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2010年2月 5日 (金)

<JC1巻買い> 「賢い犬リリエンタール」 葦原大介

賢い犬リリエンタール  1 (ジャンプコミックス)賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)
葦原 大介

集英社 2010-02-04
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 2010年2月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の2冊目が、「賢い犬リリエンタール」です。

 週刊少年ジャンプ新連載! 「賢い犬リリエンタール」 葦原大介を見てもらうとわかるように、デビュー前における読切作品の掲載され方などから、とにかく期待がかけられている新人であることが伝わってきました。

 しかし、こうして初めての連載作品が始まってみますと、掲載順やセンターカラーの数などからして、当初の期待ほどの結果は出ていなうような感じです。

 まあ、この1巻を読んでみれば、ここまでアンケート的に苦戦気味であろうことは予想出来ますけどね。

 この漫画の一番わかりやすい魅力といったら、リリエンタールのマスコット的なキャラクターでしょう。

 なので、このキャラクターを活かした“万人に受けるようなほのぼのコメディ”を基本に話が進んでいくのかと思いきや、とても不思議で子供には少々難解そうなミステリー的ストーリーが繰り広げられていくのです。

 そのため、パッと見は一般受けを狙った作品であるようだけど、中身は玄人好みといったような感じなので、外見から入った人は中身の難解さに戸惑い離れていき、こういった中身が好きな人は外見の印象から読む前に流してしまう、といったケースが多いのではないでしょうか。

 ただ、そんなギャップもこの作品の魅力だし、他のジャンプ作品にはない魅力でもあるし、そういった部分は連載が続いていけば自然と伝わっていくものだと思うので、打ち切りの波にのまれることなくまだしばらくは続いてほしいですけどね。

 そのためにも、わかりやすい面白さを前面に出した回を、時々挟んでもらえるといいのですが。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に、「リリエンタール ともうします! どうぞよろしくおねがいします!!」と書かれています。

 裏帯の方は、「リリエンタールを待ち受けるコイツらは!?」という文字の下に、2巻に登場するのであろう人物等の絵、そして2巻は4月2日(金)に発売予定との宣伝が。

 カバーを外した部分は、カバー部分と全く一緒です。

 中身の方ですが、てつこ・兄・アキラ・ゆき・さくらのプロフィールが各1ページずつ(星座のみ架空のもの(ぺんぎん座など)となっています)。

 第3話でリリエンタールと兄が観ていたテレビ番組のキャラクター・ライトニングみつひこ&魔女カナリーナの裏設定の説明が1ページに、日野家の間取りが1ページ。

 そして本編の後には、おまけまんがとして、「リリエンタールの一日」「てつこの一日」「「兄の一日」が各1ページ描かれています。

 さらに最終ページには、リリエンタールの絵と共に、スタッフや担当・マネージャーなどの名前が平仮名で書かれています。

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