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2015年1月10日 (土)

『黒龍荘の惨劇』 岡田秀文 > 「このミス」完全読破 No.785

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.785

 『黒龍荘の惨劇』 岡田秀文

   「このミス」2015年版 : 21位

   受賞(候補) : (「日本推理作家協会賞」候補)
            (「本格ミステリ大賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 5位
              「ミステリが読みたい!」 10位
              「週刊文春ミステリーベスト10」 14位

   読始:2014.11.3~ 読終:2014.11.3

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2014年8月>

黒龍荘の惨劇 (光文社文庫)黒龍荘の惨劇 (光文社文庫)
岡田 秀文

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 岡田秀文は、デビュー前後には小説推理新人賞と日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞していたのですが、その後はミステリ要素の薄い時代歴史小説の方に軸足を移していました。

 ただそんな中で2013年に直球の本格ミステリ作品である「伊藤博文邸の怪事件」を発表しまして、それに続く“名探偵月輪シリーズ”の2作目となるのが本作です。

 前作も本格ミステリ好きの間で評判になったもののランキング等での結果に結びつきませんでしたが、さらに評判良く話題性が高まった本作では、「本ミス」でベスト5入り、「早ミス」でベスト10入り、「文春」でベスト20入りし、唯一「このミス」ではランクインしなかったものの次点(21位)となるなど、軒並み高評価となったのですね。

 なお、本作は前作の10年後という設定で、前作の話題にも触れるため前作から順に読むのが最良だと思いますが、本作から読んでも問題なく楽しむことが出来るのではないでしょうか。

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 山縣有朋の影の金庫番とも呼ばれる大物・漆原安之丞の元に脅迫文が届き、その数日後に漆原が住む豪邸・黒龍荘で、漆原と思しき首なし死体が発見される事件が発生。

 この事件の調査を依頼された探偵・月綸(がちりん)龍太郎とその旧友・杉山潤之助が黒龍荘を訪れて真相を探っていくも、それを尻目に新たなる惨劇が起きていくのです.....。

 作中の舞台は明治26年なのですが、時代小説だからといって小難しいところはなく読みやすいですし、明治時代ならではの雰囲気も本格ミステリとマッチしていて魅力的な作品世界を妖しく彩っていたように思います。

 そして内容の方は、豪邸内で連続殺人事件が起き、その犯行内容が猟奇的であったり、怪しい事件関係者が何人もいたり、真相に至るまでに様々な秘密や陰謀が散りばめられていたり、それらの謎に探偵が挑戦していくなど、本格ミステリの直球な面白さを心置きなく堪能することができるのですね。

 しかもクライマックスでは、事件の真相だけでなく、それまでに持ち越されて来た数々の謎や違和感なども全て一気に怒涛のごとく解き明かされ、しかも時代ミステリでありながら真相が現代的なので衝撃の度合いが増すなど、本格ミステリとして何段階も上のレベルへと押し上げる仕掛けや作者の狙いがものの見事に炸裂しているので、読めば(好みの問題はありますが)2014年のミステリ小説を語るうえで外すことなど出来ない傑作であると確信できるはずです。


> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


 本格ミステリ度  : ★★★★★  鬼畜グログロ度 : ★★★
 ビックリ驚愕度  : ★★★★    おどろおどろ度 : ★★★
 熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★
 恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★
 下ネタエッチ度 : ★★      感涙ウルウル度 : ★★
 衝撃バカミス度 : ★★★     気軽に読める度 : ★★★

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
  <個人的評価&項目別評価>の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “岡田秀文” 関連記事 】

  > No.1014 「帝都大捜査網」
  > No.0785 「黒龍荘の惨劇」


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