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2009年10月23日 (金)

『捨て猫という名前の猫』 樋口有介 > 「このミス」完全読破 No.225

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.225

 『捨て猫という名前の猫』 樋口有介

   「このミス」2010年版 : 59位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.9.7 ~ 読終:2009.9.9

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年3月>

捨て猫という名前の猫 (創元推理文庫)捨て猫という名前の猫 (創元推理文庫)
樋口 有介

東京創元社 2012-03-10
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 これまで7作品も発表されている”柚木草平シリーズ”の最新作です。

 そして今作は、「刺青(タトゥー)白書」以来9年ぶりとなる待望の長編なのです。

 シリーズものということで、本来なら「このミス」にもランクインしている第1作の『彼女はたぶん魔法を使う』(1991年版 18位)から読みたいところですが、さすがに7冊というのは多すぎなので、いきなりこの最新作から読んでみました。

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 主人公は元刑事のフリーライターで、調査を進めていくうちに事件の渦中へと入り込んでいきます。

 そしてこの主人公というのが、とにかく女好きでして、真相を追う道のりに出会うのも美女と美少女ばかりです。

 でも、女好きというよりは女に弱いといった感じだし、軽口を叩きながらも正義感を併せ持っているので、嫌味にならないどころか逆に惹かれてしまうので、さすがはこれだけ続いているシリーズの主人公だなって納得できましたね。

 なので、この作品とたぶんこのシリーズの一番の魅力は、この主人公のキャラクターにあると思うので、いきなりこの作品を読んでも問題なく楽しめるのではないでしょうか。

 ただ、どうせこの作品を読んだら、この主人公が登場する話をもっと読みたくなるだろうから、最初から順番に読んだ方がよさそうですけどね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “樋口有介” 関連記事 】

  > No.788 「金魚鉢の夏」
  > No.264 「ぼくと、ぼくらの夏」
  > No.225 「捨て猫という名前の猫」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「密室殺人ゲーム2.0」 歌野晶午

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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