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2011年11月11日 (金)

『ブック・ジャングル』 石持浅海 > 「このミス」完全読破 No.465

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.465

 『ブック・ジャングル』 石持浅海

   「このミス」2012年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2011.7.17 ~ 読終:2011.7.19

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年5月>

ブック・ジャングル (文春文庫)ブック・ジャングル (文春文庫)
石持 浅海

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 本作のタイトルは「ブック・ジャングル」。日本語に訳すと“本の密林”。

 本が密林のように存在する、というのは一体どういったことなのか?と考えて、第1か第2の候補に必ず挙がってくるであろう、“図書館”を舞台とした作品です。

 とはいえ、いくらなんでも“図書館=本のジャングル”とは、連想こそ出来てもさすがに表現的に適切とは思えないのですが、ただそれでも実際に本作を読んでみれば、まさしく本作は“本のジャングル”だな、とわかるのですけどね。

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 思い出の図書館が閉館になるということで、見納めのためにすでに閉鎖されてしまった後の図書館に無断侵入した主人公とその友人は、そこである事情から同じように館内に無断侵入していた女子高生の3人組と遭遇。

 お互いを不審に思うのも束の間、姿の見えぬ何者かが、この2組に対して攻撃を仕掛けてくるのでした.....。

 その攻撃方法というのがラジコンヘリでして、毒針を仕組むなどかなり危険な方法で迫ってくるので、主人公たちは極限状態に追い込まれつつも、この見えない攻撃から身を守り危機を乗り越えようと奮闘するのです。

 というわけで、激しい知略戦・心理戦が繰り広げられるサバイバルサスペンス作品で、手に汗にぎるほどに緊迫した場面が展開されていくのですが、ふと冷静になってみると、舞台となるのは夜中の図書館で、攻撃してくるのはラジコンヘリ、という滑稽ともいうべき映像が浮かんでしまうので、そういった設定なんかが石持作品らしくて面白かったですね。

 ただ、そんな必然性を感じにくいような設定に疑問を覚えてしまうと、攻防戦にもハラハラドキドキ出来ないだろうし、やはり石持作品に特有の"犯人の動機に共感を得にくい"というのは今回も発揮されているので、ここ数年の石持作品の歪な部分を楽しむことが出来なかった人は本作にも満足は出来ないでしょうし、楽しむことが出来た人ならば、この何とも奇妙な図書館サバイバル作品を堪能できるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★    気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “石持浅海” 関連記事 】

  > No.869 「罪人よやすらかに眠れ」
  > No.755 「二歩前を歩く」
  > No.687 「三階に止まる」
  > No.634 「フライ・バイ・ワイヤ」

  > No.558 「トラップ・ハウス」
  > No.544 「玩具店の英雄 座間味くんの推理」
  > No.509 「彼女が追ってくる」
  > No.484 「人面屋敷の惨劇」
  > No.465 「ブック・ジャングル」

  > No.389 「撹乱者」
  > No.383 「見えない復讐」
  > No.350 「この国。」
  > No.297 「リスの窒息」
  > No.293 「君がいなくても平気」

  > No.112 「耳をふさいで夜を走る」
  > No.091 「君の望む死に方」
  > No.089 「心臓と左手 座間味くんの推理」
  > No.070 「月の扉」
  > No.037 「扉は閉ざされたまま」


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