「MDB的ミュージックアウォード2009」 20位>16位
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*対象 : 2008年12月~2009年11月に発売されたシングル曲
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【 20位 : 今夜はブギー・バック / TOKYO No.1 SOUL SET + HALCALI 】
![]() | 今夜はブギー・バック TOKYO No.1 SOUL SET + HALCALI tearbridge 2009-09-23 オリコン年間ランキング : 291位 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
言わずと知れた小沢健二&スチャダラパーの名曲のカバーです。
TOKYO No.1 SOUL SETとHALCALIによるコラボ作品として仕上がっているのですが、少々リズムが単調に感じるものの、結構聴いていると飽きることなくむしろ癖になってくるほどなので、これはこれでいいのかなと思うようになりました。
それになにより、HALCALIの名前と歌声を久々に一般レベルで見聞きできたのも嬉しかったですしね。
ただ、この曲のエレクトロなアレンジでのカバーでは、 noelleによるカバー(↓)の方が好きですけど。
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【 19位 : It's all Love! / 倖田來未 x misono 】
![]() | It's all Love ! (DVD付) 倖田來未×misono エイベックス・エンタテインメント 2009-03-31 オリコン年間ランキング : 61位 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これまたコラボ作品ですが、こちらは姉妹コラボという、実現するのは必然的だったとも言えそうなコラボなのです。
まあ、もうちょっと絶好のタイミングで実現していたならばもっと盛り上がったと思うので、姉は人気下降気味で妹はタレント化している、といった今のタイミングとなったのはちょっと残念でした。
ただ、これはマイケル&ジャネット・ジャクソン兄妹の「Scream」を意識して作られたのではないかと思うのですが、変にバラードで歌唱自慢対決みたいにせずに、こういった勢いがあって実験的ともいえる楽曲で挑んできたのは好感が持てますし、実際かなりカッコ良く仕上がってますよね。
あと、姉の方のボーカルは、声に落ち着きがあってとても上手いのだけれど、音域の幅がそれほど変わらずに感情面での表現が乏しく聴こえて、一方妹の方のボーカルは、感情豊かなほどに振れ幅が広いのだけれど、芯となる部分が薄くて不安定というか掴みどころのないように感じていたので、お互いの良い面をミックスできれば最強のボーカルになるのにな~と、かつて考えていたことがありました。
それが、姉妹でコラボすることによって簡単に実現されてしまうとは、盲点となっていただけに驚きも大きかったです。
なので、一度きりの企画ではなくて、第2弾、第3弾と発表していってもらいたいですけどね。
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【 18位 : ありあまる富 / 椎名林檎 】
![]() | ありあまる富 椎名林檎 EMIミュージックジャパン 2009-05-27 オリコン年間ランキング : 79位 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
椎名林檎名義ではかなり久々となる作品ですが、その期待が大きかった分の反動か、最初に聴いた時にはとても地味で特徴がないように感じて、あまりピンときませんでした。
ところが、繰り返し聴いていくうちに、椎名林檎の歌声が心の奥までじんわりと染み込んできたのですねェ。
元々この人の歌いっぷりはかなり好きだったのですが、かつてとは違った落ち着きのある歌い方の中に、感情を揺り動かされるような力がまぎれもなく溶け込んでいるので、もういまではすっかりこの歌の虜となってしまいました。
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【 17位 : WILD / 安室奈美恵 】
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昨年の「NEW LOCK」に比べると、キャッチーさでも芸術性でもいくらか見劣りますが、それでもこの実験的ながらも心地よいポップス性も持ち合わせるこの歌は、聴くたびに新たな魅力を発見できるような音楽的なスケールの大きい作品です。
まさに“安室奈美恵”というジャンルを確立してしまったかのような近年の大活躍ですが、ストレートな恋愛ソングを歌っている他のR&B系の女性シンガーにも、こういった実験的な遊び心のある音楽の方向にも挑戦してもらって、このジャンルとして盛り上げてもらえればより面白くなるのですけどね。
まあ、そう簡単に生み出すことが出来ないからこそ、特別なのだとも思うのですが。
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【 16位 : 半世紀少年 / UNICORN 】
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ユニコーンの復活第2弾シングルですが、まさかの川西さんメインで、しかもその内容がラップ、そしてそれをシングルとして発売してしまうという勇気には驚かされました.....。
ただ、数年ぶりに復活したバンドがかつてのファンに対しての懐メロ的でしかないのに対し、ユニコーンの場合はまさに今現在だからこそのユニコーンを表現しているところが素晴らしいし、そんな新しいものを生み出す遊び心や懐の広さがあるところが、とてもらしい感じですしね。
そしてこの歌も、単なる変化球というだけではなくて、テクノのアレンジもラップも意外なほどにカッコ良くて、ただユニコーンの歌って感じではないのだけれど、サビのメロディーはまさしくユニコーンで(まあ第九のパロディなんだけど)と、いろんな意味で楽しめる作品でした。
だけどやっぱり、歌だけを聴くよりも、まず最初はPVにて映像と一緒に聴いた方が楽しめるのではないかと思います。
特に、川西さんメインのはずなのに何故か一番目立っているEBIさんを観ずしてこの作品は語れないでしょう。
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