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2014年10月17日 (金)

『失踪都市 所轄魂』 笹本稜平 > 「このミス」完全読破 No.775

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.775

 『失踪都市 所轄魂』 笹本稜平

   「このミス」2015年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2014.9.8~ 読終:2014.9.11

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2014年7月>

失踪都市: 所轄魂 (徳間文庫)失踪都市: 所轄魂 (徳間文庫)
笹本 稜平

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 No.535「所轄魂」に続く、“所轄魂シリーズ”の2作目です。

 このシリーズは、所轄の刑事である父と本庁のエリート警視である息子の警察官親子を中心に描かれていくのですが、この親子の関係やそれぞれの立場などの基本情報は本作でも説明されているので、本作から読んでも理解できないということはないと思います。

 とはいえ、前作ではこの親子の関係を物語の軸に据えていたのに対し、本作はそんな前作を踏まえたうえでの警察物語が繰り広げられている感じもあるので、シリーズとしての面白さを味わいたいのであれば前作から順に読むことをお薦めします。

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 葛木邦彦が所属する城東署の管内で、その家の老夫婦と思われる白骨死体が発見される事件が発生。

 誰もが孤独死・餓死であると判断する中、本庁からやって来た室井検視官が死体から他殺である証拠を見つけ出したものの、室井と因縁のある管理官の倉田は事件性はないと判断し、捜査本部が立つ気配はなし。

 この状況に邦彦らは反発し、同じく管理官の判断に疑問を感じた警視庁特命捜査対策室管理官である息子の俊史と協力して捜査に乗り出すと、関連が疑われる事件や騒動が次々と明らかになって来て.....。

 というわけで今回も葛城父子の活躍が描かれていくのですが、上にも書いたようにこの親子の関係(特に父親側の心境)や所轄の刑事たちの立場などは前作で充分に書かれているため、今回はそういった基本部分の説明が要らない分、直球の捜査劇が繰り広げられていきます。

 ただそんな中で、身内であるはずの警察上層部が捜査を妨害するかのような動きを見せ始めるため、まさにシリーズの根本でもある“所轄魂”に火が付く警察組織小説的な盛り上がりも迫力満点となっています。

 主人公側の正義感が強すぎる部分に引っかかってしまうと心から楽しむことが出来ないかもしれませんが、捜査劇としても警察組織物語としてもかなりの熱量があり、それでいてじっくりと読ませてもくれるので、前作が合わなかった人(特に出来過ぎの親子関係に違和感を覚えたような人)でも本作を手に取る価値は十分にあるのではないでしょうか(“絶対に楽しめる”といった保証はしませんが)。


> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


 本格ミステリ度  : ★★      鬼畜グログロ度 : ★★
 ビックリ驚愕度  : ★★       おどろおどろ度 : ★★
 熱アクション度  : ★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
 恋愛ラブラブ度 : ★        人間味ドラマ度 : ★★★★
 下ネタエッチ度 : ★        感涙ウルウル度 : ★★
 衝撃バカミス度 : ★        気軽に読める度 : ★★★

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
  <個人的評価&項目別評価>の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “笹本稜平” 関連記事 】

  > No.775 「失踪都市 所轄魂」
  > No.535 「所轄魂」
  > No.308 「挑発 越境捜査2」
  > No.301 「越境捜査」
  > No.272 「未踏峰」


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