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2018年12月25日 (火)

「この“ランク外作品”がすごい!2019年版」

 


このミステリーがすごい! 2019年版

宝島社

発売日:2018.12.11

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 「このミステリーがすごい!2019年版」が発売され、ランキングが発表されたということで、これからランクイン作品を読んでみようと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか

 2018年に発売された大量のミステリ&エンタメ作品の中から、読書のプロたちが選んだ作品がズラリと並んでいるわけで、まあ好みの問題はあるとはいえ面白い作品揃いなのは間違いないでしょう

 しかし、だからといって“ランクインした作品は面白く、ランクインしなかった作品はつまらない”というわけでは決してなく、ランクインを逃した21位以下の作品の中にも傑作が数多く秘められているのですね

 なのでここは、そんなランク外だった作品の中から読んでおくべきお薦めの作品を何点か紹介してみたいと思います

 なお選んだ基準は、自分が面白いと思った作品ではありませんでして、「このミス」でランクインまであと一歩だった作品(具体的には“21位以下の作品<21点以上>”の欄に掲載された作品)の中から、他のミステリランキング誌ではランクインした作品(「本ミス」は30位以内、「文春」「早ミス」は20位以内)をピックアップしました


 「このミス」 ・・・・ このミステリーがすごい!
 「本ミス」 ・・・・ 本格ミステリ・ベスト10
 「文春」 ・・・・ 週刊文春ミステリーベスト10
 「早ミス」 ・・・・ ミステリが読みたい!


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

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  パズラクション / 霞流一

  ( このミス:21位、 本ミス:3位 )

 多重解決、倒叙、密室、見立てなど本格ミステリの様々な要素を詰め込めるだけ詰め込んだうえに、著者の本領であるバカミス的トリックを遺憾なく発揮できる舞台を生み出しているので、(好き嫌いははっきりと分かれそうではありますが)「本ミス」上位ランクインも納得のぶっ飛びまくり本格ミステリです。

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  生き残り / 古処誠二

  ( このミス:21位、 文春:15位、 早ミス:15位 )

 昨年には『いくさの底』で年間ベスト級の高評価を受けた古処誠二の新作は、戦場ならではの犯行動機が静かながら心に染み入る衝撃をもたらす戦争ミステリとなっています。

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  夏を取り戻す / 岡崎琢磨

  ( このミス:23位、 本ミス:18位 )

 ライトミステリ系の大ヒット作『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズが代表作な著者でありながら、本格ミステリ好きの人でも読み応え十分の、まさに新境地といえる作品です。

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  友達以上探偵未満 / 麻耶雄嵩

  ( このミス:24位、 本ミス:11位、 早ミス:13位 )

 “女子高生探偵コンビが活躍するミステリ小説”と聞けばライトな青春ミステリだと思ってしまいますが、そこは著者が麻耶雄嵩なので、捻くれねじれ刺激たっぷりの探偵小説となっています。

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  少女を殺す100の方法 / 白井智之  <感想記事はこちら>

  ( このミス:25位、 本ミス:8位、 早ミス:16位 )

 エログロと本格ミステリが歪に融合した唯一無二の作風にさらなる磨きがかかっていますし、倫理的に問題視されてしまうタイプの内容ではありますが、短編集ということもあり白井ミステリ初チャレンジにも持ってこいの作品なのでは。

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  ドッペルゲンガーの銃 / 倉知淳

  ( このミス:27位、 本ミス:9位 )

 刑事と女子高生の兄妹が探偵役を務めつつ楽しい掛け合いを見せるライトな面白さに、不可能犯罪の魅力&それを崩していく確かな推理と、著者の本領が発揮されたシリーズ中篇集です。

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  翼竜館の宝石商人 / 高野史緒

  ( このミス:29位、 早ミス:17位 )

 江戸川乱歩賞受賞作No.566「カラマーゾフの妹」以来6年ぶりとなる待望の新作は、17世紀のアムステルダムという舞台の空気感が強い印象を与える中で本格ミステリ的な事件と推理が展開していく通好みのミステリ作品となっています。

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  皇帝と拳銃と / 倉知淳  <感想記事はこちら>

  ( このミス:30位、 本ミス:14位 )

 倒叙ミステリとしてはオーソドックスな展開により読み応え抜群の推理劇と、不気味な容姿ながら静かに端正に謎を解いていく刑事(探偵役)に印象が残る、正統派ながら独自の面白さも味わえる倒叙ミステリ作品です。

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  未来 / 湊かなえ

  ( このミス:36位、 文春:13位 )

 直木賞にもノミネートされた本作は、著者の集大成というだけあってイヤミス要素全開の内容でありながら、その中で謎や伏線の仕掛けが絶妙なスパイスとなっているので、賛否両論分かれる作品とはいえミステリランキングで評価されたのにも頷けるのでは。

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  帝都探偵大戦 / 芦辺拓

  ( このミス:41位、 本ミス:24位、 早ミス:20位 )

 過去の日本推理小説に登場して来た著名な名探偵たちが約50人も登場して活躍するという、芦辺拓だからこそ書くことの出来たパティーシュ探偵小説です。

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