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2013年11月13日 (水)

「このミステリーがすごい!2014年版」ランキング(順位)予想

このミステリーがすごい! 2014年版このミステリーがすごい! 2014年版
『このミステリーがすごい!』編集部

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 * 「このミステリーがすごい!」は、1990年より翌年度表記(満年齢から数え年)に変更しているので、この“2014年版”は、2013年(2012年11月~2013年10月)に発売された作品のランキング(予想)となっています。

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 これで6年目となりますが、今年も「このミステリーがすごい!」のランキング(順位)予想をしてみたいと思います。

 まずは予想の発表の前に、予想を見るうえでの注意点からご覧ください。

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【 ランキング(順位)予想を見るうえでの注意点 】

 ・これは、あくまで素人である当ブログ管理人が個人的に予想しているものです。

  なので、結果が出てみたら、10位以内に予想した作品にほとんど票が入らなかったりとか、全体的に見当違いな予想であったりする可能性もありえますので、その点をご了承した上で参考にしてみてください。

 ・予想するのは国内編のみで、海外編の予想は行いません。

 ・予想の対象は、自分がこれまで読んだ作品のみとしているので、読んでいない作品は、ランクインするかもしれないな~と思っていても予想には入れていません。

  これまでに読んだ作品(この予想の対象となる作品)については、ここに書くとかなりの長さとなってしまうので、「このミス2014年版」上半期のランクイン候補作品および「このミス2014年版」下半期のランクイン候補作品にてご確認ください(予想を終えた時点で読み終えたのは80作品)。

 ・「このミス」における“ランクイン”とは20位以内のことをいいますが、今年も昨年までと同様に、30位まで予想してそのうち何作がベスト20にランクインするか、といった感じでやってみたいと思います。

 ・過去の予想実績に関しては、以下の記事にてご確認ください。
   「このミス2013年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
   「このミス2012年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
   「このミス2011年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
   「このミス2010年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>
   「このミス2009年版」ランキング(順位)予想 <反省会>

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 【 「このミス2014年版」ランキング(順位)予想 】

 本来ならすぐにランキング(順位)予想を書いていくのですが、その前に「このミス」予想の観点から見た今年のミステリ作品全体の状況と、それに伴う“ランキング(順位)予想”を見るうえでの注意点を書いてみます。

 2009~2012年版の4年間は大本命作品が順当に大差で1位となり、大本命が2作あった昨年(2013年版)も順当にその2作が1・2位と、ここ5年における1位予想に関しては非常に簡単な結果でした(昨年の1・2位の順番まで当てるのは少々難しかったかもしれませんが)。

 しかし今年は、大本命どころか本命と言えるような作品さえ不在なので、ここ数年とはランキングの傾向が大きく変わるのは間違いなく、ダークホース的存在のNo.47「独白するユニバーサル横メルカトル」が驚きの1位となった「2007年版」が再現されそうな超混戦状態のランキングになることが予測されます。

 現に今回予想をしてみても、11~20位辺りに予想したい作品は結構多くて選ぶのが大変だったのに対し、上位に予想したいと思う作品が少なくて困るなど、ランキング予想はかなりの難解さでした。

 それに、混戦状態ということを考慮して昨年までよりも思い切った予想をしてみたため、今年は例年以上に予想の的中率が下がる可能性が高いと思うので、くれぐれもその点を踏まえたうえで参考にしてください。


    *タイトル部分のリンク先は、Amazonの詳細ページです

  01位 : ノックス・マシン / 法月綸太郎  <感想記事はこちら>

  02位 : 教 場 / 長岡弘樹  <感想記事はこちら>

  03位 : ブラックライダー / 東山彰良  <感想記事はこちら>

  04位 : シャーロック・ホームズたちの冒険 / 田中啓文  <感想記事はこちら>

  05位 : 復活するはわれにあり / 山田正紀  <感想記事はこちら>

  06位 : リバーサイド・チルドレン / 梓崎優  <感想記事はこちら>

  07位 : 死神の浮力 / 伊坂幸太郎  <感想記事はこちら>

  08位 : 宰領 隠蔽捜査5 / 今野敏  <感想記事はこちら>

   09位 : ヨハネスブルグの天使たち / 宮内悠介  <感想記事はこちら>

  10位 : 落日のコンドル / 霞流一  <感想記事はこちら>

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  11位 : 冷 血 / 髙村薫  <感想記事はこちら>

  12位 : 月光蝶 NCIS特別捜査官 / 月原渉  <感想記事はこちら>

  13位 : 墓 頭 / 真藤順丈  <感想記事はこちら>

  14位 : 海賊女王 / 皆川博子  <感想記事はこちら>

  15位 : 奇譚を売る店 / 芦辺拓  <感想記事はこちら> 

  16位 : 祈りの幕が下りる時 / 東野圭吾  <感想記事はこちら>

  17位 : 美人薄命 / 深水黎一郎  <感想記事はこちら>

  18位 : 戯作・誕生殺人事件 / 辻真先  <感想記事はこちら>

  19位 : 暗くて静かでロックな娘 / 平山夢明  <感想記事はこちら>

  20位 : 鏡の花 / 道尾秀介  <感想記事はこちら>

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  21位 : 代官山コールドケース / 佐々木譲  <感想記事はこちら>

  22位 : 貴族探偵対女探偵 / 麻耶雄嵩  <感想記事はこちら>

  23位 : ガソリン生活 / 伊坂幸太郎  <感想記事はこちら>

  24位 : ロスト・ケア / 葉真中顕  <感想記事はこちら>

  25位 : 定吉七番の復活 / 東郷隆  <感想記事はこちら>

  26位 : 落 英 / 黒川博行  <感想記事はこちら>

  27位 : リカーシブル / 米澤穂信  <感想記事はこちら>

  28位 : アリス殺し / 小林泰三  <感想記事はこちら>

  29位 : ブラックボックス / 篠田節子  <感想記事はこちら>

  30位 : ビブリア古書堂の事件手帖4 / 三上延  <感想記事はこちら>

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 1位に予想した「ノックス・マシン」は、海外古典探偵小説と本格SFを奇想的に融合させた異色作なので、本来であれば4~8位くらいかなとも思うのですが、上にも書いたように今年は本命不在の混戦状態ですし、本格ミステリというジャンル自体が好きな人の票を堅実に稼ぎそうですし、元々の「このミス」との相性の良さもあるので、思い切って1位に予想してみました。

 2位予想の「教場」は、警察小説ブームがまだまだ続く中で警察学校小説という斬新なサブジャンルで見事に成功し、ミステリ的にもエンタメ的にも読み応えあるので、今年の本命(1位の最有力候補)はこの作品なのでは。

 ただ、本作と似たタイプの作品としてよく名前が挙がる柳広司のNo.162「ジョーカー・ゲーム」シリーズが1・2作目共に「このミス」2位だったので、そんな所まで似てしまうのではないかということで本作も2位に予想。

 3位予想の「ブラックライダー」は、「このミス」直球のジャンルとはちょっと違う感じもあるのですが、圧倒的な世界観や物語性は今年随一だったと思うので、思い切ってこの位置に。

 4位予想の「シャーロック・ホームズたちの冒険」は、世界の著名人たちが探偵役を務めるパスティーシュ(パロディ)作品集ですが、特にアドルフ・ヒトラーが探偵役を務める話が「このミス」で高い評価を受けそうなので、「このミス」と相性の良い山口雅也の作風に近いタイプということもあり、思い切ってベスト5入りとの予想に。

 5位予想の「復活するはわれにあり」は、今年のマニア枠の有力候補だと思うのですが、冒険小説好きやハードボイルド好きやバトルアクション好きなど様々なジャンルのマニアからの票を集めそうですし、かつて冒険小説で活躍していた作者の25年ぶりの冒険小説というプレミアも付いているので、かなり思い切ってこの位置に入れてみました。

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 6位予想の「リバーサイド・チルドレン」は、本格ミステリとして高評価を受けたデビュー作No.326「叫びと祈り」やアンソロジー収録作により、本格ミステリとしての期待を高めて読んだ人には賛否両論となっていますが、ただそうでない人には物語性やテーマ性やそれらを炙り出すミステリ的仕掛けなど評価を受けていると思うので、「本ミス」ならともかく「このミス」ではこのくらいの評価はされるのでは。

 7位予想の「死神の浮力」は、シリーズ前作No.627「死神の精度」(2006年版12位)より上の順位になってしまうのは個人的に納得できないのですが、ただ死神・千葉のキャラクターは相変わらずの面白さで、長編になったからこその魅力も十分にあったので、前作では叶わなかったベスト10入りと予想。

 8位予想の「宰領 隠蔽捜査5」は、長編4作中3作がランクイン(ランク入りを逃した1作も23位)という「このミス」実績抜群のシリーズですし、今回は警視庁とは犬猿の仲である神奈川県警が絡んでくる物語ということもあり、シリーズとしては避けられないマンネリがむしろ評価に繋がるのではないでしょうか。

 9位予想の「ヨハネスブルグの天使たち」は、昨年10位のデビュー作「盤上の夜」の方が「このミス」で票を集めるタイプの内容だったように思うのですが、前作に続いて直木賞の候補に選ばれるなど本作もすでに評価を受けていますし、作者の認知度が上がったことで昨年より票が伸びる可能性もありそうなので、思い切ってこの位置に。

 10位予想の「落日のコンドル」は、シリーズ前作No.60「夕陽はかえる」も9位(2008年版)にランクインしていますし、本作も超絶バトルと超絶謎解きと超絶バカミスが炸裂していたので、「このミス」ならではのベスト10入り作品となるのでは。

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 11位予想の「冷血」は、かつては「このミス」上位の常連も2002年以降にエンタメ要素の限りなく薄い作風に変わりランキングからも姿を消した髙村作品ですが、1~3作目が1位・3位・1位と「このミス」での評価がかなり高い“合田雄一郎シリーズ”ですし、シリーズ前作No.238「太陽を曳く馬」は本作以上にエンタメ要素がなかったのに51位となるほどの票は得ていたので、リアルな犯罪サスペンスである本作で久々のランクインとなるのではないでしょうか。

 12位予想の「月光蝶 NCIS特別捜査官」は、ネットでの評価を見ると賛否両論分かれていて批判を受けやすいタイプの作品だと思いますが、横須賀米海軍基地全体を一つの密室に仕立てあげてしまう奇抜でインパクトある着想が評価されて、票を集めるのではないかと予想。

 13位予想の「墓頭」は、「このミス」実績のない作家でそこまで注目された作品というわけではないものの、バイオレンスやグロテスクやノワールやミステリやファンタジーなど「このミス」で好まれそうな多くの要素が過剰に込められていたので、思い切ってこの位置に。

 14位予想の「海賊女王」は、歴史冒険小説とはいえ「このミス」直球の内容ではなかったようにも思うのですが、ただ「このミス」実績ある作家によるそういったタイプの作品のランクインは前例がありますし、ここ数年の皆川人気からすれば、本作で3年連続ランクインは大いにあるのではないでしょうか。

 15位予想の「奇譚を売る店」は、ページ数の少ない軽く読める連作集ではありますが、幻想小説好きや古本屋好きの琴線に触れそうな内容に意外と票が集まりそうな感じがするので、かなり思い切ってランクイン予想としてみました。

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 16位予想の「祈りの幕が下りる時」は、3作連続でランクイン中の某シリーズの最新作ですし、シリーズの集大成的な内容で盛り上がりましたが、本作単体でみるとそこまで強烈なインパクトはなかったように思いますし、東野作品に自然と課せられる高いハードルを易々と超えるほどではなさそうに感じたので、ランクインはすれどこのぐらいの位置になりそうな気が。

 17位予想の「美人薄命」は、難解で本格ミステリ的に凝った作品が続いていた作者が、本格ミステリ的技巧はそのままに多くの人が楽しむことのできる作品を本作で作り上げたので、ネット上での評判も高いですし本作で初ランクインを果たしそうですが、これまでも思っていたより票が入らなかった作品が多かったように(個人的に)感じるので、本作もランクインはしてもそれほど上位には行かないのでは。

 18位予想の「戯作・誕生殺人事件」は、実験的な仕掛けで人気を博した“スーパー&ポテトシリーズ”の16年ぶりの新作で、1作目の発売から40年での最終巻なので、このシリーズがミステリ界に与えた影響から考えると、ランクインは大いにあり得そうに思います。

 19位予想の「暗くて静かでロックな娘」は、昨年18位のNo.513「或るろくでなしの死」に続く短編集で、その過激で強烈な内容は本作の方が上に感じたので、順位でも前作超えを果たすのではとも思いましたが、2年連続で短編集ということで(ぜひとも投票しよう!と思わせる)インパクトでは劣るかなと考え直し、結局は前作より一つ舌の順位に予想。

 20位予想の「 鏡の花」は、かつては出す作品が必ずと言っていいほどに「このミス」にランクインしていたものの、持ち味だったミステリ要素(どんでん返し)を控えるようになってからは一作もランクインしていない道尾作品で、本作もミステリ要素は限りなく薄いです。

 ただ、章ごとに別の“重要な存在”が欠けていくことで独特な物語の味わいを生み出すという構成的な仕掛けが評価される可能性もあるのではと思い、非ミステリ作品にもあと一歩でランクインとなりそうなくらいの票が入るという「このミス」との相性の良さも考慮して、思い切って久々のランクインを果たすのではないかと予想。

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 21~30位予想には、普通に予想していたら20位以内にしていただろう作品がいくつかありますが、「このミス」は例年でも意外と捻ったランキングとなることが多いので、あえてこの位置(ランクインまであと一歩)にしてみました。

 なお、予想する前に読んでおきたかったけれど読めなかった主な作品は、今年は特にないのですが、黒警/月村了衛、上石神井さよならレボリューション/長沢樹、八王子七色面妖館密室不可能殺人/倉阪鬼一郎 辺りは予想と関係なく読む予定なので、正式なランキング発表前に読み終えてランクインしそうだと思ったら、予想を入れ替えてしまうかもしれません。

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 ランキングが発表された後には、予想の結果や反省を行う<反省会>を更新する予定です(更新しました → 「このミス2014年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編>)。

 あとは、“自分がもし「このミス」投票者だったら?”ってことで個人的なベスト6を発表する「このミス2014年版」投票者なりきりベスト6も更新したので、もしよかったらそちらもご覧になってみてください。

 それから、 「このミス2014年版」のベスト10作品をみんなで予想しよう!という企画を実施しているので、ぜひともご参加ください。

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 【「このミステリーがすごい!2014年版」関連記事】

  > 「このミス2014年版」上半期のランクイン候補作品 (13.2.7)
  > 「このミス2014年版」下半期のランクイン候補作品 (13.7.13)

  > 「このミス2014年版」のベスト10作品をみんなで予想しよう! (13.10.17)

  > 「このミステリーがすごい!2014年版」ランキング(順位)予想 (13.11.13)

  > 「このミス2014年版」投票者なりきりベスト6 (13.11.22)

  > 「ミステリが読みたい!2014年版」 (13.11.25)
  > 「2014 本格ミステリ・ベスト10」 (13.12.1)
  > 「週刊文春ミステリーベスト10(2013年)」 (13.12.5)
  > 「このミステリーがすごい!2014年版」 (13.12.6)

  > 「このミス2014年版」ランキング(順位)予想 <反省会・総論編> (13.12.8)
  > 「このミス2014年版」ランキング(順位)予想 <反省会・各論編> (13.12.10)
  > 「このミス2014年版」対象作品を事前に読んでしまおう!<反省会> (13.12.15)

  > 「この“ランク外作品”がすごい!2014年版」 (13.12.20)

  > 「ミステリー小説総合ランキング(2013年)」 (13.12.23)

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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