『アンダードッグ』 海野碧 > 「このミス」完全読破 No.223
「このミステリーがすごい!」完全読破 No.223
『アンダードッグ』 海野碧
「このミス」2010年版 : 投票数0
受賞(候補) :
総合ランキング :
年度ランキング :
読始:2009.9.2 ~ 読終:2009.9.4
読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"
読んだ版 : 単行本 <2009年3月>
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「水上のパッサカリア」で日本ミステリー文学大賞を受賞しデビューした海野碧は、その後も「迷宮のファンダンゴ」「真夜中のフーガ」と、”パッサカリア”3部作を発表してきました。
そして本作が、”パッサカリア”シリーズ以外の最初の作品となるわけです。
なので、”パッサカリア”シリーズの装丁というのが結構特徴的で目立っていたこともあり、本作の表紙を見ても”ホントに海野碧作品なのか?”って疑ってしまいましたね(後日追記:ハードカバー版の話です)。
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内容の方は、元刑事が、日本とタイを舞台にして事件に巻き込まれる、サスペンス作品です。
このタイというのが、主人公がかつて青春の一時を過ごした地で、そこで意気投合した仲間たちと17年後に再会したことをキッカケに事件が起き、過去にタイで起きていた謎も浮かび上がってくるのです。
終始主人公が巻き込まれるような形で謎を追っていくのですが、この主人公と行動を共にする女性のキャラクターがなかなか魅力的でしたね。敵なのか味方なのか謎なところも魅力度を上げていましたし。
そして、タイにおける展開というのが、緊迫したサスペンス要素あり、白熱したアクション要素ありで、とても迫力あり楽しめました。
> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆
本格ミステリ度 : ★★ 鬼畜グログロ度 : ★★
ビックリ驚愕度 : ★★ おどろおどろ度 : ★★★
熱アクション度 : ★★★★ 主キャラ魅力度 : ★★★
恋愛ラブラブ度 : ★★★ 人間味ドラマ度 : ★★
下ネタエッチ度 : ★★★ 感涙ウルウル度 : ★★
衝撃バカミス度 : ★★★ 気軽に読める度 : ★★★
* <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!
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