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2012年2月15日 (水)

『怪談』 柳広司 > 「このミス」完全読破 No.520

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.520

 『怪談』 柳広司

   「このミス」2013年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2012.2.2 ~ 読終:2012.2.5

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年12月>

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柳 広司

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 柳広司は、No.172「虎と月」や「最初の哲学者」など、実在する古典文学をモチーフにして新たな物語を生み出した作品を発表しています。

 そして本作は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の名著「怪談」に収録された作品をモチーフにした作品集となっているのです。

 “小泉八雲の「怪談」”と言ってもあまりピンと来ない方も多くいらっしゃるのではないかと思うのですが、「雪おんな」「ろくろ首」「耳なし芳一」といった収録作のタイトルを見れば、すぐさまにピンと来るのではないでしょうかね。

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 というわけで本作は、「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」という6つの作品から成る短編集です。

 小泉八雲の「怪談」の方は、もちろん時代物の怪奇小説なのですが、柳広司版では舞台が現代に移し替えられています。

 各タイトルにあるような怪異的存在を醸し出してホラー的雰囲気で覆いつつ、そこに本格ミステリ的な味付けをすることで、先の見えない不安感や刺激的なドキドキ感が魅力的に生み出されていましたね。

 とはいえ、代表作でもあるNo.162「ジョーカー・ゲーム」シリーズとは全くと言っていいほどに違う読み応えとなっているので、各短編の文量も少なめで内容的にもライトな感じですし、気軽に怪異ミステリを楽しむタイプの作品だと思います。

 そして、オリジナルとの重なり具合というか関連度は作品ごとに違うのですが、いずれにしてもオリジナルを読んでいた方がより楽しむことが出来ると思うので、本作の前に小泉八雲版「怪談」を読んでおくか、または本作の後で小泉八雲版「怪談」を読むことをお薦めしますね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★       鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度  : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★         人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★         気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “柳広司” 関連記事 】

  > No.806 「ラスト・ワルツ」
  > No.787 「ナイト&シャドウ」
  > No.679 「楽園の蝶」
  > No.532 「パラダイス・ロスト」
  > No.520 「怪談」

  > No.463 「ロマンス」
  > No.339 「キング&クイーン」
  > No.243 「ダブル・ジョーカー」
  > No.172 「虎と月」
  > No.162 「ジョーカー・ゲーム」


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