2009年11月~2010年4月に発売された作品を対象とした、「このミステリーがすごい!2011年版」上半期のランキング予想をしてみたいと思います。
ただ、まだ対象作品が下半期も含めて全て出揃う前の時点で順位まで予想してしまうのはさすがに無茶なので、今回は、自分がこれまで読み終えることが出来た作品から、「ベスト10入りが確実と予想される作品」「ベスト20入りする可能性が高いのではと予想される作品」などの項目ごとに該当する作品を入れてみたいと思います。
そして、11月の半ば頃に、「上半期~」「下半期~」を元に、最終的な“ランキング(順位)予想”の記事を書く予定です(後日追記:書きました→「このミス2011年版」ランキング(順位)予想)。
なので、この記事はあくまで“仮予想”で、本予想は「このミス2011年版」ランキング(順位)予想の方となります。
なお、対象となる上半期(09年11月~10年4月)に発売された中ですでに読み終えた作品は、以下の通りです(この対象作品は、読み終えるごとに追加していく予定です)。
* このリストのみ、タイトル部分のリンク先は当ブログの感想記事となっています。
【 これまでに読み終えた対象作品一覧 】
> 「ビッチマグネット」 舞城王太郎 > 「敗者復活」 藤田宜永
> 「罪と罰の果てに」 永瀬隼介 > 「未踏峰」 笹本稜平
> 「旧友は春に帰る」 東直己 > 「武家屋敷の殺人」 小島正樹
> 「ライフ・ゴーズ・オン」 東山彰良 > 「天才までの距離」 門井慶喜
> 「カッコウの卵は誰のもの」 東野圭吾 > 「十字架」 重松清
> 「丸太町ルヴォワール」 円居挽 > 「SOSの猿」 伊坂幸太郎
> 「水魑の如き沈むもの」 三津田信三 > 「球体の蛇」 道尾秀介
> 「欧亜純白 ユーラシアホワイト」 大沢在昌 > 「罪 火」 大門剛明
> 「君がいなくても平気」 石持浅海 > 「リスの窒息」 石持浅海
> 「このどしゃぶりに日向小町は」 鳥飼否宇 > 「北帰行」 佐々木譲
> 「数えずの井戸」 京極夏彦 > 「閉ざされて」 篠田真由美
> 「天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊」 今野敏
> 「モノクロームの13手」 柄刀一 > 「空色メモリ」 越谷オサム
> 「五声のリチェルカーレ」 深水黎一郎 > 「天地明察」 冲方丁
> 「挑発 越境捜査2」 笹本稜平 > 「Nのために」 湊かなえ
> 「オー!ファーザー」 伊坂幸太郎 > 「虚 国」 香納諒一
> 「蝦蟇倉市事件 1」 アンソロジー > 「光媒の花」 道尾秀介
> 「蝦蟇倉市事件 2」 アンソロジー > 「ナニカアル」 桐野夏生
> 「私の家では何も起こらない」 恩田陸 > 「兇 弾」 逢坂剛
> 「W―二つの夏」 永嶋恵美 > 「扼殺のロンド」 小島正樹
> 「増大派に告ぐ」 小田雅久仁 > 「屍の命題」 門前典之
> 「オーディンの鴉」 福田和代 > 「叫びと祈り」 梓崎優
> 「主よ、永遠の休息を」 誉田哲也 > 「エデン」 近藤史恵
> 「ラガド 煉獄の教室」 両角長彦 > 「乱心タウン」 山田宗樹
> 「1Q84 BOOK 3」 村上春樹 > 「更年期少女」 真梨幸子
> 「魔法使いの弟子たち」 井上夢人 > 「赤い森」 折原一
> 「プロメテウス・トラップ」 福田和代 > 「マドンナ・ヴェルデ」 海堂尊
> 「ブラックチェンバー」 大沢在昌 > 「100人館の殺人」 山口芳宏
> 「堂場警部補の挑戦」 蒼井上鷹 > 「狩久探偵小説選」 狩 久
> 「綺想宮殺人事件」 芦辺拓 > 「撹乱者」 石持浅海
> 「ボーダー ヒートアイランドⅣ」 垣根涼介 > 「機龍警察」 月村了衛
> 「災転(サイコロ)」 霞流一
なお、これはあくまで素人である自分が個人的に予想しているものです。
なので、「ベスト10入り確実」と言った作品が実際には1票も入らなかったりとか、名前を挙げなかった作品が10位以内に入るなどの可能性は大いに有り得ますので、その点をご了承の上で参考にしていただければと思います。
ちなみに、初めて予想を行った2008年(2009年版)の予想実績は、「「このミス2009年版」ランキング(順位)予想 <反省会>」を、2度目に予想を行った2009年(2010年版)の予想実績は、「「このミス2010年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>」にて確認ください。
* 「ランク入り確率」は、(自分が予想する)ベスト20にランクインする可能性をパーセンテージで表したものです。つまり、100%に近いほど、ベスト20にランクインする可能性が高いと自分が予想している、ということです。なお、数字は適当なので、大体の目安程度に思ってください。
* 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
* 下半期(10年5~10月)に発売された作品に関しては、「このミス2011年版」下半期のランクイン作品予想をご覧ください。
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【 ベスト10入りが確実と予想される作品 】
ここでは、ベスト10入りが確実で、下半期のラインナップ次第では1位も狙えるのでは?と自分が予想した作品を挙げてみました。
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叫びと祈り
/ 梓崎優 ・・・ランク入り確率 : 85%
ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据えたデビュー作です。
デビュー作とはいえ、ミステリと物語性の融合が見事で新人の作品とは思えないような出来だし、とにかくミステリ評論家やミステリ読者の評価がかなり高いようなので、No.127「告白」湊かなえ(2009年版 4位)の再現、あるいはそれ以上の結果となる可能性も高いのではないでしょうか。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.326 『叫びと祈り』 梓崎優
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水魑の如き沈むもの
/ 三津田信三 ・・・ランク入り確率 : 75%
長編作品が2作連続でトップ10入りしている“刀城言耶シリーズ”の最新作で、今回も怒涛のどんでん返しが炸裂しているので、3作連続ランクインの可能性は高そうです。
ただ、前2作と比べると派手さや衝撃度などでは劣ると思うので、今回は11~20位くらいになりそうかな~と思っていましたが、今年は昨年以上に本格ミステリ作品が不足気味なので、本格ミステリ大賞も受賞しましたし、下半期のラインナップ次第とはいえベスト10にランクインする可能性は高いのではないでしょうか。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.291 『水魑の如き沈むもの』 三津田信三
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【 ベスト20入りするのではないかと予想される作品 】
ここでは、ベスト20にランクインする可能性が高そうな作品を挙げてみました。
ただ、例年11~20位と21~40位辺りの作品の得票数というのはそれほど変わりはなくて、たった1人の投票者のさじ加減一つで大きく順位が変動してしまうほどの差しかないので、ここら辺になってくるとランクインするかどうかは運の要素も大きく関わってくるといってもよいでしょう。
なので、この項目に挙げたのは、「40位以内には確実に入ってくると予想される作品」といった認識で参考にしてもらう感じでちょうど良いのではないでしょうかね。
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狩久探偵小説選
/ 狩 久 ・・・ランク入り確率 : 65%
今年の“数十年前に活躍した幻のミステリ作家の作品集”枠の最有力候補になるのではないかと思われる作品です。
ただ、自分はミステリ歴が浅いこともあって、こういった作家の知識がないですし、その作品集の価値というのもわからないので、昨年も“ランクイン間違いなし”と予想していたNo.187「風の時/狼の時」(天城一)が、結局ランクインどころか“21位以下の作品(15点以上)”の欄にさえ入っていなかったりしたのですよね。
それでも、少し調べた感じでは、この狩久はかなりのカルト的人気を誇る作家のようですし、SRの会に関係した人物ということでそれ系の票も入りそうだし、実際に読んでみたらやはりかなりの面白さだったので、ランクインの可能性は高いのではないかと予想してみました。
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>> No.364 『狩久探偵小説選』 狩久
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兇弾 禿鷹外伝
/ 逢坂剛 ・・・ランク入り確率 : 60%
過去の4作中2作が「このミス」にランクインし、外れた1作も22位とわずかな差という、「このミス」とは相性の良い“禿鷹シリーズ”の最新作です。
前作で完結したと誰もが思う中で、見事なまでにシリーズを復活させてしまいましたし、その設定を上手い具合に面白さに繋げていたので、ランクインの可能性も大いにありえるのではないでしょうか。
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>> No.314 『兇 弾』 逢坂剛
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オー!ファーザー
/ 伊坂幸太郎 ・・・ランク入り確率 : 60%
出す作品がバンバンとランクインしていた第1期の期間中に連載されていた作品なので、ランクインの可能性は高そうです。
ただ個人的には、ランクインするほどのインパクトはなかったかな~とも思うので、今のところはこの位置においておきましょう。
(後日追記)
ということで当初はこの下のグループに入れていたのですが、改めて調べてみたところ、いわゆる“第1期”の作品のランクイン率はかなりのもので、ランクインしなかった作品もそのほとんどが票割れしていなければ確実にランクインしていただろうというほどに票が入っていたので、こちらのグループに移すとともにランク入り確率も上げてみました。
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>> No.310 『オー!ファーザー』 伊坂幸太郎
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オーディンの鴉
/ 福田和代 ・・・ランク入り確率 : 55%
デビュー作「ヴィズ・ゼロ」が26位(2008年版)、「TOKYO BLACKOUT」が17位(2009年版)と、サスペンス作品が「このミス」で評価されている福田和代ですが、この作品もスリル溢れる展開のサスペンスなので、2度目のランクインの可能性も大いにありえるのではないでしょうか。
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>> No.322 『オーディンの鴉』 福田和代
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光媒の花
/ 道尾秀介 ・・・ランク入り確率 :55%
下の「球体の蛇」と同様にこれまでと作風の違う作品ですが、こういった作風が「このミス」でどのように評価されるのか判断するのが難しいし、「球体の蛇」とどちらが上になるのか予想するのもかなり難しいのですよねェ(一応今の時点ではこちらの方が上なのではないかと予想していますが)。
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>> No.311 『光媒の花』 道尾秀介
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北帰行
/ 佐々木譲 ・・・ランク入り確率 : 50%
警察小説の第一人者的な存在となった佐々木譲ですが、この作品は犯罪者側を中心としたクライムサスペンスです。
それでも、警察小説とはまた違った魅力が活き活きと書かれている傑作だし、No.230「廃墟に乞う」で直木賞を受賞するなどの勢いからするとランクインの可能性は高いのではと思われるのですが、それでも“ベスト10が確実”というほどではないですかね。
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>> No.298 『北帰行』 佐々木譲
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球体の蛇
/ 道尾秀介 ・・・ランク入り確率 :40%
作者本人が“ミステリーではない”と言っているように、道尾作品の代名詞とでも言うべきどんでん返しが今回はないのですが、それでも絶妙なミステリ的演出でドラマ性を高めているし、道尾作品の新たな方向性を示した傑作だと思うので、「このミス」実績からしてもランクインは確実でしょうか?
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>> No.294 『球体の蛇』 道尾秀介
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リスの窒息
/ 石持浅海 ・・・ランク入り確率 : 40%
最近は多作ながらも「このミス」には絡むことがなかった石持作品ですが、今回は誘拐劇というオーソドックスなネタに石持流の味が込められていましたし、倒叙ミステリ的なものとしてもなかなかのものだったので、久々のランクインも期待できるのでは。
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>> No.297 『リスの窒息』 石持浅海
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【 ベスト20入りする可能性もあるかもと予想される作品 】
ここでは、ベスト20入りの可能性はそんなに高くなさそうだけど、入らないとは強く言えないような、穴馬的な作品を挙げてみました。
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虚 国
/ 香納諒一 ・・・ランク入り確率 : 35%
殺人事件の謎をじっくりと追う姿を描いた渋みの効いたハードボイルド&サスペンス作品ですが、「このミス」と結構相性の良い作家なので、ある程度の票を稼ぐことは確実なのではないでしょうかね。
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>> No.309 『虚 国』 香納諒一
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欧亜純白 ユーラシアホワイト
/ 大沢在昌 ・・・ランク入り確率 : 30%
かつては上位常連だったものの、2004年版以降は新宿鮫シリーズの1作しかランクインしていない大沢作品ですが、今回は自身最長枚数の超大作ですし、作品世界のスケールがハンパないので、久々のランクインが期待されます。
ただ、近年のランクインしなかった作品を読んでいないので比較ができないのと、もしかしたら期間中に新宿鮫シリーズ最新刊のリリースもあるかも?ということで、とりあえずこの位置に置いておくことにしました。
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>> No.292 『欧亜純白 ユーラシアホワイト』 大沢在昌
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丸太町ルヴォワール
/ 円居挽 ・・・ランク入り確率 : 30%
「このミス」とは馴染みの薄い“講談社BOX”の作品ですが(ランクイン作品が後に講談社BOXから再発売されたりはしていますが)、本格ミステリとしてもしっかりとしているし、舞台設定や終盤の怒涛の展開など「このミス」好みだと思うので、もしかするともしかするかも?
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>> No.288 『丸太町ルヴォワール』 円居挽
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魔法使いの弟子たち
/ 井上夢人 ・・・ランク入り確率 : 25%
岡嶋二人時代も含めれば4作品もベスト10にランクインさせていて「このミス」と相性の良い作家なので、“9年ぶりの新作”という「このミス」では有利となりそうな強調材料もあることから、ランクインの可能性も大いにありえそうです。
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>> No.333 『魔法使いの弟子たち』 井上夢人
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エデン
/ 近藤史恵 ・・・ランク入り確率 : 20%
前作No.79「サクリファイス」のような大掛かりなミステリトリックはないのですが、エンタメ作品として前作に負けないほどの面白さがあったので、前作実績も考慮したエンタメ枠としてのランクインもありえるのでは。
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>> No.327 『エデン』 近藤史恵
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綺想宮殺人事件
/ 芦辺拓 ・・・ランク入り確率 : 15%
まさに“現代の奇書”といった感じの難解な蘊蓄ミステリですが、評論的な読み方をする人には評価が高そうなので、「このミス」の投票者次第でランクインしてきそうですかね。
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>> No.369 『綺想宮殺人事件』 芦辺拓
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天地明察
/ 冲方丁 ・・・ランク入り確率 : 10%
“「このミス」ランクイン経験作家の非ミステリ時代小説”ということで、No.124「テンペスト」池上永一(2009年版 11位)のようなパターンでのランクインもあるのでは?とも思うも、その「テンペスト」と比べると知略戦が物足りなかったので、ランクインするかどうかは微妙なところでしょうか.....。
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>> No.305 『天地明察』 冲方丁
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挑発 越境捜査2
/ 笹本稜平 ・・・ランク入り確率 : 10%
25位(2008年版)と惜しくもランクインを逃したシリーズ前作No.301「越境捜査」と比べると、エンタメ的な演出や迫力あるシーンは控えめでしたが、その分捜査ミステリに重点が置かれていたので、その点を評価されればランクインの可能性もありそうですかね。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.308 『挑発 越境捜査2』 笹本稜平
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蝦蟇倉市事件1
/ 伊坂幸太郎、道尾秀介 他 ・・・ランク入り確率 : 10%

蝦蟇倉市事件2
/ 米澤穂信、北山猛邦 他 ・・・ランク入り確率 : 5%
これまでアンソロジーが「このミス」にランクインしたのは2作品あるわけですが、伊坂幸太郎・道尾秀介・米澤穂信という「このミス」常連作家のオリジナル作品も収録されているので、可能性はあるかも。
[ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
>> No.312 『蝦蟇倉市事件 1』 アンソロジー
>> No.315 『蝦蟇倉市事件 2』 アンソロジー
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【 未読のランクイン確率が高そうな作品 】
ここでは、まだ読んでいない作品の中で、過去の実績や評判などからランクインする可能性のありそうな作品を挙げてみました。
なお、ここに挙げた作品は、読み終えた後には削除し、ランクインしそうだと思ったら上のいずれかの項目に追加する予定です。
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