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2013年10月 1日 (火)

『ぞろりん がったん』 大門剛明 > 「このミス」完全読破 No.686

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.686

 『ぞろりん がったん』 大門剛明

   「このミス」2014年版 : 投票数0

   受賞(候補) : (「日本推理作家協会賞〈短編部門〉」
               候補作 『言うな地蔵』 収録)

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2013.9.10~ 読終:2013.9.14

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 文庫本 <2013年6月>

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大門 剛明

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 内畠拓也の幼なじみである作家・世良耕平は、桁違いの人嫌いなため内畠以外とはほとんど人付き合いがない変わり者であったが、最近になって結婚。

 内畠の元を訪れて来たのは、世良の結婚相手である加奈子の妹・広川まどかで、ここしばらく姉と全く連絡が取れず、世良家に行っても応答がないため、内畠に様子をうかがって来てほしいと言う。

 この依頼を受けた内畠が世良の家を訪ねたところ、在宅していた世良に迎え入れられたものの、加奈子のことをなかなか聞き出せないでいると、日本各地に伝わる怪談が現実化している噂話を小説にした世良の新作を読むよう薦められて.....。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 といったところが「序章」の内容で、その後は世良の作品という体で「座敷わらし」「言うな地蔵」「河童の雨乞い」「吉作落とし」「チロリン橋」「ぞろりん がったん」という6作の短編が続いていきます。

 その内容は、現代の物語に昔から伝わる怪談を溶け込ませたような形で、怪談話がメインというわけではありません。

 そのため、おどろおどろしい雰囲気やホラー的な演出はそれほどでもなく、現代を舞台に何らかの犯罪が絡んだミステリ短編となっているのですね。

 しかも、“物語に犯罪と怪談が絡んでくる”という印象からすると意外なほどに、切ない人情的な展開が毎回のようにあったり、「言うな地蔵」が日本推理作家協会賞短編部門の候補作となっていることからもわかるように、短編ならではの鋭い切れと意外性のあるトリックが仕掛けられているので、怪談小説としてよりはミステリ小説として読んだ方が楽むことが出来るのでは。

 とはいえ、最終章で連作としての結末を迎えた時には、ホラー的なゾクゾクする刺激と後味の悪さを体感することになるのですが.....。


> 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


 本格ミステリ度  : ★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
 ビックリ驚愕度  : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★
 熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★
 恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★★
 下ネタエッチ度 : ★★★     感涙ウルウル度 : ★★★
 衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “大門剛明” 関連記事 】

  > No.760 「この雨が上がる頃」
  > No.686 「ぞろりん がったん」
  > No.295 「罪火」


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