サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

にほんブログ村2

« 【MDB式“2011年ナビスコ2回戦第2戦・川崎F戦”データボックス】 | トップページ | 【MDB式“2011年第28節・新潟戦”プレビュー】 »

2011年9月29日 (木)

『純平、考え直せ』 奥田英朗 > 「このミス」完全読破 No.450

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.450

 『純平、考え直せ』 奥田英朗

   「このミス」2012年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2011.4.25 ~ 読終:2011.4.27

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年1月>

純平、考え直せ (光文社文庫)純平、考え直せ (光文社文庫)
奥田 英朗

光文社 2013-12-05
売り上げランキング : 3648

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 主人公は、ヤクザの坂本純平。

 まあヤクザといっても、まだ21歳の下っ端ヤクザで、暴走族崩れのいわゆるチンピラ。

 ただ、見た目はそんなに怖くないし、お人好しな性格なので、歌舞伎町の住民からは気軽に声を掛けけられていて、そういった状況を本人は“舐められている”と思い不満気味。

 そんな純平が、組長から鉄砲玉(暗殺)の指令を受けたことから、物語は動き出していくのです.....。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 というわけでNo.249「無理」以来約1年半ぶりとなる奥田英朗の新作です。

 鉄砲玉の指令を受けた純平は、“実行するまでの間は自由に過ごしてもよい”と言われまして、本作はその決行までの3日間を描いた物語となっています。

 この3日の間に純平は、これまで馴染みだった人たちや、今まで全く接点のなかったような人々と、出会ったり関わったりしていくのですが、そのほとんどの人の想いというのが、タイトルのごとく“純平、考え直せ”。

 そして読んでいる自分の中にもいつしか、“純平、考え直せ”という想いが溢れてくるのですねェ。

 そんな様々な人々との触れ合いにより、あまり深く考えずに鉄砲玉になることを決めた純平の心の移り変わりがメインとなっていくので、ヤクザの話ではあるけれど、犯罪小説的でもハードボイルド的でもサスペンス的でもないですし、だからといって直球のエンタメ作品というわけでもありません。

 コミカルな中にシニカルを込めながら軽いタッチで描かれていく、青春小説っぽいヤクザ物語といった感じで、過去に「このミス」で票を集めた作品とはタイプが異なるものの、純平を通してみる世界はとても味わい深いものになっているので、これまでの奥田作品とはまた違った魅力があるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★     気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “奥田英朗” 関連記事 】

  > No.798 「ナオミとカナコ」
  > No.450 「純平、考え直せ」
  > No.249 「無理」
  > No.154 「オリンピックの身代金」
  > No.018 「邪魔」


 「どこまでも殺されて」連城三紀彦 <<< PREV
                 NEXT >>> 「私たちが星座を盗んだ理由」北山猛邦

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

« 【MDB式“2011年ナビスコ2回戦第2戦・川崎F戦”データボックス】 | トップページ | 【MDB式“2011年第28節・新潟戦”プレビュー】 »

01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」カテゴリの記事

Google AdSense

楽天市場

「このミス」完全読破:次に感想を書く予定の本

「このミス」完全読破:現在読書中の本

「このミス」完全読破:最近読み終えた本

無料ブログはココログ