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2012年5月25日 (金)

『太陽は動かない』 吉田修一 > 「このミス」完全読破 No.539

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.539

 『太陽は動かない』 吉田修一

   「このミス」2013年版 : 23位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.5.18 ~ 読終:2012.5.18

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2012年4月>

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吉田 修一

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 吉田修一は、大衆小説が対象となる山本周五郎賞と純文学が大賞となる芥川賞を受賞していることからもわかるように、ジャンルを問わない活躍を見せていましたが、「このミス」においては巻末の“BOOL LIST”にすら載らないくらいにジャンル的対象外の作家でした。

 ところが、クライムサスペンスであるNo.624「悪人」を発表すると、毎日出版文化賞&大佛次郎賞をダブル受賞しただけでなく、「このミス」でも見事に17位にランクインとなったのですね。

 そして本作ですが、「悪人」とはジャンル的に異なるものの、「このミス」直球のジャンルに仕上がっていました。

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 主人公である鷹野一彦は、いち早く機密情報を手に入れて高値で売り飛ばす産業スパイの一人。

 商売敵や謎の美女と情報戦を繰り広げつつ、ある事件の背後関係を探っていたところ、行動を共にしていた部下が何者かに拉致されて.....。

 というわけでジャンルでいうとスパイものでして、謀略や裏切りや騙し合いを交えながらの目まぐるしい攻防戦が展開されていきます。

 ただスパイものといっても、柳広司の“D機関シリーズ(No.162「ジョーカー・ゲーム」等)”のような頭脳戦&推理戦がメインとなるタイプとは違って、本作の場合はスリル溢れるストーリーや激しいアクションシーンなど、エンタメ的要素で溢れているスパイ小説なのですね。

 国を股にかけたスケール感もありますし、3.11後の日本の状況を反映したテーマ性もあったりして読み応え抜群なので、吉田修一の新境地開拓が見事に成功した傑作だと思うし、古き良き謀略アクション小説が好きな人に特にオススメしたい作品です。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★         おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “吉田修一” 関連記事 】

  > No.724 「怒り」
  > No.676 「愛に乱暴」
  > No.624 「悪人」
  > No.539 「太陽は動かない」
  > No.195 「元職員」


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