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2008年10月

2008年10月29日 (水)

『テンペスト』 池上永一 > 「このミス」完全読破 No.124

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.124

 『テンペスト』 池上永一

   「このミス」2009年版 : 11位

   総合ランキング : 「SUGOI JAPAN Award 2015」 ノミネート
               「時代小説 マストリード100」 選出

   年度ランキング : 「本屋大賞」 4位
               「ミステリが読みたい!」 12位
               「キノベス!」 13位
               「ベストSF2008」 19位

   読始:2008.9.27 ~ 読終:2008.10.14

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本(上・下) <2008年8月>

テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)
池上 永一

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-08-25
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 かつての琉球王国を舞台とした、大河ドラマ的な壮大で波乱万丈なストーリーが展開する作品です。

 まあ、時代物であり外国が舞台(一応当時の琉球は日本に属していたわけではないので)であるため、読む前には堅苦しく難しいんじゃないかという印象があったのですが、読んでみたら全くそんなことはなく、逆に軽い感じでとてもテンポ良く読み進めることが出来ました。

 内容的には、先ほど波乱万丈と書きましたが、驚くような衝撃の展開が繰り広げられるというよりは、結構定番ともいえる展開が続く感じでしょうか。

 ただ、ストーリーが複雑でなくシンプルな故に、個々の話がとてもダイレクトに自分の中に入ってくるように面白く感じられ、しかも展開が定番的とはいえ目まぐるしく状況が変わるジェットコースター的でもあるため、先が気になって仕方なくなり、読むのを中断するタイミングが掴めなくて大変でした。

 なので、ホントにNHKの大河ドラマでいずれやって欲しいですけどね。残虐描写や性的描写が控え目になるのはこの作品の魅力としてはちょっと落ちてしまうけれど、それでもかなり面白くなると思うのですが。

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 それでこの作品の内容を少し具体的に説明しますと、男尊女卑が激しかった当時の琉球王国の中で、天才的な頭脳と美麗さを併せ持つ少女が、待ち受ける様々な難問に対して自らの武器で乗り越えていく、といった話です。

 その武器というのは生まれながらに持ったものであるので、成長物語というわけではありませんが、前が見えないほどに困難で険しい道程を鮮やかに次々と乗り越えていく様子は、読んでいて爽快な気持ちでスカッとさせられます。

 まあ、この主人公はとても真面目な品行方正タイプなので、ちょっと捻くれた視線でもって読むような方には受けつけられないかもしれません。

 ただ、裏主人公ともいうべき人物が、主人公とは正反対な性格をしていまして、やはり波乱万丈な人生となるのですが、この人物も主人公とは別の意味でとても魅力的なので、捻くれ目線の方でもこちらに肩入れして読めば楽しめるのではないでしょうか。

 この2人以外にも、とても個性的で魅力的な登場人物が溢れていて、それらの人々が時代の波に翻弄されながらも力強く自分らしく走り抜けるこの作品には、ホントに圧倒されっぱなしでしたね。

 ミステリ要素は全くないので、「このミス」的にはどうなるかわかりませんが、果たしてどれだけ上位に食い込むことが出来るのか、今から楽しみです。(後日追記 : 結果は11位にランクイン)
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆


   本格ミステリ度 : ★        鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★★   人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★  感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★     読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “池上永一” 関連記事 】

   > No.380 「トロイメライ」
   > No.124 「テンペスト」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月19日 (日)

『ギフト』 日明恩 > 「このミス」完全読破 No.123

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.123

 『ギフト』 日明恩

   「このミス」2009年版 : ランク外

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2008.9.29 ~ 読終:2008.10.2

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年6月>

ギフト (双葉文庫)ギフト (双葉文庫)
日明 恩

双葉社 2011-12-15
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 ある謎の能力を持つ少年と、ある謎の過去を背負う青年が主人公の、ハートフルミステリ作品です。

 まあ、両者の謎というのは帯にはっきりと書かれているくらいなので、別にここで伏せる必要はないのですけどね。でも、やっぱりなるべく作品の情報を仕入れずに読む方がより楽しめると考えているので、あえて自分が書くこともないかな、と思いまして。

 だけど全く情報を出さずに感想を書くのもなかなか厳しいので、少年の方の謎だけは書いてしまいましょうかね。この少年が持つ能力というのは、“死んだ人の霊を見ることができる”というものなのです。

 こういった設定だと、ブルース・ウイリス主演の映画「シックスセンス」を思い出す人も多いのではないしょうか。自分も多分に漏れずそうだったのですが、もう一方の主人公がレンタルビデオ屋で働いていることもあり、作中にこの「シックスセンス」の話題が出るばかりか、かなり重要な役目を担っているのです。

 それで、「シックスセンス」の“観ていない人にこれだけは言ってはいけない!”って所はもちろん書かれていませんが、終盤近くの結構大事なシーンについての話が作品中に出てくるのです。

 なので、観てない人にはちょっとしたネタバレになってしまうし、観た人ならばこの作品のテーマというものを自然と感じることが出来るだろうから、この作品を読む前に「シックスセンス」は観ておいた方が良いかもしれません。

 ただ、「シックスセンス」を観ていなかった場合、少々ネタバレになってしまうものの、この映画を観ていないことで先の展開などが予想しにくく、逆にこの作品自体を楽しめそうな感じもするのですよね。

 なので、「シックスセンス」を観てから読むべきか、観る前に読むべきか、自分にはちょっと判断できそうにありませんねェ。

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 それでこの作品は、主人公2人と霊との交流を通して感動的に仕上げられた連作集なのですが、ただ感動の押し売りになったり、単なる良い話止まりになるのではなく、結構意外な方に話が進んだり、感動以外の要素でも読ませてくれるので、ちょっと捻くれ目線な人でも楽しめるんじゃないでしょうか。

 そして、その霊たちとの出会いや別れの話が進むにつれて、主人公2人の間の感情の変化や、主人公それぞれの心情の変化などが、とても微笑ましくもあり、それでいて切なくもあるのです。

 だけど、じんわりとではありますが、とても暖かく前向きにさせてもくれるので、読みながら主人公2人を応援していたのが、読後にはいつのまにか自分が応援されていたような気分になってしまいましたねェ。
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  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★         人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「テンペスト」 池上永一

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月14日 (火)

>>MDB的コンピCD-12<< 「この邦楽シングルを聴け!1992年<完全版>」

>> MDB的コンピCD << とは?

 「この邦楽シングルを聴け!1992年 <通常版>」  <<<

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 「この邦楽シングルを聴け!1992年<完全版>」


  【 Disc 1 】

 01 : 君がいるだけで / 米米CLUB
 02 : BLOWIN' / B'z
 03 : 浅い眠り / 中島みゆき
 04 : シュラバ・ラ・バンバ / サザンオールスターズ

 05 : Woman / 中西圭三
 06 : ほっとけないよ / 楠瀬誠志郎
 07 : 夏だね / TUBE
 08 : 世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS

 09 : ガラガラヘビがやってくる / とんねるず
 10 : Promised Love / THE ALFEE
 11 : 晴れたらいいね / Dreams Come True
 12 : Choo Choo TRAIN / ZOO

 13 : 部屋とYシャツと私 / 平松愛理
 14 : 冬がはじまるよ / 槇原敬之
 15 : 僕はこの瞳で嘘をつく / CHAGE & ASKA
 16 : 離したくはない / T-BOLAN


  【 Disc 2 】

 01 : 悲しみは雪のように / 浜田省吾
 02 : 涙のキッス / サザンオールスターズ
 03 : 決戦は金曜日 / Dreams Come True
 04 : クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一

 05 : もっと強く抱きしめたなら / WANDS
 06 : if / CHAGE & ASKA
 07 : DA・KA・RA / 大黒摩季
 08 : それが大事 / 大事MANブラザーズバンド

 09 : もう恋なんてしない / 槇原敬之
 10 : BRIDGE~あの橋をわたるとき~ / HOUND DOG
 11 : 何も言えなくて…夏 / J-WALK
 12 : ZERO / B'z

 13 : サヨナラ / GAO
 14 : いつまでも変わらぬ愛を / 織田哲郎
 15 : 約束の橋 / 佐野元春
 16 : You're the Only・・・ / 小野正利


  【 ipod用追加曲 】

 00 : ガラスのメモリーズ / TUBE
 00 : no no darlin' / CHAGE & ASKA
 00 : また逢える・・・ / THE KIX・S
 00 : 一番偉い人へ / とんねるず
 00 : はがゆい唇 / 高橋真梨子

 00 : Say Anything / X
 00 : もう涙はいらない / 鈴木雅之
 00 : 涙2(LOVEヴァージョン) / BAKUFU-SLUMP
 00 : じれったい愛 / T-BOLAN
 00 : 背徳の瞳 / V2

 00 : 眠れない夜を抱いて / ZARD
 00 : 巡恋歌 / 長渕剛
 00 : 恋をしようよ Yeah!Yeah! / LINDBERG
 00 : TOO SHY SHY BOY! / 観月ありさ
 00 : 愛のWAVE / カールスモーキー石井・松任谷由実


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 <通常版>では1992年のヒットソングをCD1枚分にまとめてみましたが、今回の<完全版>では、同一アーティストによる複数のヒット曲も詰め込むなど、CD2枚分にまとめ、さらには惜しくもCD2枚に入らなかった曲も ipod用追加曲として加えてみました。

 中には、1992年のオリコン年間チャートよりも1993年のチャートの方が順位や売り上げ枚数が多い曲もありますが(「世界中の誰よりきっと」とか「もっと強く抱きしめたなら」とか)、または1992年のオリコン年間チャートの方が順位や売り上げ枚数が多いにもかかわらず1991年の方に収録した曲もありますが(「PIECE OF MY WISH」とか「遠い街のどこかで…」とか)、そこは全体的なバランスを考えて振り分けてあります。

 この年のヒットチャートについては<通常版>の方に書いてあるのでここでは触れませんが、まあ改めてみても名曲揃いでございます。どの曲も、16年後の今現在に聴いても色褪せていないのは確かですから。カラオケの新たな十八番探しにも良さそうですね。

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 【「この邦楽シングルを聴け!」関連記事】

  > 「この邦楽シングルを聴け!2011年<通常版>」 (11.12.20)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2011年<完全版>」 (12.1.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2010年<通常版>」 (10.12.21)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2010年<完全版>」 (11.1.3)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<通常版>」 (10.1.14)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<完全版>」 (10.1.20)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2008年<通常版>」 (08.12.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2007年<通常版>」 (08.1.12)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1993年<通常版>」 (10.8.27)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1992年<通常版>」 (08.10.13)
  > 「この邦楽シングルを聴け!1992年<完全版>」 (08.10.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1991年<通常版>」 (08.3.21)
  > 「この邦楽シングルを聴け!1991年<完全版>」 (08.5.21)

2008年10月13日 (月)

>>MDB的コンピCD-11<< 「この邦楽シングルを聴け!1992年<通常版>」

>> MDB的コンピCD << とは?

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 「この邦楽シングルを聴け!1992年 <通常版>」


 01 : 君がいるだけで / 米米CLUB
 02 : もう恋なんてしない / 槇原敬之
 03 : 涙のキッス / サザンオールスターズ
 04 : Choo Choo TRAIN / ZOO

 05 : もっと強く抱きしめたなら / WANDS
 06 : You're the Only・・・ / 小野正利
 07 : ガラガラヘビがやってくる / とんねるず
 08 : 決戦は金曜日 / Dreams Come True

 09 : BLOWIN' / B'z
 10 : 部屋とYシャツと私 / 平松愛理
 11 : 悲しみは雪のように / 浜田省吾
 12 : 浅い眠り / 中島みゆき

 13 : それが大事 / 大事MANブラザーズバンド
 14 : クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一
 15 : if / CHAGE & ASKA
 16 : 世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS


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 1992年のオリコン年間ランキングを元に、1992年を代表する楽曲を、独自の判断でCD1枚分選んでみました。

 邦楽シングルチャートにおける1992年というのは、前年に引き続いてドラマやCMのタイアップによる大きな影響を受けてミリオンセラー曲が連発する、音楽業界がとても華やいでいた一年でした。

 特にトレンディードラマ(月9)が大盛況だったこともあり、その主題歌の大ヒットが前年同様に目立ちます。1位の「君がいるだけで」も2位の「悲しみは雪のように」も大ヒットドラマの主題歌でした。

 その音楽を聴けばドラマのシーンが思い浮かび、ドラマの映像を観れば自然と音楽が頭の中で鳴り響く.....。といった感じで、共になくてはならない関係でしたからね。今の時代にこの頃のドラマ主題歌ヒット曲のオムニバスが大ヒットするのも頷けます。


 そしてこの頃もまだ“ヒット曲=ロングヒット”だったので、年またぎのヒット曲も多くありました。。

 その中で、「遠い街のどこかで…」「PIECE OF MY WISH」は1991-1992の2年越しヒット曲で、どちらも1992年の集計期間の方が売れたのですが(「PIECE OF MY WISH」は1992年の集計期間だけでミリオンセラー!)、両年の候補曲のバランスを考慮して1991年の方に収録することになりました。

 あと、今回収録した中では、「クリスマスキャロルの頃には」(27位)、「世界中の誰よりきっと」(37位)、「もっと強く抱きしめたなら」(59位)の3曲の年間順位が低めなのですが、翌1993年集計分を合わせるといずれもミリオンセラーとなるため、この通常版に入れました。

 まあ、3曲ともに1993年集計分の方が売り上げ枚数が多く、「世界中の誰よりきっと」「もっと強く抱きしめたなら」は1993年分だけでもミリオンセラーなのですが、まあこちらも両年の候補曲のバランスを考慮して、1992年の方に収録することになりました。


 というわけで、1992年のヒット曲を1枚のCDに収まるように選曲してみたのですが、同一アーティストによる複数のヒット曲や、今回収録できなかったけど忘れてはならないヒット曲などを網羅した、CD2枚組+a の「この邦楽シングルを聴け!1992年版<完全版>」も発表する予定なので、こちらもこうご期待。

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【 オリコン年間ランキング1992 】

  *売り上げ枚数は、集計期間のみの枚数です

 01位 : 276.2万枚  君がいるだけで / 米米CLUB
 02位 : 170.2万枚  悲しみは雪のように / 浜田省吾
 03位 : 168.0万枚  BLOWIN' / B'z
 04位 : 155.7万枚  それが大事 / 大事MANブラザーズバンド
 05位 : 152.2万枚  涙のキッス / サザンオールスターズ

 06位 : 140.8万枚  ガラガラヘビがやってくる / とんねるず
 07位 : 138.6万枚  もう恋なんてしない / 槇原敬之
 08位 : 108.3万枚  if / CHAGE & ASKA
 09位 : 108.1万枚  PIECE OF MY WISH / 今井美樹
 10位 : 101.9万枚  浅い眠り / 中島みゆき

 11位 : 101.0万枚  ZERO / B'z
 12位 : *99.2万枚  Choo Choo TRAIN / ZOO
 13位 : *95.5万枚  シュラバ・ラ・バンバ / サザンオールスターズ
 14位 : *95.1万枚  You're the Only・・・ / 小野正利
 15位 : *92.8万枚  いつまでも変わらぬ愛を / 織田哲郎

 16位 : *92.6万枚  サヨナラ / GAO
 17位 : *89.0万枚  部屋とYシャツと私 / 平松愛理
 18位 : *85.6万枚  決戦は金曜日 / Dreams Come True
 19位 : *81.0万枚  僕はこの瞳で嘘をつく / CHAGE & ASKA
 20位 : *76.5万枚  DA・KA・RA / 大黒摩季


  >>> 「この邦楽シングルを聴け!1992年<完全版>」

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 【「この邦楽シングルを聴け!」関連記事】

  > 「この邦楽シングルを聴け!2011年<通常版>」 (11.12.20)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2011年<完全版>」 (12.1.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2010年<通常版>」 (10.12.21)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2010年<完全版>」 (11.1.3)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<通常版>」 (10.1.14)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<完全版>」 (10.1.20)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2008年<通常版>」 (08.12.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!2007年<通常版>」 (08.1.12)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1993年<通常版>」 (10.8.27)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1992年<通常版>」 (08.10.13)
  > 「この邦楽シングルを聴け!1992年<完全版>」 (08.10.14)

  > 「この邦楽シングルを聴け!1991年<通常版>」 (08.3.21)
  > 「この邦楽シングルを聴け!1991年<完全版>」 (08.5.21)

2008年10月11日 (土)

『爆発的 七つの箱の死』 鳥飼否宇 > 「このミス」完全読破 No.122

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.122

 『爆発的 七つの箱の死』 鳥飼否宇

   「このミス」2009年版 : ランク外

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2008.9.22 ~ 読終:2008.9.27

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年6月>

爆発的―七つの箱の死 (双葉文庫)爆発的―七つの箱の死 (双葉文庫)
鳥飼 否宇

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 前衛的な現代アートがテーマとなっていることや、日暮百人(ひぐらし・もんど)という名前の人物が登場することから、2008年版までの「このミス」では作者唯一のランクイン作品であるNo.62「痙攣的」の続編的な作品であることがわかります。

 とはいっても、別に話の内容が繋がっているわけではないし(って前作の内容からして繋げられるわけがないですが)、“続編”と銘打たれているわけでもないので、あくまでテーマが同じ(あと登場人物の一人の名前が同じ)というだけなのですけどね。

 繋がっているといえば、「本格的」やNo.118「官能的」でお馴染みの谷村&南の刑事コンビが登場するので、そっちの方が繋がりが深いかもしれません。

 まあ、「官能的」といい今作といい、この刑事コンビはホントに大変な事件ばかりに巻き込まれるな~なんて感じでも楽しめるので、「本能的」「官能的」(もしかして他の作品にも登場している?)を先に読んでおくと、より一層楽しむことができるでしょう。

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 まあそんなわけで、前衛的な芸術アートが事件に絡む連作短編集なのですが、「痙攣的」のように“テーマは同じでも話の繋がりは全くない連作集(でも実は.....)”といったタイプではなくて、ある美術館で起こった事件を時系列順に並べている感じだし、共通の登場人物も何人もいるので、長編と言ってしまってもいいのかもしれません。

 その個々の事件というのが、やはり前衛的な芸術アートが絡むとあって、とても個性的でぶっ飛んでいます。登場する芸術家も個性的でぶっ飛んでるし、取り扱う芸術作品も個性的でぶっ飛んでるし、そこで起こる事件も個性的でぶっ飛んでるし。

 ホントに自分の想像できる域を軽々と越えるような内容なので、ミステリとしてだけでなく、そういった奇天烈な芸術について知るだけでも楽しめました。

 ただ、「痙攣的」みたいに天地引っくり返るような破壊力抜群の衝撃はさすがにありませんでしたけどね。そこら辺もちょっと期待して読んでいたのですが。
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  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★    鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★       主キャラ魅力度 : ★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★     感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★     読み終り爽快度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “鳥飼否宇” 関連記事 】

  > No.863 「死と砂時計」
  > No.861 「絶望的 寄生クラブ」

  > No.439 「杉下右京の事件簿」("碇卯人"名義)
  > No.296 「このどしゃぶりに日向小町は」
  > No.122 「爆発的 七つの箱の死」
  > No.118 「官能的 四つの狂気」
  > No.062 「痙攣的 モンド氏の逆説」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「ギフト」 日明恩

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月10日 (金)

『ラットマン』 道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.121

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.121

 『ラットマン』 道尾秀介

   「このミス」2009年版 : 10位

   受賞(候補) : (「山本周五郎賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 2位
              「週刊文春ミステリーベスト10」 4位
              「ミステリが読みたい!」 5位

   読始:2008.9.25 ~ 読終:2008.9.25

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年1月>

ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
道尾 秀介

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 ちょっと前に読んだNo.117「カラスの親指」の時に、道尾秀介作品には“読み手を騙すような仕掛けをメインテーマに置いている作品”と“ドラマ性のあるストーリーをメインに、その味付けとして仕掛けが施されている作品”の2種類に分けられるのでは、と書きました。

 昨年(2007年)の例でいうと、No.58「片眼の猿」が前者、No.97「ソロモンの犬」が後者、といった感じで。

 そして今年(2008年)の作品では、「カラスの親指」が後者、そして今作が前者に当たるのではないでしょうか。

 .....と思っていたのですが、「カラスの親指」は全体的には後者っぽいけど、実は.....、って感じだし、今作にしても、“前者に当たる”と書きながらも、“後者”の代表として書いた「ソロモンの犬」に似た印象もあるのです。

 なので、この2種類に分けようとするのはあんまり意味ないし、とにかく“全ての作品で騙しの仕掛けを楽しむことができる”ってことだけでいいのかもしれませんね。

 と、ここまで独り言のようなもの。

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 さてさて本作は、高校時代にロックバンドを結成し、三十台に足を突っ込んだ今でもそのバンドで活動を続けている主人公とそのメンバーたちを中心に話が進む作品です。

 まあ見る人が見ればオッサンだろうけど、バンドというイメージからも、青春ものっぽい感じがありますかね。ちなみに主人公たちは1975年生まれと明記されていますが、これは作者の生まれた年であり、自分が生まれた年でもあるのです。

 ただ青春ものっぽいとはいえ、話の当初から、物語の裏側に不吉な何かが隠されているような、そんな不気味さが作品全体に漂っています。そんなところはちょっとNo.49「シャドウ」っぽいですかね。

 “これは何かあるな”と不安な感じで読み進めていくわけですが、そんな折に事件が起き、それをキッカケに“不気味な何か”が徐々に明かされていくのです.....。

 ってまあ、作品の性質上、何を書いてもネタバレに繋がりそうで、どう書いていいかわかんなくなっちゃいますねェ。

 だけどまあ、現在進行形の謎も過去の謎も、どちらもとても興味が引かれて、ページを捲る手が止まりませんでした。そのくらい一気に読まずにはいられなかったのです。

 そうなると、そんな面白さが果たして最後まで続くのかどうか、尻つぼみになっちゃったりしないかなぁ、なんて不安にもなってしまうものです。そして一旦はその不安が的中したかな?とも思いましたが、そこはやはり道尾秀介、そう簡単には終わりませんでした。

 しかもこの作品の場合、今までのような“驚き”だけでなく、涙腺にまで刺激を与えてくれちゃったのですから。といっても、この作品を読んで泣ける人は少ないだろうとは思うのですが。でも自分はこういうのに弱くてねェ。

 というわけで、今までの道尾秀介作品のような“驚き”の面でも楽しめたし、今回はそれにとても大きなプラスアルファが加わったので、もう文句なく★5つの満点評価です。

(後日追記)
 この記事を書いていた時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更したので、それに伴い満点評価ではなくなりました。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★    人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★     感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “道尾秀介” 関連記事 】

  > No.0947 「いけない」
  > No.1042 「スケルトン・キー」(後日更新予定)

  > No.0983 「満月の泥枕」(後日更新予定)
  > No.0947 「サーモン・キャッチャー the Novel」
  > No.0910 「スタフ staph」(後日更新予定)
  > No.0827 「透明カメレオン」
  > No.0749 「貘の檻」

  > No.0682 「鏡の花」
  > No.0617 「笑うハーレキン」
  > No.0583 「ノエル -a story of stories-」
  > No.0546 「光」
  > No.0498 「水の柩」

  > No.0432 「カササギたちの四季」
  > No.0396 「月と蟹」
  > No.0340 「月の恋人~Moon Lovers~」
  > No.0312 「蝦蟇倉市事件 1」
  > No.0311 「光媒の花」

  > No.0294 「球体の蛇」
  > No.0233 「花と流れ星」
  > No.0186 「龍神の雨」
  > No.0169 「鬼の跫音」
  > No.0121 「ラットマン」

  > No.0117 「カラスの親指」
  > No.0097 「ソロモンの犬」
  > No.0058 「片眼の猿」
  > No.0049 「シャドウ」
  > No.0041 「向日葵の咲かない夏」 


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月 9日 (木)

モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江麻理子アナウンサー・MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 5位 → 1位

 「モヤモヤさまぁ~ず2」のアイドル・大江麻理子アナウンサーの、個人的にビビビッと来たシーンを集めてランキングにしてみました。

 今回は「2008年上半期」ということで、2008年1月~6月に放送された以下の回が対象となっています(6~7月をまたいで放送された「谷根千」は、まとめて下半期の対象としました)。

 > 「白金」 「東京駅周辺」 「恵比寿」 「後楽園」 「四谷周辺」 「東京タワー周辺」
 > 「北池袋2」 「幡ヶ谷・初台」 「砂町周辺」 「高田馬場」

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★5位 : プラズマショットガンを自ら顔に撃ち
              痛がる大江アナ 【砂町周辺(2)】


 番組締めの舞台として恒例の喫茶店に到着し、サイコロトークなどで盛り上がったものの、この回から(ADからDに)昇格となった中田Dから“とれ高OK”の合図は出る気配なし。

 それならば、ということで、ガチャガチャで当てたプラズマショットガン(撃つと電気が走るオモチャ)の登場です。

 ガチャガチャで当てた時には、3人で腕や腹など撃ち合って、それでもかなり痛がっていたのですが、ここではなんと、大江アナが自ら顔面に向けて撃つことに!

 直前の三村さんのフリからして、その前にカメラが回っていないところで自ら顔に向けて撃っていたようなんですよね。腕に撃つだけでもあんなに痛がっていたのに、なぜに顔に撃ってみたのでしょうか。アナウンサーなのに。(三村さんから「アナウンサーの仕事じゃないよ!若手芸人!」ってツッコマレてたくらいですし)

 大江アナは少々M(マゾ)気質があるのかな?と以前から薄々気付いてはいたものの、まさかここまでわかりやすいMだったとは......。でもまあ痛がり方も可愛いですからねェ。

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★4位 : 街の電気屋で「天城越え」を熱唱する大江アナ 【白金(1)】


 街中の電気屋さんに立ち寄った「モヤさま」一行は、そこで時代遅れのDVD一体型カラオケTVを発見。早速試してみることに。

 となると、大江アナの出番です。アナウンサーなのに。

 そして、こんな恥ずかしいシチュエーションだというのに、全く恥ずかしがったり照れたりすることなく歌ってしまうんですからねェ。アナウンサーなのに。しかも、ただ歌うだけでなく、コブシを握ったり、カメラに頭をぶつけてしまうほどに熱唱してしまうのですから......。

 この頃は「モヤさま」を見始めてそれほど間もない頃だったのですが、これを観て“この女子アナは、只者ではないな......”と感づきましたからね。思えばこれが大江アナの凄さに気付いた最初の場面だったのかも。

 まあ、最初に「モヤさま」を観た回(シンガポール)で、“キン○マ(ホケン)”“チ○コ(アラーム)”と正確にはっきりと音読しているのを観た時すでに“只者ではない”とは思ってましたが.....。

 だから、最初に“ビビビッと来た”場面だった、ってことでしょうか。

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★3位 : ボーリングで「左右どちらでも投げられる」と豪語するも
              どっちで投げてもガターな大江アナ 【砂町周辺(2)】


 「モヤさま」一行がボーリング場へと到着すると、そこではお年寄りの方々が集まってボーリング大会が開かれていました。

 そこで、「さまぁ~ず&大江アナ vs お年寄り3人」のボーリング対決を行うことになったのですが、モヤさまチーム3人目として登場した大江アナ、開口一番「左右どちらでも投げられるんです」と豪語するのでした。

 まずは左手で構えての1投目。とても綺麗なフォームから颯爽と放ったボールは、レーンの半ばを過ぎた所ですでに左端の溝に入り、残念ながらガター.....。

 それならば!ということで今度は右手に持ち替える大江アナ。“さっきのはお遊びなのよ”といった雰囲気を漂わせ、今度こそ本気なのだと窺わせる大江アナ。体勢を低くしてレーンの目を読むなど、下調べも万端です。

 そして、またもや綺麗なフォームから、「ほわ~~!!」という気合の入った奇声と共に放たれた軌跡は、投げた瞬間にわかるほどの見事なガター.....。

 というわけで、またもや見事なほどの失敗ぶりだったわけですが、これを計算でやっているのだったらただお寒いだけですが、大江アナの場合は遊びでなく本気でやってこれなんですからね。それは、直前に投げた大竹さんの1投目が1本だけだった時に、“あ~あ.....何てことを.....”って顔をマジでしていたことからも窺えます。

 本気で投げたのに、しかも投げる前にわざわざ「左右どちらでも投げられるんです」と豪語しながらの、これだけ見事な失敗ぶり。もう最高ですね。

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★2位 : 髪をバッサリと切った大江アナ 【砂町周辺(1)】


 この2位と次の1位は、名場面というよりは、かなり個人的なものになってしまいました。でも自分的にはかなりポイント高かったので、仕方ないですよね。

 それまではずっと長めの髪だった大江アナですが、この回では肩の辺りまでバッサリと切ってのご登場。

 元々自分は、女の人は短めの髪が好きでして、以前は“ちょっと.....”と思っていたベリーショートも最近では全然OKになったくらいなのです。そのことはこのブログでも何回か書きましたが。

 なもんですから、大江アナがバッサリと髪を切ってきたのを観て、もうOKどころかKOされてしまいましたからねェ。しかもこれが似合いすぎで.....。客観的に見ても、それまでの長かった時よりも格段に魅力的になったと思うのですよね。

 これを書いている現在(08年10月)では、この当時よりもさらに短く軽くなって、より自分好みな髪型になっているのですが、やはり“急にバッサリと切った”という衝撃度からして、この回が一番でしたね。

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★1位 : ポニーテール姿の大江アナ 【四谷周辺(1)】


 そして2008年上半期の栄えある1位に輝いたのが、この「ポニーテール姿の大江アナ」です!

 1位も2位も髪型関連、さらに6位にも入っているので、ベスト10中3つも髪型関連がランクインすることになってしまいました。

 ポニーテールというのは、昔から男心をくすぐる髪型No.1(当社調べ)でありながらもあまり見掛けないという貴重な髪形でありまして、自分も御多分に漏れず好きな髪型なのですが、まさか大江アナのポニーテール姿が観れるとは! しかもこれが似合うこと似合うこと.....。

 大江アナがポニーテールにすると、いつもより一段とおしとやかで穏やかに見えるのですよね。だから、大江アナの魅力的な部分を何倍もアップさせる、最高の髪型といえるでしょう。

 それで思ったのですが、髪が長い時も、今現在のように短くなってからも、前髪は分けたり留めたりしておでこを出していることの方が多い感じです。やはりアナウンサーということもあって、清潔感を出したり、凛々しく見せるためでしょうか。

 だけど、この髪型といい、6位にランクインした茶パツのカツラを被った姿といい、前髪が無造作に垂れている髪型の方が、大江アナには似合っていると思うのですよね。それは、前髪を垂らすことによって、顔立ちの可愛らしさがより強調されるから、でしょうか。

 ただその反面、とても幼い感じの顔立ちに見えてしまうので、本人的にはそこんとこがイヤなのかな~、なんて邪推してみたり。

 まあとにかく、現在では肩までもない短い髪なので、もうしばらくは大江アナのポニーテール姿など観ることが出来ないわけですから、とても貴重な回となりましたね。少なくとも自分にとっては。 

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 というわけで、こんなランキングを作って発表してみたのですが、やっぱり“あくまで個人的なランキング”になってしまった感じですかね。特に1&2位なんか、読んだ人に引かれちゃいそうな予感も.....。

 だけどまあ、改めて「モヤさま」全体を観直したり、大江アナの面白い行動を観直したり、それを抽出してランキングを作ってみたりと、自分的にはなかなか面白かったですからね。自己満足できればそれで充分です。

 ただ、<ベスト10から惜しくも漏れた大江アナ名場面集>を観てもわかるように、紹介したい大江アナの名場面はもっとたくさんあるのですよね。泣く泣くベスト10から外したのもいくつかあったし......。

 なので、半年に一度こうしてランキングを発表するのとは別に、回ごとに名場面を紹介してくのもいいかな~なんて思っていたりするのですが。ただ、説明文を書くのが結構面倒くさいですからねェ。どうしましょうか。

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<ベスト10から惜しくも漏れた大江アナ名場面集 Part2>


 ・「小学校の頃、卓球クラブだったんです」と言うも
           実際やってみるとかなりドイヒーな大江アナ 【北池袋2(2)】

 ・突風のためビニール傘が顔に貼り付く大江アナ 【幡ヶ谷・初台(1)】

 ・タオルをまいて農業スタイルになった大江アナ 【幡ヶ谷・初台(1)】

 ・カメラの前で乳首(という名のかかと)
           を丸出しにする大江アナ 【幡ヶ谷・初台(1)】

 ・ビールを飲んでホロ酔い加減の大江アナ 【幡ヶ谷・初台(1)】

 ・ヘビの髪留め(10円)を付ける大江アナ 【砂町周辺(1)】

 ・爆笑アイマスクを付けるも
    「(目の)距離感が似てる」と言われムッとする大江アナ 【砂町周辺(1)】

 ・再び食べている口元をカメラに狙われ
              照れながら嫌がる大江アナ 【砂町周辺(2)】

 ・CM明け直後に一瞬だけ奇怪な動きをみせる大江アナ 【高田馬場(1)】

 ・駄菓子屋店内でスネを強打する大江アナ 【高田馬場(2)】

 ・自分の嫌なサイコロの目が出てしまったため
        確認した瞬間にもう一度転がしてしまう大江アナ 【高田馬場(2)】

 ・さまぁ~ずの2人に耳に息を吹きかけられ
                 鼻血が出そうになる大江アナ 【高田馬場(2)】

 ・スベリ台が上手い大江アナ 【高田馬場(3)】

 ・間接キスに全く躊躇しない大江アナ 【高田馬場(3)】


 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 10位 → 6位 <<<


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 【「モヤモヤさまぁ~ず2」関連記事】

  > モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江麻理子アナウンサー
        名場面リスト(2012年7-9月) (13.2.24)
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        名場面リスト(2011年10-12月) (11.10.25)
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        MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 10位 → 6位 (08.10.1)
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  > モヤモヤさまぁ~ず2(モヤモヤ大江麻理子アナウンサー) (08.7.23)

  > クイック・ジャパン(QJ) Vol.80 > 「モヤモヤさまぁ~ず2」特集 (08.11.20)

  > ミニミニさまぁ~ず2009 (09.01.15)
  > ミニミニさまぁ~ず (07.12.30)

2008年10月 8日 (水)

『東京島』 桐野夏生 > 「このミス」完全読破 No.120

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.120

 『東京島』 桐野夏生

   「このミス」2009年版 : 38位

   受賞(候補) : 「谷崎潤一郎賞」受賞

   総合ランキング : 「SUGOI JAPAN Award 2015」 ノミネート

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 12位

   読始:2008.9.20 ~ 読終:2008.9.21

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年5月>

東京島 (新潮文庫)東京島 (新潮文庫)
桐野 夏生

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 帯にも書かれた「無人島に 漂着した 31人の男と 1人の女」という設定を読んだだけでも、なにやらとんでもない話が繰り広げられ、面白い作品になりそうな期待をしてしまいます。

 しかもそれを書くのがNo.34「OUT」の桐野夏生ということで、人間性のどす黒い部分まで遠慮なく書いてくれることは確実なので、余計に期待が高まってしまいましたね。

 ただ、その期待は見事に裏切られた感じでした。まあ“良い意味で”と付けてよいと思いますが。

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 まず良い意味で裏切られたと思ったのは、この話の中でとても重要な役割を務めることになる女性のキャラクター設定。“島で唯一の女性”という役柄から思い浮かぶイメージとは真逆な感じなのですからね。

 なので、話の序盤からすでにこちらの想像を超えた話が展開されていって、もうこの物語に身を委ねるしかありませんでしたから。

 そして読む前の印象(予想)と大きく違ったのは、無人島という極限状態における人間同士のぶつかり合いの部分でした。

 やはりこういった舞台設定であるし、「OUT」の作者ということもあって、もっと感情や欲情剥き出しのドロドロねちねちとした人間関係が描かれるのかな~と期待していたのですが、その部分は意外とあっさりとしました。そっちの方向ではなくて、もっと別の方向に突き進んでゆく話だったのです。

 だけど、あんまりドロドロねちねちした話だと読み進め辛くなりそうだな~とも思っていたので、かえって読み進めやすくなってて良かったですね。だからといって人間ドラマの部分が希薄だったということでもなかったし。

 というわけで、読む前に思い描いていたのとは全然違う話が繰り広げられることになったわけですが、それが逆にこちらを良い意味で裏切り続け、予測不能の作品となりました。なので、次にどんな展開が待ち受けているのか想像できず、途中で読むのを止められなくなっちゃいましたねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★        鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★  感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★      読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “桐野夏生” 関連記事 】

  > No.887 「バラカ」
  > No.313 「ナニカアル」
  > No.202 「IN」
  > No.120 「東京島」
  > No.034 「OUT」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「ラットマン」 道尾秀介

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月 6日 (月)

『ディスコ探偵水曜日』 舞城王太郎 > 「このミス」完全読破 No.119

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.119

 『ディスコ探偵水曜日』 舞城王太郎

   「このミス」2009年版 : 9位

   総合ランキング : 「SUGOI JAPAN Award 2015」 ノミネート

   年度ランキング : 「闘うベストテン」 1位
               「ベストSF2008」 8位
               「ミステリが読みたい!」 10位

   読始:2008.8.26 ~ 読終:2008.9.17

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本(上・下) <2008年7月>

ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)
舞城 王太郎

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 まずはこのタイトルですね。“ディスコ”と“探偵”と“水曜日”という全く関連のないような3つの言葉が合わさって、ともすればダサダサなタイトルにもなりそうなところを、逆に絶妙な魅力を作り出していますからね。

 自分的には最高なタイトルなので、これを最初に知った時には“発売されたら真っ先に読まねば!”と思うに至りましたから。

 それで発売日になって書店で実際に本を見てみたら、これまた驚いてしまいました。まさか上下巻で、しかも上巻だけでもかなりの分厚さだとは!!(後日追記:ハードカバー版のことです)

 タイトルの印象からしてもそんな大作だとは思わなかったので、この上下巻合わせての分厚さ、そして表紙の可愛らしさに、衝撃を受けてしまいました。でも慣れてしまったら、逆に期待感が増してきましたけどね。

 そして後から知ったのですが、これは舞城王太郎の集大成的な作品とのことなので、この見た目の大作感も頷けるものだったのです。登場人物の名前に過去の作品のキャラ名が使われたりと、これまでの舞城王太郎作品の愛読者にはタマラナイでしょうし、自分みたいにNo.71「煙か土か食い物」くらいしか読んだことがなかったとしても、充分に楽しんで読むことが出来ました。

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 まず読んでみたら、ここ最近読んできたエンターテイメント作品と比べて、文章が文学的に感じましたね。ある一つの物事に対して、良く言えば想像力をかき立てるような魅力的な説明がされていて、悪く言えば回りくどくてもったいぶって説明している、といった感じでしょうか。

 そしてジャンル的には、「煙か土か食い物」みたいに多ジャンルごちゃ混ぜ状態なのですが、それぞれのジャンルが密接に絡み合っている上に、それぞれがかなりに濃く深く膨大な情報量となっているので、読んでいて圧倒されっぱなしでした。

 特に本格ミステリ要素に関しては、何が真実なのかわからなくなってしまうくらいのNo.55「首無の如き祟るもの」三津田信三以上の怒涛の展開が繰り広げられるのですが、一つの謎が解決した時点で結構満足していたらまだ上巻の半分もいっていなくて、さらにめまぐるしい展開があって見事に大団円!!となったと思ったら、まだ上巻が終わっただけだったりと、そのボリューム量には恐れ入りましたね。

 そんな本格ミステリ要素にとても密接に絡んでくるSF要素ですが、これがまた科学的・物理的・哲学的に専門的な深い所まで書かれているので、かなり頭を使わされました。

 ただ、これはただの薀蓄ではなく、ストーリー的にも重要な役割を果たしているので、理解しないことにはある意味その後の話を読む意味がなくなってしまうため、斜め読みなども出来ずにちょっと辛かったですねェ。特に下巻に入ってからが。

 だけど、それは別に苦痛ではなかったし、そうやって苦労して理解した上でその後の話を読んでいくと、そこにはとんでもなく面白い展開が待ち受けているのですからね。

 なので、かなり好き嫌いが別れる作品だとは思うのですが、自分も含めて、読む者の想像を遥かに超えるようなとんでもない世界観を好きになれるような人なら、この作品自体もとんでもなく好きになってしまうでしょうね。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★★☆


   本格ミステリ度 : ★★★★    鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★  感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★    読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “舞城王太郎” 関連記事 】

  > No.826 「淵の王」

  > No.593 「JORGE JOESTAR」
  > No.363 「獣の樹」
  > No.274 「ビッチマグネット」
  > No.119 「ディスコ探偵水曜日」
  > No.071 「煙か土か食い物」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「東京島」 桐野夏生

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2008年10月 1日 (水)

モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江麻理子アナウンサー・MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 10位 → 6位

 「モヤモヤさまぁ~ず2」のアイドル・大江麻理子アナウンサーの、個人的にビビビッと来たシーンを集めてランキングにしてみました。

 今回は「2008年上半期」ということで、2008年1月~6月に放送された以下の回が対象となっています(6~7月をまたいで放送された「谷根千」は、まとめて下半期の対象としました)。

 > 「白金」 「東京駅周辺」 「恵比寿」 「後楽園」 「四谷周辺」 「東京タワー下」
 > 「北池袋2」 「幡ヶ谷・初台」 「砂町周辺」 「高田馬場」

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★10位 : オリジナルギャグを披露する大江アナ 【恵比寿(1)】


 この回のとれ高サイコロは、何回振っても「海外ロケスタンプ1回 or 今すぐ3万円遣え!」と「イヤらしくない程度にDVDを宣伝しろ!」の2つの目しか出ませんでした。

 そんな中で「これで最後!」と振った最後の一投で出たのが、「大江のオリジナルギャグを作れ!」という何とも魅力的な目。

 文面からして、さまぁ~ずの2人が作ってあげるのかと思っていたら、なんと大江アナ自らが作ることに。

 そんなこんなで、スベリ台からスベリ降りた直後という、ギャグをするには縁起の悪すぎるシチュエーションで披露したのが、仮面ライダー風のポーズを付けての「タッチ&ゴー!」。

 全く意味不明だし、ギャグ的には贔屓目に見ても面白くないのですが、ギャグを披露する上での女子アナとは思えないほどの潔さや躊躇のなさ、思い切りの良さ、勢いの良さ、度胸強さがあるので、これがホントに面白く感じてしまうのですよね。

 芸人にだって難しいと思うこんなフリに対して、見事に白けさせずに場を締めてしまうのですから、さすがは大江アナといったところですね。

 披露した後にせつなくなっている姿もキュートで最高でした。

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★9位 : グライダーを三村から横取りする大江アナ 【高田馬場(2)】


 恒例の駄菓子屋漁りにて購入したグライダーを飛ばそうと、早速公園へと辿りついた「モヤさま」一行。

 2機あるうち1機は大竹さんが早々と組み立て終わったものの、三村さんの方はかなり苦戦していました。

 その様子を見て手伝いを始めた大江アナですが、三村さんはもうすっかり作る気がなくなっちゃって、大江アナに組み立てを丸投げ状態に。

 苦労した末に完成したので、「よし飛ばそう!」と気合を入れる三村さんでしたが、大江アナは三村さんに渡す素振りすら見せずに、自分で飛ばす気満々。

 普段は控え目で何でも譲りがちですが、“自分が苦労して作ったんだから自分で飛ばす!”というこの真っ当な遠慮のなさ、自己主張ぶりは、さすが大江アナといったところですね。

 まあこれには伏線がありまして、大江アナが一人で頑張って組み立てている間、さまぁ~ずの2人はお菓子を食べ始めていたのです。やはり食い物の恨みは恐ろしいんですねェ.....。

 ちなみに、直前のナレーションを聞いてみると、グライダーを買ったのは三村さんと大江アナの2人で、大竹さんだけはプロペラを飛ばすヘリコプターを買っていたようなんですよね。だから一番チャッカリしていたのは大竹さんだったという、後で見直してみるとわかる真相なのでした。

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★8位 : 突如カメラから外れて
          ピーピー豆を採りに行く大江アナ 【高田馬場(2)】


 同じく「高田馬場(2)」より。

 サイコロトークも終わり、再び移動を開始しようかという時に、突如一人で画面の奥の方に進んでいく大江アナ。

 大江アナのこういった突飛な行動にはもう慣れているのか、その場に留まって大江アナの様子を窺っているさまぁ~ずの2人とスタッフ。

 「ありましたありました!」と言いながら(「探してねぇよ!」ってツッコまれてました)戻ってきた大江アナの手には、吹くとピーピー音がなるというピーピー豆(雑草)が。それにちょっと細工を加えて、いざ吹いてみた大江アナですが、結果は誰もが予想した通りに、全く音は出ませんでした.....。

 この女子アナとは思えぬほどの自由奔放さに、まるで絵に描いたように見事な失敗っぷり。大江アナの魅力が存分に楽しめたシーンでしたね。

 そして、その後の「失敗でした.....」と悔しそうな大江アナが、こらまた可愛かったですねェ。

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★7位 : 「四季の歌」のコーラス部分を
          ノリノリで熱唱する大江アナ 【恵比寿(2)】


 ジュークボックスから「四季の歌」が大音響で流れる中でレトロなゲームに興じるという、なんとも「モヤさま」らしいゆるゆるでシュールなシーンだったのですが、大江アナの見せ場はその後半部分にありました。

 「四季の歌」も歌詞のある部分が終わり、“ラ~ララララララ ラ~ラ~ラ~”とエンディングを迎えそうな所まで来ていたのですが、誰に言われるでもなしにこれに合わせて“ラララ~”と歌うのは、女子アナ的には有り得なそうでも、大江アナ的にはまあごく普通のことです。

 ただ、さすがは大江アナ、主旋律の部分を“ラララ~”と歌うのではなく、それを追うように歌うコーラス部分を、身体を揺らしながらノリノリで歌うのです。それがあまりに見事すぎる歌いっぷり(たぶん何かの機会で歌ったことがあったのでしょうね)で、最初聴いたときはジュークボックスから流れてきたコーラスなのかと思ったほどです。

 時間も短く、気を抜いて見ていると気付かないようなさり気ない場面ではありましたが、そんな中にも大江アナの魅力が隠されているのですからね。油断できません。

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★6位 : 茶パツのカツラをかぶる大江アナ 【四谷周辺(1)】


 カツラ屋に立ち寄った「モヤさま」一向。

 定番ともいうべき面白カツラを被って盛り上がっていましたが、そんな中で大江アナが茶パツのカツラを被ることに。

 そうしたら、スタッフから思わず「おぉ~」とどよめきが起きるほどの、物凄いハマリっぷりだったのです。

 これを書いている今(2008年10月)では肩まで届かないくらいの髪の長さですが、当時はバッサリ行く前の長い状態だったこともあり、このカツラを被ったことにより印象がかなり変わってしまって、しかも茶パツなので別人のようなのですが、それでもこのハマリっぷりですからね。もう反則級の可愛さです。

 普段は「色気がない」と言われているという大江アナですが、このカツラを被ったら「エロス度がアップした」と言われ、まんざらでもない様子でしたねェ。

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<ベスト10から惜しくも漏れた大江アナ名場面集 Part1>


 ・オープニングでカイロをいじる大江アナ 【白金(1)】

 ・日本けん玉協会認定2級の腕前を披露する大江アナ 【白金(1)】

 ・ジュースの自販機で3人同時に押すも、
              明らかに1テンポ遅れている大江アナ 【東京駅周辺(1)】

 ・三村がズボンの上から装着したインキンタムシ用の袋の先を
                 チョンチョンとタッチする大江アナ 【東京駅周辺(1)】

 ・股関節ストレッチのマシンで大股開きをする大江アナ 【東京駅周辺(2)】

 ・石がいくつも飛び出た階段を四つん這い状態で昇る大江アナ 【恵比寿(1)】

 ・「モヤさまDVD」の副音声収録中のメガネ姿の大江アナ 【恵比寿(1)】

 ・話力総合研究所で「男難の相がある」「今の肌は長く続かない」
    「真空地帯に入っている」などボロクソに言われる大江アナ 【後楽園(1)】

 ・店備えつけのノートに変テコなおじさんの絵を描く大江アナ 【後楽園(2)】

 ・あまりの寒さに体を縮こませながら歩く大江アナ 【四谷周辺(1)】

 ・蕎麦を食べている口元をドアップで撮られる大江アナ 【四谷周辺(2)】

 ・辛さMAXのカレーを食べて変になる大江アナ 【東京タワー下(2)】


 >>> 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 5位 → 1位


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 【「モヤモヤさまぁ~ず2」関連記事】

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  > モヤモヤさまぁ~ず2(モヤモヤ大江麻理子アナウンサー) (08.7.23)

  > クイック・ジャパン(QJ) Vol.80 > 「モヤモヤさまぁ~ず2」特集 (08.11.20)

  > ミニミニさまぁ~ず2009 (09.01.15)
  > ミニミニさまぁ~ず (07.12.30)

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