「このミス」完全読破・500冊突破記念企画「このミステリーがすごい!MDB版」 30位>26位
「このミス」完全読破 500冊突破記念企画
>> 「 このミステリーがすごい!MDB版 」 <<
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”「このミス」完全読破”がついに500冊を突破したということで、100冊突破ごとの記念企画を今回も実施していきたいと思います。
ちなみに、対象となる500冊について、および“「このミス」完全読破とは一体何なんだ?”といった基本的な部分、または過去の“100冊突破ごとの企画”については、 まとめページである「このミス」完全読破 読破本リストをご覧ください。
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そして500冊突破記念企画として実施するのは、「このミステリーがすごい!MDB版」。
これは、これまで読んできた500作品の中から特に面白かったものを50作品選び、それに順位付けをして、カウントダウン方式で発表していこう、という企画です。
選んだ基準は、単純に“読んで面白かったもの”を順番に選んでいったというだけなのですが、ただ“「このミス」完全読破”を始めた時の自分が完全なるミステリ初心者だったこともあり、読んだ時期によって読んで面白いと思ったタイプやジャンルが大きく変わっているのですね。
なので、「読んだ当時の評価」ではなく、「今思い返してみて“あれは面白かった”と思う作品」を順番に選んで行くことにしました(なので、読んだ直後の評価である“★評価”とはあまりリンクしていません)。
ちなみに、企画名に入っている“MDB”とは、このブログの本元サイトである「マリノス・データ・バンク」の略称です。
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【 30位 : 警官の血 / 佐々木譲 】
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2008年版の1位に輝いた警察大河小説です。
警察官の親子3代を描いたスケールの大きい作品ですが、警察小説の様々な魅力がこれでもか注ぎ込まれていますし、昭和史それぞれの時代背景と見事に絡んでもいるので、まさに“全ての警察小説の集大成”と言ってしまっても過言ではないような大傑作ですね。
[ 2008年版 1位 ] << この作品の感想記事はこちら >>
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【 29位 : 新参者 / 東野圭吾 】
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“加賀恭一郎シリーズ”の8作目で、2010年版の1位に輝いています。
江戸の香りを残した人形町を舞台に、加賀恭一郎ならではの独特な視点による捜査ミステリに、人情味溢れるドラマ性、そして連作集という形を存分に活かした構成と、東野圭吾の巧みさを存分に味わうことのできる作品です。
[ 2010年版 1位 ] << この作品の感想記事はこちら >>
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【 28位 :叫びと祈り / 梓崎優 】
叫びと祈り (創元推理文庫) 梓崎 優 東京創元社 2013-11-28 売り上げランキング : 155780 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
“第五回ミステリーズ!新人賞”を受賞した短編から始まる連作集です。
様々な外国の地で起こる謎を、その地ごとに色を変えて幻想的に描かれていくのがとにかく見事ですし、そこに仕掛けられたミステリ的な要素も鮮やかなので、本当に新人離れという評価も失礼なくらいにレベルの高すぎるデビュー作ですね。
[ 2011年版 3位 ] << この作品の感想記事はこちら >>
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【 27位 : 仮想儀礼 / 篠田節子 】
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) 篠田 節子 新潮社 2011-05-28 売り上げランキング : 56991 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
新興宗教をテーマにした大作です。
無神論者が金儲けのために新興宗教を立ち上げ成り上がっていく前半もかなりの面白さでしたが、やはり圧巻なのは崩壊が始まっていく終盤で、そのド迫力な展開と狂気には読んでいて圧倒されまくること間違いなしでしょう。
[ 2010年版 7位 ] << この作品の感想記事はこちら >>
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【 26位 : 秘 密 / 東野圭吾 】
秘密 (文春文庫) 東野 圭吾 文藝春秋 2001-05 売り上げランキング : 427 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
映画化もされている、東野圭吾の代表作の一つとして必ず名前が上がるような作品です。
まあとにかく賛否両論が激しく飛び交うような衝撃的なクライマックスで、自分自身もしばらく感想記事を書けなかったくらいに感情を鷲掴みにされてしまったのですが、ただ小説を読んでそこまでの反応になるということは滅多にあるものではないので、やはり今振り返ってみても“凄い作品だったな~”と思ってしまいますねェ。
[ 1999年版 9位 ] << この作品の感想記事はこちら >>
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