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2011年12月21日 (水)

『キングを探せ』 法月綸太郎 > 「このミス」完全読破 No.511

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.511

 『キングを探せ』 法月綸太郎

   「このミス」2013年版 : 8位

   受賞(候補) : (「本格ミステリ大賞」候補)

   総合ランキング : 「本格ミステリ・ベスト・オブ・ベスト10(1997-2016)」 6位

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 1位
              「ミステリが読みたい!」 2位
              「週刊文春ミステリーベスト10」 5位
              「黄金の本格ミステリー」 選出

   読始:2011.12.14 ~ 読終:2011.12.16

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年12月>

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法月 綸太郎

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 「雪密室」 「誰彼」 No.542「頼子のために」 「一の悲劇」 「ふたたび赤い悪夢」 「法月綸太郎の冒険」 「二の悲劇」 「法月綸太郎の新冒険」 「法月綸太郎の功績」 No.04 「生首に聞いてみろ」 No.96 「犯罪ホロスコープ I 六人の女王の問題」に続く、“法月綸太郎シリーズ”の12作目です(長編作品としては8作目)。

この“法月綸太郎シリーズ”というのは、別に作者である法月綸太郎が書いた作品群を称した呼び方というわけではありませんでして、作者と同名の探偵役・法月綸太郎(本業は推理小説家)を主人公としたシリーズのことです。

 なお、シリーズものとはいえ作品ごとに独立した感じになっているので、本作から読んでも全く問題ないでしょう。

 ちなみに、(作者の方の)法月綸太郎は寡作で有名でして、本作は「しらみつぶしの時計」以来3年ぶりとなる新作で、長編作品としてはNo.42「怪盗グリフィン、絶体絶命」以来約6年ぶり、“法月綸太郎シリーズ”の長編としては「このミス」1位に輝いた「生首に聞いてみろ」以来7年ぶりという、待望の新作なのですね。

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 出会って間もない男4人が、完全犯罪を狙った交換殺人を計画。

 トランプのカードを使って殺す相手とその順番を決定した4人は、そのカードの導きに従って犯行を開始。

 しかし、途中で予想外のアクシデントが発生したことから、計画は思わぬ方向に進み始めて.....。

 というわけで、最初は犯人もその犯行内容も読者側に提示される倒叙形式で進んでいくのですが、アクシデントが起きてからは核心部分が読者の目から隠されてしまうので、真相が読めないばかりか先の展開さえ読めないようなドキドキ感を味わうことが出来ると思います。

 そしてこの複雑な殺人計画に対して、法月警視とその息子・綸太郎が挑んでいくわけですが、日本屈指のパズラー作家だけあって、論理的な推理でもって謎を解き明かしていくという本格ミステリとしての魅力はやはりかなりのものでした。

 そのため、推理を理解するために結構頭を使ったりもしましたが、だからといってそれほど小難しくはなっていなくて、読み応えはむしろすっきりとした印象があるくらいなので、そんな見せ方の部分でも巧みさが感じられましたね。

 それに、論理的な推理だけでなく、クライマックスでは驚きの仕掛けが炸裂したりもするので、本格マニアでもライトなミステリ好きでも楽しむことができそうな、まさに上質な一級品本格ミステリといえるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★★    鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★★      おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★         主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★         人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “法月綸太郎” 関連記事 】

  > No.924 「挑戦者たち」
  > No.843 「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」
  > No.659 「ノックス・マシン」
  > No.644 「犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題」
  > No.542 「頼子のために」

  > No.511 「キングを探せ」
  > No.281 「密閉教室」
  > No.096 「犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題」
  > No.042 「怪盗グリフィン、絶体絶命」
  > No.004 「生首に聞いてみろ」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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