<JC1巻買い> 「アスクレピオス」 内水融
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今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の3冊目は、「アスクレピオス」です。
ジャンプでは珍しい医術漫画ということもあって注目していたのですが、新年1号に早くも最後尾(「ジャガー」を除く)に落ちると、結局それから浮上することなく、ちょうど今週発売号で打ち切りとなってしまいました.....。
まあ元々当てるのが難しそうなジャンルだったわけですが、ただ最後尾付近が指定席となってしまって、打ち切りも間近か?と思わずにはいられなくなった頃から、なかなか興味惹かれる面白い展開になったのですよね(そこら辺は2・3巻に収録しそうです)。
この1巻に収録されている序盤の話を改めて読んでみても、もっと早くからこのような展開にしていれば、評価はまた違うものになったのではないかな~と、残念に思ってしまいます.....。
これで作者の内水融は、「戦国乱破伝サソリ」 「カイン」に続いて3連続での早期打ち切りとなってしまったので、4度目の連載のチャンスを貰える可能性は厳しそうではありますが、自分と同じ歳の漫画家ということもあるので、それでも期待したいですね。
でも、ジャンプよりも他誌(SQとか)の方が合ってそうなので、そろそろ他で挑戦た方が良いような気がしないでもないですが.....。
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単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、「週刊ジャンプで話題沸騰!「本格医術ストーリー」幕開け!」という文字がドーンと書かれています。
裏帯の方は、左半分にバズとロザリィの説明、右半分に作品自体の説明が、それぞれ絵付きで。
カバーを外した部分は、表も裏もカバーと全く一緒の絵。今月発売された1巻3作品は、いずれもこの部分に遊びがありませんでしたね。
中身の方ですが、ページの合間には、ストーリーの流れに沿った1コマ漫画と、「ある日常」というタイトルの4コマ漫画が、交互に描かれています。
そして巻末には、「ヘビロザ記」というおまけまんがが3ページ。これは、作中にロザリィそっくりのヘビ“ヘビロザ”が医学用語などを説明する「ヘビコラム」という豆知識コーナーのようなものが出てくるのですが、それをネタにした漫画です。
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