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2013年8月 7日 (水)

『落日のコンドル』 霞流一 > 「このミス」完全読破 No.671

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.671

 『落日のコンドル』 霞流一

   「このミス」2014年版 : 52位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 12位
               「ミステリが読みたい!」 13位

   読始:2013.7.26~ 読終:2013.7.28

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2013年4月>

落日のコンドル (ミステリワールド)落日のコンドル (ミステリワールド)
霞 流一

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 峰久保宗重は、表向きは植木職人ながら、実は組織[影ジェント]に所属する[影ジェンシー(殺し屋)]。

 65歳という年齢もあって現在は現役を引退しているものの、[影ジェント]の養成所の指導員を務めていて、殺しの現場では記録係の任に当たることも。

 そして今回、大企業の次期社長の座を兄弟で争っている牙留島・弟から、牙留島・兄を暗殺する依頼を受けたため、船上パーティーが開かれる予定の大型客船で暗殺を実行するチームに参加することに。

 しかし、船に乗り込んで早々チームの一員が殺されているのが発見され、船も5時間以内に座礁することがわかって.....。

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 というわけで本作は、No.060「夕陽はかえる」に続くシリーズ2作目です(前作を読んでいなくても問題ないと思います)。

 このシリーズは、[影ジェント]と呼ばれる殺し屋たちが大暴れするのですが、この[影ジェント]たちはいずれも表向きの職業(外科医や落語家やDJなどなど)に就いていて、その表向きの職業のユニフォーム(仕事着)を常に着用し、商売道具を武器に改良して戦う(暗殺する)のです。

 なので、[影ジェント]同士による戦いは、まるで山田風太郎の“忍法帳シリーズ”のような奇想天外なアイデア溢れるぶっ飛んだトンデモバトルとなるのですね。

 そして今回はチーム戦となるわけですが、敵対するのは牙留島兄が雇ったやはり[影ジェント]のコンドル三兄弟で、とてつもない空中殺法でチームに襲いかかって来ますし、それに今回の任務では暗殺の証拠として牙留島兄の手首を持ち帰るよう指示を受けていて、その手首を手に入れた者に高額の報酬が支払われるため、チーム内でも争いが起きていくのです。

 そのため、敵味方入り混じっての命を賭けた超絶バトルが繰り広げられ、その迫力はとにかく圧巻ですし、そこに超絶謎解きの本格ミステリ要素が絡み、さらには超絶サプライズも待ち受けているなど、読者の想像力を軽く越えてしまうような超絶バトルミステリに仕上がっていました。

 とはいえ、やはり“バカミスの帝王”霞流一の作品なので、あらゆる面でバカバカしくてトンデモ系要素がぶち込まれていますし、バトルシーンもその映像を頭の中で作り上げながら読まなければならないため、誰もが楽しめるというタイプではないですし、気軽に読めるというタイプでもありません。

 ただ、霞作品でしか味わうことの出来ない、そしてこのシリーズでしか味わうことの出来ない魅力が全開に放出されているので、前作が好きだった人ならば今回も間違いなく堪能できるのではないでしょうか。


> 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


 本格ミステリ度  : ★★★★    鬼畜グログロ度 : ★★
 ビックリ驚愕度  : ★★★★    おどろおどろ度 : ★★
 熱アクション度  : ★★★★★  主キャラ魅力度 : ★★★★
 恋愛ラブラブ度 : ★         人間味ドラマ度 : ★★
 下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
 衝撃バカミス度 : ★★★★★  気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “霞流一” 関連記事 】

  > No.671 「落日のコンドル」

  > No.393 「災転(サイコロ)」
  > No.197 「ロング・ドッグ・バイ」
  > No.107 「死写室」
  > No.060 「夕陽はかえる」
  > No.017 「スティームタイガーの死走」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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