週刊少年ジャンプ読切! 「KINTOKI -金目族のトキ-」 鳥山明
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ジャンプから生まれた大物漫画家6名による読切企画“秋の超豪華大物読切シリーズ!! トップ・オブ・ザ・スーパーレジェンド”の第6弾(最終回)として、週刊少年ジャンプ2010年50号(11月15日発売)に掲載された読切作品が、「KINTOKI -金目族のトキ-(キントキ・きんめぞくのトキ)」です。
作者の鳥山明(とりやま・あきら)は、説明するまでもないとは思いますが、大ヒット作「Dr.スランプ」、そして世界規模でのスーパー大ヒット作「ドラゴンボール」をジャンプ本誌で連載していた、まさにレジェンドの中のレジェンド的存在の漫画家です。
「ドラゴンボール」が1995年に連載終了して以降はセミリタイア状態となったため、本格的な連載作品は現在までない状況です。
ただそれでも1990年代後半にはまだ、「COWA!」(1997年)・「カジカ」(1998年)・「SAND LAND」(2000年)など単行本1巻分の短期連載作品や、「宇宙人ペケ」(1996年)・「TOKIMECHA」(1997年)など2~3話の作品が、ジャンプ本誌に掲載されてはいました。
「SAND LAND」以降は「ネコマジン」シリーズを年に1~2話発表するくらいでしたが、2000年代後半に入ると新たな活動が見られるようになり、「こち亀」連載30周年記念本「超こち亀」(2006年)に収録の「こちらナメック星ドラゴン公園前派出所」で秋本治と、本誌2007年4・5合併号に掲載された「CROSS EPOCH」で「ONE PIECE」の尾田栄一郎と、合作漫画(クロスオーバー作品)を発表。
さらには“ジャンプSQ.(2008年5月号)”に掲載の「さちえちゃんグー!!」&“ヤングジャンプ(2010年2・3合併号~6号)”に全3回短期集中連載の「JIYA -ジヤ-」という2つの漫画(どちらも作画は桂正和)で原作を務めるなどして、いよいよ本作で久々の単独名義での作品発表となったのですね。
なお、今年(2010年)には“環境教育教材:2030マガジン『最終戦略 バイオスフィア』”というパンフレットで、描き下ろし漫画「おいしい島のウーさま」を発表しています。
ちなみに、尾田栄一郎との合作漫画「CROSS EPOCH」は、「ONE PIECE 10th Treasures」(Amazonへのリンク)に収録されています。
内容の方は、後ほど追記します。
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