「キスは少年を浪費する/東京パフォーマンスドール」 > 懐かしの90年代・中小ヒット曲集 vol.07
1991~2000年に発売された邦楽シングル曲の中から、特大ヒットや大ヒット曲は除いて、中小ヒットした曲を紹介していこうと思います。
一応の基準は、多くの人が一度は耳にしたことがありながらも、今では忘却の彼方に消えていて、こんな機会でもなかったらそのほとんどの人が一生再聴することもなかったのでは、といった曲ということにしましたが、まあオリコン年間ランキングで50位以下って感じでしょうかね(例外もあり)。
あとは、紹介だけしても実際に曲を聴けないとなるとあまり意味がないので、Youtubeで動画を見つけることができた曲を紹介していく予定です(動画は自分でアップしているわけではないので、記事更新後に削除されている場合もあります)。
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【 キスは少年を浪費する / 東京パフォーマンスドール 】
発売日 : 1993年5月21日
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東京パフォーマンスドールは、アイドル的な活動もしていたダンスパフォーマンスグループです。
80年代のアイドルブームと90年代後半のハロプロ勢台頭の狭間にあたる、90年代前半の“アイドル冬の時代”に活動していたため、一般的な知名度はそれほどないのかもしれません。
ただ、現在では大女優として確固たる地位を築いた篠原涼子やママドルとして活躍する穴井夕子、EAST ENDとのコラボで「DA.YO.NE」「MAICCA」などヒットを飛ばした市井由理、そして研修生として仲間由紀恵が所属していたりと、今思い返してもなかなか豪華なメンバーでした。
それに、“TPD”というアルファベット3文字の略称や、“大阪パフォーマンスドール(OPD)”などの地方派生ユニット、フロントメンバー(7人)とライブメンバーの二軍制&研修生という構成など、今絶大的な人気となっているAKB48の先駆けと言えるのかもしれません。
そんなTPDは、CDセールス的には小室哲哉プロデュースとなってからが最盛期で(ちなみに小室ファミリーブームより前)、その中でも土曜夕方に放送されTPD自身も出演したバラエティ番組「HYU2」の後期オープニングテーマでもある本曲が代表曲なのではないでしょうか。
たたみ掛けるようなABメロの勢いをそのままに気持ち良くサビが弾ける小室サウンドに、思春期の甘酸っぱさがノスタルジックにさせる歌詞、そしてポジションを目まぐるしく変えながら踊り歌うパフォーマンスなど、やはり今聴いても、時代を超えた、そしてアイドルグループという枠をも超えた素晴らしさが映像を通して感じられますからね。

東京パフォーマンスドール (1990~1994)
ジャンル: J-Pop
リリース日: 2008-11-05
価格: 250円

posted with sticky on 2015.8.21
http://www.youtube.com/watch?v=6IqBRjZZVqA
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