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2016年3月18日 (金)

『人魚の眠る家』 東野圭吾 > 「このミス」完全読破 No.873

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.873

 『人魚の眠る家』 東野圭吾

   「このミス」2017年版 : 97位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2016.2.22~ 読終:2016.2.27

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2015年11月>

人魚の眠る家人魚の眠る家
東野 圭吾

幻冬舎 2015-11-18
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 東野圭吾は、今更説明するまでもないですが、出す作品がことごとく大ヒットを記録する(しかも年に数冊ペースを保っている)というとんでもない超売れっ子作家です。

 ただこれまでの作家人生はずっと順調に進んで来たわけではなく、デビューからしばらくはなかなかヒットに恵まれず文学賞も候補止まりが続いていたものの、1998年に発売したNo.10「秘密」をきっかけにして上昇気流に乗っていくこととなったのですね。

 そんな東野圭吾も昨年(2015年)にデビュー30周年を迎えまして、作家デビュー30周年記念作品としてKADOKAWAからNo.832 「ラプラスの魔女」、そして幻冬舎から本作が発売となりました。

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 播磨和昌・薫子夫妻は、夫の浮気が原因で別居状態となり、娘・瑞穂の小学校受験が終わってから離婚することを決めた最中、その娘がプールで溺れ心肺停止状態となる事故が発生。

 直後に心臓は動き出したものの脳の損傷がかなり大きいため、意識は戻らず自発呼吸もなく、担当医師はこのまま回復することはないと通告。

 そこで播磨夫婦は、脳死が確認された場合の手続きとして“娘の臓器を提供する意思”を尋ねられたことから、物語は大きく動き出していくことに。

 というわけで“子供を対象とした(家族承諾による)脳死臓器移植問題”を扱っているのですが、実際に自分たちの娘が脳死の状態になってしまった夫婦を中心に据えてこの問題に真正面から向き合った物語を作り上げていますし、この問題に関わることになる様々な立場(思考)の人物たちについて(どこか一方に偏ることなく)描かれていきます。

 そのため、かなりデリケートなテーマを取り扱っていながらも、読者が自然とこのテーマ/問題について(先入観や偏りや難しさなどなく)考えるきっかけを与えてくれそうな、(東野作品の中では)社会派要素が強めの作品でした。

 ただそこに、脳と機械とを信号によって繋ぐことで人間(主に障害者)の生活を大きく改善しようとする先進技術(BMI)が取り入れられたり、驚きやドキドキ感を誘う展開があるなど、エンタメ的な要素で物語を演出しているので、そんな単なる社会派ドラマに終わらない(大多数が楽しむことの出来る)面白さ/読みやすさはさすが東野作品といったところでしょうか。

 なので多くの人にお薦めしたい作品ではあるものの、今回は犯罪サスペンスや捜査ミステリなど「このミス」で好まれそうな要素は入っていないので、東野作品のそういった部分を期待して読んでしまうと物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。


> 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


 ☆☆☆☆★ : 本格ミステリ度
 ☆☆☆★★ : ビックリ驚愕度
 ☆☆☆☆★ : 熱アクション度
 ☆☆☆★★ : 鬼畜グログロ度
 ☆☆☆★★ : 主キャラ魅力度
 ★★★★★ : 人間味ドラマ度
 ★★★★ : 感涙ウルウル度
 ☆☆☆☆★ : 下ネタエッチ度
 ☆☆☆☆★ : 衝撃バカミス度
 ☆☆★★★ : 気軽に読める度

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  <個人的評価&項目別評価>の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “東野圭吾” 関連記事 】

  > No.873 「人魚の眠る家」
  > No.832 「ラプラスの魔女」
  > No.784 「マスカレード・イブ」

  > No.757 「虚ろな十字架」
  > No.720 「疾風ロンド」
  > No.690 「祈りの幕が下りる時」
  > No.655 「夢幻花」
  > No.598 「禁断の魔術 ガリレオ8」

  > No.580 「虚像の道化師 ガリレオ 7」
  > No.537 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
  > No.526 「歪笑小説」
  > No.479 「マスカレード・ホテル」
  > No.457 「真夏の方程式」

  > No.437 「麒麟の翼」
  > No.418 「鳥人計画」
  > No.377 「白銀ジャック」
  > No.342 「プラチナデータ」
  > No.285 「カッコウの卵は誰のもの」

  > No.266 「魔球」
  > No.236 「新参者」
  > No.184 「パラドックス13」
  > No.130 「聖女の救済」
  > No.085 「流星の絆」

  > No.053 「赤い指」
  > No.045 「容疑者Xの献身」
  > No.022 「超・殺人事件」
  > No.010 「秘密」
  > No.006 「名探偵の掟」


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