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「このミス」完全読破 100冊突破記念企画 第7弾
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「このミス」完全読破がついに100冊を突破したということで、それを祝う意味合いも込めて、その100冊の中から個人的嗜好に基づいて、項目別にベスト5を発表していきたいと思います。
ちなみに、対象となる100冊について、および“「このミス」完全読破とは一体何なんだ?”といった基本的な部分については、 まとめページである「このミス」完全読破 読破本リストをご覧ください。
さてさて最後を飾る第7弾は、「アクセス数!!ベスト5」。これは、2007年7月~2008年8月の間に、各記事にアクセスされた数をランキングにしたものです。(後日追記 : ちなみにこれは、旧ブログにおけるアクセス数です)
この“「このミス」完全読破”は2006年2月に始めたものなので、この集計期間は短いんじゃないかと思われるかもしれませんが、そんな昔のアクセス数は記録として残っていないし、うちのブログ(旧ブログのことです)は去年の夏より前の時期には雀の涙ほどのアクセスしかなかったので、まあこの集計期間でも全く問題ないのですねェ。
ちなみに、最初の頃は検索サイトからのアクセスがほとんどでしたが、まとめページである「このミス」完全読破 読破本リストを作ってからは、こちらからのアクセスも結構な数となっています。
さらにちなみに言いますと、だいたい毎月、“「このミス」完全読破”の全記事に少なくとも1回はアクセスがありますね。
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【 5位 : 果断 隠蔽捜査2 / 今野敏 】
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5位には、昨年の「このミス」で4位に入ったこの作品の感想記事がランクイン。
実はこの記事は、記事別アクセス数ランキング(旧アドレス)に一度もランクインしていないのですけどね。地味ながらもアクセスを稼いでいるようです。
今年に入って賞を獲ったり、前作No.57「隠蔽捜査」のドラマ化が決まったことなども影響したのかもしれません。
まあなんにせよ、そんなに派手ではないけれど好きな作品なんで、こうして反応があるのは嬉しいもんですねェ。
[ この作品の感想記事はこちら!!]
>> No.72 『果断 隠蔽捜査2』 今野敏
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【 4位 : 容疑者Xの献身 / 東野圭吾 】
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2006年版の「このミス」で1位になったこの作品の感想記事が4位にランクイン。
大ベストセラー作家・東野圭吾の大ヒット作ということもあって、平均して高いアクセスを稼いでいたのですが、映画の公開が迫り文庫化されるなど再度盛り上がってきた先月(08年8月)になってよりアクセスが増えてきました。
なので、映画公開後には記事別アクセス数ランキングに再びランクインするくらいにならないかな~なんて期待しています。
[ この作品の感想記事はこちら!!]
>> No.45 『容疑者Xの献身』 東野圭吾
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【 3位 : 生ける屍の死 / 船戸与一 】
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1989年の「このミス」で8位にランクインしたこの作品の感想記事が、3位にランクインしました。
結構昔の作品だし、8位という中途半端な順位にも係わらず、毎月かなりのアクセス数を稼いでいるのです。
これは、1998年版の「このミス」で行われた「過去10年のベスト」で1位に輝き、今年出た「もっとすごい!!このミステリーがすごい!」で行われた「過去20年のベストオブベスト」で2位にランクインするなど常に高評価な割りに、作者も作品もそれほどメジャーではない、というギャップから、検索されやすくなっているのかもしれませんね。
[ この作品の感想記事はこちら!!]
>> No.51 『生ける屍の死』 山口雅也
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【 2位 : 葉桜の季節に君を想うということ / 歌野晶午 】
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2004年版の「このミス」で1位になったこの作品の感想記事が2位にランクイン。
まあ、記事別アクセス数ランキングの上位常連記事でもあるので、この順位は当然なのですけどね。
検索されやすい作品のタイプとして、“最後にアッと驚くどんでん返し”のある作品が挙げられるのですが、この作品なんかはそういったタイプの代表的・代名詞的作品なんで、アクセスの伸びは留まることを知りません。
ちなみに、この作品は“「このミス」完全読破”を始めて最初に読んだ本だったので、まさかその感想記事がこんなに読まれているなんて!って感じですね。その頃は完全なるミステリ初心者でしたから.....。
[ この作品の感想記事はこちら!!]
>> No.2 『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午
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【 1位 : イニシエーション・ラブ / 乾くるみ 】
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そして1位に輝いたのは、2005年版の「このミス」で12位になったこの作品の感想記事です。
1位といってもただの1位ではなく、2位に倍近い大差を付けての圧勝ですからね。“「このミス」完全読破”の記事としては破格のアクセス数を毎月のように叩き出し続けているし、なんと今年6月の1ヶ月間のアクセス数だけでもこのランキングの5位に入ってしまうほどなのですから。
まあ、“最後にアッと驚くどんでん返し”系の作品であるばかりでなく、読み終わった後にたくさんの発見や驚きが見つかり、2度3度と読みたくなる、2度3度読まずにはおれない、2度3度読まないことには本当の面白さがわからない、というなんとも珍しい作品なのです。
なので、自分も読み終わった後は色々とネットで調べてしまいましたから。そしてその時に見付けた検証サイトを見て“こんなにも膨大な伏線があったとは.....”と恐怖を感じるほどに驚愕してしまったのですが、ここまで凄いサイトがあるのならば自分がどうこう書く必要などないな、ってことで真相などはリンク付けてこのサイト任せにしているのですよね。
だけど一応自分の読んだ感想は結構長く書いていますので(読んだ人用と未読の人用にわざわざ分けたりして)、ぜひよかったら読んでみてください。
[ この作品の感想記事はこちら!!]
>> No.68 『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ
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ちなみに、6位以下はこのようになっています。20位までドドドンッ!と大放出です。
こうしてみると、上に挙げた“最後にアッと驚くどんでん返し系”以外にも、“★5つの満点評価” “「このミス」1位”の作品がアクセスされやすいようですね。
(後日追記)
この記事を書いていた時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更しました。
06位 : No.38 「神様ゲーム」 麻耶雄嵩
07位 : No.55 「首無の如き祟るもの」 三津田信三
08位 : No.21 「重力ピエロ」 伊坂幸太郎
09位 : No.09 「GOTH リストカット事件」 乙一
10位 : No.16 「ハサミ男」 殊能将之
11位 : No.41 「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介
12位 : No.83 「名もなき毒」 宮部みゆき
12位 : No.98 「ドリーミング・オブ・ホーム&マザー」 打海文三
14位 : No.47 「独白するユニバーサル横メルカトル」 平山夢明
15位 : No.01 「模倣犯」 宮部みゆき
16位 : No.76 「インシテミル」 米澤穂信
17位 : No.04 「生首に聞いてみろ」 法月綸太郎
18位 : No.82 「落下する緑」 田中啓文
19位 : No.08 「マークスの山」 高村薫
20位 : No.03 「半落ち」 横山秀夫
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【 100冊突破記念企画 】
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