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2009年10月23日 (金)

『アンダードッグ』 海野碧 > 「このミス」完全読破 No.223

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.223

 『アンダードッグ』 海野碧

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.9.2 ~ 読終:2009.9.4

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年3月>

アンダードッグ (実業之日本社文庫)アンダードッグ (実業之日本社文庫)
海野 碧

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 「水上のパッサカリア」で日本ミステリー文学大賞を受賞しデビューした海野碧は、その後も「迷宮のファンダンゴ」「真夜中のフーガ」と、”パッサカリア”3部作を発表してきました。

 そして本作が、”パッサカリア”シリーズ以外の最初の作品となるわけです。

 なので、”パッサカリア”シリーズの装丁というのが結構特徴的で目立っていたこともあり、本作の表紙を見ても”ホントに海野碧作品なのか?”って疑ってしまいましたね(後日追記:ハードカバー版の話です)。

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 内容の方は、元刑事が、日本とタイを舞台にして事件に巻き込まれる、サスペンス作品です。

 このタイというのが、主人公がかつて青春の一時を過ごした地で、そこで意気投合した仲間たちと17年後に再会したことをキッカケに事件が起き、過去にタイで起きていた謎も浮かび上がってくるのです。

 終始主人公が巻き込まれるような形で謎を追っていくのですが、この主人公と行動を共にする女性のキャラクターがなかなか魅力的でしたね。敵なのか味方なのか謎なところも魅力度を上げていましたし。

 そして、タイにおける展開というのが、緊迫したサスペンス要素あり、白熱したアクション要素ありで、とても迫力あり楽しめました。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★     感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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