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2012年12月14日 (金)

「この“ランク外作品”がすごい!2013年版」

このミステリーがすごい! 2013年版このミステリーがすごい! 2013年版
『このミステリーがすごい!』編集部

宝島社 2012-12-08
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 「このミステリーがすごい!2013年版」が発売され、ランキングが発表されたということで、これからランクイン作品を読んでみようと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 2012年に発売された大量のミステリ&エンタメ作品の中から、読書のプロたちが選んだ作品がズラリと並んでいるわけで、まあ好みの問題はあるとはいえ、面白い作品揃いなのは間違いないでしょう。

 しかし、だからといって“ランクインした作品は面白く、ランクインしなかった作品はつまらない”というわけでは決してなく、ランクインを逃した21位以下の作品の中でも、傑作が数多く秘められているのですね。

 なのでここは、そんなランク外だった作品の中から、読んでおくべきお薦めの作品を何点か紹介してみたいと思います。

 なお、選んだ基準は、自分が面白いと思った作品ではありませんでして、「このミス」でランクインまであと一歩だった作品(具体的には“21位以下の作品<15点以上>”の欄に掲載された作品)の中から、他のミステリランキング誌ではランクイン(20位以内)した作品をピックアップしました。


 「このミス」 ・・・・ このミステリーがすごい!
 「本ミス」 ・・・・・ 本格ミステリ・ベスト10
 「早ミス」 ・・・・・ ミステリが読みたい!(今年はベスト10のみ発表)
 「文春」 ・・・・・・ 週刊文春ミステリーベスト10


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

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   アルカトラズ幻想 / 島田荘司  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:21位、 本ミス:8位、 文春:15位 )

 本格ミステリ的な始まりを見せるも、その後はジャンルさえ超越するような場面展開が行われ、最終的には予想外の終着点に到着するという、島田荘司ならではの強引な力技が炸裂したとんでもない作品です。

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   夏服パースペクティヴ / 長沢樹  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:22位、 本ミス:15位 )

 デビュー作ながら6位にランクインした昨年のNo.510「消失グラデーション」に続く“樋口真由"消失"シリーズ”の第2弾。

 今回は高校生の映画制作シーンが描かれていきながら、クローズド・サークル的な展開が巻き起こるなど、前作とはまた違った本格ミステリ的仕掛けを味わうことの出来る青春ミステリとなっています。

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   聴き屋の芸術学部祭 / 市井豊  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:24位、 本ミス:16位 )

 大学を舞台にしたコミカルながらも鋭い謎解きが堪能できる青春ミステリで、表題作は“ミステリーズ!新人賞”の佳作を受賞しているという、注目の新人作家のデビュー作です。

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   密室蒐集家 / 大山誠一郎  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:26位、 本ミス:2位 )

 密室にこだわり、謎解き以外の要素を極力削ぎ落とし、それでいて遊び心も込められた本作が、本格ミステリとしての魅力に満ち溢れていることは、「本ミス」で2位にランクインしていることからもわかるでしょう。

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   微笑む人 / 貫井徳郎  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:28位、 文春:19位 )

 あえて読後にモヤモヤ感を残すことを意図した、ミステリに対する問題提起が込められている作品ですが、それでいてこの評価ということからも、“問題作としての傑作”であることを証明しているのでは。

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   星を撃ち落とす / 友桐夏

  ( このミス:33位、 本ミス:12位 )

 ライトノベル(コバルト文庫)で活躍していた作家の5年ぶりとなる新作は、それまでの作品の魅力を活かしつつも、本格ミステリとしての仕掛けが散りばめられた青春ミステリとなっています。

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   スチームオペラ / 芦辺拓  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:34位、 本ミス:9位 )

 蒸気機関が発達した架空世界を舞台に少女探偵が活躍する、芦辺拓ならではの仕掛けと演出が炸裂するスチーム・パンク小説です。

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   カマラとアマラの丘 / 初野晴  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:37位、 本ミス:10位 )

 初野晴といえば“ハルチカシリーズ”が人気となっていますが、、今年はその最新作よりも、ファンタジーとミステリとが魅力的に融合した連作短編集である本作の方が「このミス」でも「本ミス」でも票を集めました。

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   禁断の魔術 ガリレオ8 / 東野圭吾  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:45位、 文春:8位 )

 大人気“ガリレオシリーズ”の今年2作目の短編集は、事件から浮かび上がる人間ドラマが相変わらずの面白さですし、特に中編「猛射つ」は長編に負けず劣らずのシリーズ的魅力を堪能できるはず。

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   猫柳十一弦の後悔 / 北山猛邦  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:45位、 本ミス:18位 )

 探偵と探偵助手候補生たちが閉ざされた館での連続殺人事件に巻き込まれる作品ですが、昔ながらのクローズド・サークルに現代的情報手段を組み込ませたり、登場人物が皆探偵的知識が豊富ということでメタ・ミステリ的でもあるなど、単なる青春ミステリ&陸の孤島ミステリでは終わらない本格ミステリの遊び心を堪能できると思います。

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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