JUNK ZERO バナナマンのバナナムーン Podcast
iPodを使い始めて4年近くになるのですが、Podcastを聴き始めたのはつい最近なのです。
このPodcast(ポッドキャスト)というのは、まあまだ人様に説明できるほど詳しくはないのですが、ネット上で配信されているラジオのようなもので、これをiPodなどの音楽プレイヤーに取り込んで聴くことのできるもののようです。iPodが語源の一つとはいえ、音楽プレイヤーは別にiPodに限ったわけではなく、かつて携帯型音楽プレーヤーがウォークマンと称されていたように、この形態のものはPodcastが通称となっているようですね。
それでまあiPodの場合はiTunes Storeの方から無料で取り込むことが出来るのですが、聴くことのできる番組の種類は多岐に渡っていて、その中でもやはり最初に気になったのが、お笑い芸人のラジオのPodcast版でしたね。
このタイプのPodcastというのは、元々のラジオ番組があって、それを本編だとすると、収まりきれなかった話や裏話などが語られたり、またはPodcast用にコーナーを作っていたりするようです。
そしてそのPodcastに登場するメンバーというのが、爆笑問題・伊集院光・雨上がり決死隊・おぎやはぎ・アンタッチャブルなどなどそうそうたるメンバーが揃っていまして、どれから聴けば良いのか悩んでしまうほどだったのですが、そんな中でもまず最初に聴いてみて、そしていくつか聴いた上で一番面白いと思ったのが、この「JUNK ZERO バナナマンのバナナムーン Podcast」だったのです。
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これは、TBSラジオの深夜枠に「JUNK ZERO」「JUNK」という主にお笑い芸人が曜日ごとにレギュラーを務める帯がありまして、その月曜深夜の「JUNK ZERO」で放送されているバナナマンの番組、そのPodcastです。
まあ元々バナナマンは好きな方だったのですが、やはりラジオで聴いても面白いのですよねェ。あまりガッツク感じではないので、こっちも気を抜いて聴くことができるし、その内容も、結構単純な話なんだけど所々に捻くれた目線が入って鋭いし、しょっちゅう出てくる下ネタもあけっぴろげなのであんまり下品な感じがなくて、それでいて基本的に小学生のノリで、そして何と言っても型にハマっていなくて何でもありな感じなので、ただただ単純に笑えますからね。
それからお笑い芸人のラジオといえば、普段テレビでは聴けないような会話を聴くことができ、自分も打ち上げの席や飲み会に参加しているように楽しめるところも面白いところなのですが、バナナマンの場合はこの部分もかなりのぶっちゃけぶりなので、リアルなバナナマンの面白さ、素のバナナマンの面白さというのも堪能することができるのです。
ただそれだけではなくて、そんな打ち上げの席や飲み会などでも聴くことが出来ないような、裏の裏といった感じの、かなり込み入った、親しい身内の間だけでしかなされないような濃いトークまで披露したりするのだから驚きです。
そしてそんな時は、ただ笑えるというだけの面白さを超えて、なんか凄いものを聴いてしまった!!というような、身も心も揺さぶられるような面白さを感じることが出来るのです。
そんな感じでもうすっかりバナナマンの、そして「バナナムーン Podcast」の虜になってしまって、過去にさかのぼって聴きまくっていました。
ホントはこのPodcastを聴き始めたきっかけというのは、聴きながらウトウトと寝ようと思っていたのですが、これがもう聴き始めるとあまりの面白さに目がばっちり覚めてしまって、しかも1つの回が終わるとまた次を聴きたくなってしまい、結局夜更かししてしまうという事態になってしまうほどですからね。
それほど聴きまくっていたせいか、テレビでバナナマンを観ると、なんか身内を観ているような感覚に陥ってしまって、自分ごとのように応援するようになってしまいました。
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そんな「JUNK ZERO バナナマンのバナナムーン Podcast」ですが、面白い回揃いの中でも特にこれだ!という回が3つほどありますので、ちょっとご紹介してみます(ちなみにこれは、2009年5月時点でのものです)。
* 日付部分のリンク先は、iTunes Storeのバナナムーン該当放送回
★ 「日村勇紀はなぜ嫌われるのか?」から始まって、「どうすれば嫌われなくなるのか?」、さらには「今後どう生きていけばいいのか?」という人生論的な内容までも2人で熱く超真剣に語り合う、「2007年10月01日」の回。この時はPodcastとしては異例の1時間を超える放送となりました(30分でも長いほうなのに)。
これは、日村勇紀が世間一般の人に嫌われていることが発覚した「2007年09月10日」の回を事前に聴いておくと、より楽しめるかも。
さらには、この「2007年10月01日」の回を経て日村勇紀の新たな芸を探っていく、翌週放送の「2007年10月08日」の回も必聴ですね。
★ アンジャッシュ・児嶋一哉をゲストに迎え「バナナマン日村とアンジャ児嶋のどちらがダメ人間か対決」を行った本編の総括的な内容だったのに、話が進むにつれてアンジャ児嶋に対してのかなり熱い芸人人生相談的な内容へと変わっていった、「2008年04月14日」の回。
これは、アンジャッシュ児嶋のダメ人間エピソードがいくつも披露された、1週前の「2008年04年07日」の回を事前に聴いておくと、より楽しめるかも。
さらにその前に、このPodcastでアンジャッシュ児嶋のダメ人間エピソードが初披露された(であろう)「2007年09月24日」の回を事前に聴けば、さらに楽しめるかも。
★ 今ではすっかり毒舌マシーンとして絶好調な有吉弘行が、こともあろうか得意分野である“言葉”で成すすべなく翻弄されまくるという貴重な姿を味わうことのできる、「2008年08月04日」の回。
もちろん翻弄する側の人間というのは設楽統なのですが、この回なんかを聴いていても、なぜこの人が「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「トークダービー」の最弱王になってしまうのかがホントに不思議になってしまうのですよねェ。まあそれはそれで面白いのですが。
有吉関係でいくと、この放送の約1年前、プチブレイク直前にゲスト出演した「2007年09月17日」の回も、2008年のゲストの回とはまた一味違った面白さで良いですね。
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自分はまだこの「バナナムーン」の本編、つまりはTBSラジオで放送されている方を聴いたことがないのですが、Podcastの過去の放送分を全て聴いてしまったは今は、本編も聴きたくて仕方なくなってしまいました。ただラジオだとどうも面倒くさいのですよねェ。
まあそんなわけで、自分的にはかなりのオススメなので、iPodをお持ちの方はぜひとも聴いてみてください。
そして、この「バナナムーン」を元に誕生したバナナマン本「バナナマンのさいしょの本」と、ラジオとは一味違った2人のトークを楽しむことができる、TOKYO MXとtvkでレギュラー放送中の「バナナ炎(ファイア)」も同様にオススメです。
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