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2011年12月19日 (月)

「この"ランク外作品"がすごい!2012年版」

このミステリーがすごい! 2012年版このミステリーがすごい! 2012年版
このミステリーがすごい! 編集部

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 「このミステリーがすごい!2012年版」が発売され、ランキングが発表されたということで、これからランクイン作品を読んでみようと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 2011年に発売された大量のミステリ&エンタメ作品の中から、読書のプロたちが選んだ作品がズラリと並んでいるわけで、まあ好みの問題はあるとはいえ、面白い作品揃いなのは間違いないでしょう。

 しかし、だからといって“ランクインした作品は面白く、ランクインしなかった作品はつまらない”というわけでは決してなく、ランクインを逃した21位以下の作品の中でも、傑作が数多く秘められているのですね。

 なのでここは、そんなランク外だった作品の中から、読んでおくべきお薦めの作品を何点か紹介してみたいと思います。

 なお、選んだ基準は、自分が面白いと思った作品ではありませんで、「このミス」でランクインまであと一歩だった作品(具体的には“21位以下の作品<17点以上>”の欄に掲載された作品)の中から、他のミステリランキング誌ではランクイン(20位以内)したものをピックアップしました。


 「このミス」 ・・・・ このミステリーがすごい!
 「本ミス」 ・・・・・ 本格ミステリ・ベスト10
 「早ミス」 ・・・・・ ミステリが読みたい!(早川書房)
 「文春」 ・・・・・・ 週刊文春ミステリーベスト10


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

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   狩場最悪の航海記 / 山口雅也  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:21位 )

 本作はどのミステリランキング誌でもランクインしていないのですが、やはり「このミス」で次点になった作品なので、例外的に紹介いたしましょう。

 かの有名な「ガリヴァー旅行記」の幻の続編という奇抜な設定なのですが、ミステリ要素はそれほどでもないものの、この設定に負けないどころか超越してしまうほどにぶっ飛んだ奇想冒険ファンタジーが繰り広げられるのです。

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   マスカレード・ホテル / 東野圭吾  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:22位、 文春:4位 )

 今年は東野圭吾の作家生活25周年ということで、3社合同企画として特別刊行が実施されたのですが、そのラストを飾る作品です。

 刑事サスペンスとホテルマンドラマとが見事に融合されていて、さらにミステリ的な読み応えもあるので、まさに東野圭吾らしさが光る作品といえるでしょう。

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   カササギたちの四季 / 道尾秀介  <<当ブログ感想記事はこちら!!>>

  ( このミス:23位、 早ミス:18位 )

 道尾秀介の久々となるミステリ作品は、メイン3人のやり取りが楽しいので今流行りのユーモアミステリの要素もあり、それでいてミステリ的にも技巧が凝らされている連作集です。

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   ビブリア古書堂の事件手帖 / 三上延  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:24位、 文春:18位 )

 ラノベに近いレーベルながらミステリ作品としての評価もかなり高いということで、今年のミステリを振り返る上で忘れてはならない作品と言えるでしょう。

 北鎌倉にある古書店を舞台にした日常の謎的騒動が描かれる、ほのぼのとした雰囲気と共にミステリの魅力を楽しむことのできる作品です。

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   虚構推理 鋼人七瀬 / 城平京

  ( このミス:27位、 本ミス:4位、 早ミス:15位 )

 漫画の原作的作品を除けばデビュー作「名探偵に薔薇を」以来13年ぶりとなる城平京の新作は、都市伝説をテーマにして探偵の推理に捻りが加えられた、異色でありながら読み応えのある本格ミステリ作品です。

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   無伴奏 / 太田忠司

  ( このミス:29位、 早ミス:15位 )

 「天国の破片」以来13年ぶりとなる“阿南シリーズ”の最新作は、断絶していた父親の過去の謎に迫る渋くて重みのあるミステリ作品で、著者の最高傑作とも称されていますね。

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   命に三つの鐘が鳴る / 古野まほろ  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:31位、 本ミス:11位 )

 多くの部分を取調シーンに費やすという異色の警察ミステリながら、警察小説としても本格ミステリとしても直球な魅力が込められているので、これまでの古野作品に抵抗のあった人や未読な人にもお薦めできる作品です。

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   放課後はミステリーとともに / 東川篤哉  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:31位、 本ミス:9位 )

 昨年のNo.421「謎解きはディナーのあとで」が今年に入ってからさらに勢いを増して、一気に大ベストセラー作家へと登り詰めた東川篤哉ですが、本作もユーモアと本格とが絶妙にブレンドされた、学園ミステリ作品です(ちなみに「謎解きは~」の続編ではありません)。

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   鬼畜の家 / 深木章子  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:35位、 本ミス:14位、 早ミス:13位、 文春:14位 )

 「このミス」以外のランキング誌では全てランクインしている(しかもいずれもほぼ同じ順位)、“ばらのまち福山ミステリー文学新人賞”受賞作品です。

 タイトルの印象とは違い基本に忠実で構成が見事な、新人離れした本作ミステリを味わうことが出来ると思います。

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   ロマンス / 柳広司  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:35位、 早ミス:13位 )

 昭和初期の華族社会を舞台としたミステリ作品で、その作品雰囲気とミステリ的展開により通好みな作品となっているのではないでしょうかね。

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   人間の尊厳と八〇〇メートル / 深水黎一郎  <<当ブログ感想記事>>

  ( このミス:37位、 本ミス:19位、 文春:16位 )

 日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作を始め、事件も起こらず地味な展開ながらも引き込まれていく作品が揃った、やはり通好みなノンシリーズ短編集です。

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   爛れた闇の帝国 / 飴村行  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

  ( このミス:43位、 早ミス:10位 )

 “粘膜シリーズ”とはまた一味違った、それでいて共通する魅力も埋め込まれた、エグい刺激が強烈に放たれている作品です。

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   五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 / 倉阪鬼一郎  <<当ブログ感想記事>>

  ( このミス:48位、 本ミス:13位 )

 毎年恒例となったバカミスシリーズですが、また一段とパワーアップしたバカバカしさ&とんでもなさ&ぶっ飛び具合には、唖然茫然の果てに感動させられてしまうに違いありません。

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   吸血鬼と精神分析 / 笠井潔

  ( このミス:48位、 本ミス:7位、 文春:20位 )

 笠井潔のライフワークとなっている壮大な“矢吹駆シリーズ”の最新作は、やはり重厚な読み応えのある、本格マニアにはたまらない大作となっているようですね。

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