『福家警部補の再訪』 大倉崇裕 > 「このミス」完全読破 No.239
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.239
『福家警部補の再訪』 大倉崇裕
「このミス」2010年版 : 投票数0
受賞(候補) :
総合ランキング :
年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 10位
「本格ミステリ・ベスト10」 15位
読始:2009.10.18 ~ 読終:2009.10.19
読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"
読んだ版 : 単行本 <2009年5月>
![]() | 福家警部補の再訪 (創元推理文庫) 大倉 崇裕 東京創元社 2013-07-20 売り上げランキング : 9598 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「福家警部補の挨拶」に続く、シリーズ2作目の短編集です。
このシリーズの特徴としましては、倒叙形式のミステリである、ということですね。
この“倒叙ミステリ”とは、まず頭に犯人による犯行過程が描かれ、それを探偵役がどのように犯行を見抜いて犯人を追いつめていくのかを楽しむような作品のことで、有名な例では、どちらもテレビドラマではありますが「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」などがあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というわけで、本作はそういった倒叙ミステリなのですが、そのミステリ部分に関しては、とても硬派といいますか、きっちりとした本格ミステリとなっていました。
しかしその分、主人公である福家警部補のキャラクターというのが個性的でとても面白く魅力的なこともあり、本格的な本格ミステリを読んでいるのに軟らかで楽しい印象となっているので、この両者のバランスがとても秀逸でしたね。
そんな、主人公のキャラがとても立っていて、本格ミステリ部分もしっかりしている、といったところからも、「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のような王道的な作風だったように思います。
ちなみに、自分はシリーズ前作を読まずに本作を手にしたのですが、やはり“福家警部補”という名前からして、コロンボや古畑のようなオジサン刑事をイメージしていたのですが、読んでみたら全く正反対ともいうべきキャラクターだったので、主人公が最初に出てくる場面ではかなり驚いてしまいました。
そして、倒叙物だと、どうしても犯人を応援する気持ちになって、それを追いつめる主人公を悪役のように思ってしまうのですが、本作の場合は主人公のキャラがキャラだったので、そういった感じにはなりませんでしたね。
> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆
本格ミステリ度 : ★★★★★ 鬼畜グログロ度 : ★★
ビックリ驚愕度 : ★★ おどろおどろ度 : ★★
熱アクション度 : ★★ 主キャラ魅力度 : ★★★★★
恋愛ラブラブ度 : ★ 人間味ドラマ度 : ★★
下ネタエッチ度 : ★ 感涙ウルウル度 : ★★
衝撃バカミス度 : ★★★ 気軽に読める度 : ★★★★
* <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!
【 “大倉崇裕” 関連記事 】
> No.683 「福家警部補の報告」
> No.429 「白虹」
> No.239 「福家警部補の再訪」
> No.111 「聖域」
NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「粘膜蜥蜴」 飴村行
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
>>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<
« 『太陽を曳く馬』 髙村薫 > 「このミス」完全読破 No.238 | トップページ | 『粘膜蜥蜴』 飴村行 > 「このミス」完全読破 No.240 »
「01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」カテゴリの記事
- 「このミステリーがすごい!2022年版」ランキング(順位)予想(2021.02.03)
- 「このミス2022年版」月別ランクイン候補作品(2021年2月)(2021.01.31)
- 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2021年1月)(2021.01.21)
- 「このミス2022年版」月別ランクイン候補作品(2021年1月)(2021.01.09)
- 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2020年12月)(2020.12.20)











