馬が逃げ争いで共倒れ、または逃げることが出来なかった馬が脱落、といった展開になった時には、直後に控えたこの馬が抜け出してくれるのではないかと期待して。


  ◎ トウシンボルト / 中村将之 (3)
  ○ デンコウオクトパス / 北沢伸也 (7)
  ▲ プライドイズハート / 山本康志 (4)
  △ ルールプロスパー / 白浜雄造 (11)
  △ トーセンオーパス / 横山義行 (2)
  △ ジャストルーラー / 五十嵐雄祐 (1)
  △ バイヨン / 穂苅寿彦 (10)
  △ アラタマポケット / 難波剛健 (8)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 7  ○ デンコウオクトパス 北沢伸也   1
 2着 13    ビービースカット   柴田大知   8
 3着 3  ◎ トウシンボルト    中村将之   6
 4着 11 △ ルールプロスパー 白浜雄造   2
 5着 14    イージーウイン   浜野谷憲尚 14


 ◎トウシンボルトは、思いっきり出遅れたのでどうなることかと思いましたが、内枠を活かしてすぐに中段まで上がり、最後は3着にまで追い上げてくれました.....。

 しかし2着馬が抜け.....。この馬は相手に入れようか直前まで迷っていたので、ちょっとの差で万馬券を逃したんだな~と思うと本当に悔しくなってしまいますねェ。


  (3連複:3-7-13 148.7倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 1/5   20.0%  +77,030円  597.0%

☆12年通算 > 25/93  26.9%  +65,930円  123.6%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●◎●●●●☆●● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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2012年6月 8日 (金)

『玩具店の英雄 座間味くんの推理』 石持浅海 > 「このミス」完全読破 No.544

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.544

 『玩具店の英雄 座間味くんの推理』 石持浅海

   「このミス」2013年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.5 ~ 読終:2012.6.5

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年4月>

玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)
石持 浅海

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 No.70「月の扉」No.89「心臓と左手」に続く、“座間味くんシリーズ”の3作目です。

 ちなみに、1作目は長編、2作目はシリーズ短編集でしたが、本作は2作目と同じ形式のシリーズ短編集となっています。

 本作の中でも1作目に関する話題が度々出てくるので、1作目から順番に読んでいくのがやはり一番ですが、ただネタバレというわけではないですし、登場人物の関係性なども丁寧に説明されているので、本作から読んでも問題はないでしょう。

 ただ、2作目には1作目の後日譚的な話が収録されているので、出来るだけ“1作目→2作目”という順番は守った方が良いかもしれませんね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 というわけで本作ですが、「傘の花」「最強の盾」「襲撃の準備」「玩具店の英雄」「住宅街の迷惑」「警察官の選択」「警察の幸運」という7つの短編を収録。

 前作では、1作目の主人公・座間味くんと大迫警視正の2人による話でしたが、本作ではそこにもう一人加わり、その人物の目線による物語となっています。

 その人物というのが、過去の実例を元に警察の防犯(警備)について研究を行っている、科学警察研究所勤務の津久井操。

 この3人で定期的に行っている飲みの席で、話の流れで津久井がその時に扱っている実例について説明をすると、それを聞いた座間味くんが別の視点から事件の裏に隠された新事実を推理して見せる、という(2作目と同様の)定番パターンによる作品集なのですね。

 なので安楽椅子探偵的な本格ミステリなのですが、わずかな情報から誰もが気付かなかった真相を見抜いてしまう座間味くんの推理は相変わらずの鋭さで気持ち良いですし、その推理によって事件の様相が驚くほどに反転してしまうのにも爽快さを感じてしまいます。

 まあそれでもやはり石持作品なので、近年作品の特徴でもある登場人物の狂気や歪みなどは今回も炸裂しているものの、ページ数的にも内容的にもサクッと読める短編集であるためか、それほど気にならないのではないでしょうか。

 そして、収録作が全て同じパターンということで、各話の冒頭で軽く描かれる事件のあらましから読者も自然な形で推理に挑戦できるので、そんな参加型ミステリとしても楽しいですからね。

 ただ、別の真相があることを知ったうえでその冒頭部分を読むと、もしかしたら大まかな部分では予想出来てしまうかもしれないため、そんな時はその予想が導き出されるまでの細かい推理もして、座間味くんに挑戦するような読み方をしてみるのも面白いかも。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “石持浅海” 関連記事 】

  > No.869 「罪人よやすらかに眠れ」
  > No.755 「二歩前を歩く」
  > No.687 「三階に止まる」
  > No.634 「フライ・バイ・ワイヤ」

  > No.558 「トラップ・ハウス」
  > No.544 「玩具店の英雄 座間味くんの推理」
  > No.509 「彼女が追ってくる」
  > No.484 「人面屋敷の惨劇」
  > No.465 「ブック・ジャングル」

  > No.389 「撹乱者」
  > No.383 「見えない復讐」
  > No.350 「この国。」
  > No.297 「リスの窒息」
  > No.293 「君がいなくても平気」

  > No.112 「耳をふさいで夜を走る」
  > No.091 「君の望む死に方」
  > No.089 「心臓と左手 座間味くんの推理」
  > No.070 「月の扉」
  > No.037 「扉は閉ざされたまま」


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2012年6月 7日 (木)

【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”プレビュー】

MDB」各ファイルから分析・予想した、次戦のプレビューです!

 ★6/9(土) 13:00~ ナビスコカップ予選リーグ第6節・アルビレックス新潟戦 (ニッパ球)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【ナビスコカップ予選リーグの状況】


 ナビスコカップ予選リーグは、各グループ上位2チームのみが決勝トーナメントに進出。

 (7チームによるリーグ戦のため)マリノスの試合がなかった今週水曜の第5節では、1・2位の鹿島・清水が共に勝利したため、両チームの現時点での勝ち点は12に。

 マリノスが残り2試合を連勝しても勝ち点10までしか伸ばすことが出来ないので、マリノスのナビスコカップ予選リーグでの敗退が決定しました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 順位ファイル】を見よ!!


 両チームの今シーズンのJ1リーグ成績を比べ見てみると、

  マリノス:「  9位 4勝 6分 3敗 勝点 18  14得 12失 得失 +2 」
  新潟  :「 17位 2勝 3分 8敗 勝点  9  7得 19失 得失 -12 」

 続いて両チームのJ1リーグ最近5試合順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  2位  3勝 2分 0敗 勝点 11  7得  3失 得失 +4 」
  新潟  :「 14位  1勝 1分 3敗 勝点 4  3得 11失 得失 -8 」

 さらには両チームのナビスコカップ予選リーグ順位を比べ見てみると、

  マリノス:「  5位  1勝 1分 2敗 勝点 4  5得 6失 得失 -1 」
  新潟  :「  3位  2勝 0分 2敗 勝点 6  2得 2失 得失 0 」


 新潟は、ここまでわずか2勝で降格圏の17位に沈んでいて、6失点で敗れた磐田戦終了後には黒崎監督が辞任となりました。

 新監督はまだ決まらず、ユース監督だった上野ヘッドコーチが暫定的に指揮を執っているのですが、続くリーグ戦に今週水曜のナビスコカップと連敗(どちらも無得点)しているので、監督交代の効果は出ていないようです。

 ただ、マリノスがすでに予選リーグ敗退が決まっているのに対し、新潟の方はまだ可能性が残っているので、今回の試合に対するモチベーションは新潟の方が上回りそうですかね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 対戦成績ファイル】を見よ!!


 新潟戦は、公式戦通算で「9勝 4分 7敗」、リーグ戦通算で「7勝 3分 7敗」と五分の成績となっています。

 ただ、リーグ戦アウェーでは「2勝 1分 5敗」なのに対し、ホームでは「5勝 1分 2敗」と、お互いにホームで好成績となっていますね。

 そしてナビスコカップでは、これまで3回当たって「2勝 1分 0敗」でいまだ無失点です。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 出場ランクファイル】&【選手データファイル】を見よ!!


 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時公式戦通算215試合出場となり、清水範久(02-10)を抜いてマリノス歴代単独14位となります。

 榎本哲也が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算35試合出場となり、野田知(93-98)と並びマリノス歴代11位タイとなります。

 中澤佑二が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算37試合出場となり、遠藤彰弘(94-05)と並びマリノス歴代9位タイとなります。

 狩野健太が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算33試合出場となり、山瀬功治(05-10)と並びマリノス歴代14位タイとなります。

 兵藤慎剛が出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算33試合出場となり、山瀬功治(05-10)と並びマリノス歴代14位タイとなります。

 ドゥトラが出場すると、マリノス所属時ナビスコカップ通算30試合出場となり、三浦文丈(93-98)・榎本達也と並びマリノス歴代18位タイとなります。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 というわけで、ナビスコカップは予選リーグでの敗退が決定してしまいましたが、来週から再開されるリーグ戦に勢いを付けるためにも、ホームで気持ち良く勝利したいところですね。

 そんなマリノスを後押しするためにも、スタジアムへ行って応援しましょう!!

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【出場停止】  マリノス:なし、 新潟:なし

 【出場停止にリーチ】  マリノス:中町公祐、小野裕二、
                         青山直晃、熊谷アンドリュー、谷口博之

 【代表参加で欠場】  マリノス:栗原勇蔵、 新潟:なし

 【怪我等で欠場予定】 マリノス:小椋祥平、天野貴史

 【試合プレビュー】  J's GOAL

 【ホームゲームイベント情報】  オフィシャル

 【チケット情報】  チケットF・マリノス

 【試合関連スポーツ新聞記事】
   > 「」 (/)


 【TV中継】 (生) 6/09(土) 12:50~  スカチャン0

        (録) 6/10(日) 04:50~  スカチャン0

            6/12(火) 12:30~  スカチャン2

            6/13(水) 16:00~  スカチャン0

            6/14(木) 14:00~  フジテレビNEXT

            6/16(土) 15:10~  スカチャン2

            6/21(木) 14:00~  フジテレビNEXT

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 【MDB式“2012年ナビスコ予選第6節・新潟戦”データボックス】


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2012年6月 6日 (水)

『震える牛』 相場英雄 > 「このミス」完全読破 No.543

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.543

 『震える牛』 相場英雄

   「このミス」2013年版 : 50位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.6.1 ~ 読終:2012.6.1

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年2月>

震える牛 (小学館文庫)震える牛 (小学館文庫)
相場 英雄

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 作者の相場英雄は、元・時事通信社経済部記者という経歴もあってか、ダイヤモンド経済小説大賞を受賞し作家デビューを果たした後も、主に経済サスペンス作品を発表し、経済ジャーナリストとしての活動も行っています。

 そして本作で初のミステリに挑戦となったのですが、いきなりの大ヒットとなっているようなのですよね。

 それは、「平成版『砂の器』誕生!」「2012年ミステリーベスト1早くも決定!」というド派手な帯の煽り文や、裏帯での書店員の絶賛&驚愕コメントが大きく影響したのだと思いますが、果たしてこの煽りが誇張なのか妥当なのか、といった部分も楽しみに読んでみました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 主人公は、迷宮入り濃厚な目立たない未解決事件を担当する捜査一課継続捜査班の刑事。

 未解決となっている二年前に起きた居酒屋強盗殺人事件を独自の視点で再調査したところ、当時の捜査では見逃していた犯人の手掛りを次々と見つけていき、この事件の裏に潜む事実が次第に明らかになってきて.....。

 というわけで捜査ミステリ(サスペンス)なのですが、事件の背景には食品業界の内幕や地方郊外型モールの弊害などの社会的問題点が関わっていき、そこが本作の大きなテーマとなってくるため、社会派ミステリ(サスペンス)としての印象の方が強めな感じ。

 そしてそんな社会派な部分が、具体的な会社名が想像出来る書き方であるにも関わらず、遠慮なくその内情を暴露していて、しかもその内容というのが(実情を知らなかった自分には)読んでいてかなり衝撃的なものだったので、どこまでリアルでどこからが作り物なのか分からない分、問題提起的な迫力がハンパなかったです。

 ただ、個人的にはミステリやエンタメ部分にぎこちなさを感じてしまったので、そういった物語的な要素を入れるよりもノンフィクションに近い形だった方がより面白くなったのではないかな~とも思いましたが、それでも事件解決に向けた最終局面での緊張感や最後に炸裂する仕掛けなど、クライマックスに近づくにつれてミステリエンタメ部分も活き活きしてきて楽しめましたけどね。

 まあ、帯の煽り文句の影響もあって賛否両論激しい評判となっているようですが、あまりそういった前評判に振り回されることなく読むのが一番でしょう。


小学館による作品紹介動画(著者インタビュー)


  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力度 : ★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月 5日 (火)

【東京ダービー(2012年)>予想&結果】

< 6月6日に行われる東京ダービー(SI)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【東京ダービー】

 南関3歳馬の頂点を決めるレースです。

 クラシック1冠目の羽田盃が大荒れの結果となりましたし、今回は中央からの移籍初戦となる馬が2頭もいるなど、予想がかなり難しいレースでして、それは混戦状態となっている前日オッズを見てもわかりますね。

 それで◎は、スカイインテンスでいってみましょう。

 前走は不良馬場の東京湾Cを快勝したわけですが、今回も当日は雨予報なので馬場が悪化しても心配なさそうですし、現在2連勝中という勢いとこれまで7走して馬券圏外は1度のみという安定感を併せ持っているのは心強いですからね。

 まあ、唯一の馬券圏外が唯一の大井でのレースだったのは不安ではあるものの、それは2歳時のレースでしたし、脚質的にも逃げ先行だけでなく、最終コーナーで最後方の位置から最速の追い上げで連対するなど、脚質を問わずに結果を残しているのは強みだと思うので、この馬に期待してみることにしました。


  ◎ スカイインテンス / 張田京 (8)
  ○ ディーオ / 左海誠二 (14)
  ▲ エミーズパラダイス / 戸崎圭太 (4)
  △ アートサハラ / 今野忠成 (9)
  △ ベルモントレーサー / 山崎誠士 (16)
  △ プーラヴィーダ / 吉原寛人 (3)
  △ キタサンツバサ / 石崎駿 (5)
  △ ジャルディーノ / 真島大輔 (6)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 13    プレティオラス    本橋孝太 6
 2着 3  △ プーラヴィータ    吉原寛人 3
 3着 4  ▲ エミーズパラダイス 戸崎圭太  1
 4着 11    ダイヤモンドダンス  的場文男 4
 5着 9  △ アートサハラ     今野忠成 2

 6着 8  ◎ スカイインテンス   張田京   5


 ◎スカイインテンスは、スタートはなかなか良かったのですが、道中ではどんどんとポジションを下げていって、最終コーナーでは後ろから3番目になってしまいましたからねェ。

 それでも6着にまで追い込んできたので、もっと前めの位置をキープできていれば.....と悔しく思うも、勝ち馬を相手に入れていなかった時点でもう自分の予想はダメダメだったわけなのです.....。

 とまあ◎馬がそんな感じだったので、観ていて盛り上がりようのないレースになってしまったな~と落ち込んでいたのですが、ゴール前で的場さんのダイヤモンドダンスが追い込んできたのを見たら一気に大盛り上がり状態に!

 結局4着に敗れたとはいえ、未勝利馬でのこの結果には驚きましたし、それ以上に(いまだダービー未勝利の的場さんへの応援馬券ということで人気になるのは毎年の恒例とはいえ)この馬で単勝4番人気だったことにより驚かされました.....。


  (3連複:3-4-13 50.1倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 1/4   25.0%  +80,030円  740.2%

☆12年通算 > 25/92  27.2%  +68,930円  124.9%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●◎●●●●☆● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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『頼子のために』 法月綸太郎 > 「このミス」完全読破 No.542

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.542

 『頼子のために』 法月綸太郎

   「このミス」1991年版 : 16位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「本格ミステリ・ベスト100」 16位
              「本格ミステリ・オールタイムベストアンケート」 92位

   年度ランキング :

   読始:2012.4.4 ~ 読終:2012.5.30

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <1993年5月>

頼子のために (講談社文庫)頼子のために (講談社文庫)
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 「雪密室」「誰彼」に続く“法月綸太郎シリーズ”の3作目で、その後に続く「一の悲劇」「ふたたび赤い悪夢」を合わせた三部作の1作目でもあります。

 本作が発表された当時はまだ新本格ブーム&バッシングで盛り上がっていた頃で、新本格作家としてデビューした法月綸太郎もそんな喧騒の真っ只中にいました。

 しかし本作は、推理作家でありハードボイルド作家でもあるロス・マクドナルドへのリスペクトが込められていることからもわかるように、新本格というよりはハードボイルド色の方が強い作品なのですね。

 それもあって、本作が作家・法月綸太郎の最初の転機となった作品との評価もあるのですが、実は本作は、デビュー前の学生時代に推理小説研究会の機関紙に発表した中編を長編化したものなのです。

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 というわけで本作ですが、ある人物が書いた手記から始まります。

 その内容というのが、17歳の娘を殺された父親(手記の書き手)が、警察の捜査方針に不審を抱き、自ら犯人をつきとめて復讐を果たそうとする、なんとも物騒なもの。

 この手記に興味を持った名探偵・法月綸太郎が、事件の真相を明かそうと動き出すわけですが、手記の中から矛盾点や疑問点などを見つけながら推理していくところなど、本格ミステリとしての読み応えがあります。

 ただそれでもやはり、事件の関係者に次々と会い、新たな事実を導き出して、真相へと迫っていく行動が中心となるため、ハードボイルド的な面白さが作中からにじみ出ていましたね。

 20年以上前の作品であるためか真相にそれほど意外性は感じられないものの、そこに至るまでの綿密でありつつ大胆な構成がさすがですし、賛否両論ありそうなラストにおける主人公の行動など予定調和に終わらない捻くれた所もあるので、初期にして法月綸太郎の様々な魅力が感じられる作品といえるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “法月綸太郎” 関連記事 】

  > No.1117 「赤い部屋異聞」
  > No.1100 「法月綸太郎の消息」(後日更新予定)

  > No.0924 「挑戦者たち」
  > No.0843 「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」
  > No.0659 「ノックス・マシン」
  > No.0644 「犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題」
  > No.0542 「頼子のために」

  > No.0511 「キングを探せ」
  > No.0281 「密閉教室」
  > No.0096 「犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題」
  > No.0042 「怪盗グリフィン、絶体絶命」
  > No.0004 「生首に聞いてみろ」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月 4日 (月)

「このミス2013年版」月別ランクイン候補作品(2012年6月)

 もう4年目となる“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2013年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを発売された月別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、“作者の過去実績”や“なんとなくの前評判”を元に、推測されるランクインの可能性ごとに3段階に分けて並べています。

 ちなみに、これを書いている時点では作品をまだ読んでいない状況になると思うので、この3段階の分類は、作品を読んだ上で決めたものではありませんので、その点ご了承ください。

 なお、読んだ上でのランクイン予想に関しましては、「このミス2013年版」下半期のランクイン候補作品の方をご覧ください。 

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 >> 2012年6月発売の最有力候補っぽい作品 <<


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 >> 2012年6月発売の有力候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


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 >> 2012年6月発売の候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


    / 道尾秀介 (7作)  <感想記事はこちら>
   ラバー・ソウル / 井上夢人 (3作)  <感想記事はこちら>
   二重生活 / 小池真理子 (2作)
   大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄 / 首藤瓜於 (1作)
   特殊警備隊 ブラックホーク / 福田和代 (1作)
   シフォン・リボン・シフォン / 近藤史恵 (1作)
   ビブリア古書堂の事件手帖3 / 三上延  <感想記事はこちら>
   竹 島 / 門井慶喜
   暗 転 / 堂場瞬一
   ナンバー / 相場英雄
   星を撃ち落とす / 友桐夏
   ショートスカート・ガール / 加藤眞男
   週末のセッション / 伊園旬
   氷の秒針 / 大門剛明
   烏に単は似合わない / 阿部智里
   魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 / 田中芳樹
   迷 宮 / 中村文則
   あなたが愛した記憶 / 誉田哲也
   生者の行進 / 石野晶
   チャボとウサギの事件 / 岩崎夏海
   夏休みの拡大図 / 小島達矢
   山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 / 七尾与史
   大尾行 / 両角長彦
   壺の町 / 望月諒子
   綾 香 / 黒野伸一
   神渡し / 犬飼六岐
   鳥のうた、魚のうた / 小島水青
   その愛の向こう側 / 小手鞠るい
   SE神谷翔のサイバー事件簿 / 七瀬晶
   猫弁と透明人間 / 大山淳子

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  NEXT >>> 「このミス2013年版」月別ランクイン候補作品(2012年7月)

  「このミス2013年版」月別ランクイン候補作品(2012年5月) <<< PREV


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2012年6月 3日 (日)

週刊少年ジャンプ短期集中連載! 「こがねいろ」 横田卓馬

週刊少年ジャンプ 2012年6月18日号 NO.27週刊少年ジャンプ 2012年6月18日号 NO.27
集英社

2012
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 週刊少年ジャンプの2012年27号(2012年6月4日発売)から始まった3話連続集中連載作品が、「こがねいろ」です。

 作者の横田卓馬(よこた・たくま)は、「戦下に咲く」で“JUMPトレジャー新人漫画賞(2009年11月)”の佳作を受賞(この作品はWeb掲載されています→集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト)。

 続いて、「転生変身 DXドラゴンシャフト」が“ジャンプNEXT! 2011WINTER”に掲載されてデビューを果たし(週刊少年ジャンプ増刊! 「ジャンプNEXT! 2011WINTER」参照)、“本誌2011年46号”に「競技ダンス部へようこそ」が掲載されて本誌デビュー(週刊少年ジャンプ読切! 「競技ダンス部へようこそ」 横田卓馬参照)。

 しかし、その直後に他社(講談社)の雑誌である“月刊ヤングマガジン”で「戦闘破壊学園ダンゲロス」(漫画担当、原作:架神恭介)の連載が始まったので(講談社コミックプラス参照)、もうジャンプ(集英社)からは離れたのかと思われましたが、まだその「~ダンゲロス」が連載中にも関わらず、“3話連続集中連載”という最近のジャンプでは異例となる掲載形態で本誌復帰となったのですね。

 ちなみに、“JUMPトレジャー新人漫画賞”受賞以前には、Web漫画&小説投稿サイト新都社に、「痴漢男」(2ちゃんねるのスレッドを漫画化)や「オナニーマスター黒沢」(通称「オナマス」。伊瀬カツラ<伊瀬勝良>のWEB小説<後に「キャッチャー・イン・ザ・トイレット!」として書籍化>の漫画版)などの人気作を、YOKO名義で掲載していたことも(現在は削除済)。

 なお、(ジャンプ本誌での)連載デビュー前の新人漫画家の作品が2週以上連続で本誌に掲載されたのは、2008年に読切作品「トリガーキーパー」が前後半に分けて2週連続で掲載された葦原大介(「賢い犬リリエンタール」での連載デビュー前)以来で、短期集中連載は2000年の「SAND LAND」(鳥山明)以来になると思われます。


 内容の方は、青春受験ラブコメ漫画です。

 喜名田晴彦(キナタ)は、同じクラスの金原みさきのことがちょっと気になっている高二の男子。

 目指すべき目標がないため自分の進路が決められずに悩む中、夏休みに親友の巨勢たつやと東京の大学のオープンキャンパスに泊まりがけで行く計画を立てたところ、なんとみさきと志村みちるの女子2人も同行することに。

 4人で東京観光を楽しんだ一日目に続いて、二日目にはみさきと2人で同じ大学のオープンキャンパスに参加したキナタは、そこでみさきが目指している「目標」を知って.....。


 なお、扉絵に付けられている煽り文は、

キミが笑うと 世界が輝く―!!

「競技ダンス部へようこそ」で圧倒的反響を
       呼んだ新鋭作家の最新作が3話連続で登場!!

☆輝くあの子と悩める僕の青春受験物語!!
       3話連続集中連載第1話 Cカラー31P!!

というものでした。

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  投票受付期間:2012.6.3~6.10
Koganeiro

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 【「横田卓馬」関連記事】

  > 「シューダン!」 横田卓馬 > 週刊少年ジャンプ新連載! (17.6.5)

  > 「せすピン!4月物語」 横田卓馬 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.4.6)

  > 「背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~」 横田卓馬
      > 週刊少年ジャンプ新連載! (15.4.20)

  > 「こがねいろ」 横田卓馬 > 週刊少年ジャンプ短期集中連載! (12.6.3)

  > 「競技ダンス部へようこそ」 横田卓馬 > 週刊少年ジャンプ読切! (11.10.23)

  > 「転生変身 DXドラゴンシャフト」(ジャンプNEXT! 2011WINTER) (11.1.9)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

【安田記念&ユニコーンS(2012年)>予想&結果】

< 6月3日に行われる安田記念(GI)ユニコーンステークス(GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【安田記念】

 春のマイルチャンピオン決定戦です。

 競馬を始めたての頃には人気薄のアサクサデンエンを2年連続で◎にしてガッツリ当てることが出来た思い出深いレースなので、今年もガッツリと当てたいところなのですが、超混戦状態となっている前日オッズが示す通りに、かなり予想が難解なレースですね。

 いつもの自分ならそんなレースほど燃えてくるものの、ここ最近は狙い所は凄く良いのにほんのちょっとの差で外すパターンが多すぎて強気に行けないので、今回は無難というわけではないけれど3連複のボックスで勝負してみたいと思います。

 買う馬は、選ぶよりも外す勇気の方が大変でしたが、シルポートよりも外の馬と香港馬2頭はあえて外すことにしました。


  ◎ エイシンアポロン / 池添謙一 (11)
  ○ ガルボ / 石橋脩 (2)
  ▲ コスモセンサー / 松岡正海 (8)
  △ ストロングリターン / 福永祐一 (4)
  △ シルポート / 小牧太 (13)
  △ グランプリボス / 内田博幸 (3)
  △ サダムパテック / ウィリアムズ (7)

  << 3連複:◎○▲△ボックス >>

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< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 4  △ ストロングリターン 福永祐一  2
 2着 3  △ グランプリボス    内田博幸 13
 3着 8  ▲ コスモセンサー   松岡正海 15
 4着 1     ダノンヨーヨー    北村友一  17
 5着 2  ○ ガルボ        石橋脩   5

15着 11 ◎ エイシンアポロン  池添謙一 10


 あまりボックス買いしないので、レース中どこに注目していればいいのか分からず、観ていてなんとも落ち着かなかったですねェ。

 それで直線で抜け出た1・2番手は買い目に入れていた馬だったので、後は3着がどうなるか、ということでそちらに目を移してみると、買い目に入れていたコスモセンサーが入れていない馬に追い上げられているという状況。

 ここ1ヶ月くらいで“軸馬や相手馬がハナ差やクビ差の3着争いに敗れて馬券が外れる”というパターンが物凄く多かったので、また今回もそうなってしまうのか.....と一瞬覚悟したのですが、コスモセンサーは抜かれることなく3着に入ってくれ、自己最高となる9万馬券を当てることができました.....。

 それにしても、3着以内に入った二桁人気馬を2頭とも入れていたこともそうだし、ボックス買いでなければ当たっていなかったわけなので、様々なことが偶然に上手くいったな~って感じですね。


  (3連複:3-4-8 925.3倍)  ☆的中!  3,500円 → 92,530円

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 【ユニコーンステークス】

 2歳~3歳春という長い期間の中で唯一となる中央ダート重賞です。

 こちらも安田記念以上と言っていいくらいに難解なレースですが、あちらは弱気にボックス買いとなったため、こちらは積極的に勝負にいってメジャーアスリートを◎にしてみましょう。

 なんといっても交流GI・全日本2歳優駿の2着馬で、もし怪我で戦線離脱しなければここでも断然の1番人気になっていたであろうオーブルチェフに勝つまであと一歩のところまでいきましたからね。

 そんな実績があるうえに、東京ですでに2勝していてるのにも関わらず、これを書いている時点で7番人気と評価は高くないので、オッズの妙味も考えてこの馬に期待してみることにしました。


  ◎ メジャーアスリート / 蛯名正義 (12)
  ○ レッドクラウディア / 浜中俊 (16)
  ▲ オースミイチバン / 川島信二 (8)
  △ タイセイシュバリエ / 武豊 (3)
  △ キングブレイク / 藤岡佑介 (6)
  △ ストローハット / 福永祐一 (4)
  △ ネクタル / 岩田康誠 (7)
  △ シンボリエンパイア / 北村宏司 (2)
  △ アンアヴェンジド / 内田博幸 (14)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

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< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 4  △ ストローハット    福永祐一  1
 2着 8  ▲ オースミイチバン  川島信二  2
 3着 3  △ タイセイシュバリエ 武豊     8
 4着 7  △ ネクタル        岩田康誠 5
 5着 13    ワイドバッハ     小牧太   13

12着 12 ◎ メジャーアスリート  蛯名正義 6


 安田記念が当たった時点で、ここは無理して穴軸狙いにいかなくてもよかったな~と思ったのですが、案の定な結果となりました.....。

 それに、穴軸として3着に入ったタイセイシュバリエも有力候補だったので、そこにちょっと悔しさが残りますねェ。


  (3連複:3-4-8 62.8倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年06月 > 1/3   33.3%  +83,030円  974.0%

☆12年通算 > 25/91  27.5%  +71,930円  126.3%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●◎●●●● → ☆●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.06.03  92,530円  東京・安田記念 (GI)  <予想&結果記事>
> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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2012年6月 2日 (土)

【鳴尾記念(2012年)>予想&結果】

< 6月2日に行われる鳴尾記念(GIII)の予想&結果です!(結果はレース後に付け加えます) >

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 【鳴尾記念】

 距離が1800mから2000mに、開催時期が12月から6月に今年から変更となりました。

 10頭立てと少数頭でのレースながら、実績馬が多いので予想は意外と難しいのですが、ここはナカヤマナイトを◎にしてみましょう。

 前走の大阪杯では勝ったショウナンマイティから0.5秒差の5着に敗れているわけですが、そのショウナンマイティはあまりにも鮮やか過ぎる差し切りだったのでその脚を続けて出せるのかまだ不安だし、枠的にも馬場的にもその前走より有利になる今回で◎馬が逆転する可能性は大いにあるのではないでしょうか。

 相手は、素直に人気所で。


  ◎ ナカヤマナイト / 柴田善臣 (3)
  ○ ショウナンマイティ / 浜中俊 (8)
  ▲ アーネストリー / 佐藤哲三 (1)
  △ スマートギア / 松山弘平 (4)
  △ トゥザグローリー / 福永祐一 (10)

  << 3連複:◎-○▲△ >>

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< レース結果 >


着順 / 馬番 / 予想記号 / 馬名 / 騎手 / 単勝人気

 1着 10 △ トゥザグローリー  福永祐一 2
 2着 8  ○ ショウナンマイティ 浜中俊   1
 3着 6     トーセンラー     岩田康誠  5
 4着 3  ◎ ナカヤマナイト    柴田善臣 4
 5着 1  ▲ アーネストリー    佐藤哲三 3


 ◎ナカヤマナイトは、直線半ばで3番手のトーセンラーを交わす勢いで伸びていたので、これはもう当たっただろうと確信したのですが、並んだ途端に足並みが同じになってしまって、結局ハナ差交わせず4着.....。

 やはり最初のコーナーで前が詰まってスムーズな走りが出来なかったのが最後に響いたのでしょうか.....。それとも按上を考えれば必然の結果?


  (3連複:6-8-10 16.5倍)  ●不的中  3,000円 → 0円

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           的中数 的中率   収支額    回収率 

☆12年05月 > 0/1    0.0%   -3,000円   0.0%

☆12年通算 > 24/89  27.0%  -14,100円   94.7%

☆11年通算 > 69/205  33.7%  -47,190円   92.4%

☆10年通算 > 69/208  33.2%  -32,680円   94.8%

☆09年通算 > 76/206  36.9%  +17,140円  102.8%


★近10レースの馬券成績 > ●●●●●◎●●● → ●
  *☆:+1万円以上、◎:+5千円以上、○:+1千円以上、△+1千円以下、●:外れ


★万馬券獲得実績(2012年以降)

> 2012.03.11  10,610円  阪神・フィリーズレビュー (GII)  <予想&結果記事>
> 2012,03,07  58,380円  大井・東京スプリング盃 (SIII)  <予想&結果記事>
> 2012.03.04  14,380円  中山・弥生賞 (GII)  <予想&結果記事>
> 2012.02.15  19,080円  大井・金盃 (SII)  <予想&結果記事>

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「バナナマンのバナナムーンGOLD」本編&Podcast プレイリスト(2012年6月)

 「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」本編(ラジオ)&Podcastの、2012年6月のプレイリストです

 各話のタイトルは、自分で勝手に付けています(なのでセンスはないです)

 内容を細かく書いてしまうと、これから聴く方の楽しみを奪ってしまうことになるので、話に出てくる主なキーワードを並べるだけにしてみました(ただ最近はある程度詳しく書くようになってきたので、未聴の方はネタバレにご注意ください)


 / 放送日(収録日) / 本編 or P-C(Podcast) / 放送(収録)時間 /
 / “タイトル” / 「キーワード」(『』はメッセージ(メール)テーマ) /

 2013年7月1日から、「JUNK」のPodcastの
 更新期間(保存期間)が6か月となったので
 この時期に配信されたPodcast回は
 現在ダウンロードできません

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【 2012年 6月 】


06/01 本編 (2:00:00) “『ヒムちゃんだぜぇ(○○だぜぇ)』”

 「禁煙して1年半の日村」「"バナナ炎"が"バナナ炎炎"に変更」
 「夏ライブ"ターコイズ・マニア"の詳細発表」「今年から新しい稽
 古場に(寝場所も変更)」「かけたい曲対決(×日村:言えないよ/
 郷ひろみ vs ○設楽:突撃ロック/ザ・クロマニヨンズ)」「ヒムペキ
 兄さん("会いたくて 会いたくて/西野カナ"をデーモン閣下がカ
 バーしたら)」「送られてくるヒムちゃんメールは下ネタばかり(ル
 ールなしの無法地帯)」「スピリッツ音頭(しりとり)」「女性からの
 下ネタヒムちゃんメール」「この仮説どうですか?」「かけたい曲対
 決(×日村:傷だらけのローラ/西城秀樹 vs ○設楽:今夜はブ
  ギー・バック/初音ミク)」


06/01 P-C 0:54:45 “夏ライブに向けての対策”

 「夏ライブ"TURQUOISE MANIA"の詳細発表」「日村のひざの裏
 のかぶれ」「今年はスケジュール的に大変な夏ライブ(バナナマン
 最大のピンチ)」「対策を考える(朝のフジテレビで打ち合わせ?)」
 「来週のラジオ終わりまでにネタ案を5つ以上考えてくることに」
 「日村がダウン上下で登場するネタ?」「今年のライブ稽古中のダ
 イエット計画」「ライブの話をすると暗くなる」「日村が好きなカレー
 うどん」「ワイルドカレーうどんなんだぜぇ」「設楽&オークラ&小山
 &佐久間PDで行った焼肉屋」「イマニ&ラリゴ&岡安と恵比寿の餃
 子屋に行った日村(イマニに食べ過ぎと注意された日村)」「日村
 以上に食べる設楽」「全然食べないさまぁ~ず大竹」「アイデア料
 理 井出(牛肉のたたきを食べてテンション上がる菜々葉)」「痩せ
 てもカッコいいと言われない日村」「おでんを14個食べた日村」

 「2012年6月1日(金)のバナナムーンGOLD(TBS RADIO HP)

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06/08 本編 (2:00:00) “『芸能界○○総選挙』”

 「AKB総選挙の感想」「かけたい曲対決(×日村:HOTEL PACIF
 IC/サザンオールスターズ vs ○設楽:FANTASISTA/Dragon
 Ash)」「来週はスペシャルウィーク(FUJIWARA藤本ゲスト)」「香水
 付け過ぎ日村」「ヒムペキ兄さん(男の不満を込めた"おいでシャ
 ンプー/乃木坂46")」「日村がオークラにキャメルクラッチ」「女子
 アナの下着を想像(山崎アナが一押しな日村)」「スピリッツ音頭」
 「この仮説どうですか?」「かけたい曲対決(×日村:CHA-CHA-
 CHA/石井明美 vs ○設楽:Feel So Moon/ユニコーン)」


06/08 P-C (0:45:59) “AKB48とプロレスの関連性”

 「AKB総選挙」「好きな大島優子の脇の下を見れて感激する日
 村」「投票数をお金に換算してみる(裏で票数ボーナスある?)」
 「AKBの世代交代(ジャンボ鶴田=大島優子?)」「乃木坂参戦の
 可能性」「敵対するプロレスラーが仲良く朝食を食べている姿を
 見てショック受ける日村」「サッカー日本代表の世代交代(アイド
 ルの移り変わり)」「ゴルフで自分の限界が見えた矢作(トップを
 獲った人の悩み)」「さんまの60歳引退説」「来週のスペシャルウ
 ィークはFUJIWARA藤本ゲスト(下半期に向け作戦会議)」「設楽
 の住みたかった街(芸人としての青写真)」「日村の結婚予定」
 「死にたくない事情(子孫)」「夏ライブの告知」「AKB出演の"ノン
 ストップ"が開始から48回目の放送(日村の出演は167回目?」

 「2012年6月8日(金)のバナナムーンGOLD(TBS RADIO HP)

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06/15 本編 (2:00:00) “フジモンと2012年下半期
                   バラエティー作戦会議”

  ゲスト:藤本敏史(FUJIWARA)

 「今日は気合が入っているバナナマン(逆に新鮮なゲスト)」「"ノ
 ンストップ"放送中に高橋克也容疑者逮捕速報(アナウンサー
 の本気な姿を生で初目撃)」「テンションアップ用に"田園/玉置
 浩二"ヒムペキバージョンをかける」「スピリッツ音頭」「フジモン
 登場」『藤本さんのおちゃらけに対する注意メール』「今日のフジ
 モンはふざけるの禁止」「最初はフジモンが苦手だった設楽」
 「フジモンについてナレーションで紹介・その1(マイナーな同期・
 ジャドリスト, ダブルゴリラスタイルを確立)」「日村とフジモンは同
 期?」「その2(バナナマンとの共通点, 2002年に失速)」「その3(レ
 ギュラーない)」「芸人のカテゴリー分け(バナナマン&FUJIWARA
 は中堅の中のスーパーミドル)」「雨上がり・ナイナイ・千原兄弟と
 の大阪時代の関係性」「関東芸人と関西芸人の違い」「ガヤスタ
 イル」「設楽がフジモンがヤな奴じゃないと気付いたきっかけ」
 「東京芸人のツッコミも心地良いフジモン」「面白いことをやりた
 い気持ちと視聴率とのジレンマ(スーパーミドル芸人は考えてい
 ない)」「フジモンはPodcastにも参加」「フジモンが考える今後の
 立ち位置(展望)」


06/15 P-C (1:30:09) “フジモンとバラエティー作戦会議”
               * 1週間の限定配信

  ゲスト:藤本敏史(FUJIWARA)

 「本編を振り返る(ダブルゴリラスタイル)」「坊主頭裏話」「日村と
 フジモンのブサイクの違い」「結婚によりフジモンとユッキーナは
 どっちがより得した?」「オナッキーナ&オナモン」「フジモンとユッ
 キーナの馴れ初め(やってる間)」「プロポーズ(おしめさま)」「結婚
 して変わったこと」「"ノンストップ"に力入れているフジモン」「レギ
 ュラー番組が欲しいフジモン」「フジモンのイメージ&役割(傭兵)」
 「バラエティー番組でのポジションの変化」「有吉のコメント力」
 「ハリセンボン春菜の実力」「受け入れツッコミ」「現状から上に行
 くには」「子供が生まれるフジモンへ設楽からのアドバイス」「金
 銭面での不安」「フジモンが芸能界パスポートを持っている理由」
 「フジモンが目指すバラエティー芸能人夫婦(健介北斗夫妻・ジャ
 ガー夫妻・松丘赤プル夫妻)」「フジモンの子供の名前案(設楽が
 娘の名前を菜々葉に決めた理由)」「一本締め(なかなか締められ
 ず)」「超内々歌合戦に藤本夫妻で出場?」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2012年)参照

 「2012年6月15日(金)のバナナムーンGOLD(TBS RADIO HP)

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06/22 本編 (2:00:00) “『天国から地獄』”

 「今日(明けて土曜)は日村父の誕生日」「先週のフジモンゲスト
 回顧(ユッキーナが番組にメールを送っていたのに読まれず)」
 「たまに起きるシダラ事件」「設楽と呼び間違われる日村・日村
 と呼び間違われる設楽」「先週の裏番組でAKB指原のHKT移籍
 発表」「かけたい曲対決(×日村:RAIN-DANCEがきこえる/吉川
 晃司 vs ○設楽:それでも好きだよ/指原莉乃)」「ヒムペキ兄さ
 ん(若者にも受け入れられやすいように歌詞を曖昧にした"贈る
 言葉/海援隊")」「バナナマンにカメラを構えてずっと決定的瞬
 間を待つジャニオタ(番組AD)」「スピリッツ音頭」「この仮説どう
 ですか?」「かけたい曲対決(○日村:雨の慕情/八代亜紀 vs
 ×設楽:Z女戦争/ももいろクローバーZ)」


06/22 P-C (0:48:48) “オークラが芸人を続けていたら”

 「設楽の仕事量」「笑う度に咳が出る日村」「日村の血圧状況
 (200はない)」「リゾートにいる変なおじさんみたいなオークラ」
 「82kgをキープしている日村(本当のMAX)」「東京03のライブツ
 アー」「車移動のライブツアー」「オークラと東京03との上下関
 係」「オークラが芸人を続けていたら(オークラ自身が仮の人生
 を想像)「"VS嵐"に出演した東京03」「オークラは"お笑い道場"
 2段<Podcast 2009.09.21参照>」「オークラの仮の芸人成功人
 生を回顧」

 「2012年6月22日(金)のバナナムーンGOLD(TBS RADIO HP)

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06/29 本編 (2:00:00) “島田の手相占い・上半期答え合わせ”

  ゲスト:島田秀平

 「今週は生ではなく収録(仕事の都合)」「今週は島田ゲスト(上半
 期の答え合わせ&下半期の運勢占い)」「かけたい曲対決(○日
 村:シーズン・イン・ザ・サン/TUBE vs ×設楽:夢の外へ/星野
 )」「スピリッツ音頭(ヒムローラ)」「島田登場」「島田の女性誌ス
 キャンダルを追及(HKT48に移籍?)」「廊下とカシャカシャの話が
 多い島田」「1月に行った上半期の占いを回顧&答え合わせ」「か
 けたい曲対決(○日村:SUMMER DREAM/TUBE s ×設楽:上を
 向いて歩こう/坂本九 vs ×島田:古い日記/和田アキ子)」「下半
 期の占い・設楽:10月に運気上昇, 同格・後輩に誤解されやすい,
 腰に注意, 母親的存在を大事に」「日村・外国人の友達(旅行線)」
 「オークラ・町おこし」「バナナマン・個々の成長が大事」「島田・結
 婚遠のく」「設楽が食事に誘うといつも長野にいる島田」「単独ラ
 イブへのスケジュール的不安」「かけたい曲対決(×日村:あー夏
 休み/TUBE vs ○設楽:夢の外へ/星野源 vs ×島田:古い日記/
 和田アキ子)」


06/29 P-C 0:42:19) “本編(島田の占い部分)を編集配信”

  ゲスト:島田秀平

 「Podcast用のオープニング」「本編の占い(上半期の答え合わせ
 &下半期の占い)部分を編集して配信」「上半期の答え合わせ・
 設楽:10月に芸能人生を左右する仕事は"ノンストップ"のこと?
 (運命線2本)」「日村:"夏にピンで大きな仕事"の可能性は?」「オ
 ークラ:銀行がパンパン?」「かけたい曲対決(日村:SUMMER DR
 EAM/TUBE vs 設楽:上を向いて歩こう/坂本九 vs 島田:古い日
 記/和田アキ子) *曲はかからず」「下半期の占い・設楽:10月に
 運気上昇, 同格・後輩に誤解されやすい,腰に注意, 母親的存在
 を大事に」「日村・外国人の友達(旅行線)」「オークラ・町おこし」
 「バナナマン・個々の成長が大事」「ホリプロコム社長の手相」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2012年)参照

 「2012年6月29日(金)のバナナムーンGOLD(TBS RADIO HP)

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  > Podcast おすすめ回リスト(2011-2012年) (13.1.28)

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2012年6月 1日 (金)

『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II』 深町秋生 > 「このミス」完全読破 No.541

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.541

 『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ(2)』 深町秋生

   「このミス」2013年版 : 45位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.5.22 ~ 読終:2012.5.28

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 文庫本 <2012年3月>

アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫)アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫)
深町 秋生

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 No.483「アウトバーン」に続く、“組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ”の2作目です。

 取り扱われる事件自体は前作とは別なので、いきなり本作から読んでも全く付いていけないということはないと思いますが、前作の出来事について言及される場面が結構多いし、登場人物の関係性などについて理解できるまで時間がかかるのではないかと思われます。

 それに、前作の末尾に“第一話 了”、本作の末尾に“第二話 了”と書かれていることからも分かるように、このシリーズは元々シリーズ化を見据えたもので、全体を通しての流れが重要となっているので、1作目から順に読むことをオススメしますね。

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 というわけで本作ですが、前作に引き続いて警視庁の組織犯罪対策課に所属する女刑事・八神瑛子の活躍が描かれていきます。

 裏社会の人間たちとの癒着を始めとして、違法捜査は当たり前だったり同僚たちの弱みを握り悪用するなど、かなりの悪徳刑事なのですが、そんなキャラクター性の説明(エピソード)は前作ですでに終えているためか、最初から全開で物語が突き進んでいくような勢いが感じられました。

 そして今回の敵役というのが、メキシコからやって来た極悪非道な殺し屋でして、殺人に全く躊躇がない狂気と身も凍るような残虐性を併せ持つ最強のヒットマンでありながらも、日本での面倒見役とのやり取りを見ているとなんとも憎めない愛嬌があって、かなり魅力的な敵役なのですね。

 そんな殺し屋と主人公側との衝突が中心となる今回は、捜査ミステリ・サスペンス的には前作と比べると控えめで、ストーリー的にもシンプルなのですが、それ故にハンパないスピード感とスケール感が産み出されていますし、バイオレンスアクションシーンとそこに至るまでの盛り上がりが直に押し寄せて来るかのような迫力となっているのです。

 それに、脇役たちの存在感もかなり立ってきていますし、全体を通しての謎も上手い具合に次作へと橋渡しされているので、1作目を超えるほどの面白さで、3作目への期待も高めるという、シリーズ2作目としてはこれ以上ない作品だったのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度  : ★★         おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★          人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “深町秋生” 関連記事 】

  > No.881 「バッドカンパニー」

  > No.675 「アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III」
  > No.557 「ダウン・バイ・ロー」
  > No.541 「アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II」
  > No.483 「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」
  > No.462 「ダブル」


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「このミス」完全読破:現在読書中の本

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