「このミステリーがすごい!2008年版」
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“「このミス」完全読破”を始めてもうすぐ2年。が、「このミス」を発売直後に買うのは、そして「このミス」の発売をこんなに首を長くして待ち焦がれていたのは、今回が初めてでした。
というのも、自分はだいたい図書館で借りて読むことが多いのですが、最新版の「このミス」の上位作品は予約しないと借りれないんじゃないかと思っていて、しかも予約するのも受け取るのも面倒くさいんじゃないかと思ってたので、最新版の上位作品を読むのはしばらく経たないとダメなんだ、と考えていたからなのです。
でも最近になって、予約するのは図書館内のコンピューターや自宅のネットを使って簡単に出来て、受け取るのも驚くほど簡単に出来るということを知ったのです。
だから今年は、「このミス」が発売されて予約件数が多くなってしまう前に、ネットなどで上位にランクインしそうな作品の情報を収集し、「このミス」発売前に予約して、そのうちいくつかは読んでしまおう、という作戦を実行したのです(結局読んだのは『密室殺人ゲーム王手飛車取り』と『首無の如き祟るもの』の2冊だけでしたが。でも両作ともめでたくトップ20入りしたんでホッといたしました)。
さらには、「このミス」発売直後に、まだ予約件数がうなぎ上りに増えていく前に上位作品の予約を入れてしまおう、という作戦も練っていました。
なので、今回は「このミス」の発売が待ち遠しかったのです。
ただ、「このミス」が発売されたからといって、上位作品といえどもそんなに急激には予約件数がアップするわけでもなかったですね。ちょっと大袈裟に予測し過ぎてました。でも早めに予約入れておいたおかげで、現在の待ち順はいずれの本も総予約数の半分くらいになってますが。
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でもって「このミス2008年版」の中身の方ですが、来年2月に「このミステリーがすごい!20年史」の発売が控えているからか、いつもとはだいぶ異なっていましたね。
大きく違うのは、「このミス大賞」出身の人気作家・海堂尊の短編が載っているのと、今年の「このミス大賞」受賞作である「禁断のパンダ」(拓未司)の出だし部分が17ページ掲載されていることです。
それによってか、今年一年を振りかえるコーナーが少なくなって、「バカミス」コーナーがカットされたりしていたのですが、どっちかというとそういう部分が楽しみだったこともあって、ちょっとガッカリしちゃいました。
まあその分も、「このミス20年史」に期待ですね。
あと、この本を買う時には、「本格ミステリ・ベスト20」や「ミステリが読みたい!」などの類似品にご注意を。特に「ミステリが読みたい!」はタイトルも表紙もソックリですからねェ。
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