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2012年9月23日 (日)

『リライト』 法条遙 > 「このミス」完全読破 No.582

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.582

 『リライト』 法条遙

   「このミス」2013年版 : 50位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ベストSF2012」 20位

   読始:2012.9.14 ~ 読終:2012.9.14

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年4月>

リライト (ハヤカワ文庫JA)リライト (ハヤカワ文庫JA)
法条 遥 usi

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 「バイロケーション」で日本ホラー小説大賞・長編賞を受賞した法条遙の、デビュー3作目となります。

 そのデビュー作も2作目のNo.555「地獄の門」も、ホラー専門のレーベル・角川ホラー文庫から発売されたのですが、本作はSF専門のレーベル・ハヤカワSFシリーズJコレクションから発売。

 そんなジャンル的な幅広さもそうですし、デビューから1年半で3作と順調に作品を発表していることからも、期待の新人作家であることが窺い知れますね。

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 1992年。中学生の美雪は、未来からやって来た保彦と出会い、事故に巻き込まれたその保彦を救うために、10年後への世界に向かい携帯電話を持ち帰り、保彦を助け出すことに成功。

 そして2002年。大人になった美雪の元に10年前の美雪は現れず、しかも記憶にないいくつもの出来事が過去に起き始めていることに気付いて.....。

 というわけで、タイムトラベルもののSF作品ですが、2002年の物語では、自分の記憶と変わっていく世界への謎を主人公が探っていきますし、1992年の物語では、普通の過去話かと思いきや、読んでいくと所々に頭の中が“?”となる箇所が出てきて、モヤモヤした気持ちで読み進めていくことになるなど、展開や構成はどちらかといえばミステリ作品的な読み応えでした。

 それからクライマックスでは真相が明らかになるのですが、これがSF的な真相・説明となっているので、SF関連が苦手だという人にとっては、頭がこんがらがってしまって理解しにくいかもしれません。

 とはいえ、ミステリとSF両方の魅力が見事に融合していましたし、甘酸っぱい青春物語としての魅力もあり、クライマックスでは狂気の演出が冴えるなど日本ホラー小説大賞出身作家ならではの一面も覗かせているので、それらのジャンルが凝縮された一筋縄ではいかない面白さを堪能できると思います。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力 度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “法条遙” 関連記事 】

  > No.582 「リライト」
  > No.555 「地獄の門」


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