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2013年5月15日 (水)

『犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題』 法月綸太郎 > 「このミス」完全読破 No.644

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.644

 『犯罪ホロスコープⅡ(2) 三人の女神の問題』 法月綸太郎

   「このミス」2014年版 : 48位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 5位

   読始:2013.4.15~ 読終:2013.4.16

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : ノベルス <2012年12月>

犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題 (光文社文庫)犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題 (光文社文庫)
法月 綸太郎

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 「雪密室」 「誰彼」 No.542「頼子のために」 「一の悲劇」 「ふたたび赤い悪夢」 「法月綸太郎の冒険」 「二の悲劇」 「法月綸太郎の新冒険」 「法月綸太郎の功績」 No.04 「生首に聞いてみろ」 No.96「犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題」 No.511「キングを探せ」に続く、“法月綸太郎シリーズ”の13作目です。

 そして、「犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題」に続く“星座シリーズ”の2作目(後編)でもあります。

 この“星座シリーズ”は、星座占いなどで使用される黄道十二星座をテーマとして書かれたシリーズ短編集なのですが、前作には牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座を題材とした6編、本作には天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座を題材とした6編が収録されています。

 (探偵役が同じという以外は)それぞれが独立した短編作品となっていて、順番通りに読まなくても問題ないので、自分の星座が収録されている巻、そしてその短編から読んでみるのもよいかもしれませんね。

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 というわけで本作は、「宿命の交わる城で」(天秤座)、「三人の女神の問題」(蠍座)、「オーキュロエの死」(射手座)、「錯乱のシランクス」(山羊座)、「ガニュメデスの骸」(水瓶座)、「引き裂かれた双魚」(魚座)の6編を収録。

 パターンとしては、まず冒頭でモチーフとなる星座にまつわる神話や逸話について説明がなされるのですが、小学生時代に星や星座が好きで関連本を何冊も読んでいた自分としては、懐かしさや興味深さが感じられて、この部分を読んでいるだけでも充分に楽しめてしまいました。

 そして、そんなプロローグの後に、探偵・法月綸太郎が謎の真相へと迫る本編が始まっていきます。

 やはり法月作品だけあって、ドラマ性のある演出などは極力排し、論理を積み重ねていくことで謎を解き明かす本格ミステリの魅力が込められていますし、短編だからこそより洗練されたパズラー的本格ミステリとして完成していたように思います。

 そこにさらに、モチーフとなっている星座や神話が絶妙に事件や謎に絡んでくるので、そういった事件・物語と本格ミステリと星座・神話とを鮮やかに融合してしまう技も、このシリーズの読み所の一つといえるでしょう。

 なお、本作収録作品の中には、「キングを探せ」のパイロット版に相当する作品や、「キングを探せ」にトリックを流用した作品などもあるので(作者自身によるあとがき参照)、「キングを探せ」をあらかじめ読んでいるとより楽しめるかもしれません。


> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


 本格ミステリ度  : ★★★★★  鬼畜グログロ度 : ★★
 ビックリ驚愕度  : ★★★      おどろおどろ度 : ★★
 熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★
 恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★
 下ネタエッチ度 : ★        感涙ウルウル度 : ★★
 衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “法月綸太郎” 関連記事 】

  > No.924 「挑戦者たち」
  > No.843 「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」
  > No.659 「ノックス・マシン」
  > No.644 「犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題」
  > No.542 「頼子のために」

  > No.511 「キングを探せ」
  > No.281 「密閉教室」
  > No.096 「犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題」
  > No.042 「怪盗グリフィン、絶体絶命」
  > No.004 「生首に聞いてみろ」


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